重馬場・道悪が得意な種牡馬のデータ考察

【芝の重馬場が得意な種牡馬データ考察2026】※2026年7月更新。芝の重馬場が得意な種牡馬って?良馬場と道悪馬場との比較から得意な種牡馬を割り出す。勝率・連対率・複勝率・回収率は?ハービンジャーは?エピファネイアは?道悪得意なのはキズナ、スクリーンヒーロー、キタサンブラック、リアルスティール、ファインニードル!

 

今日は芝レースにおける

「種牡馬×道悪」の考察をしようと思う。

(2026年7月更新)

 

結構レアなパンテラデータなんで

秘密のフォルダに保存しておくといいかもしんない。

 

 

さて、今回の「道悪」の定義は、

JRAが発表する「重」「不良」馬場とする。

 

良馬場や稍重でも重い馬場になることがあるのは百も承知である。

ただ、データ上それらを集めることは難しいのである。

また、「稍重」を道悪に分類する考察法もあるだろうけど、

「稍重」は良馬場と大して変わらんケースが多いので省かせて頂く。

 

しかし最近の馬場は水ハケが良過ぎてね。

道悪馬場になることは殆どない。

これはデータからも明らかで最近は道悪そのものが減ってるわけだが、

それでも道悪になることはあるからね。

以下の考察が貴方の馬券の役に立てば幸いである。

 

早速行ってみよう!

※データ量が多いので過去5年

 

■道悪の芝・種牡馬ランキング(過去5年)

1位はキズナ。昨年までディープインパクトが1位だったのだが、現役産駒の減少はいかんともしがたく、後継のキズナに首位の座を譲ることとなった。その勝率は12.9%と上位では抜きん出た数字。複勝率も28.4%と高く、道悪競馬では非常に頼りになる存在となりそう。

ただ、これらの数字は他馬との相対的な話でね。絶対的に道悪が得意かどうかは「良馬場」と比較しないと分からないよね。実は道悪はあんまり得意じゃないんだけど、能力そのものが高くて道悪も走るなんてパターンもあるわけで。というわけで、比較対象として良馬場の数字も出してみたぞ。

 

■芝の良馬場・種牡馬ランキング(過去5年)

これは良のデータなので数字が膨大。かなり信頼出来るデータだと思う。

改めて、1位はキズナ。前年は2位だったが、ディープインパクトの禅譲により1位に。ディープインパクト系ではパワー寄りでダートで走る馬も出す種牡馬。良馬場の勝率・連対率・複勝率は11.0%・20.7%・29.6%。これが道悪だと12.9%・19.4%・28.4%。多少の差異はあるが、この数字からキズナは「道悪になるとプラス」というわけではなく「良馬場でも道悪でも変わりなくハイパフォーマンスで走る」と言える。

ケツ論その一。

キズナは晴雨兼用種牡馬。

 

2位はロードカナロア。道悪は上々の数字ではあるがしかし・・・実はこの馬、道悪だと・・・結構成績が落ちるのである。良馬場の勝率・連対率・複勝率は10.9%、20.8%、28.2%なんだが、これが道悪になると9.6%、17.7%、24.4%。良馬場の成績が良過ぎるせいではあるが・・・比べると明らかに成績落ちるんだよね。ロードカナロアの道悪は割引き。この事実を知ってる人は少ないと思う。

ケツ論その二。

ロードカナロアは道悪割引き。

 

3位はディープインパクト。その良馬場の勝率・連対率・複勝率は10.5%・20.2%・29.4%。道悪のそれは8.9%・16.4%・25.6%。産駒の数が減ってるのが影響してるのかわからんが、全盛期に比べると道悪の成績はかなり落ちている。良馬場の方が成績が良いのは間違いない。しかし回収率は74%→165%と道悪の方が回収率が上がっているから・・・むしろ人気が落ちる道悪の方が買いだったりする。ディープインパクトは確かに道悪は割引きだが、そこまで落ちないし、回収率は高く逆に狙い目。ただ、このデータが使えるのもあと僅か。

4位はモーリス。去年調べて時は8位だったのだが・・・一気にジャンプアップ。良馬場の勝率・連対率・複勝率は10.1%、17.8%、26.1%なんだが、これが道悪になると10.0%、16.6%、26.6%。ほぼ変わらない。モーリスは道悪になってもパフォーマンスが落ちない晴雨兼用種牡馬と言えるだろう。

それから、面白いのが5位のハービンジャー。欧州馬だけに「道悪が得意」と決めつけて発言している専門家も多く(これも裏付けなく、イメージで言ってる専門家が多い)、そういうイメージを持ってる毒者も多いと思うが・・・実はそうでもないのである。良馬場の勝率・連対率・複勝率は7.1%・14.3%・22.7%。道悪のそれは9.5%・15.4%・23.7%。確かに上昇はするものの・・・

ほ、ほとんど変わらんじゃないか!

 

 

「彼女となら結婚しても絶対やっていける!」と感じるのは大概思い込みであることが多いわけが、それと同じで「ハービンジャーの道悪得意説」も思い込みなのである。もちろん中には道悪が得意な馬もいるわけだが、実はハービンジャーは良でも道悪でも成績はさほど変わらないのだ。そして複勝率の23.7%というのは道悪上位の中でもさして高いわけではない。

ケツ論その3。

ハービンジャー道悪は微妙。

 

6位はエピファネイアだが・・・この種牡馬は明らかに道悪が下手。すべての数字が落ちる(良馬場の複勝率28.3%→道悪の複勝率20.3%)。エピファネイアは自身が道悪の鬼であったが、産駒は道悪になると大幅にパフォーマンスを落とすぞ!これは絶対覚えておくべし!

ケツ論その4。

エピファネイアは道悪下手!

 

7位はドゥラメンテ。数字的にはなかなかハイレベルだが、良馬場と比べて殆ど変わらない(若干落ちる)。道悪でもパフォーマンス落ちないハイパフォーマンス系だね。返す返す早逝が悔やまれる。

8位はルーラーシップ。この馬は自身が道悪の鬼だったため産駒も道悪は得意なんじゃね?と思ってる方が多いわけだが、実際は良馬場と殆ど変わらない。道悪の複勝率22.2%という数字も・・・上位ではハーツクライ、エピファネイアに次ぐ低さ。もちろん得意な産駒もいるけど、全体的に見たら得意でも下手でもないのだ!これは憶えておいた方がいいぞー。

9位はハーツクライ。これも道悪は苦手なタイプ。良馬場の複勝率24.9%→道悪の複勝率は18.5。複勝率で6%落ちるからねー。道悪は苦手と見ていいだろう。

10位はパワー系SSの代表格とも言えるダイワメジャー。去年調べた時はそうでもなかったが、最新では複勝率が29.8%とかなり高い数字。良馬場と比べるとかなり上昇しており、道悪はプラスと見ていいだろう。しかしこれは世間的にもイメージ通りであり、馬券的にはあまり強調出来ない。

 

で、ココからが本番。

 

 

大事なのは「みんなが知らない情報」であり、

それが一番お金になるのである。

今回新しく判明した新データを加えて行くぞ!

 

ズバリ、道悪の鬼種牡馬はこれらの馬だ!

まずもって、特注にスクリーンヒーロー!去年調べた時も12位で数字も良かったのだが、最新だとさらに数字が伸びており、なんと道悪の勝率・連対率・複勝率は11.7%・22.7%・31.3%!上位で連対率で20%、複勝率で30%を超えてるのはこの馬とキタサンブラック、リアルスティール、ファインニードルのみ。良馬場のそれが8.1%・16.7%・25.3%なのでもう明らかに道悪は鬼と見ていいだろう。ここ最近の成績上昇の理由は定かではないが、おそらくモーリスの活躍により肌馬の質が上がったせいだと思う。そして、何よりの強調点は「スクリーンヒーローは道悪得意」ということを知ってるファンが殆どいない点だ!これは回収率にも表れており、単勝回収率・複勝回収率いずれも120%超え!これは激アツモッコリデータ!ただし、すでに種牡馬を引退しており、現3世世代がラストクロップ。このデータを活かせる時間は短い。

ケツ論その5。

スクリーンヒーローは道悪で狙え!

 

次に、キタサンブラック。道悪時の勝率・連対率・複勝率は11.4%・22.0%・35.8%。良馬場のそれは12.2%・22.5%・31.3%。勝率・連対率はあまり変わらないが(いずれも高い)、複勝率の上昇率が半端なく、35.8%は上位でダントツの数字!自身も道悪は得意であったが、道悪は鬼と考えていいぞ!ただし、この事実は世間によく知られており馬券的には微妙。

ケツ論その6。

キタサンブラックは道悪鬼!

 

それから・・・オルフェーヴルは道悪ランキング12位で数字的にはそこそこだが、良馬場との比較だと複勝率21.2%→25.9%と跳ね上がっており、イメージ通り道悪では買いの種牡馬。また、初期の産駒に気性難の馬が多く、一時期肌質がガクッと下がった影響もあるかと思う。

あと、道悪は鬼と思われてる14位のゴールドシップだが、良馬場の複勝率20.8%が、道悪だと22.6%。確かにちょいとプラスではあるが、全体的に見ても高くない数字。これは注意しておきたい。

そして・・・特注がリアルスティール!ダートの超大物フォーエバーヤングを出した種牡馬だが、実は重い芝も得意!勝率10.6%、連対率21.3%、複勝率30.9%。スクリーンヒーローやキタサンブラックと遜色ない数字!そしてこの事実があまり知られていないのか、回収率は220%超え!道悪では積極的に狙っていきたい種牡馬だ!ちなみに、良馬場の数字は10.9%・19.1%・28.3%。良馬場でも走るぞ!

ケツ論その7。

リアルスティールは3代目道悪ウタマロ!

 

あと分母は少ないが、ファインニードルもおそらく道悪は鬼。これも世間には知られてないので是非狙って行きたい。

 

おまけのデータを載せておこう。

 

26位以下の芝の道悪・種牡馬ランキング

26位以下で目立つのは・・・サートゥルナーリア。まだ分母が少なく、再現性は低いが、道悪は得意な可能性あり。ほか、マクフィディスクリートキャットスピルバーグあたりも好成績。特にディスクリートキャットはダートのイメージあると思うんでね。狙って面白いかもしれん。

 

も一つおまけの母父データ。

 

■道悪の母父データ(過去5年)

1位はディープインパクト、2位はキングカメハメハ・・・しかしこれは数の力だねー。それにしてもディープインパクトは母父に入るとキレや瞬発力を伝えるのか・・・道悪の成績イマイチだね。

実際成績がいいのは・・・マンハッタンカフェフレンチデピュティあとはキングへイロー、Gallileoにも注意したい。特に回収率が高いマンハッタンカフェとフレンチデピュティは憶えておきたい。

 

というわけで、

 

道悪が得意な種牡馬の考察をしてみたが、

いかがだっただろうか?

 

まあ、道悪適正なんてのは所詮

個体差が大きいわけで、

種牡馬による考察は全体的な話に過ぎない。

 

最も大事なのは、

その馬自身「道悪実績」であり、

好きになった女性の男性遍歴を気にするが如く、

その馬の道悪実績は徹底して調べなければならない。

 

それでも判別つかない場合には・・・

 

思い切って、

「前の彼氏はどんな人だった?」

と聞いてみよう。

 

・・・じゃなかった(笑)、

 

今回の記事を思い出したらいいと思う。

 

「スクリーンヒーローは道悪で狙うべし!」

「新興勢力ではリアルスティール!」

「母父フレンチデピュティの道悪は激熱ヌレヌレ!」

 

なんてことを憶えておくと、

 

大穴馬券が取れる!

 

・・・とは限らんが(笑)、

 

予想の幅は広くなると思う。

 

参考まで!