【桜花賞2015予想】桜花賞の枠順が発表された。阪神マイルは基本内枠不利、外枠有利。有利な枠を引いたのはどの馬?最終追い切りもチェック!調教がいい馬は?悪い馬?桜花賞に合う種牡馬は?金土は雨っぽいが・・・重馬場適正は?激走馬を探すぞ~!
桜花賞の枠順が発表された。
いやー!
豪華メンバーですなー!
ショウナンアデラがいないのが残念だけど。
んで、各馬の引いた枠だが・・・
桜花賞は基本外枠有利。
うーむ。コース的には内枠有利っぽく見えるんだけどなあ・・・不思議とコースデータも内枠不利、外枠有利。多頭数だし、基本瞬発力勝負だし、ゴチャ付かずスムーズな競馬をした馬が馬券になりやすいってことなんだと思う。
桜花賞においては内枠不利の傾向がさらに顕著で、1~6番はほぼ全滅状態である。人気馬が外に集まっている・・・というのもあるだろうけど。
んで、今回微妙な枠を引いたのが6番レッツゴードンキと8番ルージュバック。前目につけるなら絶好の枠だが・・・控えて差す競馬をするなら外から被せられてゴチャ付く可能性あり。ルージュバック陣営は「不利さえなければ・・・」と思ってるだろうから外枠が良かったろうなあ。レッツゴードンキは今回どうすんだろ?この枠なら前に行くか?
逆に、いい枠を引いたのが13番クイーンズリングと15番ココロノアイ。おそらく控えるだろうクイーンズリング。大外枠の馬達は揃って先行馬なだけに・・・この枠なら多少出遅れても中団外目をスムーズに行けそう。同じくココロノアイも楽に外目を追走出来そうですなー。
というわけで、人気馬ではクイーンズリング、ココロノアイを上位に取りたい。キャットコイン、アンドリエッテは可もなく不可もなし。コンテッサトゥーレは穴として面白いと思ってたが買いにくくなったなあ。
ちなみに、阪神マイルの脚質別成績はこうだ。
スローの瞬発力勝負が基本のコースで、差しが圧倒的に優勢・・・なんだが、連対率・複勝率で言えば逃げ・先行の方が良かったりする。つまり、位置取りはあまり気にせず、どんだけ速い上がりを繰り出せるか?というコースなのだ。
種牡馬成績はというと・・・
出走数からして多いわけだがしかし、ディープインパクトが圧倒的。しかしマンハッタンカフェも率で言えば全く負けてない!瞬発力勝負に向いてないステイゴールドも意外と成績いいなあー。
後は馬場だよなあ・・・
今のところ、金曜は雨。土曜は微妙で、日曜は晴れ。
どうなるかは当日にならんと分からんが、パンパンの良馬場にはなるまい。例年だとBコース変わりで馬場が良くなるのだが・・・今年の阪神は例年より馬場が重いわけで、雨の影響があれば、さらにパワーやスタミナを要する馬場になるかもしれん。→桜花賞の重馬場適性についてはこちら
簡単にいうと、
重馬場が得意!
- ココロノアイ
- アンドリエッテ
- レッツゴードンキ
- キャットコイン
- ノットフォーマル
重馬場は苦手!
- コンテッサトゥーレ
- クルミナル
- ローデッド
- テンダリーヴォイス
- メイショウメイゲツ
ルージュバックとクイーンズリングは残念ながらよく分からん。ルージュバックは血統的にはこなせると思うが、軽い芝の経験しかないからなあ。
さて馬場は重くなるのか?
内外の馬場状態はどうか?
当日要チェックである。
調教もチェックしておく。
■調教が良さそうな馬
コンテッサトゥーレ 最終は栗坂【55.8-40.1-25.7-12.6】と軽め(重馬場)だが、一週前が栗坂【52.3-38.0-24.7-12.2】を馬なりで計時。これはもう抜群に仕上がってますな。チューリップ賞の時より格段にいい。
レッツゴードンキ 一週前に岩田を乗せて栗東坂路【52.4-37.6-24.4-12.0】を一杯で。うーん、いいなあ。最終は馬なりで【54.8-39.4-25.8-12.3】。これも仕上がってますな。
クルミナル 1週前にレッドリヴェールと合わせて栗東坂路【54.0-39.2-25.3-12.5】を一杯追い。これはイマイチだったが、最終追いで意欲的に【53.5-39.1-25.2-12.5】。馬場(重馬場)を考えるとかなり良い時計だ。上昇ムード。
ココロノアイ 一週前にCW【78.5-63.9-50.4-37.8-12.6】を強めで計時。最終は坂路を馬なりで軽めだったが、十分仕上がってると思う。
■調教が怪しい馬
クイーンズリング 前走が-20kgだったのが影響してるのだろう。軽めの印象を受ける。馬体の維持が最優先かもしれんなー。
キャットコイン 栗東滞在。まあ悪くはないんだが・・・今回イマイチぽいなあ。坂路で追い切って欲しかった。この馬も馬体維持するのが大変なのかも。
ルージュバック いや、netkeibaの評価Aなんだけどね(笑)。確かに一週前に南W【82.8-66.8-51.6-37.3-12.1】と素晴らしい内容で追い切ってるんだけど、最終が【65.0-50.4-37.5-13.0】と最後が13秒掛かってるんだよね。百日草特別の時も、きさらぎ賞の時も最終追い切りのラスト12秒台で上がってるわけで・・・メイチの仕上げじゃないかもしれん(オークスまで考えているんだと思う)。輸送を考えて楽させたんかもしれんが。
まあ、調教イマイチってだけで、走る走らんは別の話だけどな。
さて、現時点での穴馬を挙げておく。
もちろん、馬場状態によって変わるので最終ではない。
良血コンテッサトゥーレ。チューリップ賞の敗因が「重馬場」だとしたら、良馬場条件で巻き返し必至の馬だ。状態も良さそうだし、鞍上はルメール。最内枠を引いてしまったが、逆に思い切った騎乗が出来るかもしれんじゃないか。
エルフェインSは相当強かったクルミナル。チューリップ賞では1番人気に押された馬だが、おそらくこの馬の敗因も重馬場(この馬の上がり37.0)。この馬も良馬場限定だが、見限るのは早計だぞ。
重馬場になったらノットフォーマル。さらにペースが速くなることが条件であるが、おそらくタフな馬場で前受させればかなりの粘り腰を発揮する。逃げ馬候補でもあるし要注意である。
急上昇アースライズ。新馬戦で負け、未勝利戦で14着に負けた馬が抽選をくぐり抜け、桜花賞に辿り着いた。3頭目のマンハッタンカフェ産駒。怖いぞ。
さて、
結論は日曜日。