フェブラリーS2023レース回顧!新ダート王にレモンポップ!

【フェブラリーS2023レース回顧】東京ダート1600mで行われたダートマイル王決定戦フェブラリーS!勝ったのは1番人気のレモンポップ!2着にはレッドルゼル、3着にはメイショウハリオが入り人気サイドの決着となった。レモンポップの勝因、次走は?ドライスタウトの敗因は?メイショウハリオは出遅れなかったら???

 

新ダート王に

レモンポップ君臨!

 

 

いやー、レモンポップ強かったね。

状態怪しんじゃないかと勘繰っていたが、

全く問題じゃなかった。

さて、簡単にレースを振り返ってみよう。

 

■フェブラリーS2023レース結果

ちょっとこの配当だと穴党にはドモナラズな結果でしたな。しかし今回の馬券の勝ち組は枠連ガッツリの人だと思うw

 

■フェブラリーS2023映像

■フェブラリーS2023レース回顧

スタート!大きく躓いて落馬寸前になったのは人気の一角メイショウハリオ!他は揃ったスタート。

 

なんとか立て直すも・・・メイショウハリオはざっと見ても4~5馬身のビハインド。この馬から買ってた方は「オ、オワタ」と思ったことだと思う。しかし良くここから3着まで来たよなあ。

 

行ったのはショウナンナデシコ。外からヘリオス。内からジャスパープリンス。間にレモンポップ。私の◎はヘリオスだったわけだが、いいスタートを切って外の番手。よしよしいいぞー!と思って見ていたんだけどね涙。

 

外から遅れてケイアイターコイズが上がっていく。レモンポップはちょいと控え・・・内からシャールズスパイト、黒い帽子がドライスタウト、黄色い帽子がテイエムサウスダン。外からセキフウ。いいね。みんなレモンポップをマークしつつ、いい感じに先団ごった返しているな~!うっしっし!と思って見ていたんだけどね涙。

 

中団にアドマイヤルプス、オーベルニュ、ソリストサンダー、ケンシンコウ。

 

後方にスピーディキック、レッドルゼル。

 

そして最後方に出遅れたメイショウハリオ。

 

ラップタイムはこう!

 

前半3Fが34.6。

結構速めに流れたが、

その後は多少落ち着いて1000m通過59.1。

まあ平均的なラップだったのではないか。

 

4コーナー。私の◎ヘリオスは楽な手応えで先頭に並びかけて行く。こ、これは良さそう!と思って見てたんだけどね涙。あ、いつの間にかレモンポップが誰にも邪魔されない外に出してるぅぅ!さらにドライスタウトにはガッチリ蓋をしてるじゃないか。瑠星うまいなー。

 

残り400!まだ余裕の手応えのヘリオス!これは来たんじゃね!来たんじゃね!・・・と思いながら見てたんだけどね涙。そしてレモンポップもまだ持ったまま。おそらく仕掛ければあっという間に突き抜けたと思うんだが、そうするとドライスタウトも野に放ってしまう・・・と考えた瑠星はギリギリまで肉のカーテン続行。ドライスタウト戸崎は「は、早く行ってくれー!」と思っていたことだろう。この時まだレッドルゼルは後方。メイショウハリオは更に後方。

 

残り350くらいの地点でようやくレモンポップがGOサイン。ヘリオスも追い出し開始。しかし・・・このカメラのズームインはマジで止めて欲しい。これだと後ろの馬の動向が全く分からんではないか。やる意味が全く分からない。映像の迫力を出したいのかもしれんが、ファンはそんなものは求めていないぞ。ファンが求めているのは自分が買ってる馬の動向。それだけ。

 

ズームアウトするといきなりレッドルゼルがこの位置!凄い脚を使って来たわけだがカメラには映らず。メイショウハリオは映っていないw。ヘリオスがんばれー!武ーーー粘らんかーい!

 

残り200!独走態勢に入るレモンポップ!あああ、ヘリオスは手応え絶好に見えたがそうでもなかったのか~~~~!その後ろからドライスタウトが迫るが、長く蓋をされ、一旦ブレーキを踏んだ影響で完全に踏み遅れている!そして・・・やっとここでメイショウハリオが画面に映る!

 

残り100!突き抜けたレモンポップを追うレッドルゼル!しかし差がちょっとずつしか縮まらない!3着争いはメイショウハリオが優勢!

 

1馬身チョイの差を保ったまま余裕のゴール。メイショウハリオは先頭から4馬身差でのゴール。

 

レモンポップ強し!

JRAの新ダート王に君臨!

勝ちタイムは1:35.6。

勝ち馬の上がりは36.3。

 

 

 

 

 

レモンポップはアメリカ産のレモンドロップキッド産駒。美浦・田中博師は開業6年目でGⅠ初勝利。田中博といえばエリザベス女王杯でクイーンスプマンテを駆って世紀の大穴を開けたことで有名だが、今回の勝利の方が10倍嬉しいんじゃないかな。血統的には日本で適正の高いキングマンボ系であり、母系はノーザンダンサーのスピード&パワー系。ターントゥ系(サンデーの祖)の血を全く持っていないため種牡馬としての価値は相当高い!あとGⅠを何個が取って種牡馬入りして頂きたいと思うんだけどマイラー系だと出るレースが限られるんだよねえ(GⅠはかしわ記念と南部杯くらい。1400のGⅠはJBCくらい)。1200も視野に入れるみたいな話があったみたいだが、ってことは次走はドバイか?!しかし瑠星は上手く乗ったね。インタビューで「乗ってただけ」と言っていたが、全然そんなことないと思うぞ。

レッドルゼルは社台F生産のロードカナロア産駒。ベストは1200~1400の馬で1600は微妙に長く・・・過去フェブラリーSでは4着、6着だったわけだが、今年はいい脚繰り出して突っ込んできたねー。しかも目標は2年連続で2着だったドバイゴールデンシャヒーンであるからしてここはメイチの仕上げではなかったハズ。よっぽど当日の調子良かったのか(特A評価だったけど)、あるいは川田が目一杯引き出したか。いずれにせよ次走ドバイでのレモンポップとの再戦が楽しみだね。

メイショウハリオについては「もし出遅れなければ」という議論がここそこで繰り広げられているわけだが、今回の出遅れはただの出遅れではなく、落馬寸前の大ロスだったからね。やっぱり出遅れなければ勝ち負けだったんじゃないかと思う。パドックでは解説者が偉そうに「歩き方からして左回りは下手」なんて言ってたがマジあいつら適当だよね。普通に走ってたら勝ち負けだったじゃんか。つか、歩き方で左回りがダメとかなんで分かるんじゃー。パドック解説者はちゃんと馬を見れる人に変えて欲しい。これこそさ、競馬新聞の記者じゃなくて、元騎手とか元調教師の人にお願いしたほうがいいんじゃないの?引退した騎手のセカンドキャリアにちょうどいじゃんね。

ドライスタウトは枠的に辛かったのもあったが、直線の勝負どころでレモンポップに蓋をされたのが痛かったねー。すぐ外に出して追いたいのだがそれを許して貰えず・・・諦めてブレーキを踏み、レモンポップの後ろから外に出そうとしたタイミングでレモンポップがスパート開始。置いてけぼりにされてしまった。スムーズだったらもう少し際どい勝負が出来たと思う。まあ、1~2着馬には敵わなかっただろうけどね。

アドマイヤルプスは完全にスルーしていたため正直ビックリ。しかしよく馬柱を見ると東京1600のアハルテケS圧勝の戦績があるんで全く可能性無いわけじゃなかったんだよね。まあしかしこういう馬が来ることがあるから競馬は面白いのである。

 

私の◎ヘリオスは直線半ばまで先頭と見せ場十分だったが・・・レモンポップに交わされてからはズルズルと後退して7着。手応え良く見えたけどなあ・・・粘り切れなかった。武豊は「東京マイルは少し長いかも」と言ってたようだが、私は馬場適正の差じゃないかなーと思う。もっと時計の出る重馬場なら面白かったかも。しかし全く人気がない中、良く頑張った。次はかしわ記念でオネシャス!

 

以上レース回顧終わり。

 

来週は中山記念と阪急杯だね。

データ分析お楽しみに!

 

福永おつかれさん!

 

【答え合わせ】

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◎が7着で全然ダメだったが・・・予想買ってくれたみんな!本当にありがとうー!来週も懲りずに大穴狙って逝きモス!中山記念も面白そうだが・・・馬券的には阪急杯かな?

 

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