天皇賞春2019調教チェック(1週前追い切り)

【天皇賞春2019調教チェック(一週前追い切り】京都芝3200mで行われる伝統の長距離GⅠ天皇賞春。今年はフィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイルの4歳勢が人気だが、人気通りに決まるのか?一週前追い切りから調教チェックだ!一週前で良さそうなのは、カフジプリンス、メイショウテッコン、ロードヴァンドール!

 

シャケトラの急逝により、

 

少々寂しくなった今年の天皇賞春であるが・・・

 

哀しい哉、これも競馬。

 

無事であることと、強くあることを

両立せんとサラブレッドは生き残っていけないのである。

 

だから、馬は美しい。

 

そう思う。

 

■天皇賞春2019登録馬

netkeibaより抜粋

 

最高でも14頭立て。

 

明らかに格下っぽい馬も登録してるから、

実質は11~12頭立てか。

 

中距離馬はみんな大阪杯に行って、

こっちには見向きもしなくなったからなあ。

 

「この馬は強いけど・・・距離は持つのか?」

 

なんてのを考えるのが楽しみな一戦だったんだが、

それも今は昔の話。

 

全く打てないタイガース打線と同じくらい

天皇賞春の行く末が心配である。

 

さて、

フィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイルの

菊花賞上位4歳勢が人気になりそうですな。

 

早速、一週前追い切りを見てみよう。

 

■天皇賞春2019調教チェック(一週前)

エタリオウ
休み明け2戦目。CWで併せ馬?だったんだが、モヤのため殆ど見えず(18日の栗東は濃霧だったみたいだね)。時計もラスト1Fのみ12.1。ビューンっとパートナーを交わして調子良さそうに見えた。

カフジプリンス 調教爆穴候補
4戦目。坂路仕掛け51.5-24.8-12.6。力強いフットワークでさらに上昇!最終追い切りが楽しみ!調教爆穴候補。

クリンチャー
休み明け2戦目。CW37.9-11.6一杯。エンジンの掛かりが遅いタイプの馬だが、仕掛けられるとジワジワとスピードアップして終い11.6でフィニッシュ。いい感じの一週前だねえ。

グローリーヴェイズ
3ヶ月の休み明け。川田が乗れなくなって戸崎にチェンジ?川田は今月無双モードだったんでこれは痛いねー。休み明けはまあ気にする必要ないかもだが、前哨戦と使えなかった理由もなんかあるはず。1週前は南W大外一杯併せで37.7-12.9。全体的に上々の動きだったが、ムチが入る一杯追いにしてはラストの手応えがイマイチに見えた。最終追い切り待ち。

ケントオー
休みなく使い続けて7戦目。坂路での一週前追い切りは53.7-25.8-13.0。GOサインを出しても出しても全くギア上がらず。真面目に走ってるっぽいんだが反応薄い。ちょっと評価出来ない。

チェスナットコート
2戦目。坂路一杯51.5-24.9-12.7。全体時計が速かったんで最後バテたのかもしれんが、最後は軽く仕掛けられただけのパートナーに大きく遅れてしまった。負荷は掛かってると思うが・・・変わってる感じはない。

パフォーマプロミス
映像なし。

フィエールマン
休み明け2戦目。南W3頭併せ強めで38.3-13.0。馬なりのまま僚馬を交わし、満を持して仕掛けられたんだが・・・イマイチ反応せずにラスト13.0。低い姿勢のフットワークで仕上がりは良く見えるんだけどなー。最終追い切り待ち。

プリンスオブペスカ
映像なし。

メイショウテッコン 特A評価候補
3戦目。CW馬なり3頭併せで38.0-11.6。ほぼ馬なりのまま自分からギアを上げ、手応え十分の11.6。前走時の調教も良かったが・・・今回それ以上かも。最終追い切り待ちだが、特A評価候補。

ユーキャンスマイル
3戦目。CW3頭併せ一杯で38.0-11.9。馬体が合うと手応え良すぎて行きたがる素振り。鞍上が押さえていたが・・・手綱を緩めるとビューンと伸びて先着。掛かるタイプじゃないよねこの馬。問題ないと思うが、ちょっと気になるところ。

リッジマン
休み明け2戦目。CW単走仕掛け38.6-12.2。この馬、調子がいい時は結構速い時計を馬なりで出すタイプ。過去の調教と比べると・・・今回馬場の真ん中を通してのものだし、ちょっと物足りない感じだなあ。あと、映像の最後に鞍上が手綱を引いてたのも気になる。普通、調教の最後って、目一杯追うか、そのまま流すかなんだよね。

ロードヴァンドール 調教爆穴候補
4戦目。CW併せ大外一杯ムチ追い37.9-12.3。長めから追って大外回し。最後はさすがにちょっとバテたが、これだけやれるのは体調が良い証拠。前走時の一週前より大幅に良化しており、これはさらなる上積みが期待出来そうな一週前。調教爆穴候補!

ヴォージュ
映像なし。

 

最近、

よく思うのが『一週前追い切りの重要性』である。

 

「浅次郎さん、そんなのは常識ですよ!」

 

と言われるかもしれん。

 

そう、

 

みんな「1週前追い切り」の重要性は知ってる。

 

知ってるんだけどもしかし!

 

 

実際に、

 

「一週前追い切り、ガン見してるぜ!」

 

という競馬ファンがどれだけいるだろうか?

 

浅次郎レベルでガン見しているファンは、

1000人に一人も居ないと思う。

(あなたはチェックしているだろうか?)

 

そして、競馬新聞やスポーツ紙に載ってる、

最終追い切りの評価に目を通して、

 

「お、調子良さそうじゃね?」

「ああ、C判定か・・・イマイチかなあ」

 

等と言いながら馬券を買ってるファンが圧倒的に多いのだ。

 

ってことはだよ?

「一週前追い切りの情報」

は、一方的で自分勝手なLINEと同じように、

スルスルと既読スルーされることが多いわけよ。

 

(い、痛い・・・)

 

何が言いたいかというと、

・最終追い切りの評価が高い馬は、人気になりやすい。

・一週前が良くても、最終追い切りの評価が低い馬は、人気になりにくい。

ってこと。

 

簡単に言うと、

一週前の調教が良くて、

最終はサラッと流したような馬

は、人気になりにくいから、それだけで超・狙い目だってこと。

 

 

ほれ、目から鱗が落ちたぞ~(笑)。

 

ま、もちろんケースバイケースなんで一概には言えんし、

(最終軽めでもちゃんと人気になる馬もいる)

調教をチェックするのは本当に大変だから、

やれと言われてもなかなか難しいよね。

 

そんなあなたに「浅次郎のどんぶり競馬予想」。

今後もご愛顧頂けると幸いである。

 

最終追い切りチェックは金曜日の予定。

 

既読スルー全然OK!

 

楽しみに待て!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

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これは面白いねー。私の平成最強馬はサイレンススズカ。みんなの平成最強馬教えて!