アーリントンC2021データ分析!雨?重馬場適性は?

【アーリントンC2021データ分析】阪神芝1600mで行われる3歳GⅢアーリントンC!今年はピクシーナイト、ホウオウアマゾンが人気だが、当然大穴狙いで逝く!データ分析では外枠有利?脚質は差し・追い込み!馬体重・騎手・前走ローテ・上がり3F最速候補は?雨?重馬場適性は?穴馬候補はグレイイングリーン、ショウリュウレーヴ!

 

この時期、賞金持ってる3歳馬は、

例えマイラーっぽくても皐月賞に行くことが多いわけだが・・・

今年のアーリントンCは強そうな馬が何頭かいるなあ。

あ、週末は雨?重馬場適性も見ておかんとね。

 

■アーリントンC2021予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

人気はピクシーナイトだね。

前走のシンザン記念で負かしたルークズネストがファルコンSを勝ち、

3着だったバスラットレオンがニュージーランドTを圧勝。

このシンザン記念組がNHKマイルCの鍵になることは間違いなく、

普通に考えればこの馬で決まりだろう。

(皐月賞に出てくれー!)

 

だけんどもしかし!

 

 

舞台は阪神芝1600m!

JRAの中でも屈指の瞬発力コースであり、

前走逃げて結果を出したピクシーナイトにとって、

決して歓迎されるコースではない。

桜花賞みたいなハイラップになればこの馬の持久力が生きそうだが、

スローの瞬発力勝負になったら・・・

何かに差されて2~3着ってケースも十分あると思う。

雨も降りそうだしねー。

 

さて、データ見てみよう。

 

■アーリントンC2021データ分析、人気別成績

1番人気馬は・・・「勝つか、圏外か」といった成績になっとるな。で、2~3番人気がイマイチ、4~7番人気が結構馬券になってるね。面白いのはこの辺の小穴ゾーンか。そして9~12番人気の中穴ゾーンが馬券になることも・・・あ、いや、このレース・・・10~13頭立ての少頭数になることが多いんだね。ってことは9~11番人気はもう大穴ってことになるわな。結論を言うと、結構荒れるレースである!そして今年は多分フルゲート!こりゃ面白そうだねー。

 

■アーリントンC2021データ分析、馬体重別成績

3歳春の阪神マイル戦。馬格がない馬でも結構馬券になっており、あまり気にしなくていいかも。ただ、419kg以下は出走すらなく・・・これはさすがに割引きか。馬格は大きいほどいい。馬体の増減は数的には「馬体減」の方が優勢だが、率で見ると互角かな。

 

■アーリントンC2021データ分析、枠順別成績

ワンターンの阪神外回り戦。距離損はほとんど考えなくていいわけだが、そうなるとゴチャ付かない外枠が有利になるのが基本。競走馬にとって「スムーズに回ってこれる」あるいは「外に馬がいない」ってのはかなり大きなポイントなのだ。このレースでも外枠の方が優勢ですな。特に勝ち馬は5枠より外に偏っているので注意。

 

■アーリントンC2021データ分析、騎手成績

関西の上位騎手が強い。特に、浜中・福永に注意。

 

■アーリントンC2021データ分析、種牡馬成績

ダイワメジャーを筆頭にサンデーサイレンス系が相性良さそう。しかし思ったよりディープインパクトの数字が伸びてないですな。そもそもの出走数が少ない。これは何でだろう???「ディープインパクトの有力馬は皐月賞に回ることが多い」ということかな?

 

■アーリントンC2021データ分析、間隔別成績

NHKマイルCのステップレースということもあり(それは2018年以降)、休み明けで臨む馬も大勢いるわけだが、成績はぼちぼちといったところか。狙い目は1~2ヶ月間隔の馬。馬券の6割がこのゾーンだ。

 

■アーリントンC2021データ分析、前走成績

注目前走は、シンザン記念(7頭)、朝日杯FS(4頭)、ジュニアC(3頭)、きさらぎ勝(3着)、1勝クラス(9頭)。ただし、今の4月施行になったのは2018年からであり、それ以前は2月末に施行されてたんだよね。シンザン記念組・ジュニアC組・きさらぎ賞組はそのほとんどが2月施行時代に馬券になっており・・・ちょっとこれは参考外だね。ポイントは1勝クラスからの臨戦で、その距離は1400~1600m。着順は1着条件だ。

【激アツローテ馬】
・グレイイングリーン(阪神1400)
・ショウリュウレーヴ(阪神1400)
・ジュリオ(中山1600)
・レイモンドバローズ(東京1400)

いずれも激アツ!

 

■アーリントンC2021データ分析、脚質別成績

ご覧の通り、差し・追い込み優勢!こんだけ追い込みが決まるレースも珍しい!当然上がり上位馬が強く・・・上がり1位馬はほぼ馬券になると見ていい。上がり6位以下は厳しい。ただ、逃げ馬が残ることもあるので注意が必要。

 

■アーリントンC2021データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「差し(追い込み)→差し」「差し→先行」「先行→先行」。前残りになるケースもないわけじゃないが、基本的に差し馬を軸に据えるべきレースである。また最後方待機の瞬発力系の馬が大外ブン回しで突っ込んで来るレースである。とにかく速い上がりを使えるタイプを狙いたい。

穴馬の脚質は、差し・追い込み!

瞬発力型の差し馬が狙い目ですな。

 

■アーリントンC2021上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・グレイイングリーン
・サトノラムセス
・サンデージャック
・ジャスティンカフェ
・ジュリオ
・ワールドバローズ
・ショウリュウレーヴ
・ヴィアルークス
・ピクシーナイト

グレイイングリーン、サトノラムセス、ジャスティンカフェ、ジュリオ、ショウリュウレーヴ、ワールドバローズあたりはかなり面白そうだねー。うっしっし!

 

■アーリントンC2021データ分析、調教師・厩舎・血統

もう圧倒的に関西馬が優勢!関東馬ってだけで切ってもいいレベル。まあ関東馬は何か理由がない限りニュージーランドTに出走するからそうなるよね。今年は・・・ジュリオとバクシンが関東馬だねー。社台系が当然のように強いが、付け入るスキはある感じ。血統的には・・・むう。最近は非サンデー系の活躍が目立つねえ。母父はノーザンダンサー系に注意。

 

■アーリントンC2021重馬場適性

どうも・・・週末は雨っぽいからね。重馬場適性も見ておこう。※【カッコ】内の数字は重馬場以上+馬場指数6以上の馬場の成績

【重馬場適性が高そうな馬】

サンデージャック【1.1.0.0】
ダイワメジャー×ストームキャット系。パワー満点の配合。兄にエタリオウがいる良血。道悪は得意ぽい。

ジャスティンカフェ【1.0.0.0】
エピファネイア×ワークフォース。不良馬場の新馬戦を上がりダントツで快勝。エピファネイア産駒は道悪得意なタイプが多く・・・この馬もおそらく道悪適正大だろう。

ホウオウアマゾン【1.0.0.0】
キングカメハメハ×アグネスタキオン。重馬場の未勝利戦で勝ち上がり。良馬場の時計勝負もOKのタイプなので晴雨兼用だろう。

ヴィアルークス【0.1.0.0】
ディープインパクト×サドラーズウェルズ系。母系の血が強いのか重い馬場は得意ぽい。

他、道悪の経験がなく、適正不明な馬多数。

 

■アーリントンC2021データケツ論。

・1勝クラス勝ち馬
・差し、追い込み
・サンデー系orノーザンD系

 

圧倒的1番人気濃厚のピクシーナイトはノーザンF生産のモーリス産駒。2戦目の秋明菊賞は差して届かずの3着だったが、シンザン記念は逃げの手に出て完封勝利。速い時計が出る馬場レベルではあったが、一貫して速いラップを刻み、後続の脚を削りつつ、直線は突き放しての圧勝。負かしたのが後に重賞を勝つルークズネスト、バスラットレオンだからさらに株が上がった感じあるよね。モーリス産駒は瞬発力より持久力に秀でているタイプが多く、この馬も速いペースを前受けした方がいいタイプだろう。しかし・・・上でも書いたが、今回の舞台は阪神マイル。しかもソダシが1:31.1の超レコードを出したばかりの超高速馬場。スローの瞬発力勝負になったら何があるか分からんぞ。あと、休み明けである点も気になるところ。

2番人気になりそうなのがホウオウアマゾン。ノーザンF生産のキングカメハメハ産駒。セレクトセールで1億5000万で落札された超高馬。3戦目に野路菊Sを制し、デイリー杯2歳Sではレッドベルオーブと頭差の2着。朝日杯FSでは3番人気に支持されるも・・・9着。能力が高いのは間違いないが、今回データからは怪しい感じあるねー。さらに4ヶ月の休み明けとなるんでね。調教要チェック。

離れた3番人気はジュリオかな?ノーザンF生産のリオンディーズ産駒。祖母ヒストリックスターだから近親にハープスターがいる良血だね。前走の1勝クラスは、スッと番手に付けて直線アッサリ抜け出して完勝。レースセンス良さそうだし、叩き2戦目で上昇が見込めるし、有力だと思うが、鞍上がルメールなんで過剰人気になりそうだよねー。人気薄なら狙いたいところだが。

 

コートを脱いだらこんなのがいい!と思ったそこの貴方に穴馬候補を挙げておこう。

まず、阪神マイルはディープインパクトの庭!ってわけでグレイイングリーン。母は短距離重賞2勝のリトルゲルダ。追分F生産の池江厩舎というなんとも怪しいプロフィール。スタートが下手な上にダッシュが付かないタイプで、いつも置かれてしまうんだが・・・前走はそこから挽回して中団のイン。直線は狭いインをズバッと突いて突き抜けて楽勝。能力が違う!という内容だったんだよね。阪神1400のタイムが1:20.5。同日の準オープンのタイムが1:20.3。時計的にもかなり優秀だったわけよ。ただ、まだ1400mまでしか経験がなく、1600m戦の距離延長は血統からも微妙。出遅れつつ後方死んだフリから大外一気でお願いしたい。

次に、期待大のミッキーアイル産駒ショウリュウレーヴ。ノーザンF生産。母は重賞3勝のショウリュウムーン。兄にショウリュウイクゾがいる超良血。前走は大きく出遅れたが追い上げて中団前目に付け、直線は開いたインをアッサリ抜け出して快勝。阪神1400のタイム1:20.6も優秀だが、未勝利勝ちから1秒以上時計を詰めてるんでね。その成長力も推し材料。この馬も1400までしか経験ないが、ベストは1600だろう。阪神マイルは大歓迎と見る。激アツの一頭。

それから、前走で上がり32.5の鬼脚を見せたジャスティンカフェ。社台F生産のエピファネイア産駒。その前走アルメリア賞は阪神1800m戦。1000通過が64.3という・・・超超スローだったわけだが、この馬はあえて控えて後方から。末脚を引き出すレースをしたかったと思うんだが、スロー過ぎて道中掛かってしまったんだよね。それでも・・・繰り出した末脚は32.5。最後勝ち馬を交わせなかったのは道中掛かった分だろう。もちろんペースが速くなってどうか?という問題はあるが、上がり32.5が使えるという事実は大きい。この舞台向きの瞬発力型。最後方待機から大外一気のスカートめくりに期待したい。

他、前走不良馬場で盲点になりそうなディープインパクト産駒ヴィアルークス、東京マイルで上がり最速をマークしているワールドバローズ、遅咲きっぽいがエタリオウの下のサンデージャックにも注目している。

 

人気2頭のドッチかが飛べば(出来ればドッチも)、

面白い配当になると思う。

楽しみですな。

 

結論は土曜日!

 

 

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