ミルコ・デムーロ騎手のデータ分析！得意条件・切り条件は？

【競馬コラム】JRA騎手となって競馬界を席巻しているM・デムーロ騎手（ミルコ・デムーロ）。圧倒的な騎乗技術＋勝負騎乗で多くのGⅠ、重賞を勝ちまくっているが、ミルコ・デムーロの得意条件・切り条件を貴方は知ってる？芝とダートは？枠番は？好相性の調教師・馬主・種牡馬・生産者は？得意な脚質・距離は？

 

今日は、

ミルコ・デムーロ（M・デムーロ）の、

完全・騎手データ分析をやるぞ。

 

ミルコ・・・実はこの美人の嫁さんと離婚していた？？？

 

調べた期間は、

ミルコ・デムーロがJRA騎手となった2015年から現在（2019年2月）まで。

約4年のデータとなるが、

おそらく今後も同じような傾向が続くと思う。

 

（離婚のショックで最近成績が落ちているという噂も有り。笑）

 

このデータを調べることは、

ミルコの買い時を知ると同時に、

ミルコの切り時も知ることにも繋がると思う。

 

私のように

「うへへ！ミルコぶった斬り！」

と問答無用に斬ってたら、

取れる馬券も取れなくなるけんな（笑）。

 

というわけで、

 

本命党も大穴党も必見。

 

色んなミルコデータを調べたので参考にしてくれい。

 

■ミルコ・デムーロ全体成績

過去4年間の全体の勝率は21.4％、連対率36.4％、複勝率48.2％。単勝回収率は87％、複勝回収率は82％。相当な過剰人気になることを考えると驚異的な成績だと言える。

まず、見てもらいたいのは「芝」と「ダート」の比較。芝の方が連対率で7％、複勝率で5%程度高く・・・回収率も芝の方が高い。特に複勝回収率の差は歴然である（ダートの複勝率77％、芝は85％）。

M・デムーロは芝の方が買い！

 

■ミルコ・デムーロ、クラス別成績

次に見てもらいたいのが、クラス別の成績。まず、新馬戦は相当得意としていることが分かるね。馬券率も高いが、回収率も111％とかなり高い。おそらく、社台系の素質馬がバンバン回って来るのだろう。そして、未勝利戦・500万クラスは回収率がガクンと落ちる。1000万クラスはまた成績が上がり、1600万クラスだと回収率102％。オープン特別では成績が落ちるのだが、特筆すべきは重賞。ＧⅢ・ＧⅡ・ＧⅠ全てで単勝回収率100％超え。なんて勝負強い騎手だろうね。

M・デムーロは新馬・重賞で買え！

平場の未勝利・500万下は切るべし！

今日はこれだけ覚えて帰って貰ってもOKじゃよ。

 

■ミルコ・デムーロ人気別成績

人気別成績も見ておくと面白い。どんな馬に乗っても過剰人気なってしまう宿命を負っているが、ミルコが1番人気に乗った時の成績は、全体のそれとほとんど変わらんのである。これはどういうことかと言うと・・・「本来2～5番人気の馬なんだけど、ミルコが騎乗したことによって1番人気になってしまった」的なケースが多々発生するからだろう。

結論をいうと、1番人気のミルコはあまり美味しくなく、むしろ2～3番人気の方が買い。回収率で言えば5～6番人気が最も美味しい。そしてミルコが乗っても10番人気以下・・・という時はそのまま期待薄である。

芝とダートで別々に見るとまた面白い。

 

■ミルコ・デムーロの芝人気別成績

これは芝での人気別成績。全ての数字が全体より上がる。そんで、ミルコがたまに大穴を開けるのは芝だということが分かる（滅多にないが）。そして激熱なのが5番人気。全ての数字がハンパないことになっており（複勝率が39.6％もある。笑）、最も買いたい人気だと言える。

芝ミルコの5番人気は買い。

 

■ミルコ・デムーロのダート人気別成績

逆に、ミルコのダートはかなり期待薄。5番人気以下だと・・・複勝圏内に来るのは月に1回程度。馬券になるのはほとんど4番人気以内。つまり・・・

ダートミルコは人気サイドしか来ない！

 

■ミルコ・デムーロの関東馬成績

では、Ｍ・デムーロが関東馬に乗った時の成績はどうだろうか？1番人気の成績は若干落ちるが、2～3番人気の場合は良い数字である。ただ4番人気以下は・・・かなり期待薄。

 

■ミルコ・デムーロ、関東馬＋ダート

M・デムーロの成績が最も顕著に落ちるのは「関東馬＋ダート」の場合。全体からしてもかなり成績が落ちるわけだが、過剰人気になるのはいつもと同じかそれ以上。嫁が私に期待することもいつもと同じかそれ以上（なにが）。回収率も酷いことになっている。つまり、

「関東馬＋ダート」のミルコは斬り！

 

■ミルコ・デムーロ、枠番別成績

ミルコ・デムーロは枠順による得意不得意があるのか？と思って調べてみたんだが、あんまり関係なさそうね（笑）。ただ、全体的に1～4枠の方が勝率が高く、回収率も高い。特に1枠の成績が良いようである。内枠の方が・・・馬群に躊躇なく突っ込める彼の騎乗技術が生きるのかもしれない。

M・デムーロは内枠プラス！

 

■ミルコ・デムーロ、調教師別成績

次に、調教師別成績を見てみよう。ふむう・・・これでミルコと繋がっている調教師が誰なのか浮かび上がって来るな！関西ではダントツで角居調教師。馬券率・回収率ともに文句なし。この組み合わせを見つけたら・・・とりあえず単勝買っとけばプラスである。

そして、角居さんよりさらに相性良しなのが友道調教師！勝率37.9％というとんでもない数字を叩き出しており、単勝回収率は驚きの123％。この組み合わせも黙って買っとけば大幅プラスである。

有名な堀調教師とのコンビも強烈ラインではあるが、上記2厩舎には及ばず。4位以下で注意したいのは、藤原英調教師、森田直調教師。ちなみに、中竹調教師は「角居調教師、飲酒事件2018」の関係で数字を伸ばしていると思われる。

 

■ミルコ・デムーロ、種牡馬別成績

さらにレアなデータ行くぜ～！ミルコの種牡馬別成績だ！1位、2位はディープインパクト・キングカメハメハ。上位もサンデーサイレンス系主要種牡馬が並んでおり、あまり目立った傾向はないが・・・強いて言うならシンボリクリスエス、ルーラーシップ、ロードカナロア、アドマイヤムーンあたりに注意。

 

■ミルコ・デムーロ、生産者別成績

M・デムーロと社台グループの繋がりは叶姉妹の胸の谷間より深いわけだが、これを見るとノーザンFと社台Fで均等に乗ってる感じ。数字的にも気にする違いはない。非社台の馬に乗ることも多く、大きな傾向は掴めない。

 

■ミルコ・デムーロ、馬主別成績

上位は社台系のクラブがズラーっと並んでいるが相性がいい馬主は？クラブだと・・・GⅠレーシング、それから東京ホースレーシング（レッド）、ロードホースクラブ（ロード）。個人だと・・・金子真人、それから「サトノ」のサトミホースカンパニー。「アドマイヤ」の近藤利一、「ノースヒルグループ」の前田幸治とも相性いいね。まあしかし・・・クラブにせよ個人にせよ大馬主ばかり。そりゃいい馬が集まるわ。

 

■ミルコ・デムーロ、脚質別成績

では、脚質的にはどうか？得意な脚質、不得意な脚質はあるのか？逃げた時の複勝率はなんと67.8％。先行した場合も60.2％の複勝率。で、差し・追い込みの時は全ての数字が落ちる。ってことは・・・

ミルコは「逃げ・先行」が得意？

いや、ちょっとこれを結論付けてしまうのはちょっと早漏な気がする・・・（おそらく、どんな騎手でも逃げ・先行の数字が良くなる）が、逃げ・先行の方が買いやすいのは間違いない。うーん。芝限定のデータも見てみるか。

 

■ミルコ・デムーロ、芝の脚質別成績

芝に限定するとこうなる。若干、差し・追い込みの成績が上がったが、やはり逃げ・先行の信頼度は高い。

 

■ミルコ・デムーロ、芝の距離別成績

最後に距離別成績を見ておこう。まずは芝。これを見ると・・・短距離より中距離の方が成績が良く、2500m以上の長距離はイマイチ・・・であることが分かるね。

 

■ミルコ・デムーロ、ダート距離別成績

ダートの方は・・・芝ほど成績の違いを感じない。あまり気にしなくて良さそうだ。

 

■ミルコ・デムーロ、騎手データまとめ

・ダートより芝の方が成績が良い。
・新馬、重賞で買え！
・切るなら平場！
・1番人気より5～6番人気が美味しい！
・極端な人気薄は来ない。
・ダートは人気サイドしか来ない。
・関東馬＋ダートは切り！
・内枠はチョイプラス！
・角居、友道、堀が仲良し！
・社台系とねんごろ。
・脚質的には逃げ、先行が得意？
・芝は中距離が得意！

 

どう？参考になったかな？これらを一つずつ分けて使うのではなく、複合させて判断すると、さらに精度が増すのではないかと思う。例えば・・・「芝の中距離重賞で友道厩舎。4～5番人気で内枠で先行馬」って感じなら単勝でガッツリ勝負してもいいだろうし、「500万条件のダート戦。関東馬の差し馬で1番人気」だったらアッサリ切り！という判断が出来ると思う（自己責任でよろしく）。

今後はミルコやルメールをどう扱うか？が馬券成績に直結するからね。これらのポイントを知っておくだけで世間一般の競馬ファンとは大きな差になると思う（とりあえずミルコだから買うというファンがとても多い。競馬評論家だって同じ）。

 

ま、ミルコと喧嘩するより、

ミルコやルメールが居ないところで勝負するのが

一番手っ取り早いと思うけどね（笑）。

 

次はルメールのデータをやる予定！

 

参考まで！