阪神JF2025データ分析!大穴はこの馬じゃー!

【阪神JF2025データ分析】阪神芝1600mで行われる2歳牝馬GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ。今年はアランカール、マーゴットラヴミー、アルバンヌが人気だが当然大穴狙いで逝く!データでは外枠不利?脚質は差し・追い込み!馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり最速は?穴馬候補は、スターアニス・タイセイボーグ・ミツカネベネラ!

 

今週は2歳牝馬によるGⅠ!

阪神ジュベナイルフィリーズ!

 

■阪神JF2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

うへー!

登録数めっちゃ多いねー!

今年は重賞勝ち馬いないし・・・

例年よりレベル低い感じあるわけだが、

これはどの陣営も色気持ってるんじゃねえ?

 

とりあえず・・・

賞金持ってるのは11頭。

残り7頭は抽選だねー。

7/15かな?

この中に大物がいるかもしれんが・・・

探すのは骨が折れるなー。

 

そして・・・週末は雨予報

なんか今年は荒れる気がするー!!!

 

とりあえずデータ見てみようー!

 

■人気別成績

1番人気は・・・勝つか圏外か。買うなら頭がいいかもねー。ほか、2~3番人気の馬券率も高く、基本的に人気サイドが強いレースと言えるだろう。特に勝ち馬に関しては5番人気以内。では荒れないか?と言えばそんなことはなく、特に2着ヒモ荒れは期待出来るレース。

荒れる確率は・・・30%

十分十分。穴を狙うなら単系より馬連・三連複がいいかもねー。

 

■馬体重別成績

2歳牝馬による一戦。馬格はあまり気にしなくていいが、最低ラインは420kg。馬体の増減は・・・馬体減の方が圧倒的に優勢!ということは・・・成長を促しながら勝つ!というレースではなく、ここを目標にビッシリ仕上げて勝つ!というレースなのだろう。データを信じるなら馬体増の馬はもう大幅割引きでいい。

 

■枠番別成績

阪神芝1600は外回りのワンターン戦。基本はスローの瞬発力勝負。枠順の有利不利はあまりない・・・と言われるわけだが実はこのコース、内枠有利の外枠不利なのである。このレースでもその傾向が出ており・・・7~8枠はやや割り引いて考える必要があるぞ。人気馬はみんな外枠に入りますように(お)。

 

■騎手成績

ルメール、北村友一(アランカール)、川田(ギャラボーグ)注意。ってあら?ルメールはどの馬に乗るんだ???あ、今週は香港か。

 

■種牡馬成績

ダイワメジャーが好相性。阪神マイルはディープインパクトの庭であるが・・・微妙な成績。その後継筆頭のキズナも微妙な成績。意外と走るのがノーザンダンサー系。

 

■間隔別成績

2歳の頂上決戦。休み明けでも問題ないが、やはり10~11月くらいに一度使ってる方が優勢。間隔詰まってる組は非常に厳しい。詳しく下で見てみよう。

 

■前走成績

注目ローテは・・・アルテミスS(9頭)、ファンタジーS(4頭)、京王杯2歳S(3頭)。1勝クラスは6頭と結構馬券になる。あとは夏の2歳Sやオープン特別など。新馬・未勝利からの臨戦で馬券になったのは2022年のシンリョクカのみ。構図としては前走距離は1400~1800m。東京組が多い。前走着順は、重賞なら2着以内。おまけして3着以内。その他は全て1着条件。ただし、アルテミスSのみマレに惨敗からの巻き返しがある。

【激アツローテ馬】
・ミツカネベネラ(アルテミスS2着)
・タイセイボーグ(アルテミスS3着)
・ショウナンカリス(ファンタジーS2着)
・スターアニス(中京2歳S2着)
・アルバンヌ(サフラン賞1着)
・ヒズマスターピース(赤松賞1着)
・マーゴットラヴミー(白菊賞1着)
・ラスティングスノー(りんどう賞1着)

アルテミスSのフィロステファニは屈腱炎を発症してすでに引退。ファンタジーSの勝ち馬フェスティバルヒルは骨折が判明して離脱中。今年の構図としては「重賞惜敗組vs1勝組」という感じか。

 

■1番人気の前走成績

アルテミスS組が人気になりやすいわけだが、信頼度は決して高くない。

 

■脚質別成績

阪神マイルは典型的な瞬発力コース。中団からの差し馬が強いわけだが、このレースでも同様の傾向。上がり1~2位は相当強い。ただ、前が残らないわけではないので注意が必要。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し→差し(追い込み)」「先行→差し」。大体この2パターンで、多いのは差し決着。これに抗うのは強い先行馬が勝つパターン。過去で言えばメジャーエンブレム、ソウルスターリング、レシステンシア、ソダシといった一流馬が勝っちゃうパターンね。今年はこれらに匹敵するような馬がいるかな?上がりは良馬場なら33秒台後半。時計は1分33~34秒くらい。

穴馬の脚質は、差し・追い込み!

前が穴を開けることもあるが、多いのは圧倒的に後ろだね。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

先行タイプの1番人気は強いのだが、対象的に・・・追い込みタイプは怪しい!アランカールは過去2戦とも最後方からの追い込みで圧勝。これは怪しいかも???

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・アランカール
・アルバンヌ
・イヌボウノウタゴエ
・コスモレッド
・スウィートハピネス
・タイセイボーグ
・ノアールビーナス
・マーゴットラヴミー

この中に大穴がいる気がする~!

 

■重馬場適性

週末の阪神は土日ともに「曇り一時雨」の予報となっており、道悪になる可能性有り!

しかし見てみると道悪の経験ある馬は殆どおらず!というわけで血統的に道悪適正が高そうな馬を挙げておこう。

・アルバンヌ
・イヌボウノウタゴエ
・ショウナンカリス
・タイセイフレッサ
・タイセイボーグ
・ホワイトオーキッド
・マーゴットラヴミー
・メイプルハッピー
・ラスティングスノー

 

■厩舎・生産者・血統

東西互角。社台系・特にノーザンFが鬼強!なんと過去10年で8勝。まあノーザンFは阪神JFと桜花賞を勝つために牝馬を早期育成しているからねー。さもありなんという感じだが、今年もノーザンFの馬には要注意。血統的にはサンデーサイレンスの主要血統か、あるいはエピファネイア、あるいはノーザンダンサー系。キングカメハメハの血にも注意。

 

■データケツ論。

・重賞惜敗組vs1勝組
・差し、追い込み
・ノーザンF、主要血統、瞬発力必須

 

アランカールはノーザンF生産のエピファネイア産駒。栗東・斉藤崇厩舎。鞍上は北村友。クロワデュノールと同じタッグだね。母は桜花賞2着、オークス1着のシンハライト。叔父にアダムズピーク、叔母にリラヴァティといった活躍馬がいる超良血。現在の戦績は2戦2勝。7月福島の新馬戦は出負けして後方からの競馬になったが、徐々に進出し、直線ほとんど追われることなく突き抜けて4馬身差の圧勝。この勝ちっぷりから次は重賞かと思われたが、陣営は野路菊Sを選択。これも出負けして後方からになったが、直線鮮やかに差し切って3馬身半差の圧勝。使った上がりはダントツの33.3!これは素質高いのは間違いないですなー。ただ、懸念材料もある。まずスタートが巧くなく今回も後方になる可能性が高い点。それから少頭数の経験しかなく、フルゲートに対応出来るか不明な点。今回も後方待機から大外ブン回しとなると・・・相当距離ロスが発生するよね。あと、今回約3ヶ月ぶりとなるがデキがどうか?雨は出来れば降って欲しくないだろう。

マーゴットラヴミーは洞爺湖町・レイクヴィラF生産のリアルスティール産駒。栗東・小林真厩舎。鞍上は菱田から武豊にチェンジ。近親に阪急杯勝ちなど短距離で活躍したアグリがいる血統。この馬も2戦2勝。10月の京都1400新馬戦は好位のインにつけてアッサリ抜け出し2歳レコードで圧勝。2戦目は11月の京都芝1600m戦。大外枠からスッとハナに立ち、一貫したラップを刻みつつ逃げ、直線は突き放して上がり最速の圧勝。もうチクビの色が違う感じで相当のポテンシャルを持った馬だと思う。ただし、気になる点もある。まず、中1週になる点。中1週で馬券になったのは・・・過去10年で一頭のみ。あと、前進気勢が強く今回も前々の競馬になるんじゃないかと思うわけだが、同型との兼ね合いも気になるねー。

アルバンヌはノーザンF生産のアドマイヤマーズ産駒。美浦・田中博厩舎。鞍上はルメールから坂井にチェンジ。一つ上の姉にフローラS3着のタイセイプランセスがいる血統。6月阪神の新馬戦は2着に負けたが・・・この時負けたのがフェスティバルヒル。続く8月新潟の未勝利戦を快勝し、9月中山のサフラン賞も中団から鮮やかに差し切って連勝!今回ルメールの継続騎乗なら1番人気になってもおかしくなさそうな馬。欠点が少なく、人気馬では一番買いやすそうな気がするねー。

むしろ裸よりエロいと思った貴方に穴馬候補を挙げておこう。

 

まず、そこそこ人気になると思うがスターアニスを挙げておく。ノーザンF生産のドレフォン産駒。栗東・高野厩舎。鞍上は松山。母は短距離戦線で活躍した重賞2勝馬エピセアローム。未勝利は小倉1200で圧巻の7馬身差圧勝。続く中京2歳Sがこれまた凄い競馬でね。キャンディードとの息を飲む一騎打ちだったのだが、クビ差競り負けての2着(浅次郎の印は◎→▲だった)。しかし後続に付けた差はまたも7馬身差。中京1400の時計は1:19.4の2歳レコード!個人的にこの2頭は別格レベルじゃないかと思ってるのだが、このキャンディードがデイリー杯2歳Sで8着に敗れたため(鼻出血が敗因)・・・この馬も株価下落。今回人気にならないのであれば灼熱パンツの一頭と見る。ただし、不安もある。距離だ。母もそうだが、兄姉達も短距離で活躍してるんでねー。1600は微妙に長いかもしれん。まあ、この時期の2歳馬なんであまり気にしなくていいと思うけどね。

次に、アルテミスS組からタイセイボーグ。ノーザンF生産のインディチャンプ産駒。栗東・松下厩舎。鞍上は西村。これまでの戦績は【1.2.1.0】。兄に6勝を挙げてオープンで活躍したダノンメジャー。同じくオープンまで出世して晩年は障害でも1勝したダノンキングダムなどがいる良血。まず強調したいのは新潟2歳S。確かに、勝った馬には4馬身差千切られての2着だった。だけんどもしかし、この時勝った馬はリアライズシリウス。おそらく来週の朝日杯FSで1番人気になる馬・・・2歳牡馬最強格の馬なのである。そしてこの時僅差の3着だった馬が後にファンタジーSを勝つフェスティバルヒル。つまり、相当レベルの高い一戦だったのだ!さらに・・・前走のアルテミスSも一見完敗の3着だったわけだが、これは出遅れが痛恨でね。さらに馬場が悪い内を走らされる羽目になってのもの。それでも上がり最速をマークしており、実は相当強い競馬をしたんだよね。馬場が渋るのもおそらくプラス。この馬も激アツパンツの一頭!

それから、これもアルテミスS組のミツカネベネラ。新冠の細川農場生産のモーリス産駒。美浦・鈴木厩舎。鞍上は津村。近親に目立った活躍馬はおらず、プロフィールもかなり地味・・・ということもあって前走のアルテミスSでは10頭立ての9番人気だったわけだが、堂々正攻法の競馬でね。直線に向いたところで不利がありつつ、先に抜けたフィロステファニを追って追っての2着。確かに2馬身ほど千切られたが、不利がなければ差はもっと縮まったと思うんだよね。おそらく・・・仮にフィロステファニがこのレースに出走していれば1番人気だったはず。となればやはりこの馬も評価が必要だろう!

他、距離の不安はあるが、ファンタジーS組のショウナンカリス。勝ち馬フェスティバルヒルとの差は僅かクビ。そしてコース取りの差で負けた感じなんでね。この馬もポテンシャル高いと思う。あと1勝組からはゆったりしたローテのモズアスコット産駒ラスティングスノー。この馬は唯一道悪実績がある馬でおそらく道悪は鬼。馬場次第では大きく評価を上げたい一頭。あと・・・1勝馬は調教見てからだねー。

 

というわけで、

今年の阪神JFは例年に比べレベル低いと思われるのでね。

主要ローテとは別路線組が人気になりそうだが、

怪しいワキの匂いがスンスンするねー!

調教チェック、最終予想お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

青森で震度6強の地震が発生。私も熊本地震で経験したからわかるが、震度6弱と震度6強は全く別物。こりゃ潰れて死ぬかもとガチ思うのが震度6強だ(震度7だった震源付近の町並みを見てきたが・・・震度7だとほんとに家が潰れる)。そして熊本地震の時は前震のあとに本震が来た。周辺の方はさぞや不安だろうけどこれ以上何も起きないことを祈る。

 

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