阪神ジュベナイルフィリーズ2025レース回顧!スターアニス完勝!

【阪神JF2025レース回顧】阪神芝1600mで行われた2歳牝馬GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ!勝ったのは2番人気のスターアニス!完勝と言える内容で2歳牝馬の頂点に立った!2着は4番人気のギャラボーグ、3着には6番人気のタイセイボーグが入った。アランカール、アルバンヌの敗因はなんだった?桜花賞の行方は?

 

スターアニス、

完勝で2歳牝馬の頂点に!

 

 

スターアニス強かったねー!

自信満々の競馬で中団外から鮮やかな差し切り!

時計の1:32.6歴代最速タイ。

(アスコリピチェーノと同タイム)

週中のデータ分析では

「別格レベルじゃね?」

と書いてたわけだが、見立て通りの強さだった!

 

予想は渾身の◎タイセイボーグ。

◯→△→◎の結果で本線の厚め馬単は悶絶だったものの、

押さえの三連複(3点)が的中。

今回穴を狙うならこれしかない!という予想だったと思う~。

 

さて、簡単にレースを振り返っておこう。

 

■阪神JF2025レース結果

単勝は500円、馬連は2,020円。1番人気アランカールが飛んだのでね。この馬連は結構美味しかったのではないか。絞ってこの馬連取った人はお見事。そんで三連複は6,470円。2番人気、4番人気、6番人気の組み合わせでこれはまあまあついた印象。今回馬券的には、この馬連か三連複を取るしかなかったのでね。万馬券とは行かなかったが、わずか3点だったので上々の結果だったと思う!予想買ってくれたみんな有難うねーーーー!

 

■阪神JF2025レース映像

■阪神JF2025レース回顧

スタート!大きく出遅れる馬はおらず、比較的に揃ったスタート。やや出遅れたのはアルバンヌ、スタニングレディ、タイセイボーグ、ショウナンカリス。スタートが良かったのはローズカリス、レディーゴール、マーゴットラヴミーあたりか。出遅れが懸念されたアランカールは五分のスタート!この馬から買ってた方たちは「よっしゃ!出遅れなければ貰ったも同然!」と思ったことだろう!

だけんどもしかし!

 

あれよあれよとポジションを下げてあっという間に後方ポツン。そう、この馬、ゲートそのものはそこまで遅くないのだが、スタートダッシュが効かないタイプなんだよね。しかも今回はフルゲートのGⅠでハイペース。この時点で騎手が取る選択肢は二つ。一つは促して馬込みに入れポジションを取りに行くこと。しかしこれは掛かる危険性があるし、何より馬のリズムを乱してしまうわな。もう一つは、馬のリズムを重視しつつ後方のまま脚を溜めること。賛否あるだろうけど北村友一は後者を選択。

そしてこれは・・・普通に予想出来たことだと思う。これまでの2戦もそうだったからね。掲示板では北村が袋叩きにあっているが(南無)、この枠を引いた時点で私はこうなると思ってたけどね。馬群の中でゴチャつくくらいなら下げて外に出す方がいいというのは普通の判断だと思う。それだけの脚を持った馬だし、結果超ハイペースだったのでハマっても不思議なかったけどね~。

さて、どの馬が行くのかな?

 

行ったのはヒズマスターピース!これは想定してなかったなあ。Ⅱ番手にフロムレイブン。続いてローズカリス。マーゴットラヴミーは逃げずに好位を選択。

 

その外に15番のラスティングスノー。メイプルハッピー。ここまでがだいたい先団。1馬身ほど切れて外からタイセイボーグ。この馬は大外枠でゲートも遅れ気味だったが、積極的に促して前へ。結果論ではあるが・・・ここまで前に行く必要はなかったなあ。内にいるのが3番のミツカネベネラで、間にいるのがスターアニス。この馬は好スタート・好ダッシュだったのだが下げて中団。松山のこの判断は見事だったねー。

 

中団後ろにショウナンカリス、スウィートハピネス、ギャラボーグ、イヌボウノウタゴエ。ギャラボーグはインベタに潜り込んでジッと脚を溜めてたんだねえ。

 

後方に出遅れたアルバンヌ、スタニングレディ、レディゴールだが、これらを抜いて外からバイーン!と上がって行った黒い帽子がアランカール!残り800手前の地点なんでね・・・さすがにこれは早過ぎたか?

 

ラップタイムはこう。

 

前半3Fはなんと33.7!

スプリント戦みたいなハイラップ!

2F目の10.5も速いが、3F目の10.8がかなり速い!

しかもこれ雨の影響が多少なりともあったハズだからなあ。

(※良馬場に回復したのは12時くらいだった)

 

そして1000mは57.3!

3コーナーで多少は緩んだものの、

猛烈なペースと言っていいだろう。

 

こうなると・・・

阪神マイル定番の上がり33秒台の瞬発力戦とはならず、

持久力と底力も必要な総合力の戦いとなった!

(今回レースの上がりは35.3)

 

いや、今年は重賞勝ち馬がおらずレベルが低いという戦前の話だったが、

レベルの高い一戦になったと思う。

ちなみに、12Rに行われた2勝クラスの時計が1:34.4。

阪神JFの時計は1:32.6。

レベルが高かったのは明白だね。

 

戻ろう。

 

動いたアランカールは中団の外まで進出!ここは下りだし、ラップタイムは12.0。前半の貯金もあるし、言うほど無謀な仕掛けじゃなかったか。黄色い帽子のスターアニスは中団の外で脚を溜める。絶対不利を受けないぜー!という位置取り。その一列前にいるのがタイセイボーグ。対象的にギャラボーグは内ラチ沿いを回して虎視眈々。

 

さあ直線!この時点ではみな手応えが残っているように見える!さあ抜けてくるのはどの馬だ!

 

残り300!キタキタキターーーー!馬場の真ん中を切り裂いて

我が◎のタイセイボーグ!

そしてさらにその外から◯スターアニス!

かもん!かもん!2頭でかもーん!

 

残り200!

おっしゃー!キタァ!

これはもうこの2頭で決まりだろーーーー!

あとは出来ればタイセイボーグ頭でお願い~~~!

頼む穴也ぁぁぁ!

 

残り100!

んんんん?あれ?

内から伸びてくる馬がいる!

か、川田かぁぁぁぁ!

オマエは来んじゃねぇぇぇ!

あ、いや、来てもいいけど3着でお願いィィィ!

差し返せぇ!

差し返せ西村ぁ!

 

しかし願い届かず・・・◎タイセイボーグは3着まで。勝ったのはスターアニス。2着はギャラボーグ。ゴールシーンのスピードメーターは58.5km/h。最後はもうみんな金玉振り絞っての激戦だったわけだが・・・終始外々を回しつつ横綱競馬で差し切ったスターアニスは強い内容だったと思う。

 

時計は1:32.6。

勝ち馬の上がりは34.5(2位)。

 

やっぱり別格だった

スターアニス!

アンタ強かったよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

勝った◯スターアニスは、ノーザンF生産のドレフォン産駒。母は短距離の一線級で活躍し重賞2勝のエピセアローム。栗東・高野厩舎。鞍上は松山。今回は好スタート・好ダッシュから下げて中団。外から来たタイセイボーグを行かせてからその外へ出して3コーナーを回り、抜群の手応えで直線へ!直線に向いてもすぐには追い出さず、内回りとの合流点を過ぎたあたりでGOサイン!タイセイボーグをねじ伏せて先頭に立つと、そのまま突き抜けて1着!今回上がり最速は34.3のギャラボーグであったが、通ったラインが違い過ぎるし、ラスト200mは明らかにスターアニスの方が速かったからね。実質的にはスターアニスが一番いい脚を使ったと思う。時計は1:32.6のレースレコードタイ。ハイペース耐性もあるし、瞬発力も持久力も半端なし。不安視されていた距離も全く問題なし。というかむしろ今回のレース振りだと距離伸びても全く問題なさそうに見える。さて、この後はどうするんだろうね。チューリップ賞あたりを叩くのか?あるいは最近のトレンドである桜花賞ぶっつけなのか?そしてその後にオークスに行くのか?NHKマイルCに行くのかも気になる所。あと、中京2歳Sでこの馬を一騎打ちの末にねじ伏せたキャンディードのその後も気になるところ。朝日杯で買いたかったなあ。

2着は△ギャラボーグ。未勝利勝ちの身であったが、抽選待ちの身で川田を確保し、ダノンスコーピオンの全妹という血統的な背景、それから絶好の内枠ということもあり、最終的には単勝7.2倍の4番人気。私も週中のデータ分析ではスルーしてたんだが、調教を見て「こりゃ大物だ」と赤丸チェック。馬券的にどうするかは迷ったが、△印を打って押さえて正解だった。ただ、今回は色々と恵まれたのも事実。川田が一発狙って中団後方のインでジッと脚を溜めたわけだが、展開にもドンピシャだったし、終始内々でコースロスもほぼなかったし、直線も詰まることなくパーフェクトエスコート。もちろん能力があったからこそ馬群を割って抜けてきたわけだが、外を回した2頭より恵まれたのは確かだろう。さて、これでこの馬も賞金加算出来たんでね。トライアルに使う必要がなくなったわけだが・・・桜花賞ぶっつけかな?

タイセイボーグ・・・ガチで惜しかった。大外枠から出遅れ気味であったが、積極的に促して前へ!これは十分理解出来るし、陣営の作戦だったのかもだが、結果論で言えば・・・キツかった。運が悪かったと言ってもいいだろう。なんせ今回前半3Fが33.7というスプリント戦並みのラップ。2F目は10.5、3F目は10.8という鬼ラップだったのであり、促して徐々に前に行ったこの馬はこれ以上のラップを刻んだハズ。かなりキツイ流れだったと思う。これと正反対の競馬をしたのが勝ったスターアニス。この馬はこの10秒台のハイラップのところで引いてポジション落としてるからね。この差が、最後の直線の攻防に如実に影響したと思う。逆に言えば!今回一番強い競馬をしたのはこの馬と言えるのではないか?鞍上西村は今回文句なしの騎乗をしたが、まさかこんなハイペースになるとは考えてなかっただろうし、仮に・・・前半促して行かずに後方で脚を溜めていたら?あるいはもうちょっと内の枠だったら?・・・結果は違っていたかもしれない。まあ少なくとも着差ほど能力差はないと思う。今回賞金加算出来なかったので・・・このままでは桜花賞にはギリギリ出走出来るか出来ないかのラインだろう。どこかに使う必要があるわけだが、まあどこに出ても人気になるわな~。まあその結果は置いておいて、本番での逆転候補の一頭と言っておく。トライアルは3着でお願い(え)。

次走要注意なのが4着惜敗のスウィートハピネス。正直ノーマークだったわけだが、今回相当強い競馬をしている。ポジションはギャラボーグの一列前。展開的には向いたのかもしれんが、枠に恵まれたわけでもなく、道中の手応えも怪しかったのだが、直線外に行ってタイセイボーグの後ろにつけると、そこから上がり2位タイ(スターアニスと同じ34.5)の脚を使って猛然と追い込んで来たのだ。しかも直線は進路が狭くなるシーンがあり、一瞬外に切り替えるロスがあった。最初からスターアニスの外に持って行っていれば・・・もっと際どい2~3着争いだったかもしれない。次は自己条件だと人気になるだろうからなあ。重賞に出てきて欲しいねー。

さて、1番人気アランカールは・・・やや離れた5着まで。その敗因は何だったか?まあ巷でも色んなことが言われてるが、個人的には敗因と言われるような点は特になかったように思う。まあ、最後方ポツンとか3コーナーでの早仕掛けとか大外ブン回しとかね。これらを敗因と言ってもいいのかもしれんが、超ハイペースで展開的には向いたハズだし、一番脚が溜まっていたはずだし、仕掛けていったのもガクンとペースが落ちた地点(12.0のラップ)。それでいて上がりは34.7(6位)しか使えていないのだから・・・これ、実力じゃね?これが正真正銘のバケモノだったら・・・あそこからでも差し切ってたハズ。要は、この馬はブエナビスタでもリバティアイランドでもなかったということだろう。だから弱いとか桜花賞では来ないとか言ってるわけじゃないぞ。この馬はおそらく、スローが得意な瞬発力タイプ。チューリップ賞に出てくれば最有力だし(スローになりやすい)、比較的ゆったり運べそうなオークスは向くんじゃないかと思う。血統的にもオークス向きだよね。

逆に・・・6着アルバンヌ敗因有りまくり。まず-16kgの馬体減。栗東留学だったので直前輸送はなかったのだが、調教後の馬体重-8kgからさらに減ってたんだよね。これはさすがにフィジカル面あるいはメンタル面の問題があったと思われる。それが影響したかはわからんが、スタートで出遅れ。しかも出脚が付かず・・・好スタートを切った馬たちと比べると2~3馬身のロス。それでも内々を立ち回って位置的にはギャラボーグの後ろに付け・・・直線は最内ラチ沿いに突っ込んだのだが、どん詰まり。

最もスピードが乗るこの場面で追えず。これは痛かった。ただ、前が開いてからバイーン!と伸びたかというとそうでもなかったんでね(坂で止まった印象)。どん詰まりがなくても馬券内は厳しかったと思うが、不運だったのは確か。次はトライアルあるいはクイーンCあたりだと思われるが、まあこれだけ敗因が多いと人気になるだろうねー。次走馬体重要チェック。

あと、マーゴットラヴミーは今回さすがに展開面が厳しかったですな。それでもよく8着に残ったと思う。穴で期待した▲ミツカネベネラは今回見せ場も濡れ場もなく12着。直線はやや前が詰まるシーンもあったが、4コーナーですでに手応え怪しかったのでね。これは状態面あるいはメンタル面(入れ込んでたという話)の問題だと思う。次走の巻き返しに期待したい。

 

以上レース回顧終わり。

来週は2歳牡馬の頂上決戦!朝日杯FS!

この秋の2歳戦はほんと調子良いのでね~。

データ分析、調教チェックお楽しみに!

 

 

阪神ファンにはたまらんなー。スポーツ選手もっと呼んで欲しい!

 

【note予想結果】

阪神JF2025浅次郎予想note(現在無料)

というわけで、今回本線の馬単は惜しくもハズレたものの、押さえの三連複が的中!今回もう穴党的にはこの三連複を取るしかなかったと思うんでね。押さえとはいえ、相手もしっかり絞って3点で取れたのは良かったと思う!予想買ってくれたみんな!ほんとにありがとうねー!そして馬券取ったみんなおめでとうー!投げ銭超嬉しい!今後の糧となりもす!では股来週!

 

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