6月以降の条件戦は3歳を買えば勝てる?勝率・回収率は?

【競馬コラム】2021年も6月が終わり、7月から本格的にローカル夏競馬!というわけで、今日は条件戦における3歳馬の強さを解析したいと思う。6月以降の1勝クラスは3歳馬が圧倒的に強い?2勝クラスも強いが過剰人気?狙いはむしろ高齢馬?3勝クラスはどんな感じ?勝率・連対率・複勝率・回収率は?芝・ダートでは違いがある?

 

オッス!浅次郎でっす!

今週から本格的にローカル夏競馬になるわけだが、

この夏競馬で狙うべき乙牌をシェアしようと思う。

 

 

・・・じゃなかった(笑)、

条件戦で狙うべき条件&狙うべき年齢の馬をシェアしようと思う。

 

結論から言うと・・・

 

3歳馬が強いんだが、

高齢馬を狙え!

 

・・・ということである。

 

競馬界はダービーが終わると一区切り。

それまで「3歳」「4歳以上」という区分けだったのが、

まとめて「3歳以上」となるわけですな。

で、以前は「降級制度」があって

「降級してきた4歳馬」が強かったのだが・・・

現在は降級制度が廃止され、

3歳がメチャクチャ強いのである。

 

しかしこれはみんなが知ってる周知の事実。

3歳馬ってだけで人気になってしまうので、

実際馬券を買うとなると難しいのだが・・・

 

それらのデータ

具体的にどんな数字なのか知ってる人は少ない・・・。

イメージで買ってる人がほとんどだと思う。

 

というわけで早速解析して行こう。

 

■2021年6月の1勝クラスの年齢別成績

これは、2021年6月の「1勝クラス」における年齢別成績である。これを見てショックを受けた方もいるのではないだろうか。ご覧の通り、想像以上に3歳馬が強いのである。勝鞍に関しては4歳の3倍以上。勝率・連対率・複勝率はダブルスコア以上。そして5歳以上の勝鞍は・・・ゼロなのだ!

なぜこうなるかと言えば、一つには「3歳馬の斤量が軽いこと」が最大の理由だろう。大概3kgの斤量減となるわけだがこれがまことにもってデカイ。もう一つは「1勝クラスの古馬は弱い」ってこと。「4歳以上1勝クラス」ってのは・・・言い換えると「4歳以上最下層クラス」(4歳以上の未勝利戦というのはない)なのだ。長年1勝クラスにいる馬ってのはもうずっとこのクラスに居て勝ってない馬ってこと。それよりも3歳春の現時点で1勝している馬の方が断然素質が高いってわけ。

 

ただし、これはもう・・・

杉浦アナは隠れ巨乳である!

 

 

というのと同じくらい世間にも知れ渡っており・・・3歳馬ってだけで人気になってしまうのであり・・・ご覧の通り回収率は低い。ちょっと昨年の6月のデータと比較してみよう。

 

これは昨年2020年6月の「1勝クラス」の成績。やはり似たような成績になっており、3歳馬が圧倒的に強いのが分かる。昨年は単勝回収率90%あったのだが・・・今年はさらに3歳馬に人気が集まったみたいだね。

 

では芝とダートでは違いがあるのかどうか?

 

■2021年6月の1勝クラス・芝の年齢別成績

全体よりさらに成績が上がる。複勝率は37.2%。つまり3頭に1頭以上が馬券に絡む計算。ただし、かなり人気になってしまうので回収率は落ちる。

 

■2021年6月の1勝クラス・ダートの年齢別成績

ダートは芝より馬券率が落ちる・・・が、それでもやっぱり3歳馬が圧倒的に強い。

 

では、6月だけではなく、

夏競馬全体ではどうなのか?

 

■2020年6~8月の1勝クラスの年齢別成績

これは昨年6~8月の1勝クラスの全成績。やはり3歳馬が強いのは間違いなく、複勝率もそう変わっていない。ということはつまり・・・昨年は7~8月も同じ傾向が続いたってわけ。

 

まとめると、

1勝クラスは3歳馬が圧倒的に強い!

しかし人気になる!

ってこと。

 

では、2勝クラスを見てみよう。

 

■2021年6月の2勝クラスの年齢別成績

これは今年6月の2勝クラスの全成績。分母は少ないが・・・3歳馬がこれまた圧倒的な数字。勝率・連対率・複勝率いずれも1勝クラスの数字より2~3%ほど高くなっているのだ。ただ、平均人気が3.1と・・・とんでもなく人気になってしまうんですな。なので回収率もかなり低い!つまり、

2勝クラスの3歳馬は超過剰人気!

になるってこと。そして、1勝クラスとは違い、2勝クラスでは4~5歳馬がかなり馬券になる。特に5歳馬は1勝クラスでは絶望的な成績だったが、2勝クラスだと善戦しているし、回収率も高いのだ。

これは今年だけなのかもしれんので・・・

去年はどうだったのか見てみよう。

 

■2020年6~8月の2勝クラスの年齢別成績

これは2020年6~8月の1勝クラスの全成績。確かに3歳馬が強いのだが、4歳以上の馬が善戦しているのが分かる。率で言えば3歳が圧倒的なのだが、数で言えば4歳の方が多い。そして・・・注目すべきが6歳馬。もちろん率は低いのだが・・・回収率は120%(単勝適正回収値も120%)と高いのである。7~8歳も数こそすくないものの半端ない回収率。つまり、夏競馬の2勝クラスにおいては・・・3歳馬を探すより、

6~8歳馬を探せ!

と言える。

 

それから、面白いデータを一つ。

 

■2020年6~8月の2勝クラスハンデ戦の年齢別成績

これは2020年6~8月の2勝クラスハンデ戦における年齢別成績である。ハンデ戦は2勝クラスから組まれるわけであるが、ことハンデ戦となると「3歳馬の斤量恩恵」が激減するんですな。通常なら「3kg」のところが「2kg」とか「1kg」とか場合によっては「0kg」とかなるわけだけど・・・そうなるとご覧の通り、3歳馬の優位性は薄くなってしまうのだ。私の前髪も薄くなるばかりだが、4歳馬もイマイチ。狙いは・・・5歳以上!

2勝クラスハンデ戦では

5歳以上を狙え!

 

では、3勝クラスではどうだろう?

 

■2020年6~8月の3勝クラスの年齢別成績

3勝クラスは3歳馬の出走自体がかなり少ない。これは2勝クラスに勝ったら「菊花賞路線」「秋華賞路線」「ダート重賞路線」に行く馬が多いからだと思われる。3勝クラスより重賞の方が圧倒的に賞金高いし、夢もあるからね。ただ、それでも3勝クラスに出てくる3歳馬がいれば勝ち負けを期待して良さそう。しかし平均人気が1.9なので・・・ぶっ飛びを期待した方がいいかも。

 

■夏競馬における3歳馬の扱いケツ論。

・1勝クラスは圧倒的に3歳馬が強いのでスルー。
(芝の方が若干成績がいい)
・2勝クラスの3歳馬は強いが超過剰人気。
・2勝クラスは6~8歳馬を探せ!
・2勝クラスのハンデ戦を狙え!
・3勝クラスの3歳馬はぶっ飛び期待!

 

6月以降は3歳馬が強い・・・というのは最早周知の事実。確かに高確率で馬券になるのだが、これらは人気になるので全然儲からない・・・なので逆張り推奨。1勝クラスはスルーして・・・2勝クラスの高齢馬を狙いたいね。特にハンデ戦で!あと3勝クラスの3歳馬もちらほら出てくると思うが、これもかなり人気になっちゃうからね。3歳馬が出てくる時はぶっ飛び期待が面白いかもしれん。

 

というわけで、

 

杉浦さんと1泊2日の温泉旅行に逝きたい(家族風呂付き)。

 

・・・じゃなかった(笑)、

 

狙いは2勝クラス。特にハンデ戦。

大体一日に1~2鞍はあるんでね。

欲はキンタマに秘めつつ狙って逝きたいと思う。

 

以上参考まで!

 

では、股!

 

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