スプリングS2024データ分析!大穴はこの馬だ!

【スプリングS2024データ分析】中山芝1800mで行われるGⅡスプリングS!今年はシックスペンス、ウォーターリヒト、ジュンゴールドが人気になりそうだが当然大穴狙い!データ分析では1枠有利?脚質は?馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3Fは?穴馬候補はメイショウタバル、コスモブッドレア、チャンネルトンネル!

 

さて、弥生賞に続く、

皐月賞トライアルのスプリングS!

例年だと・・・あまり本番に繋がらない一戦なんだが、

今年はまあまあメンバー揃ったねー!

 

■スプリングS2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

1番人気は2戦2勝のシックスペンスか。

まあノーザンFだし、国枝厩舎だし、ルメールだし、

人気の純白パンツになるのは分かる。

分かるが、

休み休み使ってるのは何か理由があるはずだし、

前走ひいらぎ賞の時計も平凡なんだよねー。

これは昨年12月~今年1月に行われた中山芝1600m(良馬場のみ)の勝ち馬一覧。

 

 

冬の中山にしてはかなり時計が出る馬場でね。

最も速かったのはニューイヤーSのパラレルヴィジョンが出した

1:32.3だったわけなんだけど、

普通に未勝利戦や下級条件でも1分33秒台とか34秒台が出る中、

シックスペンスの時計は1:35.5。

かなり遅い部類の時計なんだよね。

もちろん、

同じ良馬場でも馬場差はあるし、

ペースやメンバーによって時計は大きく変わるからね。

時計で強さは計れないのは百も承知。

百も承知だが、

この馬の金玉を怪しむ根拠にはなると思う。

 

というわけで、

今日も元気にウキウキウォッチン!

いつも通り過去データ見てみよう!

 

■スプリングS2024データ分析、人気別成績

1番人気は過去10年で1勝しかしてないものの・・・馬券には相当絡むねえ。2~3番人気もまあまあ良し。しかし4~6番人気で5勝しているように「小荒れ」するレース。2着は比較的堅く、3着はソコソコ荒れる。

荒れる確率は・・・20%

あんまり荒れるレースじゃないが、人気馬が頭で来るレースでもない。「5番人気→1番人気→6~8番人気」みたいなイメージだね。

 

■スプリングS2024データ分析、馬体重別成績

3歳春の牡馬GⅡ。馬体重の最低ラインは440kg。出来れば460kgほしい。馬体の増減は互角か。率で言えば馬体増の方がいい。

 

■スプリングS2024データ分析、枠番別成績

コーナー4つの中山内回り1800m戦。1枠の成績が異常にいいが、大外枠の成績もかなりいい。

 

■スプリングS2024データ分析、騎手成績

池添注意報だが、これは全部人気馬だね。関東のB級騎手注意。

 

■スプリングS2024データ分析、種牡馬成績

バラバラだねー!ロードカナロア注意。あと、ステイゴールド系注意!

 

■スプリングS2024データ分析、間隔別成績

休み明けでも問題ないが・・・2~3着まで。今年に入って一回使ってる感じの馬が良さそう。

 

■スプリングS2024データ分析、前走成績

注目ローテは・・・朝日杯FS(4頭)、ホープフルS(3頭)、共同通信杯(3頭)。あとはほとんどが1勝クラス組で15頭。未勝利や新馬戦からのローテは厳しい。馬券になったのは1頭だけだ。前走距離は1600~2000mがほとんど。前走GⅠや重賞でも4着以内というかなり厳しい条件。1勝クラスは1着条件。おまけで2着。例外は水仙賞。

【激アツローテ馬】
・ウォーターリヒト(きさらぎ賞2着)
・コスモブッドレア(京成杯3着)
・シックスペンス(ひいらぎ賞1着)
・ペッレグリーニ(セントポーリア賞1着)
・メイショウハダル(つばき賞1着)
・ルカランフィースト(若竹賞1着)
・アレグロブリランテ(若竹賞2着)

今年はGⅠ組が不在。単勝10倍前後になりそうな1勝クラス組が面白そうだねー。あとは重賞好走組。

 

■スプリングS2024データ分析、1番人気の前走成績

前走GⅠ組の1番人気はかなり信頼度高い。1勝クラスからで1番人気になった馬は・・・過去10年ではいないねえ。

 

■スプリングS2024データ分析、脚質別成績

前後互角に見えるが、先行の中には3~4コーナーから上がって行った馬が含まれており、実際は差し優勢。上がり1位の強さはそこそこ。

 

■スプリングS2024データ分析、位置取り・上がり成績

馬券パターンは・・・「差し→先行」「差し→差し」。だいたいこの2パターンで軸は差し馬がベター。理想は3コーナーで5~9番手くらいから徐々にポジションを上げて行ける機動力がある差し馬。4角二桁番手からは届かない!馬場やペースにもよるが、上がりは34.5~35.5くらい。タフな持久力戦が基本。

穴馬の脚質は、先行・差し。

最も多いパターンは4~7番手くらいの前目~中団前の馬。

 

■スプリングS2024データ分析、1番人気の位置取り・上がり3F

飛んだ1番人気はいずれも後方タイプ!ウォーターリヒトはちょっと怪しいんじゃない?

 

■スプリングS2024上がり最速候補

上がり最速候補は、

・ジューンテイク
・スティンガーグラス
・ドリーミングアップ
・ルカランフィースト
・ウォーターリヒト
・ジュンゴールド
・ブエナオンダ
・メイショウタバル

レースレベルを無視して考えると・・・ジューンテイク、スティンガーグラス、ペッレグリーニ、メイショウタバルあたり面白そう。

 

■スプリングS2024データ分析、厩舎・生産者・血統

関東馬が優勢。社台系はそこそこ。個人牧場でも太刀打ち出来るレース。血統的には・・・バラバラであるが、最近はサンデーサイレンス系の優位性はあまりなく、ノーザンダンサー系やキンカメ系の活躍が目立つ。中山適性必須。

 

■スプリングS2024データケツ論。

・年明けの重賞、1勝クラス
・差し、機動力必須
・関東馬、社台系、中山適正

 

シックスペンスはノーザンF生産のキズナ産駒。美浦・国枝厩舎。鞍上はルメール。母はアメリカから輸入した繁殖牝馬でこの馬が初子。現在2戦2勝。まだ負けておらず大物の可能性はあるわけだが、この2戦はいずれも中山マイル。上で書いた通り、勝ち時計が速いわけでもなく、勝ちっぷりが際立っていたわけでもない。スローの2番手を追走して抜け目なく勝ち切った感じ。ただ、その前走で負かしたポッドテオ(今回のモノサシになりそうな馬)はその後ジュニアC3着、セントポーリア賞2着、そして1勝クラスで1着と勝ち上がっており、レースレベルは決して低くなかったと思われる。しかし、クラシックを目指す馬が2戦連続で中山マイルってのも違和感あるし(見た目パワー寄りのマイラー)、休み休み使われてるのも不安だし、人気だとかなり買いにくいねー。ルメ党の方たちには悪いが沢山チクビ吸って飛びますように。

ウォーターリヒトは浦河・伏木田牧場生産のドレフォン産駒。栗東・河内厩舎。鞍上は幸。2走前のシンザン記念では単勝207倍の超大穴で最後方から3着に突っ込んできた馬。続くきさらぎ賞は前走フロックと思われていたのか・・・12頭立ての10番人気とこれまた全く人気なかったわけだが、これをあざ笑うかのように馬場の悪いインから伸びて2着。私はこの時「フロックではない!」と見て◎を打っていたのだが、1番人気のビザンチンドリームを買っておらずドモナラズ。まあそれはいいとして今回はさすがに人気になるみたいで非常に買いにくい。いや、前走の京都は外差し馬場だったから追い込みでも買いやすかったが(内がぽっかり開いたのも外差し馬場の影響)、この舞台で追い込み一閃はかなり難しいぞー??来週の毎日杯、あるいはアーリントンCの方がまだマシだろう。使い詰めで上がり目にも疑問・・・というわけで、買い時は過ぎたと見て軽視したい。買うとしても押さえまでかな。

ジュンゴールドはノーザンF生産のエピファネイア産駒。栗東・友道厩舎。鞍上は坂井。新馬戦、紫菊賞をそれぞれ3馬身差で圧勝した馬。ホープフルSに使わず京成杯に向かったのはノーザンFの使い分けだったかどうかはわからんのだが、その京成杯では1番人気に支持されながら12着に大敗。この敗因がよく分からんのである。ポジションも悪くなかったし、掛かった様子もなかったが、とにかく直線全く伸びなかった。坂井の話だと「全体的に少し力みがあった」という話だが、メンタル面が原因で負けたのであれば今回も怪しいのでは?惚れ惚れする豪快なフットワークの馬で能力そのものは高いと思うけどこれまた人気だと買いにくい。

ひざ枕+耳コチョしてもらってもよかですか?と思った貴方に大穴候補を挙げておこう。ええと、ジューンテイクはこんなオッズになるわけ無いんじゃね?と思ってたら若葉Sに出走するみたいね。

まず、現実的なところでメイショウタバル。浦河・三嶋牧場生産のゴールドシップ産駒。栗東・石橋厩舎。鞍上は横典。初勝利は3戦目の阪神芝2000m戦。好スタートから控えて中団前目。3~4コーナーから外を回して進出し、長く長く脚を使って快勝。若駒Sは競走除外で出走出来なかったが、続く京都1800のつばき賞が秀逸でね。好スタートから自然とハナに立ったのだが、次々と仕掛けて来る馬がいて出入りの激しい逃げ馬にとって辛い競馬・・・しかしこれらに釣られながらも何とか我慢させ、これらを捻じ伏せて直線入り口で先頭!後ろからキープカルムが迫って来るともう一回伸びて快勝。このキープカルムは・・・後に活躍馬を多数出している京都2歳S(※4着ダノンデサイルが京成杯勝ち、7着コスモキュランダが弥生賞勝ち)の5着馬。レースラップも時計も非常に優秀でね(ラスト4Fが11.4-11.1-11.1-11.8)。中山は走ったことないが、血統的にも適正は高いと思う!あとは人気がどうなるかだね。

次に、重賞組のコスモブッドレア!新冠・ビッグレッドF生産のゴールドシップ産駒。美浦・小野厩舎。鞍上は石川。評価したいのは当然前走の京成杯。確かに上位2頭は強かったが、この馬も相当いい競馬したんだよね。積極的に2番手につける競馬で流れに乗り、4コーナーから早めに先頭に並びかけて行く正攻法の競馬。先行した各馬を競り落として残り100mで先頭!しかしゴール寸前にダノンデサイルとアーバンシックの強襲に遭って3着・・・という結果。しかし差はわずか。能力的にはココでも十分やれると思うし、マイネル軍団的にも何とか出走権がほしいところ。バッチリ仕上げて来るんじゃなかろうかー!激アツパンツの一頭。

それから、パンツのトンネルになりそうなチャンネルトンネル!新冠・大栄牧場生産のグレーターロンドン産駒。美浦・堀内厩舎。鞍上は松岡。馬柱を見ると前走は東京マイルの1勝クラスで4着。プロフィールからもデータからも買い材料はほとんどない。だけんどもしかし!その前走はもう明らかにミス騎乗。完全な取りこぼしでね。直線どん詰まり×3だったのである。最初から自信もって外のポジション取って外を回してれば楽勝していたと思う。実際このレースを勝ったポッドテオは2走前のジュニアCで負かしてる相手。そうそう。このジュニアCが今年は相当ハイレベルでね。冒頭の中山1600勝ち時計一覧を見てもらえばわかるように勝ち時計の1:32.5はニューイヤーSに次ぐ好時計だったのだ。このジュニアCで番手から2着だったのがチャンネルトンネル。おそらく本質はマイラーなんでね。距離延長は確かに不安材料だが、序盤スローの中山1800ならこなす可能性十分と見る。前走みたいに控えたりせずに堂々先行して頂きたい!

ほか、そのポッドテオを前走で負かしているペッレグリーニ。この馬はソコソコ人気になるだろうけど有力と見る。あと差し勢からはルカランフィーストかな。前走不良馬場だったので時計は出てないが、相当切れた。

 

というわけで、

上位陣には怪しい足の指のツメの匂いが漂っており、

今年は荒れそうな予感!

最終予想は日曜日の予定!

お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

【大阪杯想定】タスティエーラ、ソールオリエンスなど20頭

む、ドバイと被るんでどうなるかな?と思ってたんだが、結構メンバー揃いそうだねー。注目は明け4歳の世代レベル?

 

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