宝塚記念2019データ分析!データ穴馬を探せ!

【宝塚記念2019データ分析】阪神芝2200mで行われる春のグランプリGⅠ宝塚記念!今年はレイデオロ、キセキ、アルアインあたりが人気になりそうだが、データ分析では外枠有利?有利な脚質は?年齢・騎手・種牡馬・前走ローテ、位置取り・上がり3Fは?穴馬候補はスティッフェリオ、ショウナンバッハ、マカヒキ、ノーブルマーズ。

 

先週の禁止薬物大量出走取消騒動は、

色んな問題を投げ掛ける事になったと思うが、

今後こういうことが二度と起こらないようにして頂きたい。

 

とりあえず出走取消になった馬達には

優先出走権が与えられるみたいなんでね。

今週は平レースがデラックスべっぴん。

 

さて、宝塚記念。

 

■宝塚記念2019予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

ソールインパクトは七夕賞に向かうみたいなんで・・・

結局12頭立て???

 

「春のグランプリ」

「宝塚記念ファン投票」

 

って言葉が虚しくなるような頭数。

(登録すればどんな馬も出走可能)

 

これは明らかに「開催時期」がネックになってるわけよ。

梅雨シーズンど真ん中だからね。

前から言ってるんだが、

せめて2週前・・・安田記念の直後に日程をずらすべきだと思う。

いや、ダービー直後でもいいな。そんで安田記念はスライド。

どうせ3歳馬は出走しないんだし、

安田記念からの中2週のローテで来る馬もほとんどいないし。

 

そして、秋に凱旋門賞にチャレンジしようとする馬にとっても・・・

2~3週前倒しになってくれると出走しやすいのである。

(8月から渡仏して凱旋門賞の前哨戦に使える)

 

JRAにも色々と都合があるんだろうが、

いたずらに重賞を増やすのではなく、

「レースを盛り上げるにはどうしたらいいか?」

という目線で番組を考えて頂きたいと思う。

 

せめて海外馬が2~3頭いれば面白くなるんだけどねー。

海外馬を呼ぶ努力をもっとしろー。

 

データ行こう。

 

■宝塚記念2019データ分析、人気別成績

1番人気はまあまあの成績なんだが、人気サイドの成績が総じてイマイチ。6~8番人気で5勝を挙げてるってのがこのレースの傾向を如実に表してるねー。2~3着も荒れる可能性十分。穴党向けのレースである。

 

■宝塚記念2019データ分析、枠番別成績

どわあ・・・8枠強えなぁおい。いや、人気馬が集中してんのか?それにしても強いな。阪神の最終週。荒れやすい梅雨の時期ってのが関係してるのかも。

 

■宝塚記念2019データ分析、馬体重別成績

馬格が小さい馬でも活躍出来るレース。450kg前後でも全く問題なし。逆に・・・500kg以上はちょっと割引???馬体の増減は当然少ない方がいいんだが、+10kg以上増えてる馬が好成績。なんでだ???

 

■宝塚記念2019データ分析、年齢別成績

3歳馬の参戦は過去10年で1頭のみ。ね?だからダービーの後に持ってきても大丈夫だって。主力となるのは4歳馬と5歳馬。その比較では5歳馬の方が優勢。・・・って今回の4歳馬はエタリオウだけか。ワグネリアンもフィエールマンもエポカドーロもいねえし。これらの4歳馬がいればもっと盛り上がるのになあ。注・・・ワグネリアン・フィエールマンは札幌記念の予定。

 

■宝塚記念2019データ分析、騎手成績

池添注意報!あ、今年は出走馬なしか。他、横典・川田に注意。サイヤ人ルメールは過去馬券圏内なし。

 

■宝塚記念2019データ分析、種牡馬成績

時計が掛かる馬場での内回り戦はステイゴールドの庭。逆に、切れを削がれるディープインパクトは勝ちきれずに2~3着ってパターンが多い。他、有力所を見ると・・・キングカメハメハは相性悪くないんだが、ハーツクライは相性激悪。スワーヴリチャード、リスグラシューには不吉なデータ。

今年のステイゴールド産駒は・・・エタリオウ・ショウナンバッハ・スティッフェリオ。

 

■宝塚記念2019データ分析、間隔別成績

1~2ヶ月程度の間隔。明け2~3戦目のローテがベスト。3ヶ月以上の休み明けは割引。

 

■宝塚記念2019データ分析、前走成績

注目前走は・・・天皇賞春(9頭)、ヴィクトリアマイル(5頭)、鳴尾記念(4頭)、海外からのローテが4頭。面白いのが天皇賞春組。好走した馬より惨敗した馬が多く馬券になっているのである。二桁着順からの巻き返しもアリ。そして意外と多いのがヴィクトリアマイル組なんだが今年は不在。鳴尾記念は4着以内。

【激熱ローテ馬】
・エタリオウ(天皇賞春4着)
・クリンチャー(天皇賞春10着)
・ノーブルマーズ(鳴尾記念5着)

今後は大阪杯からのローテが増えるだろうけどねー。

 

■宝塚記念2019データ分析、脚質別成績

前後は互角。逃げ切りは厳しい。上がり最速馬は完全連対。

 

■宝塚記念2019データ分析、位置取り・上がり3F

ご覧の通り「上がり33秒台のヨーイドン!」なんてことにはならないレース。大概は「上がり35~36秒のズンドコ勝負」となる。馬券パターンは様々で、前残りになることもあれば差し決着になることもあり、前後が交錯することも多々ある。

穴馬の脚質は、ナンデモアリ!

単勝30倍を超えるような大穴馬が来ることも珍しくないレース。そしてダントツ人気に支持された馬が負けることも多々あるレース。穴党はブンブン腰振って逝きたい。

 

■宝塚記念2019データ分析、厩舎・生産者・血統

24/30で圧倒的に関西馬が強い。そしてノーザンFが4連勝中。サンデーサイレンス系主要種牡馬orキングカメハメハ。母系はノーザンダンサー系あるいはトニービンに注意。

 

宝塚記念2019ケツデータ論。

・ステイゴールド
・天皇賞春組
・関西馬+ノーザンF

上記条件を全てクリアしたのがエタリオウ。阪神芝2200適性はかなり高そうでデータ上からは最有力候補。人気でも押さえておきたい。ミルコはスワーヴリチャードに乗るらしく、鞍上は横典。レイデオロはキングカメハメハ産駒でドバイ帰り。ドバイでは8頭立ての6着に惨敗しており・・・そのダメージが心配されるところ。キセキは先行粘り込みの競馬が出来るようになって一変。東京向きの馬だと考えているが・・・ココでも当然有力。

穴馬候補を挙げておこう。

まず、ステイゴールド産駒のスティッフェリオ。昨秋あたりから本格化した5歳馬。福島記念・小倉大賞典とローカルGⅢを連勝して大阪杯に臨むも完敗の7着。ここでは実力不足なのは百も承知だが、重い阪神の2200mでスムーズに先行できれば何かが起きるかもしれん。要注意。

次に、同じくステイゴールド産駒のショウナンバッハ。とにかく展開に左右される馬なんだが、前走のエプソムCは超・超スローの前残り。それを後方からスゴイ脚で追い込んで4着。前潰れの展開になった時に・・・大外ブン回しでズドン!と3着に来るかもしれない(笑)。

それから、人気の盲点になりそうなマカヒキ。2016年のダービー馬。それから3年以上勝ち星がないわけだが、GⅠでもコンスタントに好走している実力馬。前走の大阪杯も上がり最速で追い込んで僅差の4着だったわけでね。若い時はキレキレの馬だったが、今となっては力の要る阪神内回りの方が激走するような気がする。

最後に昨年の3着馬ノーブルマーズ。いやいや、そりゃないわ!という馬が来るのが競馬。特に「リピーター」はいつだって警戒が必要なのである。今年も人気ねえぞー!

 

というわけで、

 

もうちょいメンバーが揃って欲しかったが、

意外と面白そうな今年の宝塚記念。

 

取り敢えず、3人のサイヤ人は切るつもり(え)。

 

結論は週末!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

JRA禁止薬物で除外の馬に救済措置 全馬に優先出走権付与

これでどれだけの馬が救済されるのかわからんが、出るレースが限られるオープン馬には関係ない話だし(例えばダノンスマッシュなどは、目標であるスプリンターズSから逆算してこのレースに使うはずだったのであり、来週は短距離重賞がないので使えない)、優先出走権に押し出されて除外される馬も出てくるはずだよね。しかし今週は出走頭数が多くなりそうで楽しみ!あ、先週のモッコリ万馬券倶楽部の結果はこちら。いつもこんなに来るわけではないけどね。