ジャパンカップ2021データ分析！大穴馬を探せ！

【ジャパンカップ2021データ分析】東京芝2400で行われる国内最高賞金GⅠジャパンカップ！今年は3頭の外国馬が参戦！人気はコントレイル、シャフリヤール、ユーバーレーベンだが当然大穴狙いで逝く！データ分析では1枠優勢！先行→差し！年齢・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3Fは？穴馬候補はキセキ、マカヒキ、サンレイポケット！

今日は一足先に・・・

ジャパンカップのデータ分析をやっておこう！

ジャパンカップ2021予想オッズ

※netkeibaより抜粋

おお！今年は外国馬3頭いるじゃん！

しかも欧州ＧⅠ級の馬たちが参戦！

・ブルーム　前走BCターフ2着
・ジャパン　前走BCターフ4着
・グランドグローリー　前走オペラ賞2着

むう。前走の成績だけ見てもかなり強そう。

いずれも11月19日に成田到着予定。

ってことはもうドタキャンはなさそうだね。

ま、本音を言えば・・・

「ジャパンカップ」

と銘打ってるわけだから、

もっともっと外国馬に来て欲しい。

出走数の半分くらい外国馬であって欲しいと思う。

欧州だけじゃなくて、

アメリカとか香港とかドバイとかオーストラリアとかからも

一流馬が来て欲しいよね。

そして

日本馬vs外国馬の頂上決戦！

ってな感じのレースが見たい。

20年以上前のジャパンカップは・・・外国馬が強くて面白かった！

しかしココ10数年は、

2～3流の外国馬が1～3頭来るだけで（ゼロの年もある）、

しかも全く馬券に絡んでいない。

10年前にやってきた凱旋門賞馬のデインドリームでさえも絡んでいない。

ので、外国馬は即切りしてるファンも多いだろう。

これは・・・

ガラパゴス化が年々進んでいる

日本独特の高速馬場が

原因の一つと言われているわけだが、

果たしてジャパンカップを・・・

東京2400でやる必要が本当にあるのかどうか？

あるいはこの時期にやる必要があるのかどうか？

時計が掛かる1月の中山とか

2月の京都とかでもいいんじゃね？

そうすれば香港カップやブリーダーズCとも被らないしさ。

もっと柔らかい乙牌を撫でるように考える必要があると思う。

それから検疫の問題もね。

なんとか改善して欲しい。

今の検疫システムじゃ外国馬はなかなか来れない。

検疫が大事なのはわかるが・・・

香港とかドバイと同じように出来ないのかな？

ま、いいや。

さて今年はどうなる？

やっぱり日本馬が強いのか？

久しぶりに来た一流外国馬が活躍するのか？

データ見ておこう！

■ジャパンカップ2021データ分析、人気別成績

1番人気強し！2番人気も強し！勝ち馬の全てが5番人気以内であり、2着は全て7番人気以内。ヒモ荒れするとしたら3着だが・・・それも10年に1～2頭。基本的に超堅いレースである。ただ、今年は外国馬の参戦がある！

■ジャパンカップ2021データ分析、年齢別成績

3歳・4歳・5歳が互角。6歳以上はもう大幅割引き。穴を開けるとしても3着まで。穴党はその3着を狙いたいところ（笑）。

■ジャパンカップ2021データ分析、馬体重別成績

何故か分からんが・・・460～479kgのゾーンがかなり強い。439kg以下は割引き材料。馬体重の増減は・・・ほぼ互角だがどっちかと言えば減の方が優勢か。

■ジャパンカップ2021データ分析、枠番別成績

むふー！こ、これは・・・神枠がありますな！見ての通り1枠だ！なんと複勝率50％超え！ダービーでも1枠は神枠なのだが、ジャパンカップでもそうなのねー。ひそかに東京2400ってかなり不公平なコースだよなあ。その他の枠は優劣なし。いや・・・平均着順を見るとやっぱり内枠の方がいいか。2～3枠もプラス材料。

■ジャパンカップ2021データ分析、騎手成績

この時期は欧州から短期免許の外人が毎年やってくるわけで・・・その結果がこれ。もう外人ばっかり。ムーア騎乗のブルームは面白そうだねー。

■ジャパンカップ2021データ分析、種牡馬成績

ディープインパクト、ハーツクライの成績がいいね。ロードカナロアはアーモンドアイ、ブラックタイドはキタサンブラックの成績なので鵜呑みに出来ない。キングカメハメハ、ステイゴールドあたりは相性悪そう。

■ジャパンカップ2021データ分析、間隔別成績

4週（中3週）は・・・殆どが天皇賞秋からのローテ。3週（中2週）以下はほぼ全滅。それから休み明けも全滅。天皇賞秋はブッツケでもOKなレースだが、ジャパンカップはブッツケNG。叩いて秋2戦目というのがベスト。

■ジャパンカップ2021データ分析、前走成績

注目前走は・・・天皇賞秋（17頭）、秋華賞（4頭）、京都大賞典（3頭）、例外は凱旋門賞帰り、あと菊花賞路線。GⅠ以外からのローテで馬券に絡むのはかなり難しい。そして・・・ご覧の通り、過去10年外国産馬は一度も馬券になっていない。前走天皇賞秋の場合は着順問わず。惨敗からの巻き返しも有り。秋華賞は2着以内。京都大賞典は3着以内とする。

【激アツローテ馬】
・コントレイル（天皇賞秋2着）
・サンレイポケット（天皇賞秋4着）
・ユーキャンスマイル（天皇賞秋9着）
・ムイトオブリガード（天皇賞秋10着）
・カレンブーケドール（天皇賞秋12着）
・モズベッロ（天皇賞秋13着）
・マカヒキ（京都大賞典1着）
・アリストテレス（京都大賞典2着）
・キセキ（京都大賞典3着）

激アツなのは天皇賞秋惨敗組。それから京都大賞典組。いずれも大穴の予感。

■ジャパンカップ2021データ分析、1番人気の前走成績

天皇賞秋好走からのローテは安定してますな。ただ、勝ち切るわけではなく【2.0.2.1】。さて、コントレイルはどうかな？

■ジャパンカップ2021データ分析、脚質別成績

前後互角？上がり1位の馬は、届かず2～3着のパターンが多いね。狙い目としては上がり2位の方だ。

■ジャパンカップ2021データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「先行→差し」「差し→先行」。前残りとか差し決着といった感じになることは少ない。「先行→差し」のパターンが異常に多いね。逃げ切るのはキタサンブラック級じゃないと難しい。ここ5年ほどの成績を見ると・・・4コーナーで一桁番手以内にいないと厳しいね。これは馬場の高速化が原因かもしれん。

穴馬の脚質は、差し・先行。

しかし、以前は結構荒れてたんだけど、ここ5年はほんと堅いね。

■ジャパンカップ2021データ分析、1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気で勝ち切っているのは・・・先行タイプ。後方からでは届かない。

■ジャパンカップ2021上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・コントレイル
・シャドウディーヴァ
・トラストケンシン
・マカヒキ
・シャフリヤール
・オーソリティ

最有力なのは天皇賞秋で上がり最速33.0を繰り出してるコントレイル。それから神戸新聞杯は不発だったが、ダービーで見せたシャフリヤールの瞬発力も半端ないよね。あと、かなり盲点になりそうだが、シャドウディーヴァは切れ味だけなら最上位だ。外国馬はどうなんだろう・・・

■ジャパンカップ2021データ分析、厩舎・生産者・血統

圧倒的に関西馬優勢。関東では堀・藤沢・国枝厩舎以外は馬券になっていない。関西では池江・友道・角居（後継辻野）あたりが複数回馬券になっているね。社台系鬼。血統はサンデーサイレンス系かキングカメハメハ系。あと密かにリピーターが活躍するレースなんだよね。今年の該当は・・・コントレイル、カレンブーケドール、ワグネリアン、キセキ。あとは一昨年の4着馬マカヒキかな。

■ジャパンカップ2021データケツ論。

・内枠有利（1枠が神枠）
・関西馬、社台系、サンデーキンカメ
・先行→差し

コントレイルはノースヒル生産のディープインパクト産駒。言わずと知れた昨年の三冠馬。データ上ほぼ完璧。前走の天皇賞秋は上がり最速で詰め寄るも3歳エフフォーリアの後塵を拝して2着。まだ4歳の秋なのだが・・・これがラストラン。まあ、オトナノジジョウがあるんだろうけど、フィジカル面に問題がないのであればせめてあと一年走らせて欲しかった。その強さ・能力の高さは疑う余地もないが、ちょっと早熟傾向で成長が薄いという判断なのかな？あるいは種牡馬としてポスト・ディープインパクトとしての地位をいち早く確立したいのかな？いずれにせよ、ここは負けられない一戦！今年のダービー馬シャフリヤールを負かし、間接的にエフフォーリアへのリベンジを果たす形で花道を飾りたいね。

シャフリヤールはノーザンF生産のディープインパクト産駒。全兄にアルアイン・ダノンマジェスティがいる血統。今年のダービーではエフフォーリアとの激戦をハナ差制して1着。しかし秋緒戦の神戸新聞杯は断然の人気に押されるも直線伸びを欠きまさかの4着に敗れてしまう。体調の問題か馬場の問題（不良馬場だった）かは分からんが・・・菊花賞も秋天もパスしてジャパンカップ一本に絞ってきた。ダービー馬の意地を見せられるか？調教要チェック。

3番人気は・・・ユーバーレーベン？マジで？ビッグレッドF生産のゴールドシップ産駒。兄に今年の新潟記念を勝ったマイネルファンロンがいる血統。2～3歳春は惜敗続きだった馬だが、舞台変わったオークスでは素晴らしい競馬を見せて中団からの差し切り勝ち。秋は秋華賞ブッツケとなったが・・・力を出せずに13着に惨敗。この時不可解な5番人気だったわけだが・・・今回大幅にメンバーが強くなるココで人気になるわけ？仕上がりがいいのかな？それとも東京2400適正を買われてる？穴なら積極的にパンチラを狙って行きたい馬だが・・・

こ、これは・・・！と色んな想像をした貴方に穴馬候補を挙げておこう！ちなみに、この穴馬候補のコーナーでは・・・先日のエリザベス女王杯の時に「ステラリア」「アカイイト」を挙げてたからね（◎ステラリアだったが、アカイイトは無印にしてしまった・・・5万馬券が・・・私のアホー！）。マジで侮れないぞ！

まずもって挙げたいのがキセキ。下河辺牧場のルーラーシップ産駒。7歳馬ということもあり、もうそろそろ引退じゃね？という感じもあり、人気急落しそうな感じだね。しかし「ＧⅠになると2～3着に来る！」ってタイプの馬は何歳になっても油断ならんのである。改めてこの馬の戦績を見ると、2017年の菊花賞馬なわけだが、その後ＧⅠでの2着が4回、3着が1回。負けるにしても大敗しない馬で入着実績多数。大逃げも打てるし、番手の競馬も出来るし、追い込みも出来るし、どんな競馬場でも走るし、良馬場でも不良馬場でも走る。昨年のジャパンカップではよもやよもやの大逃げを打って8着であったが・・・今回鞍上はＧⅠ2着ハンターの和田竜！もう一回大逃げかましてもいいぞ！

次に、前走京都大賞典で復活の勝利を挙げたマカヒキ。ノーザンF生産のディープインパクト産駒。この馬は・・・8歳だね。2016年の栄光のダービー馬なんだが、その後はGⅠで好走すれども4～5着までという・・・馬券を買うファンにとっては何とももどかしく・・・最近はもう晩年離婚寸前といった感じの人気になってたんだよね。しかし前走の京都大賞典（阪神2400）ではアリストテレス・キセキ相手に涙の離婚撤回・・・じゃなかった（笑）、涙の差し切り勝ち。追い通しでかなり反応ズブかったが、最後までジリジリと伸びた。ジャパンカップは2017年・2019年で4着と決して相性は悪くない！スローの瞬発力勝負になったら用無しだが・・・キセキがぶっ飛ばす流れで超ハイペースになれば・・・面白いかもよ？とりあえず内枠引いてくれ。

それから、ガチで狙い目のサンレイポケット。様似共栄牧場生産のジャングルポケット産駒。非社台・非サンデー安馬の6歳馬。若い頃からGⅠで勝ち負けして来た馬と比べれば地味な馬柱でね。これは人気にならんよね（笑）。しかし・・・コツコツと階段を上がり、今年の5月に新潟大賞典を勝って初重賞制覇。そして前走の天皇賞秋が初GⅠ出走。10番人気単勝113倍と全く人気は無かったが・・・3強に次ぐ4着に激走。コントレイルとは0.4秒差。完敗の内容ではあったが、このくらい差は枠順とか馬場とか展開とかで何とかなる差でもある。また、「結局、天皇賞秋組かい！」という結果になった時の序列2番目の馬でもある。ここでトニービンの血が東京2400で炸裂する？頼むから内枠を引いてくれ！

他、前走が不可解な敗戦だったカレンブーケドール。今回人気落ちかな？それから、この人気なら買いたくなるアリストテレス。あと超切れ勝負になった時のシャドウディーヴァ。ユーキャンスマイルの大駆けにも警戒したい。

あと、問題は海外馬だよね。

簡単に調べてみよう。

■ジャパンカップ2021の海外馬

・グランドグローリー（Grand Glory）は英国産のOlympic Glory産駒。デインヒル系だね。通算17戦6勝の5歳牝馬。主な勝鞍は今年8月の仏ＧⅠジャンロマネ賞1着（ドーヴィル2000ｍ）、10月のＧⅠオペラ賞2着（ロンシャン2000ｍ）。鞍上はクリスチャン・デムーロ。戦績を見る限り・・・欧州ぽいパワー型でねー。軽い芝適正はサッパリ分からない。

・ジャパン（Japan）は英国産のGalileo産駒。サドラーズウェルズ系。通算21戦7勝の5歳牡馬。日本でも馴染み深いオブライエン厩舎で世界中を飛び回っている。3歳のころにパリ大賞・インターナショナルSとGⅠを2つ勝ったが、その後GⅠでは好走止まり。前走はBCターフ4着。鞍上は何故か武豊。この馬も血統的には欧州の深い芝のタイプだと思うけど・・・これも走ってみらんと分からんよな。

・ブルーム（Bloom）は愛国産のAustralia産駒。サドラーズウェルズ系。通算21戦7勝の5歳牡馬。同じくオブライエン厩舎の管理馬。なかなかGⅠが勝てなかったんだが、今年の7月に仏GⅠサンクルー大賞（芝2400）を勝利、その後キングジョージ4着、フォワ賞2着（1着はディープボンド）、凱旋門賞11着、そして・・・先日のBCターフで9番人気の2着！鞍上は豪腕ライアン・ムーア。BCターフの時計は2：26.0なんでね・・・。日本の高速馬場に対応出来そうな感じあるよね。

BCターフ見ておこうか。8番がブルーム。14番がジャパン。