小倉2歳S2020データ分析!台風直撃?重馬場適正は?

【小倉2歳S2020データ分析】小倉芝1200mで行われるGⅢ小倉2歳S!今年は台風直撃で雨?重馬場適正は?モントライゼが人気になりそうだが死角はあるのか?馬券は当然大穴狙いで逝く!データ分析では、1枠不利?先行有利?穴は差し?馬体重・騎手・血統・前走ローテは?穴馬候補はセレッソフレイム、フリード!

 

今日、台風9号が九州を掠めて抜けて行ったが、

週末には台風10号が接近するらしい。

この台風10号・・・

過去最大級のデカさらしいんだが、

 

 

もしかしたら日曜の小倉開催は中止になるかも?

開催されるとしても強風・道悪での競馬になる?

 

つか、九州キケーン!

 

■小倉2歳S2020予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

今年の小倉2歳Sは10頭前後の少頭数になりそうやね。

つか、無理使いっぽい連闘馬やレベルが違う馬も混じってるからなー。

実質6~7頭立てかな?

 

さて断トツ人気は、

前走の未勝利戦を馬なりのまま大差でぶっちぎったモントライゼ。

この馬が新馬戦で負けた相手は・・・

フェニックス賞・ひまわり賞を楽勝して3連勝中のヨカヨカ。

これは相手が悪かったということだろう。

 

このレースにヨカヨカで出てくれば

非常に面白かったんだが・・・残念。

 

しかし、出走馬の比較をする上で

ヨカヨカはいい「ものさし」になるねー。

 

ちなみに、ヨカヨカとは熊本弁で

「いいよいいよ(気にすんな)」

という意味である。

 

 

「むふー!よかよかー!」

 

・・・とは言わない(笑)。

 

早速データ見てみよう。

 

■小倉2歳S2020データ分析、人気別成績

むう。人気馬強いねえ。ただし、2~3着は荒れ模様なんでね。人気馬を軸にしてヒモ荒れを狙うのもいいかもしれん。

 

■小倉2歳S2020データ分析、馬体重別成績

夏の2歳戦だけにあまり馬格にはこだわらなくていいわけだが、440kgは欲しいところだね。馬体の増減を見ると・・・多くの馬が「変わらず」or「馬体増」。ビシバシ仕上げて出走させる!というより、馬体の成長を促しながらソフトに仕上げることが多いのかも。小倉滞在だとウッドが使えないしね。「今回減」の成績が良く見えるがこれはほとんどが「-2kg」だね。今年の夏も暑かったからねー。馬体減の馬は割引した方がいいかもしれない。

 

■小倉2歳S2020データ分析、枠番別成績

むう。1枠は死に枠ですなあ。外から被せられてゴチャつくからか?それとも最終週で馬場の悪い所を走らされるからか?先週の小倉芝は内を開けつつ4コーナーを回るシーンが多く、基本的に外差し馬場であった・・・。

 

■小倉2歳S2020データ分析、騎手成績

む。なんか活躍する騎手が決まっとるな。浜中、武豊、和田竜、国分優、岩田、幸、川須・・・

 

■小倉2歳S2020データ分析、種牡馬成績

バラバラだが、ダイワメジャーは相性良さそうだね。あとはロードカナロア。ノーザンダンサー系のスピードタイプ。あるいはダートっぽい血統にも注意。

 

■小倉2歳S2020データ分析、間隔別成績

連闘、中1週は劣勢だが、中2週・中3週は走りごろ。最も買いやすいのは1~2ヵ月間隔。つまり7月に使った馬。6月デビュー組はかなり人気になるんだが・・・結果は【0.1.1.2】と微妙なところ。

 

■小倉2歳S2020データ分析、前走成績

注目前走は・・・小倉新馬(13頭)、フェニックス賞(5頭)、小倉未勝利(3頭)。前走小倉組が22/30と7割を超える。出走数が多いのもあるが、それだけ滞在が有利ということか。その他で注意したいのは中京新馬組だが今年は夏の中京なかったから関係なし。あとは6月の阪神組だねえ。

【激熱ローテ馬】
・セレッソフレイム(フェニックス賞2着)
・アールラプチャー(小倉新馬)
・メイケイエール(小倉新馬)
・ルクシオン(小倉新馬)

今年は未勝利組に強い馬がいるねー。モントライゼはもちろんだが、前走レコードのフリードはそれ以上かもしれん(ただし、今年の小倉は週によって馬場差が大きく・・・この週は開幕週でかなり時計の出る馬場だった)。

 

■小倉2歳S2020データ分析、脚質別成績

先行馬が強い。コース的にも前が圧倒的に強い。ただ、レースレベルが上がり、さらにペースが上がるからね。展開次第で差し馬も突っ込んでくるので注意が必要。特に上がり最速馬に注意。

 

■小倉2歳S2020データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「先行→差し」が圧倒的に多いですな。以下「先行→先行(逃げ)」「差し→先行」。差し馬同士の決着というのはほとんどなく、大概前に行った馬が連対する。ただし、3着には「差し・追い込み」が突っ込んでくることが多い。

穴馬の脚質は、差し・追い込み!

このレース・・・強いのは先行馬だが、穴を開けるのは差し・追い込み馬!「人気の先行馬→穴の差し馬」というのが一番おすすめのパターンだ!

 

■小倉2歳S2020データ分析、厩舎・生産者・血統

ほぼ関西馬。関東馬ってだけで切っていいレベル。まあ、輸送の関係もあるし関東馬自体が少ないんだけど・・・って今年は関東馬不在か。そして・・・ご覧の通り、社台系激弱っ!!!もう全然来てないし、来たとしても3着までなんでね。思い切ってスカートめくりしてもいいんだが、今年はモントライゼ・メイケイエール・フォドラと駒が揃ってるだよなー。血統的には・・・上でも書いた通りダイワメジャー、ロードカナロア。ダート系。あと・・・マル外の活躍が目立ちますな。仕上がり早のスピードタイプ。

 

■小倉2歳S2020重馬場適正

今週末の九州は超巨大台風の直撃が懸念されており・・・小倉も影響必至。というわけで、開催中止となる可能性もあるが、とりあえず重馬場適正を見ておこう!・・・と思ったのだが、ほとんどの馬がキャリア1~2戦。戦績から重馬場適正を計ることは難しいんだが・・・血統面+私の勘で挙げておこう。なお、【かっこ】内の数字は重馬場以上+馬場指数6以上の馬場の成績である。

【重馬場適正が高そうな馬】

セレッソフレイム【1.0.0.0】
重馬場だった阪神の新馬戦では2番手追走からキッチリ脚を伸ばして快勝。父はゴリゴリの米パワー血統パイロ。母父は道悪鬼のダイワメジャー。これは間違いなく道悪適正高いね。

フォドラ【0.0.0.0】
ロードカナロア×バブルガムフェロー。洋芝×稍重だった新馬戦を快勝し、最終週の函館2歳Sでは逃げて0.1秒差の4着。血統面からも力の要る馬場は得意そう。

モントライゼ【1.0.0.0】
父は道悪の鬼ダイワメジャー。母は輸入馬なんでよく分からんがスピードとパワーを兼ねた血統。阪神の未勝利戦はかなり重い稍重馬場だったからねー。道悪は鬼の可能性大。

とりあえず道悪ならこの3頭。

 

■小倉2歳S2020データケツ論

・小倉滞在組。
・先行馬強しも穴は差し追い込み。
・社台系弱し。マル外狙い目。

 

1番人気必至のモントライゼはノーザンF生産のダイワメジャー産駒。6月の阪神新馬戦はヨカヨカに僅差で敗れたものの後続には3馬身半差。後のヨカヨカの成績からもこれは相手が悪かったと見ていい。十分間隔を開けて臨んだ阪神での未勝利戦は持ったままで大差の圧勝。稍重の時計は1:10.2と目立ったものではないが、この時期の阪神はかなり時計が掛かるからねー。ええと、ちなみに前日に行われた3歳以上1勝クラスの時計が1:10.8だ。まあ、これは重馬場で行われてるので単純比較はできないが・・・この馬の能力は疑う余地なし。問題は展開面。

netkeibaで2番人気となっているのはルクシオン。はう・・・!この馬・・・熊本産じゃないか!どうなってんだ?母のヘヴンリーヴォイスは社台総帥の吉田照哉氏の個人所有。祖母はフランスからの輸入牝馬で血統的にも悪くない。なぜこの母が熊本に???まあ、いいや。この馬を・・・北海道サマーセールでノルマンディーが購入(200万円!)。そして見事新馬戦を勝利。勇躍2歳Sに駒を進めて来たわけだが、残念ながら新馬戦のレースレベルは低かったと言わざるを得ない。九州産馬限定。開幕小倉の高速馬場でスローの逃げ・・・見た目は圧勝であったがタイムは1:09.8。翌日未勝利戦を勝ったフリードのタイムは1:07.5。肥後もっこすとしての夢は見たいが・・・ちょっとレベルが違うのではないか。

で、問題は3番人気になっているメイケイエール。ノーザンF生産のミッキーアイル産駒。小倉2週目、良馬場の新馬戦の勝ちタイムは1:09.4。ルクシオンと同じ理屈で言えばこのレースもレベルが低かったわけだが(開幕週より若干時計が掛かる感じだが絶好の良馬場)、競馬はタイムだけでは計れないのである。レースを見ると・・・イマイチのスタートからほぼ馬なりのままジワジワと前へ取り付いて行く。しかし、行きっぷりが良すぎて・・・このままでは掛かってしまうと見た福永は手綱を引いてブレーキを掛ける。そのまま・・・ずっと掛かり気味だったんだが、4コーナーで手綱を緩めると・・・文字通り一切追われることなく完全馬なりで5馬身差。相当な潜在能力を秘めていると思う。問題は折り合い面。

 

穴馬候補を挙げておこう。

まず、フェニックス賞で2着だったセレッソフレイム。浦河の宮内牧場生産のパイロ産駒。そのフェニックス賞では中団のインに構えて脚を溜め・・・我慢して我慢して直線に向いてからGOサイン!ヨカヨカには届かなかったが、上がり最速をマークし、ジワジワと追い詰めて2着。結果論だが、もう少し早めの仕掛けでも良かったのかもしれない。ヨカヨカを「ものさし」にすれば、ここでも十分通用する能力あると思う。有力馬の脚質がほとんど「逃げ」なのも吉。

それから・・・ちょっとこのレースで大穴を挙げるのは難しいので、一頭人気サイドの馬を挙げておく。前走の未勝利戦をレコードで快勝したフリード。マル外のNo Nay Never産駒。オーナーはマイネル軍団の岡田総帥だねー。アメリカのスピード×パワー血統。阪神の新馬戦は見せ場なく8着に惨敗したが、2戦目で一変。好スタートからハナに立つとそのままアッサリ逃げ切って2歳レコード1:07.5。確かに開幕馬場の恩恵はあっただろうが、同日行われた3歳以上1勝クラスのタイムが1:07.6。前日行われたフェニックス賞ヨカヨカのタイムが1:07.9だからね。単純比較で言えばこの馬が一番かもしんない。データ的にも推し材料が多い。問題は同型との兼ね合いだねー。それから道悪はもしかしたら苦手かも。高速良馬場希望。

 

というわけで、

 

大荒れはないものの、

小荒れは期待出来るかなーと思っている。

 

ヨカヨカをモノサシにすると・・・

 

・フリード

・モントライゼ

・セレッソフレイム

・メイケイエール

 

の順番かなー。ただ、2歳戦は

「2戦目、3戦目で一変!」

ということが普通に起きるからね。

(逆に、新馬戦は鬼強かったのに・・・2戦目で惨敗ってパターンも多々ある)

 

調教は要チェックやでぇ。

 

あと台風の進路も。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

どうやら新総理は菅さんになりそうですなあ。色々と意見はあると思うが、個人的には現状の日本にとってベストな選択だと思う。しかし無派閥なのによくまとめたなー。

 

★第3期モッコリ万馬券倶楽部、新入部員募集!

大穴党かもん!楽しく競馬したい方かもん!