宝塚記念2015予想!調教がいい馬は?悪い馬は?

【宝塚記念2015予想】各馬最終追い切りが行われ、スタンバイOK。最高の調教内容だった馬はどの馬?イマイチな馬はどの馬?管理人が良いと判断したのはレッドデイヴィス、ゴールドシップ、ラキシス、ショウナンパンドラ、カレンミロティック!悪いと判断したのはあの馬!

 

今日の関西は雨マーク(70%)。

 

馬場は悪化すんのかい?

せんのかい?

 

宝塚記念2015重馬場適正

宝塚記念2015展開予想

宝塚記念2015枠順良し悪し

 

さて、

 

今日は宝塚記念の調教をチェックしておく。

 

■宝塚記念2015枠順

宝塚記念2015枠順

netkeibaより抜粋

 

■宝塚記念2015調教チェック

今、外厩に関する本を読んでいるのだが(外厩ブラックボックス馬券術)、外厩のことを知れば知るほど外厩の重要性が分かる。馬主や厩舎にとってもだが、馬券を買うファンにとっても重要なのである。どのくらい重要かというと、プロ野球に置ける二軍監督やヘッドコーチと同じくらい重要なのである。

 

川相ヘッドコーチ

 

そう、野球における監督が調教師なら、

二軍監督やヘッドコーチがまさに外厩。

 

「こんな軽い調教で大丈夫なの?」

「追い切り1本かよ!」

 

というケースはよくある話だが、外厩で仕上げられてる場合はこれで大丈夫なのである。ノーザンFしがらきや山元トレセンなどでは、栗東や美浦の坂路より勾配のキツイ坂路があるんだとか。そこで十分乗り込んでくれば、厩舎ではササッと流す程度で良かったりするのである(もちろんケースバイケースである)。

 

有名な話がオルフェーヴルの天皇賞春。阪神大賞典で大逸走をやらかして調教再審査。つまりこの時は在厩のまま調整され、外厩(ノーザンFしがらき)に出すことが出来なかったわけだが(外厩を使って結果を出してきた馬である)・・・結果はご存知の通り。単勝1.3倍に支持されるも見せ場なく11着。もちろん、外厩との因果関係は分からんが、外厩で調整出来なかったせいだと言われたのだ。

 

まあ、現在外厩が大きな役割を果たしているのは事実である。

 

で、ゴールドシップ。

 

この馬も外厩(吉澤ステーブルWEST)を使って結果を出して来た馬。
(2~3歳の秋までは使ってないが)

 

今回ゲート再審査があったはずだが・・・さて?

 

以下、管理人の独断と偏見による調教ジャッジである。

 

【調教が良さそうな馬】

・ゴールドシップ
栗東坂路【52.9-38.2-24.5-12.2】(仕掛け)
ゲート再審査が5月29日。無事合格した後は厩舎でミッチリと乗り込まれている。2週前から横典が栗東に駆けつける念の入れようで、最終追い切りは坂路で52.9。終い最速で12.2。こりゃいいわー!春天の時よりいいわー。んで、今回外厩を使ってたかというと、ゲート再審査前に吉澤ステーブルWESTに出してたみたいやね。しかし、ゲート再審査のせいで調整が狂ったのは間違いない。いつもならレースの2~3週前に帰厩するんだが、今回は4週前。ま、もともと外厩を使わずに厩舎で仕上げてた馬だけに大丈夫だとは思うが。

・ショウナンパンドラ
栗東坂路【55.4-39.6-25.1-12.3】(馬なり)
最終追い切りは軽めであったがそれでも馬なりで終い最速12.3。注目は1週前追い切りの【53.5-38.0-24.1-11.9】(一杯)。ジョッキーが乗ってたとはいえ、坂路で終い11秒台は凄まじい。少なくとも前走より明らかに良い。

・カレンミロティック
栗東坂路【52.0-37.9-25.0-12.8】(強め)
2週続けての52秒台。前走天皇賞3着時の最終追い【52.9-38.9-25.7-13.1】(一杯)と比べても明らかに上昇している。これは勝負気配か。ちなみに、この馬は前走も今回もノーザンFしがらきを使っての臨戦である。

・デニムアンドルビー
CW【69.0-52.7-38.0-11.7】(馬なり)
時計的には前走と変わらないが、前走後は厩舎でミッチリと乗り込んできた。好調。

・ディアデラマドレ
CW【69.4-53.1-38.4-11.7】(馬なり)
デニムアンドルビーと0.4秒先行併せでクビ差先着。うん。この馬もみっちり乗り込まれて好印象。

・レッドデイヴィス
栗東坂路【50.5-37.1-24.4-12.3】(一杯)
調教は比較的走る馬ではあるが、それにしても50.5は出色!これは極限仕上げかもしれん。直前にこれだけ強い稽古が出来るのは体調がいいからだろう。この内容でnetkeibaではB評価。謎。一番いいと思うけど。超人気薄だと思うが、最大の惑星に浮上。

・ラキシス
CW【67.9-52.4-37.0-11.8】(馬なり)
角居厩舎の他二騎(デニムアンドルビー、ディアデラマドレ)と違い、この馬は約3ヶ月振り。前走後はノーザンF天栄に短期放牧へ出され約1ヶ月前に帰厩(つまり休み明けは全く気にしなくていい)。それから馬なり中心のメニューでミッチリと仕上がられて来た。勝負気配プンプンである。

 

【調教がイマイチな馬】

・ワンアンドオンリー
栗東坂路【53.5-39.2-26.3-13.5】(仕掛け)
うーむ。判断が難しい。この馬はもともと調教で走る馬ではない。坂路だと終いは大概13秒台である。それでも結果を出して来た馬であるが、デムーロが乗ってこの数字だとやはり海外帰りの影響があるのかもしれん。

・オーシャンブルー
CW【54.2-40.0-12.3】(馬なり)
前走より多少良くなったかもしれんが、まだまだな印象。一週前追い切りではトーセンスターダム相手に10馬身以上先行。しかし1F併せでアッサリ交わされて5馬身差。変わり身を期待してたが調教は良くない。

・ヌーヴォレコルト
CW【86.3-70.1-54.3-40.0-13.0】(馬なり)
一週前【80.7-65.6-51.4-38.0-12.5】(馬なり)で仕上がってるんだろうけど、宝塚記念の最終追いがこれはちょっとヌルくないか?3歳時は最終追い切りでもキッチリ時計を出してた馬だからして(最後の1Fは12.5前後)、ちょっと今回は不安が残る。ある所では絶賛されてたが、私には良く見えない。

・トーホウジャッカル
栗東坂路【54.8-40.1-25.7-12.4】(一杯)
一頓挫あってどうかと思ったが、1週前に【51.7-38.1-25.3-12.8】(一杯)と51秒台。この形は菊花賞の時と似ており(最終が 【54.7-39.5-25.1-11.9】、一週前が【51.7-38.3-25.6-13.1】いずれも一杯)、休み明けの心配はあまりしなくていい かもしれん。ただ、ゆったり入って最後12.4ってのが気に食わんし、さすがに8ヶ月振りで宝塚は厳しいと思う。

・ラブリーデイ
CW【54.4-39.8-12.5】(強め)
中2週と間隔が詰まってるとはいえ、ちょっとこれはヌルいか?

 

というわけで、浅次郎が調教から押すのは、

 

1番手がレッドデイヴィス。

次にゴールドシップ。

ラキシス、ショウナンパンドラ、カレンミロティックもかなり良し!

デニムアンドルビー、ディアデラマドレはまあまあ良し!

 

うーむ。牝馬が多いなあ(笑)。

 

やっぱ夏は牝馬?

 

井内の宝塚記念調教分析

 

ゴールドシップ画像4

 

最終予想は日曜日!