【スプリングS2022データ分析】中山芝1800mで行われる皐月賞トライアルGⅡスプリングS!今年はアサヒ、アライバル、アルナシームが人気だが当然大穴狙いで逝く!週末は雨?重馬場適性は?データ分析では差し馬有利?枠は?騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はオウケンボルト、サトノヘリオス、グランドライン。
今週末の中央競馬は・・・
魔の3日間開催!
(資金配分注意w)
日曜日は東西でGⅡが行われるわけだが・・・
さすがに阪神大賞典は堅いか?
ちなみにこれは・・・
阪神大賞典の過去10年人気別成績。
ずーん・・・。1番人気が鬼強。さらに2~3番人気も強く・・・ほぼほぼ5番人気以内で決着。少頭数になることが多く、仮にヒモが荒れても軸が堅いのでそんなに付かない・・・というJRA重賞の中でも屈指の硬度を誇るカチンコチンコな重賞だ。
そして今年は、
昨年の当レース1着・春天2着・・・そして
有馬記念でも2着のディープボンドがいるからなあ。
しかも馬場重くなりそうだし(道悪は鬼)。
ちょっと・・・
ウチの奥様と同じくらい、逆らえない。
というわけで、
堅いパンツにゃあ用はねえ!
日曜日は皐月賞トライアルの
スプリングSでどん!
中山も土曜は雨予報だぞー!
■スプリングS2022予想オッズ
※netkeibaより抜粋
人気はアサヒ、アライバル、アルナシーム?
いずれも重賞実績こそあれ前走負けている馬であり、
抜けている馬不在!
そして、土曜の雨で馬場は重くなる?
これはもう・・・
乙牌が透けて見えるような気がする!
みえ、見えない?
データ見てみよう!
■スプリングS2022データ分析、人気別成績
1番人気強し!過去10年で9頭が馬券内!これは結構驚異的!ただ、1着というより2~3着の傾向!そして2番人気が弱く、3番人気が強い。1着は4~6番人気の小穴狙いは良さそう。2着は堅いので3着のヒモ荒れを狙う感じか。思い切って・・・3~6番人気→1番人気→穴馬みたいなフォメでも面白いかも。
■スプリングS2022データ分析、馬体重別成績
馬格がある方が有利な傾向。500kg以上の馬はプラス材料。馬体の増減では「馬体増」の方が優勢。成長が必要ということか?
■スプリングS2022データ分析、枠番別成績
何故か・・・最内枠と大外枠の成績がいいな。大外枠でも割り引かなくていいぞ。
■スプリングS2022データ分析、騎手成績
池添注意報。あとはマイネル系(松岡・柴田大)に注意?
■スプリングS2022データ分析、種牡馬成績
一応最も馬券になってるのはディープインパクトだが、分母が大きいだけだ。明らかに適正低そうだね。キングカメハメハもイマイチ。注意したいのはフジキセキ系、ステイゴールド系。
■スプリングS2022データ分析、間隔別成績
ココを叩いて皐月賞へ!という休み明けの馬が優勢。もちろん1~2ヶ月間隔の重賞組も全然OK。間隔が詰まってる組は劣勢だねえ。
■スプリングS2022データ分析、前走成績
注目前走は・・・朝日杯FS(5頭)、ホープフルS(3頭)、共同通信杯(3頭)、オープン特別(3頭)、1勝クラス(13頭)。ふむう・・・こうやって見ると1勝クラス組がかなり多いね。重賞組と頭数変わらない。距離はほぼほぼ1600~2000m。1600mはほとんど朝日杯FS。それ以外は1800~2000だね。前走の着順はどのローテでも4着以内条件。穴を開けるのは4着の馬。5着以下からの巻き返しはゼロ!これは珍しい。
【激アツローテ馬】
・アルナシーム(1勝クラス2着)
・オウケンボルト(1勝クラス2着)
・ソリタリオ(シンザン記念2着)
・ビーアストニッシド(共同通信杯3着)
・アライバル(京成杯4着)
今年は1勝クラス1着の馬がゼロ・・・。データ通りには収まらないかもね。
■スプリングS2022データ分析、1番人気の前走成績
前走2歳GⅠ、あるいは共同通信杯で好走していた馬が人気になってるわけだが、高確率で馬券になる。しかし今年の1番人気候補アサヒの前走は共同通信杯5着・・・これは例年の1番人気には当てはまらないかも。少なくとも信頼のおける1番人気ではないだろう。飛んで頂きたいなあ。
■スプリングS2022データ分析、脚質別成績
前後全く互角の数字だが、実際は差し系が優勢だ。上がり最速馬は狙い目だね。
■スプリングS2022データ分析、位置取り・上がり3F
馬券パターンは・・・「差し→先行」「差し→差し」。ご覧の通り、3コーナーからポジション上げて4コーナーで先団に取り付いた馬が「先行」に分類されてるケースが多く、実際は差し系が優勢。ただ、二桁番手から届くケースは少なく、中団前目~真ん中くらいのポジションが理想。逃げ馬は壊滅状態で馬券になったのは2016年のマイネルハニーのみ。
穴馬の脚質は、先行・マクリ系。
このコースはスローで流れたとしても3コーナーからのロンスパ勝負になりやすい。機動力があって長く脚を使うタイプが狙い目だ。
■スプリングS2022データ分析、1番人気の位置取り・上がり3F
過去の1番人気がどの脚質でも馬券になっているわけだが、唯一馬券にならなかった2017年のサトノアレスは後方からの追い込み届かずだった。
■スプリングS2022上がり最速候補
上がり最速候補は、
・アルナシーム
・ディオ
・ニシノスーベニア
・アサヒ
・アライバル
・ソリタリオ
・オウケンボルト
・サトノヘリオス
・ドーブネ
・リューベック
1番人気が予想されるアサヒは過去3戦ともに上がり上位をマークしているわけだが、いずれも東京スローでのもの。アルナシームも前走32.9の鬼脚を繰り出しているがこれも超スロー。いや、これらの馬が来ないと言ってるわけではないぞ。速い上がりが使えるのは能力が高い証拠だからね。人気薄なら喜んで買うけど人気馬だと買いたくないって話(笑)。
狙いたいのは締まったペースで35秒前後の上がりをマークしているタイプ。先行勢ではオウケンボルト、ソリタリオ、ドーブネあたり。差し馬ではサトノヘリオス、ニシノスーベニア、アライバルあたりか。ニシノスーベニアはファルコンSのデータ分析でも上げたがどっちに出てくるかな?
リューベックは皐月賞賞金微妙だが・・・さすがに中1週じゃ出てこんだろ。皐月賞ダメならダービートライアルでいいんじゃね?仮に出てきたら面白い一頭だ。
■スプリングS2022データ分析、厩舎・生産者・血統
お、珍しく・・・関東馬優勢。国枝厩舎注意。ノーザンFが強いわけだが、つけ入るワキがないわけではない。ディープインパクトはここ5年馬券になっておらず・・・パワー&持久力系の種牡馬が多いね。母系はパワー&スピードといった感じが多いね。
■スプリングS2022データケツ論。
・前走重賞or1勝クラス。好走馬限定。
・機動力があって、長く脚を使えるタイプ。
・パワー&持久力系
1番人気になりそうなアサヒはノーザンF生産のカレンブラックヒル産駒。美浦・金成厩舎、鞍上は田辺。祖母はウインドインハーヘア。つまりディープインパクトの甥にあたる超良血。鋭く追い込むも届かず・・・という競馬が続いて初勝利までに3戦掛かったわけだが、続く東スポ杯2歳Sではイクイノックスには突き放されたものの上がり2位をマークして2着!ちょっとこれは相手が悪かった感じだったわけだが、休み明けの共同通信杯は大きく出遅れたこともあって5着に沈んでしまう。一応上がり2位をマークして入るんだが、最後方待機で開いてるインを突いてのもの。ラストは止まった感じで伸びは案外だったんだよね。叩いて反応変わってくるか?しかしまあこれまでのレースぶりからして軽い瞬発力型だろう。道悪はこなすかもしれんが、出来ればパンパンの良馬場希望だと思う。あと父カレンブラックヒルだけにマイラーかもしんない。この後はNHKマイルC路線でも面白いと思う。
アライバルはノーザンF生産のハービンジャー産駒。美浦・栗田厩舎。鞍上はルメール。母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着。姉のククナはアルテミスS2着、クイーンC3着・・・と2~3歳戦に強い血統。この馬も6月東京の新馬戦を快勝し、新潟2歳Sではセリフォス(朝日杯FS2着)の2着。POGで指名している私としては「これは期待出来る!」と思ったのであるが、5ヶ月ぶりの休み明けとなった前走京成杯は4着。しかしこれは言うならルメールのミス騎乗だろう。4コーナーで密集したところに行ってしまい、完全にアクセルを踏み遅れた印象。最後外に出してからはいい脚使ってたけど後の祭り。あるいは休み明けで反応がイマイチだったのかもしれない。いずれにせよ今回ルメールにとっても権利確保は最低ノルマだろう。当然有力な一頭ではあるが・・・広いコースの瞬発力戦の方が向いてるかも。重馬場は微妙。
アルナシームはノーザンF生産のモーリス産駒。栗東・橋口厩舎。鞍上は福永。祖母はドバイマジェスティ、母父はディープインパクト・・・つまり、母ジュベルアリはアルアインやシャフリヤールの全姉。すごい良血だね・・・。当然この馬も素質はピカイチなんだが、色々と欠点もある馬でね。2戦目の東スポ杯2歳Sではモロに引っ掛かって惨敗。朝日杯FSではバッチリ折り合ったものの大きく出遅れたのが響いて4着まで。鞍上が福永に変わったつばき賞はポンと出たんだが、今度はまた掛かり気味となり、折り合いに苦労してポジションを下げ、上がり最速を繰り出すも2着・・・という結果。これらから鑑みるに・・・スローだと掛かり気味になってしまう馬で、朝日杯くらい締まった流れだと気持ちよく走れるんだよね。つまり・・・本質はマイラーじゃね?折り合い付けば2000までこなせる感じは叔父のアルアインと似てる感じじゃないかと。とにかく出遅れ癖と掛かり癖がネック。普通に出て、折り合いつけば圧勝もある。あ、でも道悪は苦手か?
ぽ、ぽちっとな?としたい貴方に大穴候補を挙げておこう。
まず、前走水仙賞2着のオウケンボルト。浦河の辻牧場生産のフェノーメノ産駒。美浦・土田厩舎・鞍上はミルコ。祖母オウケンサクラは桜花賞2着馬・・・と密かな良血。未勝利を脱出するのに4戦かかったんだが、一戦毎に成長してる感じでね。前走の水仙賞はスッと3~4番手につけ、ゆったり目の流れに乗り、3~4コーナーから早めの仕掛けで直線入り口は先頭に立つ横綱競馬。これは楽勝かと思われたが、ゴール前迫ってきたロードレゼルにピッタリ差されてしまった。しかしこれは目標にされた分と仕掛けのタイミングの差だろう。器用さと機動力はこの舞台でも活きると思う。馬場・展開次第で一発ありそうな一頭。血統的に重馬場は得意っぽい。
次に挙げたいのがサトノヘリオス。社台F生産のエピファネイア産駒。栗東・友道厩舎。鞍上は岩田望。祖母は桜花賞3着、オークス2着のエアデジャヴー。近親に活躍馬多数の良血馬なんだが、この馬サンデーサイレンスの2×4って爆発狙いの配合なんだよね。新潟の新馬戦は惨敗するも、未勝利戦を好タイムで快勝。そんで3戦目となったはエリカ賞は中団追走から直線は馬群に突っ込み、何度か狭くなるシーンもあったが、臆することなく割って伸びて2歳レコードV。まあレコードと言ってもこの時2着だったヴェールランスが京成杯で大敗しているのでレースレベルは疑問という声もあるわけだが・・・サトノヘリオスが強い競馬をしたのは間違いない!操作性が高くて根性もある。ホープフルSは直線失速して13着に大敗しているので人気もそう上がらんだろう。調教次第だが激アツの一頭!道悪適正は不明。
それから大穴になりそうなグランドライン。新冠の松浦牧場生産のドゥラメンテ産駒。美浦・高木厩舎。鞍上は三浦。東京マイルの新馬戦でキレ負けし、福島1800の未勝利戦で逃げ切り圧勝。新潟2師は見せ場なく惨敗し、中山2000の芙蓉Sでラーグルフとクビ差の2着。続く葉牡丹賞では弥生賞3着のボーンディスウェイとタイム差ナシの3着。キレないがバテないパワー型でココはピッタリだろう。ホープフルSは逃げ潰れて9着に大敗したが、好位でも競馬出来る馬だからね。流れが向けば一発あって不思議無し。重馬場実績はないが血統からはこなせそう。
他、不当な人気になりそうなビーアストニッシド。出走してくるならニシノスーベニアあたりかな。
というわけで、
上位人気に怪しい匂いが漂う一戦。
阪神大賞典は好きな馬の単勝を100円だけ買って(え)、
浮いた分はコッチに回す!
なんてのも有りだね。
まあ、いつも通り、ルール通り、大穴狙いでw
予想は日曜日の予定!
お楽しみに!
【浅次郎のひとりごと】
→【阪神大賞典】ディープボンド“春盾獲り”へ和田竜も好感触「すこぶる順調です」
うーん。状態も良さそうw
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