スプリンターズS2026レース回顧!ピューロマジック圧逃劇!

【スプリンターズS2026レース回顧】中山芝1200mで行われた秋の短距離王決定戦・GⅠスプリンターズS!勝ったのは9番人気のピューロマジック!大外枠からの逃げ切りでGⅠ初勝利となった!勝因は何だった?スターアニス、パンジャタワー、フリッカージャブ、ウインカーネリアンの敗因は?

 

ピューロマジック、

特殊馬場を逃げ切ってGⅠ初勝利!

 

 

いやー。ピューロマジックかあ。

今回、馬場的に有利(内有利の謎馬場)になる一頭とは思っていたが、

この馬自身の「道悪適正」に疑問を感じていたから・・・

買えなかったんだよねえ。

(これは望来も不安に感じていたみたいね)

 

しかし、今回の馬場は・・・

実は道悪適性はあまり関係なかったのかもしれん。

ワールズエンドもサウンドモリアーナも過去の実績を見る限り・・・

道悪が得意ってわけじゃないもんなあ。

予想はもうカスリもコスリもせずハズレだったわけだが、

ちょっと今回は・・・

本命党にとっても穴党にとっても難しかったと思う。

簡単にレースを振り返っておこう。

 

■スプリンターズS2026レース結果

単勝は2,450円!これは付いたねえ。これまで重賞5勝の実力馬。そしてこの夏の成績(1着・1着・2着)を考えると不自然なほどに人気が落ちてたわけだが、これは「さすがに使いすぎ」「前走がギリギリ」「GⅠだと直線で止まる」といった競馬ファンのイメージを安田調教師のネガティブコメントが後押しした感じでね。いつの間にかこんなオッズになってしまったのだ。

改めて考えねばならんのは「馬は生き物」であり、実際の競馬はゲームとは違うということ。使い詰めだから調子が落ちるとは限らんし、逆に休み明けを使ったから調子が上がるとは限らんのである。今回で言えばパンジャタワーは休み明けを一度使って理想的なローテ。しかしまさかの惨敗。フィジカル面・メンタル面いずれにかに問題があったのだろうけど、こんな負け方をする馬じゃないのでね。万全の状態ではなかったのは間違いないだろう。

我々穴党が意識せねばならんのは「世間はそう考えている」ということを認識することだと思う。世間と同じ考えでは穴馬券は取れないからね。しかし、この馬券を取った方は見事だね。今回の上位3頭には共通点が少なく、一緒に買うのはなかなか難しかったと思う。枠も内と外だし、ローテもバラバラだし、血統もバラバラだし、共通点があるとすれば「前」という点だが、前に行くであろう馬は他にもたくさんいたしねえ。

あと、調教師のコメントは「話半分」くらいでちょうどいいね。全く参考にしないと材料が減ってしまうし、信用しすぎるのもダメだと思う。

というわけで、今回人気馬全滅でせっかく荒れたのだが・・・難しい一戦だったと思う。参りました。

 

■スプリンターズS2026レース映像

■スプリンターズS2026レース回顧

スタート!出遅れる馬なく揃ったスタート。その中でも好スタートを切ったのはジューンブレア、ルガル、ウインカーネリアン。やや出遅れたのはパンジャタワー。

それにしても今回のこの遠くからの画角。多分・・・初めての試みだと思うんだけどね。確かに全体を俯瞰して見ることは出来るが・・・

馬が小さすぎて見にくいわ!

自分が買った馬がどこにいるか?好スタートを切ったのか?出遅れたのか?もう小さすぎて全然わからん!帽子の色すらほとんど分からん!そして画に迫力がない!何をどう考えてこの画角にしたのか知らんが、元に戻して頂きたい。老眼なめんな。

 

内からジューンブレアとサウンドモリアーナが先行態勢。外で好スタートを切ったウインカーネリアンはあまり行く気なし。その外からフリッカージャブとピューロマジックが追い上げる。やっぱり見にくい。小せえわ。

 

やっぱりこの画角が見やすい。そしてニの脚の速さは天下一品のピューロマジックが大外からハナへ!続いてフリッカージャブ。ウインカーネリアンは引いて好位の外。内からジューンブレア、サウンドモリアーナ。その外からワールズエンド、ペアポルックスも先行態勢!

今回私の◎はこのペアポルックスだったのだが・・・実は内に潜り込んでの鬼のイン突きに期待してたんだよね。張り合って先行するのは想定外だったが、岩田康のやりたかったことは分かる。先行してインを取り、粘り込む競馬。つまり、今回ワールズエンドがやった競馬だ。

今回の中山はかなり特殊な馬場でね。荒れて見えるインが圧倒的に有利。それは土曜日もそうだったし、日曜日も一貫してそうだった。これはもう確信だったのでね。他のレースでも内を狙ったわけだが・・・それが見事にハマったのが、この日の7Rの芝マイル戦。1枠1番の超大穴・単勝96.6倍のウインロゼライトを狙ってこれが見事に3着(馬券は馬連ワイド一点でワイドが的中)。

岩田康も何とか内に入れたかったと思うんだが、不運だったのはすぐ内にワールズエンドがいたこと。結局この馬にやりたいことをやられ、間にはサウンドモリアーナに入られ、自身は外目を回る羽目に。結果は色々あって8着だったわけだが、勝つための騎乗をしたと思ってるんでね。その点は納得している。

 

ウインカーネリアンの後ろにパンジャタワー。ごった返す中団にアイサンサン、ママコチャ、スターアニス、ルガル、ブラックチャリス。

 

後方にエーティーマクフィ、レイピア。最後方にレッドモンレーヴ。この馬、最後に外からぶっ飛んでくるんだが、道中はずっとインベタにいたんだねえ。

 

ラップタイムはこう。

 

前半3Fが33.6。後半が35.6。

時計だけ見れば、スロー。

究極のスピード勝負で例年テンは32秒台。

遅い年でも33秒ちょいってのがスプリンターズSのペース。

ただ、今年は「稍重」発表でも・・・

実質は「重」か「不良」レベルの極悪馬場。

それで33.6はかなり速いラップだったんじゃないかと思う。

 

それでこのクソ重い馬場となれば・・・

ほとんどの騎手は

「ピューロマジックは放っといても潰れる」

と考えていたのではないか。

安田先生も「お釣りはなさそうだけど、行くだけ行く」というような発言してたしね。

 

で、ピューロマジックは放置されて単騎逃げ。

気性面に懸念を抱えるこの馬にとってこの展開は幸甚でね。

これが勝因の一つだったと思う。

 

もし、ピューロマジックの体調が万全絶好調だと言われていたら、

さすがにもっと厳しいマークに遭っただろう。

仮に単騎で逃げられたとしても

3~4コーナーで差を詰められて追い出しも早くならざるを得ない・・・といった状況になったと思う。

そうなればさすがに厳しいよね。

 

しかし実際にはそうならなかった。

 

これが安田先生の作戦だったとしたなら、

 

 

かなりの策士だねえ。

 

まあ、本音だったのかもしれんし、真実がどうかは分からんけど。

 

戻ろう。

 

3~4コーナー。後続を3馬身ほど離して逃げるピューロマジック!手応え十分。しかしこの地点でも後続は放置!後ろから来る気配なし!しかし、これはもしかしたらフリッカージャブに原因があるのかもしれん。この地点で結構促していたが、進んでいかなかったんだよね。当然その後ろの馬達はフリッカージャブが邪魔で動くに動けなかった。この点もピューロマジックにとってはかなり運が良かったと思う。

 

大迫力の4コーナー!リードを保ったまま逃げるピューロマジック!ココで余力を持ってスパート開始!

ここで上位に来た馬に番号打ってみよう。

 

上位に来たのはすべて3~4コーナーで内から1~2頭分を回した馬。これより外を回した馬は全滅。直線もほとんど外は伸びなかったからね(スターアニスとレッドモンレーヴ以外)。もう・・・内を回さないとどうにもならん馬場だったのである。

この件に関して、レース後トンチンカンなことを言ってた騎手がいるのだが・・・まあこの件は置いておこう。

 

さあ、直線!逃げる逃げるピューロマジック!差が詰まるどころか広がる!これはこの馬の勝ちパターンだよねえ。2番手のフリッカージャブはすでに手応えがかなり怪しい!その両脇から伸びてくるのがラチ沿いのワールズエンドとサウンドモリアーナ!その外からペアポルックスとウインカーネリアン!

この時は・・・◎ペアポルックスが伸びて来るんじゃないかと淡い期待をしたんだけどねえ。私のチンコと同じで伸びなかった。ただ・・・この後、サウンドモリアーナとウインカーネリアンに挟まれて減速する不利があったんだよね。※この件につき、サウンドモリアーナは外側への斜行で戒告を受けている。

 

まあ、直線向いてグイッと伸びてれば受けなかった不利だからね。この不利がなかったら馬券内に来てたんじゃないか?・・・なんてことは言わんが、不利を受けた後も再加速してウインカーネリアンとは半馬身差くらいまで詰めてるからね。これがなければ4~5着はあったかもしれんと思う。

 

残り200!内ラチ沿いからワールズエンドが伸びてきたがなかなか差が詰まらない!フリッカージャブはもうバテバテ。その外からサウンドモリアーナとウインカーネリアン!後ろからは・・・何も来ない!しかしこれから最後の急坂!

 

残り100!坂を登ったところでピューロマジックの脚色が急激に鈍り、スピードメーターも60km/hを割る!そして後続が急追!赤い帽子の2頭が併せ馬でこれを追い、外から凄い勢いで飛んでくる馬が一頭!スターアニスだ!

 

グングン差が詰まるが・・・

 

しかしピューロマジックが、クビ差残したところがゴール!最後のスピードは54.6km/h。ピューロマジックも最後はバテたが、他の馬達も似たり寄ったりでね。レースとしてはハイペースの消耗戦。何より位置取りが重要なレースだったと思う。望来は最高の騎乗をしたね。

 

ピューロマジック、

渾身の圧逃劇でGⅠ制覇!

 

時計は1:09.2。

勝ち馬の上がりは35.6。

調教見た時・・・

実はかなり調子いいんじゃね?

と思った自分を信じれば良かった・・・

あんた強かったよ!

 

 

 

 

 

 

勝ったピューロマジックは新冠・村田牧場生産のアジアエクスプレス産駒。栗東・安田翔伍厩舎。鞍上は岩田望来。この夏は3戦してサマースプリントチャンピオンになったわけだが、なんとスプリンターズSまで制して正真正銘のスプリントチャンピオンに君臨。みんなもこの馬のスプリント能力は当然評価していたはず。しかしこんな人気になったのは、やっぱり「サマースプリント狙いだったんでしょ」「お釣りはもうないよね」というイメージが大きかったと思う。そして「調教師の泣きコメント」も大きく影響したんじゃないかと思う。それでもこの馬から勝負した方はほんともうお見事としか言いようがない。私も一瞬考えたんだけどねー。逃げるのはこの馬でほぼ確定なので馬場の恩恵が大きいと思ったのよ。しかしこの馬は軽い馬場が得意なスピードタイプだけにこの激重馬場は辛いんじゃないか・・・と判断しちゃったのよね。実際はこの勝ちっぷりだから全く関係なかったわけだが・・・ちょっと謎が残る馬場だったと思う。もしかしたら道悪適正はあまり関係ない馬場だったのかもしれん。

父アジアエクスプレスにとっても初のGⅠ制覇。芝よりダートで走る馬の方が圧倒的に多い種牡馬であるが(父父ヘニーヒューズだからね)、まさか芝のGⅠを勝っちゃうとはね。陣営はもちろん繋養先にとっても大きな一勝だったのではなかろうか。この次は香港スプリント・・・という話だが、この馬・・・典型的な夏馬なんだよねえ。香港にはとんでもない化物もいるし、まあ応援はするけど来年の夏まで静観かなあ。

2着はワールズエンド。この馬はもう津村が完璧なレースをしたねえ。出して行ってフリッカージャブの後ろという絶好位をとり、終始インベタ。直線も最内ラチ沿いを突いてしぶとく脚を伸ばし、もうちょいの2着。いや、これは惜しかったねえ。前にいたフリッカージャブが邪魔でね。ワンテンポ追い出しが遅れてしまったのが痛恨。フリッカージャブの手応えがもう少し良ければ頭まであったかもしれない。個人的には・・・枠や展開面は買いだが、スプリント能力が未知であり、また東京の高速決着で結果を出してることからこの馬場は合わないと考えたんだよねえ。条件戦時代でも重めの馬場は取りこぼしてるし。しかし今回全く関係なかったからなあ。この後は当然マイルCSとなるだろう。人気になると思われるが果たして・・・どうかな?

3着はサウンドモリアーナ。この馬にもちょっとビックリ。キーンランドCではパンジャタワーやウインカーネリアンに完勝しているのだから能力が足りないわけはないのだが、この時は斤量が軽かったし、何より展開と馬場が向いた印象だったんだよねえ。さらに重馬場の北九州記念では離された6着に負けており、重馬場適正も怪しかったのよ。しかし今回は色々と向いた点はあるにせよ強敵相手に良く走ったよなあ。最内を走っていれば頭まであったかもしれん。まだ4歳だし、今後が楽しみな一頭だね。

4着に1番人気のスターアニス。その敗因は何だったのか?ルメールのコメントによれば「悪い馬場で3~4コーナーの反応が遅かったです。休み明けでこういう馬場は大変です」と、重い馬場が敗因だと言ってるわけだが、果たしてそうだったのか?道悪馬場が苦手ならあの脚で4着まで来れただろうか?個人的にはちょっと違うと考えており、仮に良馬場だったとしても似たような結果になったんじゃないかと思っている。距離は問題じゃないんだよね。同じ1200でも高松宮記念の舞台である中京は向くんじゃないかと思う。まあ今回は休み明けだったし、次も間違いなく人気になりそうだねえ。

5着に最後方から追い込んだレッドモンレーヴ。使った上がりは最速で35.0。と言っても大外をブン回したわけではなく、道中はインベタ。3~4コーナーも内寄りを回して直線だけ外へ。最後は凄い勢いで追い込んできたが、前も止まらなかった。この馬も中山より中京が合うタイプでね。このまま順調に惨敗を続けてもらうと来年の高松宮記念で狙いやすくなると思う。しかし今回酒井は上手く乗ったなあ。最後、外に出す時にエーティーマクフィに迷惑をかけるシーンもあったが、あの程度のサイドアタックはゴール前はもちろんコーナーではよく見る光景でアリかナシかと言われればアリだと個人的には思う。もちろん迷惑掛けた分の罰は受けるべきだが、過怠金10万円。しかしサウンドモリアーナの斜行は戒告のみ。これはちょっと不公平に感じるな。だってエーティーマクフィは体当たりくらったもののそこまで影響なかったけど、ペアポルックスはガッツリ不利受けてオヤジ半立ちになってたからね。どもならんわ全く。

6着はウインカーネリアン。これは正直ミス騎乗だったと思う。外枠の不利はあったが、絶好のスタート切ったからね。二の脚も速い馬だし、あのまま内ラチ沿いまで切れ込んで位置を取ってしまうべきだった。この馬が今回フリッカージャブの位置で競馬していたら・・・最低でも馬券内はあったんじゃないかと思う。外を回したのが敗因。

2番人気に押されていたパンジャタワーの敗因は何だったのか?松山は「馬場の悪いところでノメっていて、馬の気持ちが折れてしまった感じです」とコメントしている。真相はわからんが、今回発汗もしていたし、ゲートもなかなか入らなかったし、状態面(メンタル面)に問題があった可能性は高いのではないかと思う。4コーナーでは大外を回らされたからね。この時点でアウトだがそれにしても負け過ぎだよね。次はマイルCSになるんだろうけど・・・怪しい。実に怪しいぞw

3番人気フリッカージャブについても触れておこう。この馬も外枠だったが、ピューロマジックを行かせて離れた2番手と絶好の位置取り!西村は「今日のような馬場は良くありません」とコメントしているが、多分違うと思うなあ。おそらく・・・前走快勝の疲れが密かに残っていたのではないかと思う。皮肉なもんでね。連戦の疲れが残っていると思われたピューロマジックが勝ち、前走叩いて絶好調と思われたフリッカージャブが惨敗。しかしこれが競馬なのだ。教訓として金玉に銘じておきたい。

 

以上レース回顧終わり。

 

来週から東京・京都開催。

いよいよ本格的に秋のGⅠシーズンに入るわけだが、

とりあえずスーパーGⅡの毎日王冠と京都大賞典!

それから日曜にはフランスで大一番の凱旋門賞!

データ分析ならびに予想お楽しみに!

 

 

【note予想結果】

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というわけで、今回は見せ場はちょいとあったものの濡れ場はボカシが入った感じでチン没。まあしかし今回は難しかったと思うのでね。こういう時はもう素直に「まいりました」でいいと思う。スターアニスやパンジャタワーにぶっ込んで白目剥くより全然マシ。と自分を慰めつつ、今回は全然ダメだったわけだが、予想買ってくれた毒者のみんなには感謝しかない!(結構たくさん買ってくれて嬉しかった!)今週も懲りずに大穴狙って逝くのでね。また買ってくれると嬉しい!では股来週!

 

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