阪神JF2020データ分析！穴馬を探せ！

【阪神ジュベナイルフィリーズ2020データ分析】阪神芝1600ｍで行われる2歳女王決定戦・GⅠ阪神JF！今年はソダシ、サトノレイナス、メイケイエールが人気になりそうだが穴馬候補も多数！データ分析では差し勢有利？馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり最速は？穴馬候補はオパールムーン、ポールネイロン、フラリオナ、ヨカヨカ。

 

早いもんで・・・

もう2歳GⅠですなあ。

 

■阪神JF2020予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

毎年書いてる気がするんだが、

「ジュベナイルフィリーズ」

ってレース名は失敗だと思う。

 

我々競馬ファンは

「2歳牝馬NO1決定戦」

として普通に認識しているわけだが、

競馬を知らない若い女の子がこのレース名を見て

 

「は？じゅべないるって何？」

 

ってなるのは当然だろう。

意味がよく分からんし、しかもレース名が長くて覚えにくい。

（多くの媒体でもJFと省略されてしまう）

 

普通に「阪神2歳牝馬S」でいいじゃないか。

あるいは・・・

「阪神プリティガールS」とか

「阪神プリンセスカップ」とか

分かりやすくて可愛らしい名前を付ければ良かったのにと思う。

（レース名は意外と大事だと思う）

 

さてこのプリティガールは誰でしょう？

 

カタカナにしてオサレ感を出したかったんだろうけど、

誰に対するアピールなのか全くもって謎だ。

 

聞いてるだけで恥ずかしくなるようなクソCM作ってないで、

「レース名の改称」

「レース体系の改善」

「ダート競争の充実」

を図って欲しいと思う。

 

さて、

 

人気は白毛馬のソダシだねえ。

この馬・・・1点のシミもない

純白パンツの白毛馬なんだよね。

 

 

ウマジョのハートを鷲掴みにしそうな純白馬。

これは見た目票がかなり入りそうな感じだなあ。

 

さてデータ見てみよう。

 

■阪神JF2020データ分析、人気別成績

1番人気の強さはまあまあ。2~3番人気が弱く、4～5番人気が狙い目な傾向。2～3着のヒモ荒れはちょいちょい期待出来る感じだが、二桁人気の大穴は期待薄。全体的には堅めのレースですなー。

 

■阪神JF2020データ分析、馬体重別成績

2歳牝馬ということもあり、馬格はあまり気にしなくていい。馬体の増減では・・・圧倒的に「馬体減」が優勢。なんだこれは・・・なんでこんなに差が付く？余裕残しで来た馬達がココで絞って来るってこと？

 

■阪神JF2020データ分析、枠番別成績

阪神マイルはスローの瞬発力戦がデフォルト。枠順の有利不利もあまり考えなくていいわけだが・・・このレースでもフラットな感じだね。

 

■阪神JF2020データ分析、騎手成績

福永、ルメール、戸崎、北村友、川田あたりに注意。

 

■阪神JF2020データ分析、種牡馬成績

阪神マイルはディープインパクトの庭。というわけで、やはりこの馬が強い。あとはダイワメジャー。面白いのがステイゴールド（オルフェーヴル）。この舞台に合うイメージはあんまりないけどね。ハーツクライ、クロフネは届かず2～3着のイメージ。

 

■阪神JF2020データ分析、間隔別成績

主要ローテは1～2ヵ月間隔のユッタリローテ。間隔が空いても問題なし。明け3戦目が理想。

 

■阪神JF2020データ分析、前走成績

注目前走は・・・ファンタジーS（6頭）、アルテミスS（6頭）。この2ローテが主流で、他の重賞からは6頭。オープン特別からは3頭で、1勝クラスからは6頭。ファンタジーSは3着以内、その他の重賞からは2着以内条件。オープン特別・1勝クラスは1着条件。例外は2頭だけであり、その2頭も重賞で5着以内の馬。距離は1400～1800ｍ。それ以外はバッサリ行こう。

【激熱ローテ馬】
・ソダシ（アルテミスS1着）
・メイケイエール（ファンタジーS1着）
・オパールムーン（ファンタジーS2着）
・インフィナイト（サウジアラビアRC2着）
・ポールネイロン（ききょうS1着）
・サトノレイナス（サフラン賞1着）
・エイシンヒテン（白菊賞1着）

盲点になりそうなのが、ファンタジーS2着のオパールムーン。それからサウジアラビアRC2着のインフィナイト。それから、ききょうS勝ちのポールネイロン。白菊賞勝ちのエイシンヒテン。

 

■阪神JF2020データ分析、脚質別成績

スローからの瞬発力戦が基本の一戦で、当然差し・追い込み勢が優勢。上がり1～3位馬が猛烈に強い。瞬発力必須のレースである。今年は例年と違い開催6週目となるが・・・さらに差し傾向が強まるかもしれんね。あ、いや、今週からBコースか。これはどうなるかわからんなー。

 

■阪神JF2020データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「差し→差し（追い込み）」「差し→先行」「先行→差し」。昨年や2015年のような前残りパターンはレア。レシステンシア・メジャーエンブレム級の超強力な逃げ馬じゃないとこの舞台で押し切るのはムリ。中心は差し馬。追い込みも届く。

穴馬の脚質は、先行。

そう・・・差し・追い込みが強いんだが、穴を開けるのは前。昨年のマルターズディオサ、2015年のウインファビラス、2012年のクロフネサプライズ的な馬を探したい。

 

■阪神JF2020データ分析、上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・オパールムーン
・サトノレイナス
・ジェラルディーナ
・ドリアード
・フラリオナ
・ルクシオン
・インフィナイト
・ユーバーレーベン

これはレースレベルも距離もコースも完全に無視して出しているわけだが（先入観が無くなるため穴馬を探すのに役に立つ）、やはりオパールムーンとサトノレイナスは有力。ただ、サトノレイナスは2戦ともにスローなのが気になるところ。穴っぽいところでは札幌2歳で上がり最速のユーバーレーベン。それからフラリオナ。この馬は抽選対象だが・・・激熱の1頭。

 

■阪神JF2020データ分析、厩舎・生産者・血統

東西互角。ノーザンFが圧倒的だが、下河辺牧場にも注意。血統はサンデーサイレンス系の主要種牡馬が強いわけだが、気になる血はクロフネだ。この種牡馬は基本ダート寄りなんだが、牝馬だとマレに芝で切れる馬を出す。カレンチャン、ホエールキャプチャ・アエロリットなどがその代表であり、ここでもリリーノーブル、ビーチサンバ、クロノジェネシスといった馬にクロフネの名前が見える。クロフネ産駒であるソダシは血統的にはダートなんだが・・・前走の走りを見ると芝で切れるタイプかもしれん。

 

■阪神JF2020データケツデータ論。

・重賞2着以内、他1着。
・差し、追い込み。ただし穴は前。
・SS系、クロフネ注意。

 

ソダシはノーザンF生産のクロフネ産駒。祖母シラユキヒメから受け継ぐ白毛一族であり、母ブチコはダートで準オープンまで出世した馬。母の兄弟には地方重賞勝ちのユキチャンや中央で準オープンのシロニイなどがおり、兄弟のほとんどが白毛。そして金子オーナーの所有馬。本馬はブチコの1番仔。血統的にパワー・スタミナ色が強く・・・前走のアルテミスSではスピード馬場への適応が心配されたが、2番手から突き抜けて快勝。堂々主役の座でGⅠの舞台を踏むことになった。ただ、そのアルテミスSだが、タイムは1：34.9・・・この日は結構速い時計が出ていた日でね。2Rの未勝利戦で1：34.6。10Rの準オープンでは1：32.8の時計が出ていたのである。つまり、大いに展開に恵まれた可能性があるってこと。レースレベルもちょっと疑問？

サトノレイナスはノーザンF生産のディープインパクト産駒。牝馬にして1億円の値が付いた高馬であり、兄にサトノフラッグがいる超良血。典型的な瞬発力型で末脚の破壊力が武器。まあ、データ的にもプラス材料ばかり。鞍上も強力。普通に有力だろう。ネックは出遅れ癖？

メイケイエールはノーザンF生産のミッキーアイル産駒。この馬もシラユキヒメの一族。祖母がユキチャン。母のシロインジャーも白毛馬だったので・・・この馬も白毛だったら今頃「白毛対決！」とかなってただろうね。母系にクロフネの血を持っており、父は1200～1600で活躍したディープインパクト系のミッキーアイル。前走のファンタジーSはレコード決着だったわけだが、実はこのレースでガッツリ掛かっちゃったんだよね。それで勝ってしまうあたり意味不明の強さだったわけだが、今回1Fの距離延長で折り合いの不安が残る。本質は1200mベストのスプリンターって気もするよなあ。ただ、能力だけで言えばこの馬が一番かもしれん。

 

大穴候補を挙げておこう。

まず、前走ファンタジーSで最後方のノリポツンから大外ブン回しで上がり断トツを繰り出したオパールムーン。着差は3/4馬身であったが、脚色の違いは歴然。ゴール板がもうチョイ先なら差し切っていたと思う。上でも書いたが「上がり最速候補」の筆頭だ。日高の個人牧場生産のヴィクトワールピサ産駒。実力的にはメイケイエールと五分だと思うがこのプロフィールではあまり人気になるまい。狙い目だ。

次に、ポールネイロン。抜群のスピード性能を持つ馬で、前走のききょうSはハイペースでの逃げ切りレコードV。今回の舞台である阪神1600とは真逆のベクトルなわけだが、だからこそ一発狙って面白いと思う。それから、今まではスピードの違いで逃げてただけで・・・他に行く馬がいれば控えることもできると思う。ノースヒル生産のオルフェーヴル産駒で矢作厩舎。今週から阪神はBコース。ワキの匂いがする。

それから、ききょうSで同タイム2着だったフラリオナ。上でも挙げたが末脚能力はココに入っても見劣らない。血統を見ると祖母にダンスパートナーがいる良血。社台F生産のストロングリターン産駒というわけで人気は全くないだろうが、かなり面白い一頭だと思う。抽選落ちるなよ（5/7？）。

あと、熊本産馬のヨカヨカにも頑張って欲しい所だが・・・さすがに1600ｍは長いんじゃね？・・・クリスマスローズSか来年のフェアリーSあたりに向かった方がいいんじゃね？・・・と思ってる人が多いだろうからこそ面白い（ぇ）。前走のファンタジーSは2馬身ほど出遅れてしまったのが辛かったし、直線外に出してからフラフラするところがあって追い出しがワンテンポ遅れてしまった。立て直してからは最後まで伸びていたし、まともなら3着はあったと思う。出遅れなければ2着まであったか。鞍上の福永が非常に不気味で、もしかしたら控えて差しに回るかもしれんぞ～。太ったってヨカヨカ。劣化したってヨカヨカ。頑張れヨカヨカ！

 

というわけで、

 

今年は「来年のクラシックはこの馬で決まり！」的な大物がおらず、

 

そろそろGⅠ大荒れが有りそうな雰囲気。

 

調教チェックをマテ！

 

 

【浅次郎のひとりごと】

昔のアイドルを捕まえて「昔は可愛かった」「劣化した」「太った」だのと批判する輩が多いわけだが、「じゃあ、てめえはどうなんだ？」と声を大にして言いたい。ミポリン（50）好き。

 

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