京都大賞典2024データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【京都大賞典2024データ分析】京都芝2400mで行われる別定GⅡ京都大賞典!今年はブローザホーンがダントツ人気になりそうだがこの馬に死角はあるのか?データ分析では、宝塚記念組が強い?枠順・脚質・年齢・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はディープボンド、スマートファントム、バビット。

 

むう。

このレースも堅い・・・のか?

 

■京都大賞典2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

宝塚記念を大外一気の鬼脚で制したブローザホーンが登場。

このメンバーで、

京都2400のこの舞台なら・・・

さすがに逆らえない?

 

だけんどもしかし!

 

 

今回は休み明けの一戦。

当然目標は次(ジャパンカップ・有馬記念)。

GⅠ馬ということで斤量は+2kgの59kg。

なにより・・・京都の開幕馬場。

少頭数でスローな流れも予想されるだけに・・・

馬場や展開に殺されるシーンは無きにしもあらず。

これは・・・ナニかが起きるかも?

 

データ見てみよう!

※2021~2022年は阪神2400にて開催

 

■人気別成績

1番人気強し。ただ、意外と勝ち切れておらず、2~3着が多いね。他上位人気も強く、基本的に堅い重賞。しかし過去10年で9番人気と11番人気の馬が勝っているように荒れないこともない。どちらかといえばヒモ荒れ狙いではなく、頭荒れ狙いが吉。3着はほとんど人気サイド。3連系より単勝や馬連が良さそうだね。

荒れる確率は・・・20%

ブローザホーンの2着・3着付けとか面白そうじゃない?

 

■年齢別成績

中心は4~5歳。ただ、6~7歳も全く侮れない。

 

■斤量別成績

格別定。GⅠ勝ちだと2kg増、GⅡ勝ちだと1kg増のやつね。去年から基本が56kgから57kgに変わってるのでね。これは正確な数字じゃないわけだが、ザックリ見ても斤量増の57~58kgの成績がかなりいいのが分かる。つまり、実績馬が斤量をモノともせずに好走するレース。

 

■馬体重別成績

馬体重の最低ラインは440kg。馬体の増減は馬体増が優勢。

 

■枠番別成績

フラットな感じだねー。あまり気にしなくて良さそう。

 

■騎手成績

川田(サトノグランツ)注意。

 

■種牡馬成績

ディープインパクト注意(シュヴァリエローズ、プラダリア)。

 

■間隔別成績

大半が休み明け。間隔が詰まってる組は全滅。

 

■前走成績

注目ローテは・・・宝塚記念(13頭)、天皇賞春(3頭)、新潟記念(3頭)、その他のGⅠが2頭、目黒記念が2頭、その他のGⅢが2頭。丹頂Sが2頭、準オープンからが3頭といった内訳。図式としては「宝塚記念組vsその他のGⅠ組vsその他の上がり馬」という感じ。宝塚記念含めGⅠ組は着順不問。惨敗からの巻き返しもアリ。新潟記念は7着以内でこれが一つの穴パターン。その他のローテは好走条件。

【激アツローテ馬】
・ブローザホーン(宝塚記念1着)
・プラダリア(宝塚記念4着)
・ディープボンド(宝塚記念7着)
・スマートファントム(天皇賞春4着)
・シュヴァリエローズ(目黒記念2着)

とりあえずこの5頭が有力。

 

■1番人気の前走成績

宝塚記念からのローテで1番人気だと・・・馬券率100%ですな。その中でも+2kgの58kgはいずれも1着。

 

■脚質別成績

脚質は・・・前後互角。京都2400は外回りコース。基本的にスローの瞬発力勝負となりやすいわけだが、上がり1位の成績はそこそこ。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「先行→先行」「差し→差し」「差し→先行」。時計は2分24~25秒くらい。上がりは良馬場なら33秒台が必要。ただし、展開次第で上がりが掛かる時もある。2021年や2019年がそうで、この両方とも荒れてるねー。つまり、ペースが流れた時にナニかが起きるということか。

穴馬の脚質は・・・差し、先行。

こうやって見ると・・・確かに堅い年は堅いが、荒れる年は荒れてるのがわかる。展開決め打ちも有効。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気はどんな脚質でもOK。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・ドクタードリトル
・ブローザホーン
・スマートファントム
・メイショウブレゲ
・ジューンアヲニヨシ

やはりブローザホーンが一枚も二枚も上か?面白そうなのは天皇賞春で上がり2位のスマートファントム。あとドクタードリトルの前走はかなりいい脚だったねー。

 

■重馬場適性

週末は現時点で晴れ予報だが、木曜・金曜に結構降るみたいなんでね。道悪が多少残るかもしれん。というわけで簡単に道悪適性も見ておこう。

【重馬場適性が高そうな馬】
・ジューンアヲニヨシ【1.0.1.1】
・スマートファントム【2.1.0.0】
・ディープボンド【1.0.2.3】
・ブローザホーン【2.0.1.1】
・プラダリア【2.0.1.1】

ブローザホーンの成績を見て驚いたのだが、この馬、今まで一度も上り33秒台をマークしたことないんだよね。生粋の道悪巧者で時計が掛かる馬場は大得意。逆に言うとパンパンの良馬場で究極の上がり勝負みたいなレースだと差し損ねがあるかも。

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的。関東馬は3頭しか馬券になっていない。社台系がめちゃくちゃ強い。父系はディープインパクト、あるいはキングマンボ系が強い。母系もディープ、そしてクロフネ(フレンチデピュティ)注意。ここ3年連続勝ち馬の母となってるぞ。該当はプラダリア。去年の勝ち馬なんで当たり前かw。まあでも京都巧者・リピーター注意のレースなんでね。この馬も要注意だ。

 

■データケツ論。

・宝塚記念組vs上がり馬
・京都の開幕馬場。前後互角。
・関西馬、社台系、ディープorキングマンボ。

 

ブローザホーンは新ひだか・岡田スタッド生産のエピファネイア産駒。5歳牡馬。栗東・吉岡厩舎。鞍上は菅原明。勝ち上がるのに9戦を要した遅咲きだが、その後はトントン拍子で出世し、あっという間にオープン入り。すぐにオープン特別を勝ち、日経新春杯を勝ち、天皇賞春2着から、宝塚記念1着!と栄光への階段を一気に駆け抜けた。当然、これからまだまだ強くなる可能性を秘めてる馬でね。今回のメンバーでは、格的にも勢い的にも能力的にもこの馬が最上位だろう。最大の問題は・・・陣営にとってココは目標ではないということ。ジャパンカップ・有馬記念まで見越した仕上げで来るはずだし、59kgなんでね。負けても言い訳は立つだろう。それでもまあ格好は付けてくるはずで馬券から切る事は出来ないかな。差し損ねての3着希望(←)。

サトノグランツはノーザンF生産のサトノダイヤモンド産駒。4歳牡馬。栗東・友道厩舎。鞍上は川田。3歳時に京都新聞杯、神戸新聞杯を勝っている馬。1月の日経新春杯では57.5kgを背負って3着に好走。この時、勝ったブローザホーンには完敗の内容だったが、斤量的には0.5kg重い斤量を背負ってたんでね。着差以上の評価は出来るだろう。その後はサウジに遠征してGⅢのアミールT3着。このダメージが大きかったのか、大阪杯にも天皇賞秋にも出走せず、5月の目黒記念に出走。これも58.5kg+鞍ズレのアクシデントがあったようだが・・・・内容的には完敗の4着。状態が戻らなかったのか・・・宝塚記念にも出走出来なかったんだよね。今回のストロングポイントとしては斤量が57kgになること。あとは建て直されてキンタマの状態がどうか?だねー。

プラダリアは新冠・オリエント牧場生産のディープインパクト産駒。母父はクロフネ。5歳牡馬。栗東・池添厩舎。鞍上は池添兄。これまで、青葉賞・京都大賞典・京都記念とGⅡを3勝。GⅠではワンチンコ足りない馬だが、GⅡ戦ではめっぽう強い。まあ昨年の当レース勝ち馬であるからして当然有力だわな。切れるタイプではないが、先行しつつ、終いもシッカリ脚を使えるのが強み。そして京都は鬼。3コーナーの下りが合うんだろうね。馬場や展開を味方に出来れば、ブローザホーンを逆転してもなんら不思議無し。58kgはやや微妙。

 

こんなシーンに出くわしたいと思った貴方に穴馬候補を挙げておこう。

まずもって推し馬のディープボンド。新冠・村田牧場生産のキズナ産駒。7歳牡馬。栗東・大久保厩舎。鞍上は幸。実力はあるのにあまり人気にならない馬で・・・穴党にとっては大変有難い馬。この馬GⅠでの成績凄いよ?2着が4回、3着が1回、4着が2回、5着が2回。どう考えてもこれ実績最上位じゃね?GⅡレベルだとほとんど崩れたことがないし【4.0.1.3】、今年の春天なんてブローザホーンと0.1秒差。しかし今回斤量は2kgこっちが軽くなるわけでね。京都は大得意だし、展開的にも向きそうだし、逆転まであって不思議ないと思う。まあ確かに全盛期は過ぎたでしょ!という声は分からんでもないが、私のキンタマと違ってまだまだ元気。単勝10倍は付かないと思うが、激アツの一頭。

次に、天皇賞・春組からスマートファントム。新ひだか町・静内山田牧場生産のハービンジャー産駒。4歳牡馬。母父はディープインパクト。栗東・石橋厩舎。鞍上は藤岡佑。出世が遅れてクラシック戦線には乗れず、2勝クラスを勝ったのが今年の1月、さらに3月に3勝クラスを快勝して臨んだ天皇賞春。当然全く人気なかったわけだが・・・後方で脚を溜めて溜めてのイン突き強襲!ブローザホーンに次ぐ上がり2位をマークしてあわやの4着に食い込んだんだよね。色々とハマッた感はあるが、実力がないと出来ない芸当。ここもブローザホーンをマークする形で脚を溜め、インを突いて弾けるシーンがあれば一発あって不思議なし。つか、現時点では(調教・枠がまだ)、天皇賞春の2~4着馬狙いでいいんじゃないかと思っている。

それから、大穴候補にバビット。浦河・大北牧場生産のナカヤマフェスタ産駒。栗東・浜田厩舎。鞍上は団野。予想オッズでは最低人気の超大穴扱いだが・・・今年の京都記念であわやの3着だった馬。この時、決して楽な展開ではなかったし、明らかな外伸び馬場の中、内々を走っての結果だったんでね。着順以上の評価が必要なわけだが、その後の3戦を惨敗。これがいい隠れ蓑になってるわけよ(え)。今回逃げるのは多分この馬っしょ?ノーマークでしょ?開幕馬場でしょ?京都の外回りでしょ?鞍上は京都記念の時と同じ団野でしょ?あとは建て直されてのデキと枠次第(内枠頼む)だが・・・パンツに穴を開ける条件は揃ったと思う。まあでも調教次第すな。

他、準オープンを勝ったばかりだが、その前走で追われてからの伸びが半端なかったドクタードリトル。それから、人気ないのならシュヴァリエローズ。確かに前走の目黒記念は斤量に恵まれた点はあったが、実際サトノグランツに先着しているしねえ。勢い的にも怖い一頭。

 

というわけで、

ブローザホーンの一強ムードになりそうだが、

付け入るワキは無きにしもあらず。

いつも通り大穴狙って行こうと思う。

予想は日曜日の予定。

お楽しみに!

あ、日曜は凱旋門賞もあるな~!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

JRA-VAN凱旋門賞2024特集

現状一番詳しいのはJRA-VANの特設ページだと思う~!シンエンペラーは軽めの追い切りだったみたいね。

 

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