マイルCS2016調教チェック！メイチ仕上げの馬は？

【マイルCS2016調教チェック】京都芝1600mで行われるGⅠマイルチャンピオンシップ。各馬のデキは？調教が良い馬、悪い馬は？調教から見る穴馬候補は、特A評価のスノードラゴン！ウインプリメーラ！ダノンシャーク、マジックタイムもいい！人気馬で良いのはヤングマンパワーとミッキーアイル。サトノアラジン、イスラボニータは？

 

調教チェックの前に一言。

 

最近、

 

「浅次郎の調教チェックが楽しみです！」

 

と言ってくれる毒者が多くてチ◯コエレキテル連合なのだが、

 

だからと言って、

 

どこぞの競馬新聞のように、

 

「守りに入って人気馬を押す」

 

なんてことはしない。

 

今まで通り、

 

浅次郎の邪眼により、

 

 

人気馬も穴馬も平等に評価するぜ！

 

■マイルCS2016枠順

※netkeibaより抜粋

 

ヤングマンパワー、イスラボニータは絶好枠か！

 

ネオリアリズム、ミッキーアイルは出来れば内枠が良かった・・・・

サトノアラジン、ロードクエストは出来れば外目の枠が良かった・・・・

 

 

人生も枠順も、ままならぬものよ。

 

 

■マイルCS2016調教チェック

毎度であるが、管理人浅次郎は競馬関係者でも調教Gメンでもツケメンでもない。以下のジャッジは管理人の毒断と変見と邪眼によるものであり、参考程度に留め置かれたし。尚、調教の映像はJRAのHPでチェック出来るぞ！

【調教メイチぽい馬】

・スノードラゴン　特A
美浦坂路稍重【51.1-37.6-25.1-12.6】馬なり　大野
豪快なフットワークで馬なり51秒台。3週連続で好時計を出しており状態文句なし。前走も良かったが、さらにいい。これはメイチ仕上げだぜ！

・ロードクエスト
CW重【80.9-65.2-51.4-37.0-12.6】馬なり　池添
栗東留学なんで縦の比較が難しいが・・・それにしてもいい。前走時と一変している可能性あるわ！あとは内枠が気になるなあ・・・池添ならイン突きを狙いそうだがそんなに器用な馬じゃないしなぁ。外回すんなら後方まで下げなアカンやろ。外枠欲しかった。

・ヤングマンパワー
美浦坂路稍重【53.2-39.5-26.0-12.5】馬なり　助手
1週前に51秒台を出して最終は軽め。これは前走時と同じ調教パターンで至極順調。高いレベルで好調。しかし良い枠を引いた。スタート決めて先手を取りたい。

・ダノンシャーク
栗東坂路重【51.5-37.8-24.8-12.6】馬なり　助手
馬なりで51秒台。前走時が【53.0-39.3-25.3-12.7】（馬なり）である。かなり上積みがありそう！良い枠引いたし、流れにのって中団の前に付けられれば一発あるかもよ～。

・マジックタイム
南W稍重【52.4-38.5-12.6】馬なり　助手
一週前に強めの負荷を掛けて37.2。最終は馬なりで軽め。このパターンは前走府中牝馬S（2着）時と同じであり、この馬の好走パターンである。高いレベルで仕上がっているぞ。

・ウインプリメーラ　特A
栗東坂路重【52.5-38.2-24.5-12.0】G強　助手
毎週のように好時計を連発して最終も52秒台、終い最速でラストは12.5-12.0。管理人好みである（坂路は後ろの方ほど勾配がキツイ）。そんで、いつも最終追い切りは軽めの馬なのだが、今回はビシッと追って来た。迫力満点。メイチ仕上げ。

・ミッキーアイル
栗東坂路重【51.7-37.3-24.2-12.4】一杯　浜中
もともと調教駆けする馬ではあるが、毎週好時計を連発して最終も51秒台。終い2Fも11.8-12.4とキレている。ちょっと気になるのは追い出してからの反応が悪く併せた馬を交わせたなかったこと。まあダノンリバティも調教で走る馬であるから仕方ないが。あと、内枠が欲しかった・・・

 

【調教がイマイチぽい馬】

・サトノアラジン
CW重【83.6-67.7-53.0-38.9-11.5】仕掛け　川田
首を使った大きなストライドで併せた馬を一瞬でチギってしまった。めっちゃ調子が良さそう！・・・ただ、一週前に強い追い切りを行ってないのが不満。実質速い追い切りはこの一本である。仕上がり切ってるのかもしれんが・・・。枠も内過ぎな印象。外に出せるか？

・フィエロ
栗東坂路重【53.9-38.9-24.7-12.2】強め　鮫島
勘違いして欲しくないのだが、決して悪くない。悪くないんだが、この馬・・・いつもはもっと調教で走る馬なのだ。例えば安田記念（3着）時は【51.6-37.0-24.0-12.2】（G一）、前走時は【52.3-37.5-24.4-12.5】（G強）。もちろん馬場差はあるだろうけど、今週の栗東坂路時計出てるしな～。今回の映像を見ててもちょっと頭が高い感じでピンと来ない。

・イスラボニータ
南W稍重【70.7-55.3-40.5-12.8】馬なり　助手
調教駆けしない馬であれば、このくらいでも問題ないのかもしれんが・・・イスラボニータはやれば結構時計が出る馬なのである。1週前に37秒台が出てれば問題視しなかったのであるが、今回一週前も強めで38.9とイマイチ。オーバーワーク防止？もう出来上がっていて速い時計は必要ないのかもしれが・・・今回の調教からは押せない。

・サトノルパン
CW重【49.6-37.7-13.2】馬なり　デムーロ
CWで49.6という好時計である！普通なら文句なしで「好調教」なのだが、終いに13.2掛かっているのが管理人は気に食わないのだ。この馬は坂路でも好時計を出すと終いが遅くなる傾向にあるので気にする必要はないのかもしれんが・・・映像を見ててもなんか迫力ないんだよなあ。

・ネオリアリズム
南W良【71.2-56.0-40.8-12.2】仕掛け　ムーア
前走が札幌の芝追いなんで比較出来んのだが・・・この時は実戦並みの速い時計を出していた。南Wで時計を出すタイプの馬じゃないし、一週前に馬なりで好時計を出しているから問題ないのかもしれんけどな。私の好みではない。

・サンライズメジャー
栗東坂路重【55.6-39.5-25.4-12.4】馬なり　助手
うーん。時計的にはイマイチだな～。ただし、この馬はいつもこんな感じだし、もっとヌルい時計でも好走する。例えば京王杯SC（2着）時の最終は【57.5-41.8-26.7-12.9】（馬なり）である。調教からは押せないが、調教と実戦が関連しない馬もいるのだ（笑）。

 

今回、全体的に調教レベルがとても高い。サトノアラジン、サトノルパンあたりは本来イマイチ馬に入れるような調教内容ではないのだが、全体のレベルが高いが故にこういうジャッジになってしまった。特に栗東坂路組はかなり時計が出やすかったのか・・・上記のどちらにも入れなかったガリバルディ、クラレント、ダコールあたりも51秒台。普段ならメイチ馬に挙げていたと思う。ディサイファ、テイエムタイホーあたりは良くも悪くもいつも通りって感じ。

 

調教から見る穴馬候補を挙げておく。まず特A評価のスノードラゴン。もともと調教で走る馬であるが、それにしても最高の仕上がり具合である。後は距離が持つか？って点のみ。土日が雨模様なのも大きくプラス（各馬の重馬場適性はこちら）。惨敗してしまうかもしれんが、ハマれば頭まであるのでは・・・と思っている。ただし、枠が微妙。一発を狙って死んだふりをするには最高の枠かもしれんが・・・この馬の好走パターンは大外枠からの直線強襲なのだ。馬場が悪くなって内が開く可能性もあるが・・・

 

それから、データからは全く買える感じはしないがウインプリメーラも特A評価である。今年の京都金杯勝ち馬であり、重馬場だった京都牝馬Sではクイーンズリングから0.2秒差の3着。京都は【5.1.2.2】と大得意。さらに重い馬場もプラス。スムーズに前付け出来れば・・・怖い一頭であるぞ。三連系のヒモに一考。

 

あと、ダノンシャーク、マジックタイムあたりも調教はとてもいいぞ！人気馬でいいのはヤングマンパワー、ミッキーアイル。ロードクエストは栗東留学で一変してるかも？

 

調教後の馬体重をチェックしておこう。

 

■マイルCS2016調教後の馬体重

 

栗東で気になるのは・・・

ウインプリメーラの＋14kg（これは前走が－8kgだったから気にしなくていいか）、ガリバルディの＋16kg、クラレントの＋10kg、サンライズメジャーの＋12kg、ダコールの＋16kg（最近減っていたのでちょうどいいかも）、ダノンシャークの＋14kg（この馬もプラス体重が良さそう）、テイエムタイホーの＋10kg。

 

美浦で気になるのは・・・

スノードラゴンの＋14kg、ネオリアリズムの＋18kg。この2頭はちょっとプラス大きいか？でも美浦組は輸送があるけん多少は減る。

 

サトノアラジンは増減ナシか・・・速い追い切りが1本だけになったのと関係するかな？

 

あとは馬場がどうなるか・・・要チェック！

 

結論は日曜日。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

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→【次走報・関東馬】モーリスは香港C、マリアライトは有馬記念へ

ほ、香港Cはモーリス、ラブリーデイ、クイーンズリング、ステファノスが参戦予定！香港が盛り上がるのは結構なことではあるが・・・今後2000mベストの中距離馬はみんな香港に行っちまうんじゃね？有馬記念が寂しくなりやしないか・・・