桜花賞2023調教チェック！特A評価馬は？イマイチ馬はあの馬！

【桜花賞2023調教チェック】阪神芝1600ｍで行われる牝馬クラシック第一弾・桜花賞！ダントツ人気リバティアイランドの調教・仕上がりはいかに？浅次郎の特A評価馬はペリファーニア、シンリョクカ、ハーパー！調教爆穴はモズメイメイ、ムーンプローブ、ドゥーラ！調教イマイチ馬は・・・あの人気馬だ！

 

今日は桜花賞の調教チェックだぜー！

 

■桜花賞2023調教チェック

※以下は管理人の毒断と変見と邪スカウターによる今回人気馬は揃って内枠に入ったなウッシッシ！ジャッジである。競馬は能力とか適正とか調子とかも大事だけど・・・枠順も大事だから面白いよね。

・ブトンドール
フィリーズR6着から中3週で4本。1週前は池添騎乗CW37.1-23.1-11.5仕掛け。外目を回して単走。他厩舎？の馬が内を通して並びかけてきたので3頭併せの形に。軽く仕掛けられると力強く脚を伸ばしてラスト11.5。最終追い切りは坂路で52.4-24.1-11.8仕掛け。頭が高く、追われて右にヨレたのは気になるが、ラストは12.3-11.8の絶好時計。ただし、この馬、鬼のように調教駆けするスピードタイプなんだよね。血統からも戦績からもおそらくスプリンターだろう。前走からの上積みは相当あると思う。

・ライトクオンタム
外厩：山元トレセン。シンザン記念1着から3ヶ月の休み明け。追い切り6本。1週前は武豊騎乗でCW37.8-23.8-12.0仕掛け。んん？外目を回して併せ馬の内。3歳未勝利アリクテラー強めに食いつかれたところでGOサインが2～3度出たのだが・・・反応薄く、差を詰められて併入。動きも時計もイマイチだね。最終はCW40.9-25.7-12.3仕掛け。あらら？超ヌルい時計。さらに直線気合を付けたのに全く反応せず。これは・・・最近のわたしのナニのようだ・・・じゃなかった（笑）、調教からは全く推せない。パドック注意。

・リバティアイランド
外厩：ノーザンFしがらき。阪神JF1着から4ヶ月の休み明け。追い切り5本。2週前に坂路で52.4-24.2-11.9馬なりの好時計。1週前はCW37.8-23.4-11.7馬なり。馬場の真ん中を通して併せ馬。格下の馬と併せたんだが、迫力は感じないものの楽な手応えで併入。最終追い切りは川田騎乗でCW38.2-23.3-11.2馬なり。大外を回して3歳未勝利レッドラグラス一杯と併せ馬。スピードに乗せたのはラスト1Fだけだったが泰然自若なフットワークで楽々先着。上々の仕上がりだが、これは先々（オークス・・・と言わず秋競馬や来年）まで見据えた仕上げだね。おそらく8～9分といったところだろう。それでも勝てると見ているのだと思う。自信たっぷり。A評価。

・ドゥアイズ
外厩：チャンピオンヒルズ。クイーンC2着から中7週で5本。1週前は隼人騎乗でCW36.8-23.2-11.6強め。外目を回して3歳1勝クラスのカンチェンジュンガ馬なりと併せ馬。時計は文句ないのだが格下の馬に煽られる感じでやっとこさ併入。最終も隼人騎乗でCW37.5-23.4-11.6強め。1週前とほぼ同じ内容。パートナーも同じ。反応は良くなったがやはり最後は食いつかれて併入・・・と見た目はあまり良く見えないのだが、この馬・・・前走も調教ではあまり良く見せなかったのにシッカリ好走したんだよね。時計比較では前走よりはるかに良いし、密かに上積み大きいかもしれん。A評価。

・ハーパー　特A評価
外厩：ノーザンFしがらき。クイーンC1着から中7週で7本。順調に乗り込まれて1週前はルメール騎乗CW36.5-22.3-11.0強め。4歳3勝クラスのアーティット強め、2勝クラスのレッドラディエンス馬なりとの3頭併せ。大きく追いかけた分はあったとはいえ・・・この両頭に1馬身ほど遅れちゃったんだよね。まあでも動きは良かったし、この好時計なんでね。これはもう相手2頭を褒めるべきだろう。最終はCW37.6-23.1-11.3馬なり。颯爽としたフットワークでラストは楽々11.7-11.3。先週と同じくアーティット仕掛けと併せて併入。仕上がり万全。特A評価。

・モズメイメイ　調教爆穴
チューリップ賞1着から中4週で6本。1週前は和田竜騎乗で坂路52.0-24.6-12.3馬なり。んあ？2勝クラスのピノクルとの併せ馬だったのだが・・・頭を上げて掛かり気味で画面に現れ、終始力みっぱなし！手綱を緩めたら一瞬で持っていかれそうな雰囲気。ただ、凄まじくエネルギッシュなフットワークでもうシャツのボタンが弾き飛びそうな動き！最終も坂路で52.6-24.7-12.3馬なり。一週前ほどではないが、やはり若干掛かり気味。内なる闘志を上手くコントロール出来ない感じで荒々しいフットワーク。しかし逆に言えば激走色の覇気を纏ったサイヤ人モード。もう一回ハマれば一発あるかも。調教爆穴に推す！

・コンクシェル
外厩：大山ヒルズ。アネモネ賞2着から中4週で3本。1週前はCW37.7-24.0-11.9馬なり。同レースに出走するコナコースト強めと併せ馬。先行していた分はあったが、馬なりマイペースで並ばせずに先着。最終もCWで38.5-24.3-12.0馬なり。これはもう余力残しの微調整。前走が目一杯の仕上げだっただけに今回はソフト調整だね。

・キタウイング
チューリップ賞7着から中4週で6本。1週前は杉原騎乗で坂路52.9-24.6-12.2馬なり。3勝クラスのスズカノロッソ仕掛けと併せて先着。キビキビした動きで最後までシッカリ。最終も杉原騎乗でCW38.6-23.8-11.6馬なり。ゆったり入って終い重点。終始馬なりだったが、いいストライドだったと思う。時計的には目立たないが上昇気配。Ａ評価。

・コナコースト
外厩：ノーザンFしがらき。チューリップ賞2着から中4週で3本。1週前は鮫克騎乗でCW37.4-23.8-11.9強め。コンクシェル馬なりと併せ馬。外から追いかけて馬体を併せるところまでは良かったが、追われてからの伸びが案外。最後は突き放されて遅れてしまった。最終も鮫克騎乗で坂路53.2-24.4-11.9仕掛け。馬体の伸びはないが、クルクルと回転鋭いフットワーク。仕掛けられてラストは11.9。1週前は遅れたが上々の仕上がり。ただ、渾身メイチは権利を取りに行った前走だったかもしれん。前走のデキを維持出来ていればここでも面白い。

・エミュー
フラワーC1着から中2週で2本。1週前は南W43.1-28.1-14.1馬なり・・・と15-15に毛が生えた程度の超軽め。最終は栗東に移動してCW39.8-24.3-12.0馬なり。外目を回して単走でサラッと。軽め調整だね。判断出来ないが、前走も中2週のソフト調整で結果出してるんだよね。馬体重注意。

・シンリョクカ　特A評価
外厩：KSトレーニングC。阪神JF2着から4ヶ月の休み明け。追い切り5本。1週前は南W37.3-24.1-11.7馬なり。外目を回して3頭併せの真ん中。セーブしながらコーナーを回り、震えるぞハートな手応えのままサラッと流して並走フィニッシュ。最終は吉田豊騎乗で南W37.7-23.9-11.6馬なり。これも外目を回して3頭併せの真ん中。パートナーは2勝クラスのセイウンハルカニ一杯とイサチルプリンス馬なり。これまた燃え尽きるほどヒートな手応えで押さえたまま。馬体が合うと馬が勝手にギアを上げてスーーっと加速して先着。愛しさと切なさと心強さを感じる追い切りで文句なし！寿司食いねえの特A評価！一応言っておくと、ほとんどの競馬メディアでノーマークの大穴だった前回もキッチリ評価していたぞ！→前回朝日杯の調教チェックはこちら。

・シングザットソング
フィリーズR1着から中3週で4本。1週前は坂路55.8-26.3-12.8馬なり。終始楽な感じで軽め。最終は望来騎乗で坂路53.6-25.5-12.4馬なり。息を整える感じの微調整でサラッと。前走はハードに追ってメイチ仕上げだったんでね。今回はソフト調整。

・ドゥーラ　調教爆穴
外厩：チャンピオンヒルズ。チューリップ賞15着から中4週で3本。1週前は坂路51.2-24.1-12.1仕掛けの好時計！これは水曜栗東の15傑に該当する時計＆自己ベスト大幅更新！パワフルな駆動で最後まで勢い衰えず迫力満点。最終も坂路で55.2-25.4-12.4馬なり。これはもう余力残しでサラッと。1週前ビッシリやってるのでノープロブレム。2歳の夏にドゥラエレーデとドゥアイズを負かしている馬で能力はある。不気味な調教爆穴に推す！

・ペリファーニア　特A評価
外厩：情報なし。チューリップ賞3着から中4週で3本。1週前は南W38.6-24.6-11.6仕掛け。大外を回して併せ馬の内。3歳未勝利グランデアマポーラ一杯と併せたんだが、終始楽な手応えで進撃のフットワーク。そして・・・日曜日にも時計を出してるんだが、これが美浦坂路54.0-24.6-11.8馬なり！！！これは凄まじい。先週の美浦坂路はもう異常に時計が掛かっていたのである。多くの馬が追い切りを行う水曜美浦のラスト最速が12.3。かなりの激重馬場だったんだよね。日曜日は多少時計が出るようにはなったがそれでも重い馬場だったのは間違いなく、馬なりで11.8というのは一頭だけ飛び抜けた数字。ただ、この馬、過去にも美浦坂路でラスト11.2という変態時計を2度マークしており稀代のスケ坂刑事なのは間違いないんだけどね。最終は武史騎乗で南W37.5-23.7-11.1仕掛け。大外回しの併せ馬の内。軽く仕掛けられるとグイッと反応！手前を変えてギアを上げると疾風迅雷のフットワークでブッチギリ。メイチ極上の特A評価。

・ジューンオレンジ
フィリーズR3着から中4週で4本。1週前は富田騎乗で坂路53.4-24.9-12.2馬なり。1勝クラスのカラーインデックス馬なりと併せて併入。キビキビした動きで上々。最終も坂路で54.6-24.9-12.1馬なり。単走でサラッと。目立った時計・動きではないが順調。前走と同じかそれ以上の仕上がりにあると思う。

・ムーンプローブ　調教爆穴
フィリーズR2着から中4週で3本。1週前は坂路52.0-25.0-12.3馬なり。見た目は静の調教で目立つところはないが・・・エロナミンCなパワーを内に秘めて気合乗り抜群。それでいてちゃんとコントロールされていて素晴らしい気配。最終は坂路52.2-24.9-12.7馬なり。これはもう余力残しでサラッと。非常にわかりにくいが、ゴリラーマンチャンスの仕上がりと見る！調教爆穴！

・ラヴェル
外厩：ノーザンFしがらき。阪神JF11着から4ヶ月の休み明け。追い切り6本。1週前は坂井騎乗でCW38.0-23.6-11.4強め。外目を回してゆったり。直線仕掛けて強めに追われて12.2-11.4。終い重点だが上々の動き。最終も坂井騎乗で坂路54.5-26.1-12.7馬なり。息を整える感じでサラッと。順調に仕上がってるが、メイチ感はない。8～9分程度だと思う。オークスか秋華賞で狙いたい馬。

・トーセンローリエ
アネモネS1着から中3週で4本。1週前は坂路52.9-24.7-12.7一杯。1勝クラスのアルムエアフォルク馬なりと併せて1馬身遅れ。追われて反応薄く、馬なりのパートナーに追いつけないままフィニッシュ。最終は横山和騎乗で坂路53.0-24.3-12.0一杯。お、1週前とは打って変わってノリノリのフットワーク。追われてシャープな伸びを見せて豪快に先着！このひと追いで変わるか？

 

というわけで、好調教馬多数！

ソフト調整の馬の中にも隠れ絶好調馬がいるかもしんないので注意！

 

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■桜花賞2023調教後の馬体重

気になるのは・・・

・リバティアイランド　＋16kg
・ペリファーニア　－4kg（輸送アリ）
・ムーンプローブ　＋10kg

リバティアイランドは＋16kgかあ・・・当然成長分もあるんだろうけど全部が全部成長分とは限らない？ペリファーニアは輸送があるので大幅マイナスになりそうな感じだねー。これが吉と出るか凶と出るか？ムーンプローブは休み明けの前走が－6kgだったからむしろちょうどいいのかもしれん。

 

■桜花賞2023フォトパドック覗き見

うーん。＋16kgでも太くは見えないねー。ズンコ絶賛ｗ

 

全く細くは見えないね。毛艶もピカピカ。

 

ムーンプローブもよく見えるなあ（←素人）。

 

以上参考まで！

 

最終予想お楽しみに！

 

 

【浅次郎のひとりごと】

→日本馬の歴代獲得賞金ランキングTOP10

まあ・・・年々賞金の額は上がってるし、ＧⅠの数も増えてるし、海外の選択肢も増えてるからね。獲得賞金ランキングで過去の馬と今の馬を比べることはあまり意味のないことだと思う。パンサラッサなんてサウジCだけで13億だしね。しかしそうやって考えるとテイエムオペラオーはやっぱり偉大だったと思うなー。20年前の賞金体系でこんだけ稼いでるんだからなー。まあでもこれからどんどん抜かれて行くだろうねー。

 

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