京成杯AH2020データ分析!大穴馬を探せ!

【京成杯AH2020データ分析】中山芝1600mで行われるハンデGⅢ京成杯オータムハンデ!今年は3歳のスマイルカナ。ルフトシュトロームが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く。データ分析では、外枠不利?脚質は差し?ハンデ、馬体重、騎手、前走ローテは?穴馬候補はミッキーブリランテ、ラセット、メイケイダイハード!

 

むっふっふ。

 

9月の高速中山開幕週のハンデ戦だぜー!

 

■京成杯AH2020予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

人気は桜花賞3着で、前走米子Sを快勝したスマイルカナ52kgか・・・

ニュージーランドT勝ちのルフトシュトローム54kgも人気になりそう。

 

しかしこのレースはハンデ戦であり、

別定戦と比べて3歳馬の斤量恩恵は少ない。

実際、牝馬ではアフランシールやスイープセレリタスも52kgだし、

牡馬ではミッキーブリランテが54kg、

ボンセルヴィーソやラセットが55kgなんでね。

3歳馬の斤量恩恵はかなり少なくなっているのである。

 

ま、ハンデ戦だしね。

 

思いっきりティンコブン回しで行きたい。

 

 

さて、データ見てみよう。

 

■京成杯AH2020データ分析、人気別成績

ぬう。ハンデ戦のくせに1着は堅い傾向であるな。しかし2~3着は荒れる傾向にあり、大穴狙いも可能。特に1番人気は勝つか圏外か・・・という成績になっており、穴党はもう無条件で斬ってしまってもいいかもしんない。2番人気の方が信頼性高し。

 

■京成杯AH2020データ分析、年齢別成績

数的には5歳馬だが、率的には4歳馬。3歳馬も活躍しているね。6歳以上となると2~3着まで?

 

■京成杯AH2020データ分析、馬体重別成績

馬格はあんまり気にしなくて良さそうだねー。420~439kgのゾーンでも馬券になっているゾ。馬体の増減を見ると馬体減の方が優勢。特に2~3着は馬体減がとても多い。

 

■京成杯AH2020データ分析、ハンデ別成績

さて・・・これは大事なデータですぞ。まず重いハンデから見て行こう。58kgともなるとかなりの実力馬だと思われるがこれはかなり信頼度高そうですな。今年は該当馬ナシ。で、56~57kgのゾーンはかなりイマイチ。馬券率も回収率も平均着順もヒドイ成績になっている。数的に最も多いのは55kg!激熱なのは52~53kgの軽ハンデ!穴を狙うならココか。かなりハンデが影響するレースだと言えるだろう。

 

■京成杯AH2020データ分析、枠番別成績

中山マイル戦は内枠有利の外枠不利。このレースでは内枠有利はあまり目立たないが、外枠不利は歴然としていますな。7~8枠に入ったら減点材料だねえ。

 

■京成杯AH2020データ分析、騎手成績

この日、西ではセントウルSがあるため、関西のジョッキーはほとんど来ない。強いのは関東の上位騎手。特に田辺注意。

 

■京成杯AH2020データ分析、種牡馬成績

ディープインパクトはスゴイ馬券率だが2着が異様に多い成績。

 

■京成杯AH2020データ分析、間隔別成績

夏場を使って来た馬vs休み明けの馬・・・という構図になるわけだが、使われて来た馬の方が多く馬券になる。まあ、そのぶん数も多いわけだが、休み明けの実力馬を過信しない方がいいかもしれん。ちなみに・・・サマーマイル2020のポイントは現在こうなっている。

非常にややこしいんだが、サマーマイルのチャンピオンとなるには「12点以上」かつ「1勝以上」が必要。現段階では、ゴールさえすれば1点が加算されるメイケイダイハードの12点以上が確定。スマイルカナは3着(4ポイント)以上必須。ラセット、ミッキーブリランテ、トロワゼトワル、エントシャイデン、アンドラステは1着条件。

ラセットやミッキーブリランテは2~3着でも12点超えるわけだが、「1勝以上」という規定があるため仮に「トータルトップ」となってもチャンピオンにはなれない。だれが作ったが知らんが「1勝以上」なんて訳の分からん規定は無くした方がいいと思うけどね。

まあ・・・とにかく、上記の馬はいずれもガチで仕上げて来そうだよね。

 

■京成杯AH2020データ分析、前走成績

注目前走は・・・関屋記念(11頭)、中京記念(3頭)、準オープン(4頭)、GⅠ組(4頭)。最も多いのは関屋記念組。好走しているに越したことはないが惨敗からの巻き返しもアリ。中京記念は2着以内条件。準オープン組は4頭と少ないがその4頭はいずれも1着であり、上がり馬には要注意である。当然1着条件。GⅠ組は二桁惨敗OK。

【激熱ローテ馬】
・トロワゼトワル(関屋記念2着)
・アンドラステ(関屋記念3着)
・ミッキーブリランテ(関屋記念4着)
・エントシャイデン(関屋記念6着)
・アストラエンブレム(関屋記念9着)
・ジャンダルム(関屋記念11着)
・メイケイダイハード(関屋記念12着)
・ラセット(中京記念2着)
・ルフトシュトローム(NHKマイルC5着)
・アフランシール(準オープン1着)

やはり・・・ポイントは関屋記念組ですなあ。他で面白いのはラセット、アフランシール。

 

■京成杯AH2020データ分析、脚質別成績

開幕馬場の中山マイル・・・ということで、普通に考えれば前に行く馬が有利になりそうだが、このレースは差し・追い込み勢が来るぞうーーー!

 

■京成杯AH2020データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・ほとんどが「差し→差し(追い込み)」。前残り決着になったのは2010年と2019年くらい。そもそも中山マイルは前有利のレイアウトなんだがしかし。例年9月の中山は鬼のように馬場が速く・・・昨年なんぞは1:30.3という超高速決着だったわけだが・・・その意識もあって前半からぶっ飛ばす馬が多くなるわけ。で、後ろの馬がバイーン!と台頭して来るってのがこのレース。

穴馬の脚質は、差し・追い込み。

前の馬が穴を開けることもあるが3着までというパターンが多い。後ろの穴馬を狙うべし。

 

■京成杯AH2020データ分析、厩舎・生産者・血統

東西互角。社台系が強く、社台FとノーザンFは互角。ディープインパクトは届かず2着というパターンが多く、1着はパワー寄りの血統が多い。母系もちょっと重い感じのノーザンダンサー系が多く、スピードよりもスタミナ色が強いような感じ。

 

■京成杯AH2020データ結論。

・52~53kg、55kg。
・関屋記念組。
・差し、追い込み。

 

スマイルカナは日高の木田牧場生産のディープインパクト産駒。桜花賞3着のあと・・・オークスででも果敢に逃げたが16着大敗。50kgで出走したリステッド競争の米子Sでは好位から抜け出して快勝。秋はこのレースからってことは秋華賞には向かわずにマイル路線で行くんでしょうな。能力が高いのは重々承知だが前走から2kg増えて52kg。同型トロワゼトワルとの兼ね合いもある。

ルフトシュトロームはノーザンF生産のキンシャサノキセキ産駒。中山マイル3戦3勝でニュージーランドT勝ちもある中山マイル巧者。NHKマイルCは追い込んで5着に敗れたが、高速の前残り馬場。全く悲観する内容ではない。この馬は押さえが必要かな・・・と思っているところ。

トロワゼトワルは社台F生産のロードカナロア産駒。昨年のこのレース勝ち馬。当時52kgの軽ハンデであったが、逃げ切って3馬身半差のレコード勝ち。その後、惨敗と好走を繰り返しているが、高速馬場のマイル戦が得意なのは間違いなし。問題は実質トップハンデの55kg。スマイルカナとのハナ争いも見もの。

 

穴馬候補を挙げておこう。

まず、かなり面白いと思っているミッキーブリランテ。ノーザンF生産のディープブリランテ産駒。前走の関屋記念はトロワゼトワルと0.2秒差の4着。しかし今回トロワゼトワルの斤量が1kg増えるのに対し、この馬は2kg減の54kg。これは逆転可能なハンデ貰ったよね。中京記念も僅差5着だし重賞で通用する力は十分あるぞ!脚質もピッタリ。勝て馬サマーマイルチャンピオン。メイチ仕上げで来ると見た!

次に、中京記念2着のラセット。浦河の三好牧場生産のモンテロッソ産駒。米子Sではスマイルカナと0.2秒差の2着。しかし斤量差が6kg差→3kg差に。大混戦だった中京記念はクビ差の2着。差し脚強烈なタイプ。データ推しの55kg。この馬も勝てばサマーマイルチャンピオンだからねー。一発期待したい一頭。

それから、ミラクルアゲインを期待したいメイケイダイハード。浦河の小林牧場生産のハードスパン産駒。前々走の中京記念では最低人気単勝163倍で見事1着。軽ハンデだったためフロックと見る向きが多いわけだが、確かにそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。今回は1kg減るし、鞍上も酒井に戻るからね。展開さえ向けばもう一発ミラクルあっても驚かない。

以下、ジャンダルム、エントシャイデン、ストーミーシー、ボンセルヴィーソあたりも気になるところ。

 

大穴をナメまわして逝きたい。

 

結論は週末!

 

 

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