【オークス(優駿牝馬)2026レース回顧】東京芝2400mで行われた3歳牝馬頂上決戦オークス!勝ったのは今村聖奈騎乗のオルフェーヴル産駒ジュウリョクピエロ!着差以上に強い勝ちっぷりで堂々頂点に!この後は秋華賞?それとも凱旋門賞!?2着はルメール騎乗のドリームコア。3着にはレーン騎乗のラフターラインズが入った。1番人気スターアニスの敗因は?
ジュウリョクピエロ&聖奈、
歴史の扉開け樫の女王に!

いやあ・・・
ええもん見せてもろた。

正直、聖奈じゃ役不足だと思ってたのよ。
馬は強い。間違いなく強い。
しかしGⅠの舞台で・・・
しかもクラシックという大舞台で、
聖奈が勝つシーンはイメージ出来なかったのである。
それでも、2~3着なら十分あるし、
穴になるなら買おうと思っていたんだよね。
大好きなオルフェーヴル産駒の久し振りの大物だし。
(POGでは毎年オルフェーヴル縛りをして撃チンww)
しかし蓋を開けたら7倍前後の4番人気。
※最終的には10.9倍の5番人気。パドックで入れ込んでいたため・・・オッズが落ちたと思われる。
私には「単勝10倍以下の馬を本命にしない」というmyルールがあるし、
今回馬券を4頭まで絞ることに決めていたため、
もう今回は買わなかったんだよね。
まあ買ってたとしてもドリームコアをぶった斬ってるので(←)
いずれにせよドモナラズなんだけどね。
まあ馬券のことはさておき、
とんでもないことが起きたというか、
奇跡を目の当たりにしたというか、
競馬の常識がぶっ壊れたというか、
とにかく我が金玉が震えたのである。

着差はわずかクビ差であったが、
ほんとに届いて良かった!
そう心から思う。
さて、簡単に振り返っておこう。
■オークス2026結果


単勝は1,090円。これね。15時の時点では8.2倍だったのよ。しかしパドックの周回が始まると発汗が目立つようになり、誰がどう見ても入れ込んで見えたわけ。実際、レース後の聖奈も「ヤバい状態でした。汗も沢山かいてましたし、落とされないか心配でした」というような?コメントをしている。それでオッズがガンガン下がって10.9倍。しかし結果的にはこの単勝を買った方は大正解!入れ込み=惨敗ではない・・・という典型的な結果でしたな。それから、馬連は3,210円。これはかなり付いた印象。ドリームコアは単勝はそこそこ売れていたものの連系はあまり売れてなかったみたいだね。売れてたのは1番人気のスターアニス・・・ではなく2番人気のラフターラインズの方でね。それを証明するように三連複は3,220円。馬連とほぼ同じ。これはちょっと安かったねえ。
■オークス2026レース映像
■オークス2026レース回顧

スタート!比較的揃ったスタートであったが、出遅れたのは1番のミツカネベネラ。それから15番のアンジュドジョワ。あと、スタート直後に挟まれる不利があったのは12番のドリームコア(原因は隣の馬ではなく、もう一つ隣のスターアニスかな)。ただ、激しく接触したもののすぐ立て直せていたのでね。そこまで大きな不利ではなかったかもしれない。むしろ後手を踏んだのは挟んだエンネの方。
さあ、行くのはどの馬だ?

内からロングトールサリー、ロンギングセリーヌ。その外からトリニティ。さらに外からスターアニス、アメティスタ、スウィートハピネスあたりも前へ。ここで・・・

1番人気のスターアニスがガッツリ掛かってしまう!スピードメーター見ると65km/h。結構流れてるのにね。スターアニスから馬券を買ってた方達は目を疑ったのではないだろうか。

1~2コーナーに入ると、ガクンとペースが落ちて57.2km/h。この地点でジュウリョクピエロは後方5番手。ラフターラインズはこの一列前。ドリームコアは先団の外、6番手。

結局行ったのはトリニティ。これは想定内ではあったが、想定外だったのは誰もこの馬に鈴を付けに行かなかったこと。離れた2番手にアメティスタ。3番手の内にロンギングセリーヌ。外にスウィートハピネス。中にスターアニス。このシーンでもかなり力んでいるのが分かる。スピードメーターは56.0km/h。遅い。

折り合いに専念する10番スターアニスの外から上がって行ったのが12番のドリームコア。ルメールの肘がくの字に曲がっており、この馬もかなり力んでいる様子。これを見ると・・・ドリームコアはよく最後伸びて来たなあと思う。スピードメーターは55.4km/h。遅い。

スターアニスの後ろ・・・中団にいるのがロングトールサリー、スタニングレディ、外にスマートプリエール。今回私の◎はこの馬だったわけだが・・・見せ場も濡れ場もなくチン没(涙)。
1馬身離れてアランカール。外にリアライズルミナス。スピードメーターは56.0km/h・・・こりゃ遅いだろ!と津村は感じたのだろう(正解!)。向こう正面に入ったところで外からバイーンと上昇!これは英断だったねえ。

中団後方にラフターラインズ、内からレイクラシック、そして紫の勝負服がジュウリョクピエロ。スローペースも入れ込みもなんのその!キッチリ折り合ってるように見える!後方にソルパッサーレ、アンジュドジョワ。スピードメーターは60.7km/h。リアライズルミナスが上昇して先頭のトリニティをつついた影響か全体のラップが上がる!

後方2番手にエンネ。最後方にミツカネベネラ。スピードメーターは58.1km/h。
ラップタイムはこう。

前半3Fは36.8。
2F目はそこそこ速かったものの3F目4F目5Fが遅く、
1000mは62.2!
これは馬場を考えると相当遅いペースだったと思う。
ちなみに、
同日同コースで行われた7Rの4歳以上1勝クラスは、
3Fが36.1、1000mが59.6である。
そして時計は2:24.2(速い!)。
4歳以上1勝クラスというのは、
言うなら最下層ランク(4歳以上は未勝利戦ないからね)。
最下層ランクの1000m通過より2秒以上も遅いラップだったのである。
今の東京は、決め手さえあればスローでも差しが決まる馬場。
だと私は思っていたわけだが、
さすがにこれだけ遅いと前有利。
しかしこれに待ったを掛けたのが、
リアライズルミナス津村。

この男が動いたことにより、1000m過ぎからラップが上がり、
12.2-12.3-12.2とやや締まった流れになったのである。
そして逃げたトリニティは後続を引きつけることはせず、
残り800mからスパート開始。
当然後続はこれを追いかける形になるわけだが、
これが、
最後の1Fの11.8に繋がる。
残り100mまで先頭だったリアライズルミナスの脚色が鈍る原因となったのだ。
つまり、今回のオークスは、
緩緩→締→ロンスパ勝負!
だったのだ。
もどろう。

淡々とした流れになって3コーナーへ。スピードメーターは59.6km/h。

残り800m地点からシレッとペースを上げるトリニティ西村。スピードメーターは61.0km/h。

残り600m地点で時計は1分51秒前後。馬場を考えるともう超が3つくらいつくスロー!西村は後ろを確認してしてやったり!と思っていたに違いない。スピードメーターは59.4km/h。

大迫力の4コーナー!内を開けて馬場の真ん中に持っていくトリニティ西村!これを外から捕まえに行くリアライズルミナス!その外にいる緑の帽子がドリームコア!後方の外にいるピンクの帽子がラフターラインズ!そして外には行かず、馬群の真っ只中にいるピンクの帽子がジュウリョクピエロ!この馬から買ってた多くのファンが「もうダメだ」「オワタ」「せめて外に行ってくれー!と思っていたに違いない。ちなみに、この時は寺島師も「ペース遅いし、これはさすがに厳しい。アホー!聖奈のアホー!やっぱり川田に頼めば良かったー!」と思ったらしい(創作)。

残り400m!トリニティ先頭!続いてリアライズルミナス!いやー。この2頭の馬券持ってた方達は絶叫だったろうねえ。私の◎スマートプリエール(外にいる青い帽子)はこの辺まではまだ望みがあったのだが・・・ここから伸びなかった。残念。
さあ、これから坂!スピードメーターは62.6km/h。

坂を上ったところでリアライズルミナスが堂々先頭!これで勝ち切ったら歴史に残る神騎乗だったが・・・坂を上ってから後続が殺到!外からドリームコア!その外からラフターラインズ!そして!馬群を切り裂いてジュウリョクピエロ!スピードメーターは63.5km/h。徐々に加速して行く!!

残り200!くおおお!リアライズルミナス脚色衰えず先頭!津村がGⅠで大穴開けるのか。スピードメーターは62.3km/h。

残り100m!スピードメーターは60.3km/hに減速!明らかに脚色が鈍ったリアライズルミナスに後続が襲いかかる!さあ、勝つのはどの馬だ!?ドリームコアか?ラフラーラインズか?内から忍び寄るレイクラシックか?それとも馬群の中から脚を伸ばすスウィートハピネスか?
いや!紫の勝負服の脚色が凄い!・・・ジュウリョクピエロ聖奈だ!

くおおおおお!だ、大激戦!この中に私の◎がいないのが哀しい!

最後グイグイッと伸びたジュウリョクピエロが1着!
ぐへー!
ま、まいっちんぐ!

こ、この流れで、あそこから勝ち切るのか!!!
しかも馬群を縫いながら!
ゴール前の伸びは明らかに一頭だけ違ったし・・・
これは着差以上に強い内容だったのでは・・・!
ジュウリョクピエロ、強し!
勝ちタイムは2:25.6。
上がりは最速タイの33.1。
強いとは思ってたが、
まさかここまで強いとは思わなんだ・・・
ジュウリョクピエロおまえ強かったよ!
夢って・・・
叶うんやねえ。









ピエちゃんよしよし。

師匠の寺島師もGⅠ初勝利!



勝ったジュウリョクピエロは新ひだか町・飛野牧場生産のオルフェーヴル産駒。栗東・寺島厩舎。鞍上は今村聖奈。今村は寺島厩舎の所属であり、師弟コンビでのオークス制覇となった。昨今の競馬界は乗り替わりが当たり前でね。特に大レースとなれば容赦なく乗り替わりとなるし、大牧場や大馬主はランク上位の騎手を乗せるのが当たり前。いや、そらね。仮に私が馬主でね。「照男かルメールか選べ」って言われたらそりゃルメールさんお願いしますって言うよね(照男ゴメン)。そして今回、なんとS級騎手である川田が空いてたのである。仮に私がジュウリョクピエロの馬主でね。「聖奈か川田か選べ」って言われたらそりゃ川田さんお願いしますって言うよ。だって1着賞金1.5億円だよ?2着でも6000万!うひー!誰だって川田を選ぶと思う。いや、川田がムリだとしても池添かミルコか菊沢に頼むだろ(キクザワニハタノマンダロ!)。馬券は遊びだが馬主業は遊びじゃないからね。
そんな中・・・よく、陣営は聖奈を乗せたと思う。そして、聖奈はよくもまあ100点満点の結果を出したと思う!私の金玉が震えたのは・・・女性騎手だからとか、初めてのクラシックとか、そういうところではない。陣営は聖奈を信頼し、その信頼に聖奈が応え、見事にルメールやレーンを負かして1着になった・・・だからみな感動し、世間が震えてるんだと思う。しかしほんと聖奈には心の底からおめでとう!よくやった!と言いたい。そしてちょっと疑っていた自分を恥じたい。
父オルフェーヴルにとっても誠にもって大きい勝利となった。ウシュバテソーロ、マルシュロレーヌといったダートの大物は出していたが、芝のGⅠ勝ちとなるとラッキーライラックのエリザベス女王杯以来6年ぶり。今回のジュウリョクピエロの大活躍はきっと日高の生産者の背中を押すはず!残り少ない種牡馬生活の中でなんとしても芝の大物馬牡馬出して欲しいと思う。社台の良血牝馬ももうちょっと増えるといいなぁ(ほとんどキタサンブラックをはじめとする高額種牡馬が付けられる)。
さて、気になるのは今後。オークスの結果が出る前から凱旋門賞に登録していたことが話題になってるが、本当に行くのかどうか?個人的には適正・血統・斤量面から考えて十分チャンスはあると思う!なんでも馬主の近藤健介さんはこの馬が2頭目の持ち馬とのこと(スゴ!)。そして寺島厩舎は海外遠征経験が豊富な厩舎ではない。費用の面やノウハウの面、そして凱旋門賞にチャレンジするのであれば、当然鞍上問題も発生するだろうし、馬の調子を崩す原因にもなりかねない。ならば、秋華賞、エリザベス女王杯を目指す方が現実的・・・と馬主さんが考えても全く不思議なし。多分、この馬、オークスより秋華賞の方が向くと思うしね。さて、陣営がどういう結論を出すか・・・楽しみに待つとしよう!どっちでも応援するぞー!

これはジュウリョクピエロのパドック画像。かなり発汗してたし、入れ込んで見えたが、このくらいの方が「気合乗りがいい状態」の馬なのかも。今後の参考にしたい。
2着はドリームコア。いやー。さすがルメールというべきか。よく2着に来たな・・・という感想。というのもね。まずこの馬、スタートで結構な不利を受けたでしょ。さらに、向こう正面に入ったところで力んでしまってね。外を突いて若干ポジションを上げているのである。これをルメールが何とか押さえて我慢させたわけだが、並の騎手ならこの時点で終わっていたかもしれない。しかしこれで2着に来るのだから馬の能力も相当だね。調教で掛かる面を見せてたのでもう馬券からはバッサリ斬ったが、後悔はしていない。人気馬全部は買えないからね。ただ、この馬の能力面においては上書きが必要かな。あと、秋は右回り、輸送競馬になる点がどうか。
3着はラフターラインズ。レーンは完璧なレース運びをしたと思う。直線も外から矢のように伸びた。ただ、今回は超スローだったんでね。展開的に厳しい部分はあった。もうちょっとペースが流れてくれれば・・・逆転出来たのではないか?・・・という解説をする評論家は多いと思う。あるいは大外枠が不利だったとする説もあるだろう。しかし、私の解説は逆で。この馬はスロー向きの瞬発力タイプ。この遅い流れだからこそ、突っ込んで来れたんじゃないかなーと思っている。伸び伸び走れる大外枠もこの馬には有利に働いたんじゃないかな。最後の枠入れだったからか今回ゲートも普通に出たしね。さて、この馬も秋は人気確定となりそうだが、ハイペース必至の秋華賞よりエリザベス女王杯で買いたいかなー。
4着のリアライズルミナスはホント惜しかったね。この馬の馬券持って方はゴール前大悶絶だったと思う。なんせ単勝99倍であわやたわわの競馬だったからねー。今回は超スローを見越してポジションを上げた津村の神騎乗が好走要因ではあるが、それ以上に・・・そもそものポテンシャルが高い馬だと思う。じゃないと直線あんな競馬は出来ないよね。つまり、今年のフローラS組はレベルが高かったということだろう。しかしこの馬・・・賞金的には未勝利勝ちしかないからね。秋華賞に出走するには賞金の上積みが必要となる。
5着のスウィートハピネスもいい競馬したねー。11番人気単勝112倍の大穴であったが、この馬はもともと高く評価していたのでこの結果にも全く驚きはない。ただ、リアルインパクト産駒で血統的にどうなん?というのがあったし、調教も目立って良かったわけではなかったからね。今回はスルーしたわけだが、やっぱり能力高かったな。秋が楽しみな一頭。
1番人気スターアニスの敗因は何だったのか?まあ・・・超スローでガッツリ掛かっちゃったからね。これが直接の敗因だろう。もともと距離不安があったわけだが、距離が敗因と決めつけない方がいいと思うぞ。ハイペース必至の秋華賞では巻き返しあるかもしれんぞ。まあ、人気になるだろうけど。
あと4番人気のエンネはスタートで後手を踏んたのはあるが(ドリームコアと接触)、さすがにポジション後ろ過ぎたよね。そしてこの超スロー。展開的には非常に厳しかったと思う。それでもジュウリョクピエロと上がり最速タイの33.1をマークして0.3秒差なんでね。全く悲観する内容じゃなかったと思う。秋の巻き返しに期待したい。
◎スマートプリエールも発汗があり、入れ込んで見えた一頭。画像はこちら。ニ人引きで結構手こずらせてたんだよね。

鞍上の原も「乗った瞬間から入れ込んでいると感じました」とコメントしている通り、今回の惨敗は入れ込みが原因なのかもしれんね。もちろん、単に能力が足りなかっただけかもしれんけど。お母さんは古馬になってから強くなった印象あるし、ちょっと長い目でみようと思う。
というわけで、
馬券はカスリもコスリもせずにハズレたが、

ブルマのナニと同じくらい
ええもん見せてもろたんでね。
清々しい気分でダービーに向かいたいと思う。
データ分析、調教チェックお楽しみに!

倉科カナちゃん・・・ちょっとだけお辞儀してくれないかな?
【note予想結果】
というわけで、予想は大ハズレ。全然ダメだったんだけどしかし、今回は穴党には買えない馬券だったと思うんでね(せめてジュウリョクピエロのオッズが最初から10倍超えてたらねえ)。もうサクッと切り替えてダービーに向かいたいと思う。予想買ってくれたみんな!本当に有難うねー!過去最高レベルの方達が買ってくれて本当に嬉しかった!ダービーも気合入れて大穴狙って行くのでね。ぜひ予想買ってくれなーーー!
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