フィリーズレビュー2015予想オッズ。大穴候補を挙げておく

【フィリーズレビュー2015予想】

 

え?

 

オリエンタルアートが死んだ?

 

友人からのLINEで知った時は、一瞬冗談だろうと思った。
オリエンタルアート訃報に池江師「この馬のおかげで・・・」

 

オリエンタルアート・・・ご存知ドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟の母であり、産駒のほとんどが複数勝利(未勝利は一頭だけ)、産駒勝利数32勝、産駒重賞勝利数18勝、産駒GⅠ勝利数9勝・・・という稀代のスーパー繁殖である。

 

私はドリームジャーニーが好きだった。マイナーな血統の母と、やっとこさ種牡馬になれた父の子がグランプリを連覇した姿に痺れた。小回り急坂しか走らないという個性にもグッと来るもんがあった。小柄な体で4角捲りを敢行する姿が好きだった。だからデビュー前からオルフェーヴルも応援してたし、その後もずっとこの血統は応援していたのだ。

 

もともと競馬好きオヤジがもっと競馬好きオヤジになった。

 

全てはこの偉大な母のおかげ。

 

まだ18歳・・・まだまだいい仔を産めただろうに。

 

馬は不思議な生き物だ。

 

ドリームジャーニーやオルフェーヴルの仔が生まれ始めた途端、

 

ステイゴールドの後を追うように逝ってしまった・・・。

 

冥福を祈る。

 

さて、

 

桜花賞トライアル第2戦のフィリーズレビュー。

 

毎回言ってる気がするが(笑)、このレースがGⅡで、なぜチューリップ賞がGⅢなのか・・・非常に疑問である。今年もチューリップ賞からは格段に落ちるメンバーとなりそうだ。

 

■フィリーズレビュー2015予想オッズ

フィリーズレビュー2015予想オッズ

netkeibaより抜粋)

 

桜への優先出走権を巡り、1勝馬が大挙してエントリー。

 

登録が26頭で、現時点で賞金持ってる馬が14頭。

フルゲートは16頭だけん、抽選は狭き門となりますな。

 

重賞3着馬のテンダリーヴォイスは抽選通れば人気になると思うが・・・

こりゃアネモネS行きかな。

 

とりあえず人気を見てみよう。

 

1番人気候補はムーンエクスプレス
阪神JF4着馬であるから人気になって当然っちゃー当然なのだがなあ。どうも阪神JFの4着以下はどんぐりの背比べ的な感じがするんだよなあ。というのも・・・年明け結果出してる馬がいないのよ。。。ロカくらい?この馬は息の入り辛い厳しい流れを先行して粘ったわけで、ハイペースになりやすい阪神1400内回りは向いてると思う。ただ、瞬発力勝負になったら厳しい。賞金持ってないので桜花賞に出るには3着以内が必須。

 

2番人気はコートシャルマン
前走フェアリーSの4着にはガッカリしたが(POG馬なので。笑)、この馬には現状マイルは長いのかもしれん。それと瞬発力勝負も苦手ぽいので阪神1400は合ってると思う。ただ、前走フェアリーSも中山の急坂で止まったぽいからなあ・・・一線級と比べれば能力で劣るも、このメンバーなら何とかなるかも。この馬も賞金ないので3着以内が必須。

 

3番人気はクイーンズリング
無敗だから・・・とかは言うつもりないが、この馬は強いぞ。

中山マイルで不利な大外からの発走。さらに出遅れ。しかしすぐさま中団に付けると、道中は折り合いバッチリで、外外を通って早め進出。4コーナーでは馬なりのまま先頭に並びかけ、仕掛けられたら瞬時に加速。後続を突き放して最後は流す余裕。500万レベルとは完全に積んでるエンジンが違った。

是非チューリップ賞で見たかったが、フィリーズレビューに回って来たな(確実に権利を取りに来たか?)。この馬に1400は短いと思うが、能力でカバーすると思う。人気になるのは目に見えてるが、軸にしたい一頭。

 

4番人気はラッフォルツァート
この馬はハイペースが得意な先行タイプ。なので・・・いつも目標にされてチョイと差されるわけだが、安定感はピカイチ。相手なりに走ってバテないから、ここでも押さえは必要でしょうな。1400のスペシャリストで面白い存在。仮に1着になっても本番では要らない。

 

穴馬候補を挙げておく。

 

ファンタジーS勝ち馬のクールホタルビ
阪神JFは全然走っていない。何があったかは分からんが、道中は好位の一角にいたのにズルズルと後退して4コーナーでは最後方。何かアクシデントがあったんだろうけど、そこから35.8で走ってるのでケガではない。掛かってしまって騎手が押さえたのか、他馬と接触したのか、はたまたやる気を失ったのか・・・いずれにせよ、ハイペースになりやすい阪神1400なら見直し。弥生賞でもデイリー杯2歳S勝ちのタガノエスプレッソが激走したしな!

 

ダート馬?ノーブルヴィーナス
ダートで新馬、500万と勝ち上がった馬だが、前走はジュニアCに挑戦。9番の馬に注目。

不利な中山マイルの大外枠で、致命的な出遅れ(ちなみに一緒に出遅れた8番の馬はアーリントンCで大穴を開けたヤングマンパワーである)。ポツンと最後方から最後は上がり最速33.6の鬼脚を駆使して5着まで追い上げた。確かに最後脚は上がったが、これは追い上げる為に早めに脚を使ったからであり、牡馬相手に上々のレース振りだったと言えよう。少なくとも単なるダート馬ではなく芝でも十分やれると思う。フィリーズレビューが鬼のハイペースとなった時、追い込んでくるのはこの馬・・・かもしれない。

 

スローの瞬発力勝負で結果を出してきた馬より、ハイペースの持久力勝負で結果を出して来た馬を狙いたいですな。

 

やっぱこのレースは本番に繋がらんわ(笑)。

 

 

オルフェーヴルの捲り一発

 

さらば、オリエンタルアート。

 

君の血を応援し続けるよ。