京王杯スプリングC2025データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【京王杯SC2025データ分析】東京芝1400mで行われる別定GⅡ京王杯スプリングカップ!今年はトウシンマカオ、ママコチャ、ロジリオンが人気だが、当然大穴狙いで逝く!データ分析では外枠優勢?脚質は差し・追い込み!人気・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・重馬場適性・上がり3F最速は?穴馬候補はカンチェンジュンガ、スズハローム、トゥラヴェスーラ!

 

土曜日には京都でユニコーンSも行われるのだが・・・

ダート三冠ロードの整備のため、

日程(以前は6月施行)、

コース(東京ダート1600→京都ダート1900)

がガラリと変わったため、

過去データがほとんと意味をなさず。

しかも抜けて強そうな馬がいるんでね。

土曜日はこちらで勝負!

京王杯スプリングカップだ!

 

■京王杯SC2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

人気はトウシンマカオ?

たしかに誰しもが認める超実力馬だが・・・

今回は1400m戦。

そしてこの馬は明らかに1200ベストの

生粋のスプリンター。

好走もほとんどが1200m戦で、

1400m戦は昨年のこのレースで6着、

2023年にスワンSで9着と結果が出ていない。

2~3歳時まで振り返ると好走歴もあるが、

まあ誰がどう見ても1400mは1F長いわな。

しかしそんなことは陣営もわかってるはずで・・・

じゃあ、なぜ使うかというと、

調子がいいから使いたいんだけど、他に使えるレースがない。

ということだろう。

実際、賞金持ってるスプリンターはこの時期使えるレースないもんね。

 

ってわけで、

人気になるならゴエモン発動

 

 

ありがたく軽視させていただく。

(斬るかどうかは、調教確認してからね)

 

つか、1番人気はママコチャじゃないかな?

まあこっちも怪しいけどww

 

さてデータ見てみよう!

 

■人気別成績

1番人気は勝つか圏外かという成績。2番人気の成績凄いな・・・複勝率9割かよ。頭は堅い傾向。しかし2~3着のヒモ荒れは十分期待できるねー!二桁人気の大穴は過去10年で2頭だけ。大穴狙いより6~8番人気くらいの中穴狙いがいいかもしれない。

荒れる確率は・・・30%

ヒモ荒れする確率は50%くらいアリそうだけどねw

 

■年齢別成績

4~5歳が強いね。6~7歳も侮れず。8歳以上は割り引き。私は気にしないけど。

 

■ハンデ別成績

格別定のGⅡ戦。GⅠ勝ちがあると+2kg、GⅡ勝ちがある+1kgのヤツだね。ただ、一昨年から斤量改定があって基本が56kgから57kgに変わってるので分析が非常に面倒くさい。58kgは去年+1kgのウインマーベルとレッドモンレーヴがワンツーだったから・・・実質+2kg(GⅠ勝ち馬)で馬券になったのは一頭のみ。57kgもココ2年の成績を省くと【1.1.1.?】だから・・・+1kgでも斤量増は効くと思っていいだろう。

 

■馬体重別成績

馬体重の最低ラインは460kg。500kg以上あればプラス材料。馬体の増減は・・・馬体重減の方が優勢ですな。+4kg以上だと馬券例ナシ。

 

■枠番別成績

ワンターンの1400m戦。ご覧の通り外枠優勢。データでは1~2枠は割り引きだ!

 

■騎手成績

ミルコ、レーン、戸崎注意。ルメールは今週不在。レーンはユニコーンS。

 

■種牡馬成績

ロードカナロアを筆頭にミスタープロスペクター系が優勢だね。サンデーサイレンス系ではディープインパクト系(リアルインパクト、ミッキーアイルなど)。

 

■間隔別成績

安田記念の前哨戦だけに休み明けでも問題なし。間隔が詰まってる組は劣勢。1~2ヶ月くらいのゆったりしたローテが吉。理想は明け2~3戦目。

 

■前走成績

注目ローテは・・・高松宮記念(12頭)、ダービー卿CT(6頭)、東京新聞杯(3頭)。オープン特別や準オープン組は劣勢。構図としては、高松宮記念組vsGⅡ~GⅢ組。前走距離は1200~1600m。高松宮記念組は惨敗OK・・・というか惨敗組がほとんど。高松宮記念とこのレースは求められる適正が違うからねー。惨敗組が狙い目だ。ダービー卿CT組は3着以内条件だが、惨敗組にも注意。東京新聞杯は2着以内。

【激アツローテ馬】
・ママコチャ(高松宮記念3着)
・トウシンマカオ(高松宮記念4着)
・カンチェンジュンガ(高松宮記念10着)
・トゥラヴェスーラ(高松宮記念11着)
・バルサムノート(高松宮記念12着)
・スズハローム(高松宮記念17着)
・ロジリオン(ダービー卿CT9着)
・アサカラキング(ダービー卿CT11着)

高松宮記念惨敗組が激アツだねー。

 

■1番人気の前走成績

1番人気の多くは高松宮記念組。頭で来るか、ブッ飛ぶか。

 

■脚質別成績

東京芝1400mは基本スローの瞬発力勝負がデフォルト。直線だけで差せるためか、差し・追い込みが強い。先週は開幕馬場だったにも関わらず外差し優勢だったんでね。今年は特にその傾向が強いかも。しかし今週は金曜日が雨予報となっており、馬場傾向が変わる可能性あり。先行勢の粘り込みにも注意したい。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し→差し(追い込み)」「先行→差し」「差し→先行」。前残り決着となったのは2020年のみ。レッドモンレーヴのような鬼脚持ちの差し馬やウインマーベルのような先行してしぶといタイプが狙い目。時計は1:20.0前後。上がりは究極を求められる感じで33秒台前半。馬場によっては32秒台になる。

穴馬の脚質は、差し・追い込み。

後ろだねー。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気は先行タイプの方が信頼度高そう。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・レッドモンレーヴ
・カンチェンジュンガ
・オオバンブルマイ
・トゥラヴェスーラ

この辺は狙い目っすなあ。うっしっし。

 

■重馬場適性

現在の予報では東京は金曜日が雨で、土曜日が晴れ。どの程度雨が降るのか分からんし、どの程度回復するかもわからんがパンパンの良馬場にはならないか。簡単に重馬場適性も見ておこう。※【カッコ】内の数字は重馬場以上+馬場指数6以上の成績。良馬場や稍重で重い馬場になることがあるため。

アサカラキング【0.1.0.1】
キズナ×キングヘイロー。昨年の阪急杯は重馬場だったのだが、ここでウインマーベルとハナ差の2着。今年の阪急杯も時計の掛かる馬場だったがこれも2着。重馬場は得意。

オオバンブルマイ【1.0.0.0】
ディスクリートキャット×ディープインパクト。重のアーリントンC1着、時計の掛かる馬場だったNHKマイルCで3着。間違いなく時計が掛かったほうが良いタイプ。

カンチェンジュンガ【2.0.0.1】
ビッグアーサー×ノヴェリスト。2走前の阪急杯1着は良馬場でも余計の掛かる馬場だったからねー。雨で渋るのは大歓迎だろう。

トゥラヴェスーラ【0.0.1.6】
ドリームジャーニー×アドマイヤコジーン。数字だけ見ると苦手にしか見えないのだが、この中にはドロドロの不良馬場だった高松宮記念3着、それから重馬場だった高松宮記念4着×2が含まれる。道悪は鬼だ。

ロジリオン【1.0.0.0】
リオンディーズ×パイロ。実績は未勝利戦でのものだが、出遅れつつ上がり最速で快勝。2走前の洛陽Sは時計の掛かる良馬場だったんだが、これを快勝しており時計の掛かる馬場は得意と見ていいだろう。

逆に、レッドモンレーヴ、ママコチャは良馬場希望。トウシンマカオは得意とは言えないがこなせる。

 

■厩舎・生産者・血統

東西互角。社台系強し。血統的にはミスプロ系×サンデー系が最近多いね。ロードカナロア、ディープインパクト系注意。東京1400巧者を探したい。

 

■データケツ論。

・高松宮記念組vsその他重賞組
・差し、追い込み。
・ロードカナロア、ディープ系。

 

トウシンマカオは新ひだか町・服部牧場生産のビッグアーサー産駒。6歳牡馬。美浦・高柳厩舎。鞍上は横山武史。これまでの戦績は【7.2.2.11】。重賞は4勝。昨年のスプリンターズS2着馬。今年の高松宮記念は4着。GⅠの頂きには届いてないものの、誰しもが認める一流スプリンター。ただし、冒頭でも書いた通り、1400m戦では分が悪く、昨年もこのレースに出走して0.5秒差の6着。2023年のスワンSでは0.7秒差の9着。さらに遡ると2022年のクロッカスS1着、2021年の京王杯2歳S2着という実績はあるが、まあ間違いなくベストは1200mであり、1400mは1F長い。ただし、守備範囲とも言える距離であり、GⅠ級の実力馬であり、メンバー次第で好走しても不思議ないわな。しかし微妙に1kg増だし、ココが目標のレースでもないし、穴党としては軽視の一手。買っても押さえまでかな。

ママコチャはノーザンF生産のクロフネ産駒。栗東・池江厩舎。鞍上は川田。6歳牝馬。シラユキヒメの白毛一族だがこの馬は鹿毛。全姉にGⅠ3勝のソダシ、近親にはこのレース勝ち馬のメイケイエール、重賞3勝のハヤヤッコなど活躍馬多数。これまでの戦績は【7.3.3.7】。2023年のスプリンターズS勝ち馬であるが、もともとは1400~1600を主戦場にしていた馬。暮れの阪神Cでは0.2秒差の5着だったように1400は守備範囲。今年はオーシャンS1着、高松宮記念3着と能力に衰えもなく、当然ここでも有力だろう。ただし、やはりこの馬もベストは1200mだっろうし、前走の高松宮記念がメイチだったはず。GⅠ勝ちがあるため+1kgなのも微妙に効きそう。リバティアイランドがあんなことになって鞍上川田のメンタルも気になる所。

ロジリオンは平取町・坂東牧場生産のリオンディーズ産駒。美浦・古賀厩舎。鞍上は松山。4歳牡馬。これまでの戦績は【3.2.3.6】。堅実さが売りの先行タイプ。ワンパンチ足りずに勝ちきれない競馬が多いものの昨春のNHKマイルC3着、昨秋の富士S3着など強敵相手でも相手なりに走るのが強み。戦績からしてベストは高速東京の1600mだろうけど、1400mも当然守備範囲。前走のダービー卿CTは9着に惨敗したが、内有利の馬場で大外枠から外々を回らされる競馬。トップハンデ58.5kgを背負っていたし、スタートも決まらなかったし、度外視してOK!・・・というのは私も同意見だが、人気となると微妙だなあ。でもなんやかんやで3着くらいには来そうだから温めておきたいチクビではある。

こんな幼馴染が隣の家にいて「カッチャン♡」と呼んでほちかった・・・と思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まず挙げたいのがカンチェンジュンガ!日高町・サンバマウンテンF生産のビッグアーサー産駒。5歳牡馬。栗東・庄野厩舎。鞍上は幸。これまでの戦績は【5.0.0.13】。鬼脚持ちの追い込み馬でハマるかハマらないかという一か八かのタイプ。これまで1200mを主戦場にして来た馬だが、2走前のGⅢでは阪急杯では距離が1400で追走が楽になったか中団の外に構えて脚を溜め、逃げたアサカラキングが粘り込みを図るところを大外一閃!上がりダントツをマークして差し切って見せたんだよね。これが阪神1400mならちょっとベクトル違うわけだが、今年の阪急杯は京都1400で行われており、東京1400とは同ベクトル。雨で馬場が渋りそうなのも吉だし、瞬発力勝負もドントコイ!前走高松宮記念の負け方もちょうどいい感じでここは絶好のパンツ!あとはなるべく外目の枠を引いて頂きたい。

次に、胸の谷間になりそうなスズハローム!新冠・アラキファーム生産のサトノダイヤモンド産駒。5歳牡馬。栗東・牧田厩舎。鞍上は菅原明。現在の戦績は【4.1.3.8】。確かに近走は惨敗続きである。しかしよくよく馬柱を見れば・・・昨年の当レース3着馬。この時、ウインマーベルやレッドモンレーヴには完敗の内容ではあったものの・・・中団外から力強く差し込む内容でトウシンマカオに対しては完勝。つまりここでも好走するポテンシャルは十分ある馬なのだ。問題はデキ。去年と同じくらいのデキに持って来ればチャンスあるぞー!

それから、やはりこの馬を挙げねばなるまい!御年10歳のトゥラヴェスーラ!社台F生産のドリームジャーニー産駒。栗東・高橋厩舎。鞍上は三浦。ええ?なんで三浦?今まで乗ったことないよね?丹内とか鮫克とか空いてなかったのか?うーん。これまでの戦績は【4.5.2.27】。重賞勝ちこそないものの・・・GⅠの高松宮記念で4着・4着・3着、スプリンターズSでもあわやの7着(直線不利)があった馬。重賞でも度々好走してきた馬だが、最大の特徴は・・・好走しても好走しても人気にならないこと(笑)。最近は馬券になるのは年に一回くらいなんだが、よくよく馬柱を見てほしい。9歳だった昨秋だってGⅡセントウルSで0.4秒差5着、GⅡスワンSでは0.1秒差3着、暮れのスーパーGⅡ阪神Cでも0.3秒差の7着と衰え知らず(ママコチャとは0.1秒差)。これだけ好走してるにも関わらず全て二桁人気の超大穴だったのである。京王杯SCは2021年の2着馬でもあり、一応この馬もリピーター。1400なら確実に差してくる馬なんでね。年齢のところとチクビはもう黒く塗りつぶしてね。馬券の端っこに入れておいてもバチは当たらんと思うぞ!

他、馬場次第だが、前残りバイアスならアサカラキング。2走前の阪急杯が良い競馬だったし、馬場が渋りそうなのも吉。それからパンパンの良馬場で差しバイアスならレッドモンレーヴ。最近の成績は芳しくなく、年齢による衰えが気になるところだが2年連続連対してる馬なんでね。3年連続があっても何ら不思議なし。あとは渋った馬場でハマれば飛んできそうなオオバンブルマイ

 

というわけで、

今回上位人気馬は非常に怪しく・・・

大穴が開きそうな気がしているのはきっと私だけではあるまい!

最終予想は土曜日!

お楽しみに!

 

 

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個人的にはビザンチンドリームが良く見えたな~!

 

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