マイルCS2015データ分析！枠順、脚質の有利不利はどうなの？

【マイルチャンピオンシップ2015データ分析】京都芝1600m外回りで行われるマイルCS。枠順は内外どっちがいいの？脚質は先行有利？差し有利？逃げは全滅？追い込みは来ない？イスラボニータのマイル適正は？データから見る穴馬候補はヴァンセンヌ、ダノンシャークだ。ところでモーリスはどういう競馬するんだ？

 

今回のマイルCSで最も気になる馬といえば、

人気必至のイスラボニータである。

 

耳をすませば、

 

 

「マイルに適応出来んのか？」

「ベストは2000だろ！」

「久しぶりのマイルだけど？」

「浅次郎の馬券ハズレッパナシだけど？」

 

という声が聞こえてくるので

記者を集めて釈明会見でも開こうかと思ったのだが、

 

あまりに追求されると

号泣して誤魔化してしまいそうなので、

 

 

また今度にする（今見ても爆笑だなこれ）。

 

管理人個人は、

イスラボニータはマイル適応可能と見ている。

天皇賞秋とマイルCSは関連性高いしね。

距離タイプとしてはジェニュインやサダムパテックみたいな感じかと。

 

ただし、

速いペースになった時についていくことが出来るのか？

という疑問は残るな。

平均～スローなら十分対応出来ると思うが。

この辺は実際走ってみらんと分からんと思う。

 

とりあえず順調に来ているのが何より。

実は・・・マイルCSが目標だったりして（笑）。

→【マイルＣＳ】イスラボニータ　久々もマイルも「適応できるカテゴリー」

 

さて、

 

今日はマイルCSのデータ分析を。

 

■マイルCS2015予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

と言っても、

 

管理人が行うデータ分析は、

「枠順データ」と「脚質データ」のみである。

 

年齢だのローテだの前走着順だの・・・は一切無視だ。

 

その辺が気になる方はJRAのデータ分析を。

→JRAのデータ分析

 

■京都芝1600m外回り

京都芝1600m外回りコース。スタートは2コーナーポケットで3コーナーまでは約710mと長く、先行争いするのに十分な距離。したがってペースは速くなることが多く、先行争いが激化すれば鬼のハイペースになることも。400m地点から800m地点までが淀の上り坂。急な下りで一気にスピードが上がり・・・最後の直線は404m。

基本的には一貫して速いペースを乗り切る持久力が問われるコース。もちろん京都の軽い芝適正も必要。イメージとしては前半34.0で行って、後半も34.0でまとめて1：32.0という感じだ。

 

まず、過去10年にマイルCSで馬券になった馬の馬番を見てみよう。

 

■マイルCSで馬券になった馬の馬番

（1着→2着→3着）

2014年　12→8→3
2013年　5→4→13
2012年　1→7→17
2011年　5→1→13
2010年　13→8→15
2009年　4→13→15
2008年　7→17→2
2007年　8→7→11
2006年　10→7→16
2005年　5→12→1

コース形態からして枠順の内外はあまり考えなくていいかと思ってたが・・・大外のピンク帽は明らかに不利ですな。過去10年で馬券になったのは3回だけ。しかも1着なし。またオレンジ帽は結構馬券になってるが・・・来ても3着までといった印象。外枠は割り引いて考えた方がいいかもしれん。

かと言って1～4番の内枠が有利ってわけじゃない。5～8番が最も馬券に絡んでる印象やな。しかしやっぱり全体的に真ん中より内が有利だよな。

※小林誠のデータ分析より抜粋

コレ見ても外枠は圧倒的に不利。ただし、単勝回収率が内より高くなってる所を見ると・・・「外枠ってだけで人気薄になる」ってことかな。

 

結論。

・外枠は不利。

・真ん中から内目が有利。

 

次、脚質データ。

 

■マイルCSの4コーナー通過順位

（1着→2着→3着）

2014年　10→6→3
2013年　14→4→6
2012年　7→8→8
2011年　4→2→13
2010年　7→17→7
2009年　7→1→5
2008年　10→13→15
2007年　2→7→13　※ダイワメジャー連覇
2006年　2→8→5　※ダイワメジャー
2005年　12→2→8

まず、勝ち馬に注目すると、圧倒的に差し有利！特に7～10番手くらいの中団前目の馬が強い。ただし、15番手以下の後方待機の馬は皆無。前を行く馬はほぼ全滅で、ダイワメジャークラスの先行馬じゃないと厳しい。

1～6番手の馬は赤で色を付けたが（12/30）、やはり2～3着が多い印象。7～12番手の馬は緑（14/30）。こっちは1～2着の印象。13番手以下は4/30であり厳しい。もう一つ、逃げ馬が馬券になったのは一回こっきりである（2009年、14番人気のマイネルファルケだけ）。2番手の馬もダイワメジャーを除けば2着が2回のみ。京都は前有利な印象があると思うが・・・想像以上に逃げ馬、2番手の馬は厳しいぞ。

 

瞬発力も当然必要なのだが・・・上がり1位の勝率は21.4％、連対率は50％。後方から追い込むも届かず、もしくは差してくるも2着まで、というケースが多いってことだろう。中団前目から上がり上位の瞬発力を発揮出来る馬が狙い目。

 

結論。

・頭は差し馬！特に中団前目！

・後方待機の馬は厳しい！

・逃げ、番手の馬も厳しい！

 

もちろん、今回がどうなるかは分からんぞ。逃げ馬が来ない・・・なんてのはどこの専門誌にも書いてある話で、だからこそ人気が無くなるわけで、こういう馬が馬券になるとマイネルファルケみたいなことになるのである。

 

しかしコレを元に馬柱を見ると、逃げ候補のカレンブラックヒル、ケイアイエレガント、レッツゴードンキ、番手になりそうなロゴタイプ、クラリティスカイ、それから後方になりそうなサトノアラジン、フィエロあたりは・・・頭というより2～3番手候補かもしれん。

 

モーリスあたりはどう乗るんかいな・・・安田記念の競馬をするんか？それとも後方待機の競馬をすんのか・・・。イスラボニータも秋天では外枠もあって差しに回ったけど本来好位の馬だけんなあ。データから見る穴馬候補はダノンシャーク、ヴァンセンヌ・・・あと展開厳しいからこそケイアイエレガントも面白いと思っている。あと大穴になりそうなレッドリヴェール、ダイワマッジョーレあたりは人気なさ過ぎではないかと・・・。

 

さて、楽しみやね！

 

 

【管理人のひとりごと】

日本対カンボジア・・・これどうなのよ？

→本田、５戦連続ゴール！Ｗ杯予選最多記録　カンボジアに２－０勝利

勝つことが大事なんかもしれんが・・・
カンボジアには勝って当然。問われるのは内容・結果やろ？
なんかハラハラしたけどなー。