秋華賞2020調教チェック!調教から穴馬を探せ!

【秋華賞2020調教チェック】京都芝2000mで行われる秋の3歳牝馬GⅠ秋華賞。今年は無敗の2冠馬デアリングタクトが断然人気だが仕上がりはいかに?特A評価馬は?調教穴馬は?イマイチ仕上げ馬は?注目はマルターズディオサ、ウインマイティー、ウインマリリン。穴馬はクラヴァシュドール、サンクテュエール、マジックキャッスル。

 

今日は秋華賞の全頭調教チェックだぜー!

 

■秋華賞2020調教チェック

※netkeibaより抜粋

ミヤマザクラ
外厩:ノーザンFしがらき。オークス7着以来5ヵ月の休み明け。8本。CW駆けするタイプで、オークスの時は1週前にCW37.7-11.6を馬なりで出してるんだよね。今回の1週前は37.4-12.0強め。いい動きではあったが、この馬にしてはもう一つピリッとしない感じで鞍上の福永も最後にムチを一発入れてたのよ。しかし追う毎に良くなってる印象で最終は坂路で51.8-24.6-12.5を手応え十分のまま馬なりでマーク。休み明けを感じさせない好仕上がりだが、9割・・・といったところか。やはり前哨戦を使えなったのは痛い。

リアアメリア
中3週で4本。前走後も順調。最終追い切りはCW37.9-12.2。しなやかな動きをする馬だなー。ほぼ馬なりであったが楽々好時計を出しており至極順調。型通り上積みが期待出来る仕上がり。

・マルターズディオサ 特A評価
中4週で4本。いつもウッドで最終追い切りをする馬だが、今回は坂路で53.3-25.5-12.5。単走でサラッとであったがスナップの効いたキビキビした動きで好時計。前走はトライアル仕様だったが、今回は本番仕様!特A評価。

ホウオウピースフル
中4週で6本。1週前に南W41.9-14.8。これはバテたわけではなく軽めだったわけだが、GⅠの1週前でこの軽い調教はあかんやろ・・・と思っていたら最終は南ダ37.5-12.1馬なり。伸びのあるフットワークで楽々好時計。まあしかしダートで追い切ったのは初めてだし、なんか小さいアクシデントがあったんじゃないかなー。調教からは評価出来ないが・・・フローラSではウインマリリンとクビ差だった馬。実力はあるゾ。

ウインマイティー 特A評価
中4週で4本。前走の紫苑Sもキッチリ仕上がってたぽいが・・・結果は6着。しかしこの馬、過去の戦績からしても今回の調教内容を見ても叩き良化型なんだろうね。2週前にCW37.9-11.6の鬼時計を馬なりでマーク!1週前は和田が乗って3頭併せ37.4-11.8強め。抜群の手応え、力強いフットワークでブッチギリ。最終は坂路でサラッと。これは大パンチ昇竜拳のメイチ仕上げ。勝負パンツだろう。特A評価。

ダンツエリーゼ
中2週で2本。抽選を突破して滑り込み出走。最終追い切りはCW38.7-13.2強め。数字的には前走の方が良かったし、デビュー以来使い詰め。ちょっと上がり目を求めるのは酷か。

ムジカ
中3週で3本。前走も調教はノーマークだったが・・・今回も目立った時計は出しておらず。最終は坂路53.0-25.5-13.0馬なり。なんというか自然体の仕上げだね。調子自体は引き続き良いと思う。

ソフトフルート
中2週で2本。間隔は詰まっているが、1週前に坂路で一杯。最終はCW38.6-12.5馬なり。火曜追いなので映像ナシ。動きは分からんが叩いてグンと良くなってるかもしれん。

サンクテュエール 調教爆穴
外厩:ノーザンF天栄。オークス13着以来5ヵ月の休み明け。7本。藤沢流の馬なり調教。今までも速い時計はほとんど出したことがないのだが・・・今回は1週前の坂路で53.1-25.4-12.6というまあまあの好時計を出してるんだよね。最終は芝でサラッとであったが、仕上り良さそう。調教爆穴に推す。あ、ルメール騎乗で人気になるかな?

クラヴァシュドール 調教爆穴
中3週で2本。前走もいい仕上がりだったと思うが・・・リアアメリアから離された5着。しかし馬体重+18kgだったからねー。実際はまだ太かったのかもしれない。で、最終追い切りはCW38.6-11.7。馬なりであったが、馬が自分からギアを上げた感じで終い鋭い動き。想定通り叩いて上向きだ!調教爆穴に推す。

フィオリキアリ
外厩:大山ヒルズ。中3週で3本。1週前がCW39.0-12.6馬なり。最終は坂路53.5-25.3-12.8馬なり。変わった様子は感じれられない・・・。

マジックキャッスル 調教爆穴
中4週で3本。前走の紫苑S時は好調教連発の好仕上げだったのだが・・・結果は僅差4着。今回は速い時計は出しておらず・・・最終は南W39.2-12.2馬なり。アーモンドアイと併せて軽快なフットワークで併入。これはもう仕上がってる(状態維持)と判断していいと思う。調教爆穴。

デアリングタクト
外厩:宇治田原優駿S。オークス1着以来5ヵ月振り。1週前にCWで時計を出し、最終は坂路でサラッと・・・というのがいつものパターン。今回も1週前にCW38.5-12.1軽く仕掛け、最終は坂路54.7-25.6-12.7馬なり・・・とパターン通り。バランスのいいフットワークで順調。ちょうど良さそうな枠も引いたし問題なさそうですな。仕上げ的には8~9割といったところか。

オーマイダーリン
中3週で3本。前走は連闘だった馬なので比較が出来ないのだが、今回は1週前にCW39.5-12.0馬なり。最終は坂路で53.4-25.3-12.8馬なり。疲れは感じさせないし、順調に仕上がっているが、更なる上積みあるかと言えば微妙。

ミスニューヨーク 調教爆穴
外厩:宇治田原優駿S。中4週で3本。1週前にCW38.3-11.9併せ。軽く仕掛けられるとグイっと伸びてパートナーを置き去り。それから見せムチを一閃されると瞬時に手前を変えてさらにギアチェンジ。いい伸びだったね。最終は馬なりでサラッと。全然人気ないと思うが・・・一変の可能性アリ。調教爆穴に挙げておく。

パラスアテナ
外厩:松風馬事センター。中4週で5本。デビュー以来ずっと南Wメインで追い切って来た馬。前走も南Wでシッカリ負荷を掛けて好走したわけだが・・・今回は1週前にポリで37.1-12.2仕掛け。最終は芝で36.6-12.4馬なり。比較出来ないので何とも言えんが・・・時計も動きも凡庸。好走パターンを崩して来た理由は何か分からんが、調教からは推せない。

ウインマリリン 特A評価
外厩:コスモビューF。オークス2着以来5ヵ月の休み明け。7本。元々あまり調教で走るタイプではなく・・・オークス時の南W38.5-12.5が自己ベストだったわけだが・・・今回2週前に南W38.1-12.4を馬なりでマークし、最終は38.3-12.5一杯。しかしこれJRAレーシングビュアーの時計だと38.2-11.8の時計になっており、映像を見ると唸るようなフットワークで駆け抜けているんだよね。これはスケスケの勝負パンツだ!特A評価に推す。

アブレイズ
中3週で3本。前走のローズS時は好時計を連発して抜群の調教内容だったのだが・・・結果は12着惨敗。今回は1週前に坂路51.8を出しているもののラストが12.7。仕掛けて追われた割に伸びず。前走時は一杯に追ってラスト11秒台も出てたんだが。前走はもしかしたら調教やり過ぎの反動があったのかもしれんねえ。今回はちょっと調教からは推せない。

 

というわけで、

注目のデアリングタクトは淡々かつ順調な仕上がり。

ここは自然体で・・・先を見ているっぽいなあ。

ジャパンカップあたりでアーモンドアイやコントレイルとぶつかるといいねえ。

 

 

太目感は全くないなあ・・・スゴイカラダ!

 

 

調教後の馬体重見ておこう。

 

■秋華賞2020調教後の馬体重

気になるのは・・・

・ウインマリリン +18kg(輸送アリ)
・オーマイダーリン +22kg
・ダンツエリーゼ +14kg
・デアリングタクト +14kg
・パラスアテナ -2kg(輸送アリ)
・フィオリキアリ +12kg
・ホウオウピースフル -1kg(輸送アリ)
・マジックキャッスル +18kg(輸送アリ)
・ミヤマザクラ +18kg

デアリングタクトは+14kgだが、上の写真の通り太目感は一切なす。成長分なんだろうね。ウインマリリンも+18kgと成長してきたねー。調教ではシッカリ負荷掛けてるからね。輸送で減るだろうし全く問題なさそう。ミヤマザクラもこれは成長分なら問題ナシ。

問題有りそうなのは、連闘から中3週のローズS3着馬オーマイダーリン。調教も軽めで+22kg・・・。それから紫苑S2着のパラスアテナ。-2kgか・・・輸送で大きく減らなければいいのだが・・・調教内容が変わった理由は馬体重かもしれんね。しかし写真を見ると腹がぼてっとして太く見えてしまう(笑)。ホウオウピースフルも輸送で減りそうな感じ。マジックキャッスルは中4週で謎の+18kg。まあ元が小さい馬だし、前走時も増えてなかったから増えるのは歓迎か。輸送で減るだろうしね。

それから・・・前走+18kgだったクラヴァシュドールは、今回さらに+10kg。写真を見る限りスゴイカラダしてる・・・これはさらにパワーアップしてるのでは???

 

 

ま、馬体を見てもサッパリ分からんけどな(笑)。

 

さて。

 

今回デアリングタクトの応援はするが、

 

馬券的には穴狙いで逝く。

 

オッズがどうなるのか楽しみだねー。

 

結論は日曜日!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

井上尚弥ラスベガス防衛戦「この調子で乗り込む」

今回のデアリングタクトのオッズがどうなるか分からんが、おそらく1.2~1.3倍くらいになるんじゃないかと思う。先日のコントレイルの単勝1.1倍然りだが、競馬におけるこれらの「超断トツ人気」はリスクが高すぎる。なぜなら競馬は1対1ではなく、1対多。そして競馬には予期せぬアクシデントが起きてしまうからだ。数字で表すと・・・単勝1.1倍の馬は過去5年で75頭いるが勝ったのは60頭(勝率80.0%)。単勝1.2倍の馬は116頭いるが勝ったのは73頭。勝率はわずか62.9%である。

何が言いたいかというと、デアリングタクトの1.2倍やコントレイルの1.1倍に賭けるくらいなら、ボクシング無敵の絶対王者・井上尚弥の1.08倍に賭けた方がいいってこと(笑)。

井上尚弥vsジェイソン・モロニ―のオッズ

ボクシングは1:1。アクシデントは起こりにくく、当然強い方が勝つ。もちろん勝負事なので何が起きるかは分からないが、井上尚弥は19戦19勝無敗(16KO)。世界タイトル14連勝中、4階級制覇中の正真正銘のモンスターである。デアリングタクトの1.2倍よりはるかに安心して見ていられると思う。これが本当の銀行馬券。ま、1.08倍だと小銭で買ってもしょうがないんだが、一瞬で8%って考えるとスゴイよね。

 

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