函館スプリントS2024データ分析！大穴はこの馬じゃい！

【函館SS2024データ分析】函館芝1200ｍで行われる別定GⅢ函館スプリントステークス！人気はアサカラキング、サトノレーヴになりそうだが当然大穴狙って逝く！データ分析では外枠有利？脚質は逃げ・追い込み？馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は？穴馬候補はジュビリーヘッド！シュバルツカイザー！シナモンスティック！

 

うっしっし！

これは面白そうだねー。

 

■函館スプリントS2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

1番人気はアサカラキングかな。

 

まあ、前走は強かったし、

2走前の阪急杯でもウインマーベルの2着だったし、

今回開幕馬場で脚質も合いそうだし、

まだ全く底を見せていないし、

名前も私と違って強そうだしねー（ﾅﾆ）。

 

だけんどもしかし！

 

 

その前走モルガナイトSは開幕馬場で1枠1番。

内前有利の馬場ですんなり逃げられたのが大きかったわけよ。

しかし今回は、

シナモンスティックやカルネアサーダといった同型がいるし、

ウイングレイテスト、ビッグシーザー、サトノレーヴといった重賞実績のある強力な先行馬もいるわけよ！

さらに言えば、

洋芝実績も不明（2000ｍ戦で5着があるだけ）。

人気ほどの信頼感はないんじゃないの～？

まあ、強い馬なのは間違いないからね。

取捨は枠順と調教見てからになるけどね。

この馬がトンだら面白くなりそう！

 

さてデータ見てみよう。

※過去10年のデータ。

 

■人気別成績

1番人気の強さは標準的。2番人気は弱いが、全体的に人気サイドが強いレース。ただ、大穴が来ることもあるし、ヒモ荒れも十分狙えるレース。過去10年で6頭も二桁人気の馬が馬券になってるぞ！

荒れる確率は・・・35％！

頭は堅くても2着は荒れそうなレース！本命党も穴党も楽しめそうだね。

 

■年齢別成績

注意したいのは・・・3歳馬！なんでこんなに3歳が強いのかと言えば、ひとえにこの時期の3歳馬は斤量が軽いからなんだが・・・今年の登録はオーキッドロマンスのみ。出走してくるならかなり面白そうだが、今のところ除外対象？

 

■斤量別成績

このレースは賞金別定。基本が56kg（去年から57kg）で収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円毎に1kg増・・・あれ？違うな。今年から変わったのか。斤量増えてるのはウイングレイテストの＋2kgとキミワクイーンの＋1kgだけなので・・・格別定に変わったぽいね。ウイングレイテストはGⅡ勝ちがあるから＋2kg、キミワクイーンはGⅢ勝ちがあるから＋1kgってわけだ。というわけで、ちょっとデータはアテにならない。

 

■馬体重別成績

最低ラインは440kg。馬格はあまり必要じゃなく、一番期待値が高いのは460～479kgのゾーン。馬体の増減は・・・互角か。

 

■枠番別成績

例年、開幕馬場で行われるレースだが・・・一見して外枠優勢だねえ。特に大外8枠は激アツ？

 

■騎手成績

丸田注意！あ、今年はいなかった。あとはバラバラ。穴っぽい騎手も来るぞ～！

 

■種牡馬成績

ロードカナロア注意！ほか、ミスプロ系が優勢だねえ。

 

■間隔別成績

休み明けでもオッケー。間隔が詰まってるのは割り引きか。

 

■前走成績

注目ローテは・・・高松宮記念（4頭）、桜花賞（3頭）、京王杯SC（3頭）、春雷S（3頭）、他ヴィクトリアマイルやNHKマイルといったマイルGⅠ組が4頭。あとはバラバラ。前走距離は1200～1600だが、1600の場合はほぼGⅠ限定だね。1400も重賞。前走着順はどのローテでも着順不問だねー。二桁惨敗からでもバンバン来る感じ。

【激アツローテ馬】
・ビッグシーザー（高松宮記念7着）
・シュヴァルツカイザー（高松宮記念13着）
・マテンロウオリオン（高松宮記念16着）
・プルパレイ（京王杯SC13着）
・サトノレーヴ（春雷S1着）
・シナモンスティック（春雷S8着）
・ジュビリーヘッド（春雷S9着）

面白いのはGⅠ～GⅡの惨敗組。春雷S組も面白そうだねー。

 

■1番人気の前走

おや。1番人気は6年連続馬券圏内か。しかしその全てがGⅠ組か重賞好走組。アサカラキングはオープン特別からのローテ。

 

■脚質別成績

開幕馬場だし、函館だし、前々が相当強いかと思いきや・・・意外と差し追い込み勢も来てる？

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「逃げ（先行）→先行」「差し→差し（追い込み）」。いや、やっぱこれは前狙いが良さそうだねー。上のデータで差しが多かったのは5～6番手の馬が差しにカウントされてるからみたい。ただ、昨年のキミワクイーンや一昨年前のタイセイアベニールみたいに差し馬が飛んでくることもあるし、差し追い込み決着になってる年もあるな。

穴馬の脚質は・・・逃げ。追い込み。

人気薄の逃げ馬、それから追い込み馬にも注意したい。これらが同時に馬券になる可能性は低いのでね。前を狙うなら逃げ馬、後ろを狙うなら追い込みの穴馬を入れておきたい。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気はほぼほぼ先行タイプ。

 

■今年の上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・サウザンサニー
・ディヴィナシオン
・プルパレイ

こうやって見ると一目瞭然。今回、前に行く馬が圧倒的に多いのである！というわけでこの3頭、激アツですぞー！あ、サウザンサニーは除外濃厚かー。

 

■調教師・生産者・血統

関西馬優勢。社台系イマイチ？個人牧場でも十分勝負出来るレース！血統的には・・・ここ4年で5頭が馬券になってるロードカナロア注意！あとはクロフネ、サクラバクシンオーといった血にも注意したい。

 

■函館SS2024データケツ論。

・外枠優勢、関西馬、ロードカナロア。
・ＧⅠ～ＧⅡ組、春雷Ｓ組。
・逃げ、追い込み

 

アサカラキングは新冠・協和牧場生産のキズナ産駒。美浦・斎藤誠厩舎。鞍上は斎藤新。親子タッグだね。デビュー後はずっと2000ｍ前後の中距離に使われてたんだよね。青葉賞に出走させたくらいだから陣営も能力は高く買っていたのだろう。しかし1勝クラスでも勝ちきれずに低迷・・・試しに出走させたマイル戦を快勝。さらに距離を短縮して阪神1400の2勝クラスを3馬身差で圧勝。続く3勝クラスも2馬身半差で圧巻の逃げ切り。距離を短くしてあれよあれよの3連勝でオープン入りし、挑んだ阪急杯では大外枠から果敢に逃げ、強豪ウインマーベルとハナ差の大接戦で2着！さらに距離を短縮したモルガナイトSも逃げて2馬身差の圧勝・・・1200ではまだ全く底を見せておらず、ここは通過点で目標は秋のGⅠでしょう！というジャッジをする人が多いだろうけどね。上でも書いた通り、今回前に行く馬がめっちゃ多いのである。前走のような楽な逃げにはならんと思うけどそこら辺のチンポジはどうだろうねー。

サトノレーヴは日高・白井牧場生産のロードカナロア産駒。美浦・堀厩舎。鞍上は浜中。5歳の牡馬だが、まだキャリア7戦。連対出来なかったのは10ヶ月ぶりで太め残り？だった2走前の阪急杯4着のみ。安定の先行脚質でラストもしっかり伸びてくる馬。前走の春雷Sは着差こそわずかだったものの着差以上に強い内容でね。時計も中山1200で1：07.1とかなり優秀だったわけよ。データ的にもほぼ減点なし。洋芝は【1.1.0.0】と全く問題なし。心配なのはモレイラ→浜中の鞍上交代。これがどう出るか？いや、浜中がどうこうじゃなく、モレイラは馬に100％の力を出させて勝つんでね。精も根も尽きて次走惨敗・・・ってパターンが結構あるんだよね。あればいいな。あってくれお願い。

ビッグシーザーは浦河・バンブー牧場生産のビッグアーサー産駒。栗東・西園厩舎。鞍上は坂井。今回高松宮記念最先着馬であり、本来1番人気になるべき馬だと思うが・・・どうやらそこまで人気にならないっぽいね。当然実力は上位だし、いつ重賞勝ってもおかしくない馬。ただ、洋芝実績はなく適正わからず。取捨迷う一頭。

思わずニギニギしたそこの貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まずニギニギしたいのは、リピーターのジュビリーヘッド。ノーザンF生産のロードカナロア産駒。栗東・西園厩舎。鞍上は富田。ただのリピーターではなく、2年連続2着の連続リピーター馬である。確かに近走は冴えない。惨敗続きである。しかし昨年も春雷S9着から一変して2着、2年前は昇級緒戦でいきなり2着（この時の1着は50kgのナムラクレア）だったんだよね。洋芝は【1.4.0.2】。函館に限れば【0.4.0.0】という函館スペシャリスト。洋芝だと行きっぷりが全然違うし、陣営的にも当然ココが最大の目標だろう！問題は7歳となった今、チンコの衰えがないのかどうか。あと鞍上の富田（ここ2～3年は調子良かったんだが今年はイマイチ）。この辺は不安材料だがその分人気は全くなさそうなんでね。激アツパンツの一頭。

次にニギニギしたいのはこれも洋芝は得意のシュヴァルツカイザー。マル外のDarkAngel産駒。せん馬の6歳。美浦・大竹厩舎。鞍上は大野。昨夏、函館でUHB賞を勝ってオープン入り。そして札幌のしらかばSも好時計で快勝して連勝。勢いよろしくGⅢのキーンランドCに挑んだがこれは4着まで。しかしナムラクレアからわずか0.2秒差。トウシンマカオやシナモンスティックとはハナクビ差の大接戦だったのだ。洋芝は【3.1.0.2】。ここ2走は惨敗しているが3走前のカーバンクルSは相当いい競馬してたからね。行きっぷり良く中団くらいで競馬出来れば十分チャンスあると思う！問題はスタートがあまり上手くない点。それからムラ駆けタイプで激走する時と凡走する時の差が激しい点。まあ、しかし実績の割に大穴になりそうなんでね。これも激アツパンツの一頭だぞー！

それから、前からニギニギしたくなるシナモンスティック。新冠・ビッグレッドファーム生産のジョーカプチーノ産駒。美浦・宗像厩舎。鞍上は未定。去年の札幌でUHB賞を快勝し、キーンランドCではナムラクレアの2着だった馬である。つまり、上で挙げたシュヴァルツカイザーとも僅差だった馬。洋芝はこの2戦のみで【1.1.0.0】。その後、5ヶ月の休みを挟んでの3戦は惨敗しているが、前走の春雷Sは8着とはいえ悪い競馬じゃなかったんだよね。この日は中山の最終日で時計の出る外差し馬場。1枠1番からハナに立っての0.3秒差なんで全く悲観する内容ではなかったからね。洋芝の開幕馬場に変われば展開次第で一発あっていい。ただ、今回先行争いが激しくなりそうなのがネック。まあでも前を狙うなら狙って面白い一頭だ！

他、同じく前を狙うならカルネアサーダ。洋芝は【2.4.1.4】。間違いなく洋芝は得意だ！それから59kgでもウイングレイテスト。ハンデと1200で嫌われるのなら狙って面白い超実力馬。それから差し決着を狙うなら、鬼脚持ちのディヴィナシオン、プルパレイ。この2頭は前が潰れる流れになればマジで一発あるかもよ？

 

というわけで、

前からニギニギするか、

後ろからニギニギするか迷う一戦。

まずは馬場を確認したいねー。

予想お楽しみに！

 

 

【浅次郎のひとりごと】

→【大井・東京ダービー結果】ラムジェットが好位から抜け出し6馬身差の圧勝！

いや、ラムジェット強かったなー。これはこれで称えられるべきであるが、なんとも盛り上がりに欠けるダート三冠頂上決戦となった気がする。明らかにJRA勢が強く見えたわけだが、4頭出走してワン・ツー・スリー。馬券も1→2→3番人気。うーん。これでいいのかダート三冠。まあ、最後の一冠はフォーエバーヤングが参戦するとかしないとかいう噂なんでね。これは盛り上がってほしいねー。

 

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