毎日王冠2016予想オッズ！データ分析の嘘に騙されるな！

【天皇賞秋2016予想オッズ】東京芝1800mで行われるGⅡ毎日王冠。天皇賞秋を目指す多くの馬が休み明け緒戦に選択するこのレース。今年はリアルスティール、ロゴタイプ、ルージュバック、アンビシャスといった大物がスタンバイ。データ分析では、内外枠互角、脚質は前有利。狙いの穴馬はダノンシャーク、クラレント！

 

いよいよ今週から東京、京都開催。

本格的にGⅠも始まるし、

期待の良血2歳馬も続々デビューするので

楽しみは尽きない。

 

今週は3日間開催だが・・・

やっぱメインはこのレースだろ。

 

■毎日王冠2016予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

MAXで14頭か。

 

今んとこ、人気はルージュバック、リアルスティール、アンビシャスみたいだが・・・

（ロゴタイプは安田記念を勝ってもこの人気か？笑）

 

ミルコが乗るならリアルスティールが1番人気になると思うけどな。

東京の1800はこの馬にとってもベストぽいし。

 

データを見てみよう。

 

※JRAデータ分析より

 

休み明けの実力馬が強いレースであるな。ただし、8～9月を使って来た馬も3着以内で見ると結構な数。アナドレンぞ。

 

ちょっとここで、

 

「あったかいんだからぁ～」のフレーズで人気になったクマムシ。

 

 

は、何故テレビから消えたのか？

 

という話をしようかと思うんだが、

 

空き缶とヤジと冷めたスープが飛んできそうなので、

 

JRAのデータ分析が、どんだけヒドイか？

 

って話をしようと思う。

 

こういうデータ分析をしている専門家はとても多いので注意が必要。

 

■毎日王冠過去10年馬番別成績

（1着→2着→3着馬の馬番）

2015年　13→4→6（13頭立て）
2014年　2→6→8（15頭立て）
2013年　6→10→7（11頭立て）
2012年　4→7→8（16頭立て）
2011年　8→7→10（11頭立て）
2010年　4→3→1（10頭立て）
2009年　4→6→3（11頭立て）
2008年　2→3→5（16頭立て）
2007年　7→8→1（14頭立て）
2006年　16→10→13（16頭立て）

白3、黒3、赤3、青6、黄5、緑4、橙2、桃4

 

こうやって帽子の色を付けてみると非常に分かりやすく、内外互角である。東京1800は基本的に内の方が有利。毎日王冠も全体的に見れば内の方が優勢であるが、2006年、2007年、2011年、2013年などは真ん中より外目の枠で決着している。決して外枠が来ないわけではない。

 

で、これがJRAの分析になると・・・

 

 

8番から内が圧倒的に優勢！9番から外は不利！

 

ということになってしまう（実際にそう書いてある）。

 

しかし過去10年で16頭のフルゲートだったのはたったの3回。10～11頭立ての少頭数の年が4回もあるのである。それで8番から内が優勢って・・・

 

バカ丸出し。

 

こんな詐欺データをJRAの公式ページで公開してええんかいな？騙される人多数だぞ？書いてるのは素人か？データの数字をそのまま使うからそういうことになる。これはJRAに限った話ではないので注意が必要だぞ。それから、単純な「馬番データ」ではその年の傾向が分からない。内枠が有利な年もあれば、外枠が有利な年もあるのである。枠は競馬にとって重要なファクターであるからして、妥協せずに分析したいものである。

 

■毎日王冠過去10年脚質データ
（1着→2着→3着馬の4コーナー通過順位）

2015年　1→5→5（13頭立て）
2014年　8→1→10（15頭立て）
2013年　4→5→1（11頭立て）
2012年　3→9→9（16頭立て）
2011年　9→3→7（11頭立て）
2010年　6→3→8（10頭立て）
2009年　5→1→8（11頭立て）
2008年　5→1→3（16頭立て）
2007年　8→11→2（14頭立て）
2006年　2→3→5（16頭立て）

オレンジ：単勝10.0～19.9倍、赤：20.0～29.9倍、ピンク：30.0倍以上

東京1800はそのコース形態から「差し優勢」だと思ってしまうが、ご覧の通り・・・毎日王冠は基本前有利である！4角1～5番手の馬が19/30。これは、開幕馬場で前が残りやすい！という点もあるのだと思うが・・・差し有利のイメージは払拭しておいた方がいい。最低でも中団前目のポジションが欲しいレースである。後方待機は厳しいと言わざるを得ない。

ただし！爆穴を開けるのは「差し馬」であることが多い！2012年の2着に突っ込んできたのは3歳時のジャスタウェイ（12番人気61.6倍）、この時の3着はタッチミーノット（9番人気28.0倍）。2009年の3着はハイアーゲーム（10番人気112.9倍）、2007年の1着はチョウサン（8番人気44.4倍）であった。それから2014年の2着は逃げたサンレイレーザー（11番人気44.3倍）。逃げ馬にも要注意である。

 

2015年や2013年のように堅い時は徹底して堅いが・・・荒れる時はかなり荒れる！ってのが毎日王冠の特徴である。そんで穴馬を探すなら「差し馬」か「逃げ馬」である。

 

ケツ論。

・内外互角。中枠有利。

・先行有利！

・穴を探すなら差し馬か逃げ馬

 

ケツロンからみる穴馬候補は・・・まずダノンシャークである。去年の毎日王冠でも狙ったのだが、58kgを背負って惜しい4着であった。この馬、東京や京都の軽い馬場が得意であり、1800も守備範囲。今年マイラーズカップ2着があるし、安田記念も僅差の競馬。もう8歳であるが、年齢的なことはあまり考えなくていいと思う。昨年は58kgだったが、今年は57kg。差しに徹すれば一発あって不思議ないぞ。

 

それからもう一頭、爆穴にクラレントを推す。左回りのスペシャリストで重賞6勝馬。昨年の安田記念で3着に激走、秋の天皇賞でも逃げて6着に激走しており、オッズの差ほど実力差があるわけではない！最近はちょっとズブくなってきたのか自分の形で競馬が出来ていないが、2～3番手でロスなく先行できれば・・・その粘り腰は脅威だぞ。切れる脚はないが、こういうタイプが好走するのが毎日王冠である。

 

ま、枠順や調教を見ないと何とも言えないが、

それほど人気馬が抜けているわけではないと思うぜ～。

 

最終結論は日曜日。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

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す、すごいな。そんなに面白いのか。見てみようかなー。