【天皇賞春2026レース回顧】京都芝3200mで行われた長距離王決定戦!GⅠ天皇賞春!勝ったのはクロワデュノール!大阪杯からの連勝でGⅠは4勝目!最後はハナ差の大接戦だったが勝ち切ったのに意味がある!2着は超爆穴のヴェルテンベルク!最後方からの追い込み一閃!非常に惜しい2着だった!3着アドマイヤテラ、ヘデントールの敗因は?
クロワデュノール、
大接戦制しGⅠ4勝目!

いやー、際どかったねえ。
スローで見てもどっちが勝ったか全然わからんかったのだが、
長い写真判定の末、
勝ったのはクロワデュノール。
陣営にとっても
鞍上の北村友一にとっても
2着のヴェルテンベルクにとっても
そしてクロワデュノールの馬券持ってた大勢の競馬ファンにとっても・・・
大きいハナ差となった。
そうそう。私も知らなかったのだが、
決勝写真の仕組みはこんな感じ。
なるほど、レースのスロー映像と決勝写真は違うのねー。
だからスロー映像で負けてるように見えても逆転することもあるわけだ。
さて、簡単にレースを振り返っておこう。
■天皇賞春2026レース結果


単勝は180円。今回この単勝にぶっ込んでた方たちは、金玉縮み上がっただろうねー。まさに天国と地獄。しかし結果的にこの単勝取った方はお見事!多分、馬連や三連複の本命馬券じゃ当たらなかっただろうからねー。馬連は18,240円。これ・・・安くね?ヴェルテンベルクは単勝208倍の超大穴ですぞ?クロワデュノールから押さえていた方が結構いたというわけか。そして、もっと安いと感じるのが三連複の10,370円。なんだこれ?ギリギリ万馬券?これは取っても素直に喜べないという感じすらある。仮に、クロワデュノールとアドマイヤテラの2頭軸で総流しにしたとすれば13点買い。10,370円で13点だと実質8倍程度。なんかしょぼくねえ?3~4万馬券になってもいいと思うけどなあ・・・実際には人気2頭軸の三連複を買ってた人がやたら多かったわけだ。
これらの点から感じるのは「超人気馬×大穴馬」は妙味が薄いってこと(特に三連複)。おそらく、人気馬を軸にして薄く広く押さえる人が多いんだと思われる。しかし今回は本命党の方も大勢が討ち死にしただろうね。当然私もハズレだったわけだが(ヴェルテンベルクは買えねえ、買えねえずら)、小銭で大穴狙ってる分だけダメージは少ないからね。しっかり回顧しつつ、来週は股懲りずに大穴狙って行きたいと思う。
■天皇賞春2026レース映像
■天皇賞春2026レース回顧

揃ったスタート!出遅れる馬なく、ほぼ横一線!さあ、どの馬が行く?

押して外からミステリーウェイ!クロワデュノールも好スタートから好ダッシュ。楽な感じで前へ。その外からマイネルカンパーナ。スタートは良かったがダッシュ付かなかったのが12番のヘデントール。ヴェルテンベルクはもう・・・最初から後方に下げる満々じゃーんw。大外枠だったからもう決め打ちだったんだろうね。

ハナを切ったのはミステリーウェイ。続いてマイネルカンパーナ。クロワデュノールは控えて好位集団の中。やや力むところがあって押さえ気味か。ここで外からホーエリートが促してスーッと上がって行ったのだが・・・これは戸崎やっちゃった感あり。コーナーに入る前にポジション獲りたいのはわからんでもないが、坂の上りに入ってから加速するのは一番やっちゃダメなやつアルよ。全く逆の競馬をしたのがヴェルテンベルク。この地点ですでに最後方ポツン。序盤で全く脚を使わなかったのが・・・最後の最後に活きたと思う。

1周目の直線に入ってミステリーウェイが大きく離して単騎先頭。1000は59.9!かなり速いが、後続は5馬身くらい離れてるんでね。2番手以降はそう速いペースではなかったと思われる。

1~2コーナー。隊列変わらず。後方集団はややゴチャッとした感じ。

改めて隊列。逃げたのはミステリーウェイ。大きく離れて2番手にホーエリート、外にサンライズソレイユ。このサンライズソレイユが今回展開の鍵を握っててね。ここから唯一頭バイーンと上昇してね。ミステリーウェイに並びかけて行くのである。これで緩みかけた流れが一気に速くなるんですな。今回ヴェルテンベルク激走の影の立役者はこの馬だったかもしれない。

先団にマイネルカンパーナ、エヒト、外にいるのがクロワデュノール。

中団にヴェルミセル、アクアヴァーナル、ヘデントール、シンエンペラー、ケイアイサンデラ、アドマイヤテラ。
今回私の◎はシンエンペラーだったわけだが・・・もっと前に行くと思いきやこの位置取り。結果論で言えばこれで正解だったわけだが、直線ジリジリとしか伸びずに7着まで。残念。

後方にタガノデュード、プレシャスデイ。最後方にヴェルテンベルク。
ラップタイムはこう。

1000m通過は59.9。
これは後続を離して逃げたミステリーウェイの時計なんでね。
約5馬身ほど離れた2番手以降は60.7~8くらいのペースだったと思う。
馬場を考えれば平均くらいのペースだったか。
しかし今回の天皇賞春がキツイ競馬になったのは1000mを過ぎた後。
ちょうどスタンド前の直線から1コーナーに当たる部分だが、
ミステリーウェイはここを11.6-11.8のペースで行ったのである。
これはさすがに速い!
しかし2番手以降の馬たちもこれ以上差を付けられるわけにも行かず、
追いかける他なかったわけでね。
特に前に行った馬達にとってきついラップだったと思う。

そして1コーナーに入ると・・・
今度はガクンとペースが落ちて13.2-13.1!
これは逆にペース遅すぎたわけだが、
これ幸いと殆どの馬がペースを落としたんだよね。
しかし一頭だけペースを落とさなかった馬がいた。
サンライズソレイユだ。
映像を見ていると仕掛けて行ったようにも見えるが、
これはそう見えるだけで(多分)、
単にペースを落とさなかっただけだろう。
あるいは、
激遅ラップになったのでね。
ポジションを上げるチャンスと池添が判断したのかも。
そしてミステリーウェイに並びかけて行ったわけだが・・・

そこでまたラップがグンと上がって12.0。
サンライズソレイユが動かなかったら・・・
道中ユルユルのスローになっていたかもしれん。
そしたら・・・当然結果も変わっていただろうねえ。
次のラップが12.6-12.4となっているが、
ここは坂の上り。
そして下りとなる残り800mから11秒台に突入して
11.7-11.7-11.6-12.1。
つまり、今年の天皇賞は、
序盤はまあまあのペース
↓
中盤は急→緩→中
↓
残り800からのロンスパ勝負
だったのである。
ポイントは中盤の乱ペースでね。
これは前に行った馬達にとっては辛い流れだったと思う。
実際、上位に来たのは・・・
クロワデュノール以外ほとんどが後方にいた馬。
私は今回・・・馬場的にも展開的にも内前有利と見て予想したわけだが、
全く逆となってしもた。
戻ろう。

2回目の3コーナー。ご覧のように馬群はギュッと詰まってあまり差のない隊列に。

3~4コーナー中間。下りに入っても動く馬はおらず。いや、再びサンライズソレイユがミステリーウェイに並びかけて行ったため、全体のラップが上がっており(11.7)、動くに動けなかったのだと思う。

大迫力の4コーナー!外から勢い良く上がって来るのが青い帽子のクロワデュノール!その後ろにいる赤い帽子がアクアヴァーナル。さらにその後ろにいる黒い帽子がアドマイヤテラ!そして最後方待機から大外に持っていったピンクの帽子がヴェルテンベルク!

さあ直線!早くも先頭に並びかけて行くクロワデュノール!

残り300で早くも先頭に立つクロワデュノール!その外からアクアヴァーナル!そしてアドマイヤテラ!その内にいるのがヘデントール!ああ、こりゃガチガチかー!!

残り200!クロワデュノール強い!外からアドマイヤテラが追ってくるがなかなか差が詰まらない!ヘデントールもジリジリと伸びてくる!

残り100!んんん?
外からなんかきたーーー!

ヴェ、ヴェルテンベルクだーー!
そしてクロワデュノールの脚がここで上がってしまう!

ぐおおお!内外離れてほぼ同時にゴール!映像ではヴェルテンベルクが優勢に見えたが・・・

スロー再生ではこんな感じで全く同時!

写真判定の画像はこれ。線を引いて見ると・・・

ほんの僅かだが(2cmという話)、クロワデュノールが先着。態勢はヴェルテンベルクが優勢だったが、北村の腕が伸び切ったところ、そして松若の腕がちょうど縮んだところがゴール線だった。3200m走って2cm差て・・・どちらに取っても大きな2cmとなった。
クロワデュノール、
大接戦制し天皇賞春制覇!
小雨の降る中、
勝ち時計は3:13.7。
(近10年ではキタサンブラックの3:12.5に次ぐ時計)
勝ち馬の上がりは34.9。
正直ゴール前負けたと思ったけど・・・
やっぱりあんた強かったよ!











勝ったクロワデュノールはノーザンF生産のキタサンブラック産駒。栗東・斉藤崇厩舎。鞍上は北村友。これでGⅠはホープフルS、ダービー、大阪杯に続き4勝目。薄氷の勝利ではあったが、勝ち切ったことに意義がある。何故なら・・・これで年度代表馬に一歩近づいたわけだし(あとGⅠ一つ勝てばほぼ確?)、父キタサンブラックと父子制覇となったわけだし、ダービー馬は天皇賞春を勝てないというジンクス(2007年のメイショウサムソン以来勝っていない)も打破したわけだし、当然この適性距離の広さは種牡馬としての価値も上げることになるだろうしね。鞍上の北村友一にとっても引き続き負けられない一戦だったと思われる(ノーザンFとしては鞍上をルメールに変えたい←邪推)のでね。今回の写真判定を待つ間は金玉の縮む思いだったに違いない。
ただ、薄氷の勝利ではあったが、この馬が一番強い競馬したのは間違いない。展開的に厳しい中、早めに動いて直線堂々先頭の横綱競馬。もうちょっと追い出しを遅らせた方が良かったんじゃないかという意見もあるかと思うが、最後ヴェルテンベルクに詰め寄られたのは想定外のアクシデントだし、待てば外から蓋される可能性だってあるわけだし、王者としてはこの乗り方で正解だったと思う。最後の100mで脚が上がったのは、序盤でやや力んだ分か?さすがに距離が長かったか?実際どうなのかわからんが、個人的にクロワデュノールは使える脚が決まってるんだと思う。多分600mくらいが限界。まあ、それでも十分バケモノチンコなんだけど。
さて、今後はどうするんだろうね。春古馬王道路線で行くなら宝塚記念なんだけど・・・そもそも天皇賞春を使った理由が、夏の海外遠征をするためという話なんでね(キングジョージからの凱旋門賞?)。国内で着実にGⅠを勝つというのも一つだと思うが、是非海外の大レースにチャレンジして頂きたいと思う。おそらく・・・今年で引退しちゃうだろうからねえ。
2着のヴェルテンベルクにほんとビックリ。馬券的にはもう完全にノーマーク。だってさー。これまで重賞で馬券内に来たこともなく、オープン特別勝ちもナシ。主な戦績は前走のダイヤモンドS4着。しかもこの時は55kgの軽ハンデ。確かに上がり最速でいい競馬してたけど、この時ホーエリートは牝馬で56.5kg背負ってたからね。実質3.5kgの差があったわけで、買うならコッチだと思うよねえ。しかし・・・確かに展開はドンズバだったかもしれんが、それにしても!である。最後尾だったんで道中は馬場の良いところを走れたかもだが、4コーナー大外ぶん回しだからねえ。一発屋の可能性もあるが、フロックと決めつけない方がいいと思うなあ。次は宝塚記念でお願いしたい。多分あんまり人気にならんよね。しかし最近の松若やべえな。今回は超神騎乗だったが、他にもこの土日で超大穴2頭も持って来てたからねー。来週以降も要注意。
3着はアドマイヤテラ。位置取りは予想に反して中団後方。直線も外を回して差す競馬でね。展開的にはこれがドンピシャ。さすがのレジェンド武豊だったと思う。いつものように前に付けていたら・・・掲示板もあったかどうか。この後、春はもう全休らしい。秋は・・・東京のGⅠだと辛いから海外という可能性もあるな。
4着はアクアヴァーナル。クロワデュノールを徹底マークする競馬でね。堂々勝ちに行く内容で最高の競馬をしたと思う。結局クロワデュノールには突き放されてしまったし、最後はアドマイヤテラ・ヴェルテンベルクに交わされてしまったわけだが、ほんとこのメンバー相手に良く走ったと思う。この後どうするんだろうね。
3番人気に押されていたヘデントールの敗因は何だったのか?正直・・・敗因と言えるところは特になかったと思う。個人的には惨敗もあると思ってたんでね。むしろよく5着に来たなと思う。というのも今回・・・おそらくまだ昨年の状態にはなかったと思うのよ。それを証明するかのように4コーナーではもうルメールの手が激しく動いててね。馬群に沈んでも不思議ない手応えだったわけだが、それでもジリジリと脚を伸ばしてそう差のないところまで来てるからね。まあ、馬券的には「斬り」で正解だったわけだが、ちょっと侮っていた感あり。次が怖い一頭だ・・・と多くのファンが考えるだろうからね。またルメールだと人気になっちゃうよなあ。乗り替わり希望(え)。
我が◎のシンエンペラーは中団後方という位置取り。やや中途半端な馬群の中。直線はいちかばちかで内目の馬群に突っ込んで脚を伸ばしたが・・・勝負とは関係ない7着まで。最後は脚が上がってたんでね。これはさすがに距離が長かった感あり。道中の乱ペースもこの馬には合わなかったかもしれん。しかし悲観するような内容でもなかったし、人気も落ちるだろうからね。まだ見限るのは早いと思う。次は宝塚記念でオネシャス。
あと、今回前に行った馬はクロワデュノール以外全滅だったわけだが、そんな中、8着に逃げ残ったミステリーウェイはよく粘ったと思う。次走要注意。それから期待したホーエリートだが、ちょっと今回は使っちゃならんところで脚使っちゃったし、展開的にも厳しかったのでしゃーなし。世間では戸崎クオリティとか言われてるが、東京なら見直せるか。次は目黒記念で頼む。
以上レース回顧終わり。
来週はNHKマイルカップ!
もうちょっと普通に荒れてくれよ~!

柔らかそうな手だなあ。
【note予想結果】
というわけで、予想はカスリもコスリもせずハズレ。今回はもう・・・クロワデュノールからの総流しとか、松若の大ファンとかじゃないと・・・取れなかったと思うのでね。サクっと切り換えて来週また頑張りたいと思う!予想買ってくれたみんな!本当にありがとうねー!股買ってくれたら嬉しいー!
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