府中牝馬S2019データ分析!重馬場適正は?穴馬は?

【府中牝馬S2019データ分析】東京芝1800mで行われるGⅡ府中牝馬ステークス!今年はプリモシーン、ラッキーライラックが人気だが穴馬はいるか?台風の影響で重馬場になる?各馬の道悪適正は?データ分析では外枠有利?差し・追い込み有利?馬体重・種牡馬・前走ローテは?穴馬候補はフロンテアクイーン、エイシンティンクル!

 

今週は3日間開催。新潟はお休み。

府中牝馬Sは月曜日の開催予定。

で、台風の進路予測がこんな感じ。

 

 

ぬう。土曜日には紀伊半島の下あたりを通過し・・・

日曜日には関東を直撃しそうな進路なのである。

その勢力は、先日大きな被害をもたらした15号と同じくらいだとか。

 

大きな災害にならないことを祈るばかりだが、

 

どうしても、

 

どうしても胸元が気になってしまうのである。

 

 

じゃなかった(笑)、

 

イチ競馬ファンとしては

「東京開催ある?馬場はどうなるかな?」

ということが

どうしても気になってしまうのである。

 

いずれにせよ・・・開催されるなら、

日曜・月曜の東京は道悪になる可能性アリ。

(京都も影響受ける可能性アリ)

 

ということを踏まえつつ、府中牝馬Sの予想だ!

 

■府中牝馬S2019予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

1番人気はプリモシーンか。今年のヴィクトリアマイルで2着。牡馬相手の重賞でも何度も好走しており実力は折り紙付き。ただ、この馬・・・典型的なディープインパクトの瞬発力型マイラー。今回200m長いし、重くなりそうな馬場も微妙だよねえ。

ラッキーライラックはベスト距離不明のオルフェーヴル産駒。マイルもこなせば2400もこなすし、瞬発力戦もこなせば持久力戦もこなす。個人的には1800はピッタリだと思うんだがどうだろうねー。重馬場はこなすと思う。

クロコスミアはGⅠで何度も馬券になってる実力馬だが、ムラ駆けタイプで人気サイドだと買いにくいわー。ただ、2年前の当レース勝ち馬でもあり意外と東京は走る。今年のヴィクトリアマイルでも3着だったからねー。警戒が必要な一頭。

 

データ分析の前に重馬場適正を見ておこう。

 

■府中牝馬S2019重馬場適正

以下は管理人の個人的なジャッジによる重馬場適正である。なお、【かっこ】内の数字は、重馬場以上+馬場指数6以上の馬場での成績だ。稍重や良馬場発表でも馬場が重いことがあるからね。

【重馬場適正が高い馬】

クロコスミア【1.1.0.2】
ステイゴールド×ボストンハーバー。母系は力強いパワー血統。高速馬場も得意だが、重い馬場も苦にしない。個人的には・・・次で狙いたいからココは惨敗して欲しいんだけど(笑)。

ジョディー【0.0.0.0】
ダイワメジャー×Monsun。重馬場実績はないが・・・血統背景からは得意だと思う。3歳馬による異例の格上挑戦だが、この夏はアメリカに遠征してGⅠベルモントオークス4着。ヒジョーに不気味。

ディメンシオン【2.0.0.1】
ディープインパクト×モンジュー。重い馬場も走れるタイプのディープ産駒。上がりが掛かるタフな競馬の時に好走する傾向にあり、重馬場なら警戒が必要。母父の血が濃いのかもしれん。

フロンテアクイーン【0.0.0.0】
メイショウサムソン×サンデーサイレンス。どんな条件でも好走してしまう不思議馬だが、今まで道悪の経験はゼロ。ただ・・・父メイショウサムソンは道悪ウタマロ。おそらくこの馬も道悪は得意だと思う。

プリモシーンは今まで道悪実績ナシだが・・・高速馬場が得意なタイプで良馬場希望だろう。前走の中京記念は稍重であったが、いつもより切れなかったしねえ。道悪はマイナス。ラッキーライラックも道悪実績ナシ。しかし父オルフェーヴルは道悪鬼だったし母系はパワー血統。走ってみらんと分からんが・・・ドッチかと言えば得意なんじゃないかなー。

 

さて、データ見てみるべい。

 

■府中牝馬S2019データ分析、人気別成績

むう。1~2番人気は複勝率こそまあまあだが勝ち切れていないな。4~5番人気の方が期待値は高い。そして・・・たまに大穴が頭で突っ込んで来ている。2着は堅いが1着と3着は荒れる可能性アリ。そんなレース。

 

■府中牝馬S2019データ分析、枠番別成績

開幕2週目の東京芝1800m・・・普通に考えると内枠有利なハズだが、実際はご覧の通り。外枠要注意である。

 

■府中牝馬S2019データ分析、年齢別成績

4歳が圧倒的。3歳は2頭出走して2頭とも3着。6歳以上だと割り引きか・・・いや、これは「社台系牝馬は6歳春に引退」というルールが影響しているだけである。つまり、現状で6歳以上の牝馬ってのは社台系以外しかいないわけだ。クロコスミア、フロンテアクイーンが6歳。

 

■府中牝馬S2019データ分析、斤量別成績

別定戦だが斤量の分布を見ておこう。54kgと55kgが互角の数字。あ、今年はほとんど54kg。で、ソウルスターリングだけ55kg?このレースの別定どうなってんだ???分かりにくいったらありゃしねえ。

 

■府中牝馬S2019データ分析、馬体重別成績

現代競馬だと馬格に比例して成績も良くなることが多いわけだが、このレースはなぜか逆。馬体の増減で言うと、若干「馬体増」が優勢か。いや、率で言えば変わらんか。

 

■府中牝馬S2019データ分析、騎手成績

むぐぐ。デムルメかよ・・・。あれ?今の所、デムルメの名前がないな。ソウルスターリングにはルメールが乗ってくれると嬉しいのだが(そしてチクビ吸って欲しい)・・・。しかしミルコはカンタービレにもランドネにも乗らないのか。いや、乗れないのか?なんか異変が起きてるなこれ。

 

■府中牝馬S2019データ分析、種牡馬成績

あらら。ディープインパクトは馬券にはなるけど勝ちきれてないねえ。今年もプリモシーンをはじめ8頭のディープインパクト産駒がいるが果たして???マンハッタンカフェは相性良さそうだが該当馬なし。

 

■府中牝馬S2019データ分析、間隔別成績

GⅠを狙う一流馬が秋緒戦に選ぶレースでもあり、休み明けでも全然OK。ただ、8~9月に使ってる馬の方が若干優勢。

 

■府中牝馬S2019データ分析、前走成績

注目前走は・・・クイーンS(7頭)、関屋記念(4頭)・・・うわあ、他は見事にバラバラだなあ。ヴィクトリアマイル組とか1頭しかいないし、以外とオープン特別や条件戦から馬券になってる馬もいるわ。もちろんGⅠ組や札幌記念組は有力だろう。あとはマーメイドSかな。クイーンSは6着以内、関屋記念は7着以内・・・前走着順は結構緩いね。

【激熱ローテ馬】
・スカーレットカラー(クイーンS2着)
・サトノガーネット(クイーンS6着)
・ラッキーライラック(ヴィクトリアマイル4着)
・レッドランディーニ(マーメイドS2着)
・エイシンティンクル(札幌記念6着)
・クロコスミア(札幌記念7着)

スカーレットカラーはある程度人気になるだろうけど、サトノガーネット、レッドランディーニ、エイシンティンクルあたりは相当面白そう!

 

■府中牝馬S2019データ分析、脚質別成績

うおお。とんでもなく追い込みが決まってるな。どのレースでも当てはまる話なんだが「追い込み」の中には「出遅れた馬」や「そもそも能力が劣る馬」や「その日調子が悪い馬」なんかが含まれるため成績(馬券率)が悪くなって当然なのである。更に言えば・・・スローのヨーイドンが主流の現代日本競馬では先行チョイ差しが理想的なわけで・・・追い込みが決まるレースってのは本当に少ないのである。しかし、こんなに追い込みがハマるレースも珍しい。あと、逃げ馬注意。

 

■府中牝馬S2019データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「追い込み→追い込み」「差し→差し」「先行→先行」。なるほど。レースによって「差し決着」「前残り」と極端な結果になることが多いわけか。こりゃ展開決め打ちでドッチかを狙い撃つ方が面白そうやね。恋愛と一緒だ。

穴馬の脚質は、先行・差し。

追い込み馬はかなり馬券になるが、ほとんどが人気サイドだねー。

 

■府中牝馬S2019データ分析、厩舎・生産者・血統

21/30で関西馬優勢。社台系がやっぱり強い。リピーター注意。血統的には切れ系だねー。サンデーサイレンス×ノーザンダンサー系がほとんど。フレンチデピュティの血に注意・・・今年はいないか(東京1800ではフレンチデピュティやクロフネに注意するといいよ)。

 

■府中牝馬S2019ケツデータ論

・サンデー系×ノーザンダンサー系
・休み明けでもOKだが、使ってる馬優勢
・展開決め打ち

プリモシーンはディープインパクト×ファストネットロック。母系はダンチヒ~デインヒルの流れで基本的にスピード系だろう。戦績から見ても明らかにマイラー。いや、もしかしたらスプリンターの可能性すらある。ココは1ハロン長いし、目標はマイルCSだろうしねえ。人気になるなら軽視したい。台風来てるし。でもスローの瞬発力勝負なら十分やれるか・・・。

ラッキーライラックはオルフェーヴル×フラワーアレイ。ミスプロ~フォーティーナイナーの流れ。あまりこのレースとは相性良くない。今年の中山記念ではGⅠクラスの強力牡馬相手に僅差2着。それが買われてヴィクトリアマイルでは1番人気に支持されるも4着。ただし0.1秒差の僅差。現在トップレベルの牝馬であるのは間違いないだろう。若かりし頃よりスタミナ色が強くなったようにも思え、距離延長はプラスではなかろうか。

クロコスミアはステイゴールド×ボストンハーバー。自身2年前の勝ち馬で、昨年は5着。今年のヴィクトリアマイルでは「マイルのスピード勝負は無理でしょ」と思われたか11番人気であったが、激走して3着。GⅠでしか走らないムラ駆けタイプであるが、思い返せば父ステイゴールドもそのタイプであった。東京適正は十分。重馬場適性も十分。ただ、GⅡで人気なら買いたくないなあ。GⅠの人気薄で買いたい。

穴馬候補を挙げておこう。

まず、フルボッキで狙っているのがフロンテアクイーン。メイショウサムソン×サンデーサイレンスで血統的にもピッタリ。昨年の3着馬。トータル成績が【3.9.3.12】という善隠れ巨乳タイプ。コース問わずに善戦する馬で、先行も差す競馬も出来る自在タイプ。年齢的な衰えを指摘する声もあるかと思うが、個人的にはまだまだやれると思っている。道悪になってくれると勇気100倍なんだが・・・。

次に、データ的に浮かび上がったエイシンティンクル。ディープインパクト×ストームキャットは有名なニックス。快速エイシンヒカリの全妹。前々走のクイーンSは出遅れが響いたものの追い上げて5着。前走の札幌記念は果敢に逃げ・・・GⅠクラスの牡馬相手に6着。実際クロコスミアに先着しているのである。兄は東京1800が大得意だったし、この馬も適正十分。ただ・・・道悪は出来れば避けたい?

それから、クイーンS組のサトノガーネット。ディープインパクト×フェアリーキング系で血統的にはバッチリ。東京実績はないが、おそらく長い直線も軽い馬場も合うだろう。問題は台風。道悪は微妙。

最後に3歳牝馬のジョディー。ダイワメジャー×Monsun。母父Monsunの系譜は正直さっぱり分からない異系。ドイツ血統?ジョディー自身まだ2勝クラスの身であるが、フローラSではウィクトーリアから0.1秒差の3着、クイーンCでもクロノジェネシスから0.1秒差の3着がある通り、今週の秋華賞に出てくればマジ顔で狙いたい一頭である。賞金が足りずにコチラ・・・というわけなんだろうが、2勝クラスには目もくれずにココ。道悪にでもなれば本当に怖い一頭である。

 

というわけで、

 

今週末は台風の進路や馬場によって、

大きく予想が変わることになると思う。

 

ウチの奥様の進路によって、

私の立ち位置が変わるのと同じだ。

 

しかし、最近は本当に災害が多い。

台風はすでに自然災害ではなく・・・人災なのかもしれない。

 

結論は週末。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

令和初の馬名冠レース誕生!弥生賞20年から「弥生賞ディープインパクト記念」に改称

うーむ。馬名冠レースは大賛成だが、「弥生賞+ディープインパクト記念」はなんか違和感があるな。「ディープインパクト記念」じゃダメなのか?「弥生賞」という名称を外したくないのなら他のレースにすればいいのに。若駒Sを「ディープインパクト記念」にしてGⅢにするとか。あ、いや、芝の重賞はこれ以上増やさんでええか。しかし・・・なんで急に馬名冠レースを作る気になったんだ?だったらミスターシービー記念とかシンボリルドルフ記念とかナリタブライアン記念も作って欲しい。JRAのブラ紐が透けて見える。

 

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