東スポ杯2歳S2016予想オッズ！雨？重馬場適正は？

【東スポ杯2歳S2016予想】東京芝1800mで行われるGⅢ戦。毎年多くの有力馬が出走する出世レース。今年は良血ムーヴザワールド、地方の雄トラスト、異端児ブレスジャーニーが人気になりそうだが・・・土曜の東京は雨予報。重馬場になればどうなるか分からんぞ？データ分析では差し有利、外枠有利。各馬の重馬場適正は？

 

現時点で、

土曜日はあいにくの雨予報である。

 

馬場がどうなるか未知数であるが、

とりあえず東スポ杯2歳Sの考察を進めておく。

 

■東スポ杯2歳S2016予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

一番人気候補はムーヴザワールド。ご存知タッチングスピーチの全弟である。新馬戦ではこれまた良血のエアウィンザー（エアスピネルの全弟）を退け、好時計で快勝。一躍クラシック候補に挙げられるようになった。屋根は空白だがおそらくルメールだろう。ここが試金石であるが、前走からの上積みがあれば圧勝も？

 

地方から転厩したトラストはスクリーンヒーロー産駒。この父は時に大物を出すが・・・マイネル総裁の個人所有で名前が「トラスト」（信じる）。怖いなあ。

 

それから異端の馬ブレスジャーニー。名前からしてドリームジャーニー産駒かと思ったら、なんとバトルプラン産駒。父はコテコテのアメリカ馬でダートが主戦場だと思われていた（多分交配もそういう狙いでされていた）。しかし3年目の産駒から芝重賞勝ち馬が出現。しかも東京マイルでキレキレの圧勝である。

強い。重い馬場も問題なさそう。この馬・・・なんと270万円である。島川さんいい買い物したな～。

 

さて、

 

データを洗っておこう。

 

※JRAデータ分析より

 

新馬勝ちが必須のデータである。

ま、そうなるわな。

 

■東スポ杯2歳S過去10年馬番別成績

（1着→2着→3着馬の馬番）

2015年　10→9→1（11頭立て）
2014年　1→2→11（13頭立て）
2013年　1→8→4（15頭立て）
2012年　1→15→10（15頭立て）
2011年　13→15→10（15頭立て）
2010年　2→15→6（16頭立て）
2009年　14→16→9（17頭立て）
2008年　5→2→6（14頭立て）
2007年　11→14→9（15頭立て）
2006年　4→12→8（12頭立て）

白5、黒2、赤2、青3、黄3、緑4、橙4、桃7

キャリアの浅い2歳戦であるのを考えても・・・大外ピンク帽が強いな。ご存知の通り、東京1800はスタートしてすぐにコーナーがあるため、基本的に内枠有利。なるほど頭はむしろ最内枠が多いんやな。そんで中枠がイマイチ。今回は12頭立てになる感じだが、1～2番と10～12番に注意。

 

■東スポ杯2歳S過去10年脚質データ
（1着→2着→3着馬の4コーナー通過順位）

2015年　9→6→2
2014年　10→5→7
2013年　3→3→10
2012年　4→13→9
2011年　2→4→7
2010年　8マクリ→14→11
2009年　4→12→14
2008年　5→9→7
2007年　8→8→7
2006年　2→5→7

オレンジ：単勝10.0～19.9倍、赤：20.0～29.9倍、ピンク：30倍以上

ご覧の通り、意外と荒れるレースである。頭は堅くても、2～3着には結構穴馬が突っ込んでくる感じ。穴馬の脚質に統一感はないが、前の馬というよりは5～10番手。前過ぎず後ろ過ぎず・・・といったポジションの馬が穴を開けることが多いな。

脚質を見ると・・・頭数がバラバラなので一概には言えんが、1～5番手が11/30、6～10番手が14/30、11番手以降が5/30。比較的、先行馬より差し馬が強く、後ろ過ぎると届かない感じか。1着馬を見ると前の馬も相当に残っているな。イスラボニータ、コディーノ、ディープブリランテ、ローズキングダム、ナカヤマフェスタ・・・スピードのある一流馬はある程度前に行っても止まらない。

 

■東スポ杯2歳S2016重馬場適性

と言っても、この時期の2歳馬の重馬場適性なんぞ分かるはずもなく、以下は血統と戦績と管理人の勘によるジャッジである（馬体を見ても分からん。笑）。あしからず。

【重馬場が得意そうな馬】

・エルデュクラージュ
父はパワー系もキレ系も出すクロフネ。新馬戦はダートを使われたが、上がり最速で3馬身差の楽勝。芝は走ってみないと分からんが・・・馬場は悪ければ悪いほど良さそうな感じ。

・キングズラッシュ
父は重馬場を全く苦にしなかったルーラーシップ。今年が初年度産駒なので産駒の適正はまだ不明であるが、この馬はタフな福島2000、中山2000を連勝。稍重～重馬場程度なら問題なくこなしそう。

・ショワドゥロワ
母父に道悪の鬼フレンチデピュティ。東京マイルの新馬戦で惨敗しているように力の要る馬場の方が良さそう。道悪は鬼かもしれん。

・トラスト
おお、この馬サンデーサイレンスの3×3クロス持ってんだ・・・。これからサンデーのクロスを持つ馬が増えてくるぞー。まあ、血統的にはよく分からんが、地方でデビューしたくらいだし、札幌2歳を逃げ切ったくらいだから、パワー勝負はドントコイだろう。

・ブレスジャーニー
稍重の東京を連勝。いずれも上がり最速。血統的にもパワー寄りであり、重い馬場は巧そう。

・ムーヴザワールド
父ディープインパクトは軽い馬場が得意だが、母父サドラーズウェルズは重馬場の鬼。この馬はどっちが出るか分からんが、全姉のタッチングスピーチは激重の京都記念を2着に激走。

 

ケツ論。

・最内枠と大外枠に注意。

・差し有利も前残り警戒。

・重馬場適性を考慮に。

 

現時点での大穴候補を挙げたいのだが・・・さすがのケツ馬券師浅次郎もペンパイナッポーアッポーペンである（笑）。逆転があるとしてもスワーヴリチャード、キングズラッシュ、オーバースペックくらいまでか。エルデュクラージュは初戦ダート勝ちだから人気なかろー！・・・と思ってたら結構人気になりそうだし。まあ、12頭立てだけんな。。。この辺の中穴ゾーンを狙うべきなのかもしれん。

大穴は馬場次第だが・・・重ければショワドゥロワ、軽ければジュンヴァリアス、マイネルエパティカかなー。ちょっとつらいけど、懲りずに穴狙いで逝く。

 

どうせなら大雨にならんかなー（笑）。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

→オークス馬のシンハライトが引退　屈腱炎から復帰叶わず

残念。いい子を出しておくれ。

 

→錦織「勝つチャンスあった」 史上最長試合でマレーに惜敗 ＜男子テニス＞

惜しかった・・・しかしまだ終わってないぞ！チリッチに勝てば！