シンザン記念2025データ分析！大穴はこの馬じゃい！

【シンザン記念2025データ分析】中京芝1600ｍで行われる3歳GⅢシンザン記念。人気はアルテヴェローチェ、マイエレメント、マイネルチケットだが当然大穴狙い！データ分析では、重賞組が強い？枠順・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・脚質・上がり3F最速候補は？穴馬候補はタイセイカレント、レーヴブリリアント、カラヴァジェスティ！

うっしっし！

これはオッズ割れそうやねー！

■シンザン記念2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

1番人気はアルテヴェローチェになりそやね。

さもありなん。

朝日杯FSでは1番人気になった馬だし、

出世レースのサウジアラビアRC勝ち馬だしねー。

しかし、

みんな忘れてないか？

この馬なんで朝日杯FSで負けたんだっけ？

こういう時に役に立つのが、

浅次郎さんのレース回顧（→朝日杯FS2024レース回顧）。

改めて見直してみると・・・

そう、終始行きたがって掛かり気味だったんですな。

それはサウジアラビアRCでもそうだったし、

この馬、相当前進気勢が強く、

行きたがってしまう気性なのだ。

で、

今回鞍上が武豊から川田に変わるわけだが、

これをどう見るかは意見の分かれるところだろうね～。

まあいずれにせよ、

怪しい人気馬なのは間違いない。

（斬るとは言ってないｗ）

さて、データ見てみよう。

※今年は中京芝1600ｍでの開催。

■人気別成績

うひょひょー！1番人気弱っ！代わりに2～4番人気が強いので全体的に見れば堅めの重賞だが、これだけ1番人気が弱ければ穴党にもチャンスあるだろう！狙いたいのは7～8番人気くらいの中穴かな。二桁人気の大穴は過去10年で3頭。来ないことはない。

荒れる確率は・・・30％

30％あれば上等！穴狙って逝くぜー！

■馬体重別成績

この時期の3歳戦だけにあまり馬格は気にしなくていいが、最低ラインは420kg。500kg以上あるとプラス材料。馬体の増減は・・・互角。

■枠番別成績

今年は中京で行われるので参考外。

■騎手成績

関西のA級騎手・B級騎手注意。

■種牡馬成績

コース変わるので参考まで。

■間隔別成績

休み明けは割引きかな。間隔詰まってる組に注意！特に2週（中1週）と3週（中2週）。

■前走成績

注目ローテは・・・朝日杯FS（4頭）、その他の重賞（4頭）、1勝クラス（10頭）、未勝利（6頭）、新馬（5頭）。構図としては、重賞組vs1勝クラスvs未勝利・新馬。前走距離は1400～1800ｍ。前走重賞だと着順不問。1勝クラスは好走条件。

【激アツローテ馬】
・アルテヴェローチェ（朝日杯FS5着）
・タイセイカレント（朝日杯FS15着）
・ジーティーマン（東スポ杯2歳S6着）
・マイエレメント（アルテミスS5着）
・マイネルチケット（京王杯2歳S2着）
・レーヴブリリアント（ベゴニア賞4着）
・ポッドドンナー（万両賞5着）
・アクルクス（秋明菊賞5着）

今年は1勝クラス好走馬が少なく・・・重賞組がメインになりそう？あるいは未勝利・新馬の中に大物がいるかも？

■1番人気の前走成績

この感じだと、例年素質ありそうな馬が人気になるもブットブ感じか。

■脚質別成績

今回コース変わるので参考まで。

■位置取り・上がり3F

中京マイルで行われたのは2021～2023年。この3年を見てみると・・・逃げ馬が2頭馬券に絡んでるね。2～3番手の馬も良さそう。差し馬も来てるが、あまりに後ろからだと届かないかな。

■1番人気の位置取り・上がり3F

弱すぎて参考にならず。

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・カラヴァジェスティ
・タイセイカレント
・マイエレメント
・リカントロポ
・リラエンブレム
・レーヴブリリアント

この中に穴馬が隠れてる気がする～

■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的！関東馬は過去10年で3頭しか馬券になっていない。社台系強いが、個人牧場でもやれないことはない。2021～2023年の血統を見てみると・・・結構パワー寄りのイメージ。モーリス、それからキズナやリアルスティールなどパワー系ディープインパクトに注意。

■データケツ論。

・今年は中京芝1600ｍ
・重賞組vs1勝クラスvs未勝利
・関西馬、社台系、パワー系

アルテヴェローチェはノーザンF生産のモーリス産駒。栗東・須貝厩舎。鞍上は武豊→川田。母の全姉に桜花賞2勝のクルミナル。近親にはククナ、アライバル、セレシオンといった活躍馬多数。昨秋サウジアラビアRCではやや行きたがりながらも後方に引いて我慢させ、直線は大外一気で弾けて快勝。朝日杯FSでもやはり行きたがってしまったが、それでも5着に来たあたりは能力だろう。当然ここでも能力上位なのは間違いなく、有力な一頭だろう。ただ、上でも書いた通り、前進気勢が強く、折り合いに難があるのが弱点。屋根が川田に変わって折り合いがつく・・・かどうかわからんのであり、ここは怪しい人気馬と判断したい。しかし、なんでこのレースに使うんだろうね？よっぽどデキがいいのか？それにしても一回放牧に出してリセットしたほうが良さそうだけどなー。

マイエレメントはオリオンF生産のエピファネイア産駒。栗東・福永厩舎。鞍上は武史→坂井にスイッチ。近親には目立った活躍馬はいない。8月新潟の新馬戦を楽勝し、勇躍アルテミスSにチャレンジしたが、スタートで大きく出遅れてしまったこともあり、上がり最速をマークするも5着まで。わずか0.2秒差だったんでね。出遅れなければ勝ち負けだったんじゃね？という感じで今回も人気になりそう。ただ、まだ腰がパンとしてない感じなんで今回も出遅れる可能性はあるし、この馬もやや行きたがる気性。この人気だと薄い生地のパンツだなー。

マイネルチケットはビッグレッドF生産のダノンバラード産駒。美浦・宮厩舎。鞍上は戸崎。ダノンバラード×マツリダゴッホというマイネル軍団っぽいパワー血統。サウジアラビアRC3着、京王杯2歳S2着と昨秋の重賞戦線で活躍。当然ココでは実績上位となるわけだが、この馬もやや前進気勢が強いタイプ。折り合いの不安はそこまでないが、先行争いが激しくなれば巻き込まれる可能性アリ。あとはやっぱり関東馬で戸崎ってのが気になるところ。

そのニットのビールを頂いてもよかですか？と思った貴方に穴馬候補を挙げておこう。

まずもって挙げておきたいのはタイセイカレント。ノーザンF生産のモーリス産駒。栗東・矢作厩舎。鞍上は武豊。9月中京マイルの新馬戦を圧勝し、続くサウジアラビアRCはスタートで後手を踏んで（やや出遅れた上に挟まれた感じ）離れた後方から。約3馬身のビハインドだったんでね。普通なら致命傷となるところだが、直線猛然と追い上げて2着。勝ったアルテヴェローチェとの着差は1馬身だったわけだが、これスタートの不利がなければ勝ち負けだったと思う。前走の朝日杯ＦＳは全然力を出せずに15着惨敗となったが、これはもうスルーして考えたい。人気がどうなるか微妙なところだが、◎候補の一頭。

次に、結構穴っぽくなりそうなレーヴブリリアント。ノーザンF生産のスワーヴリチャード産駒。美浦・田中博厩舎。鞍上は松山。叔母にＧⅠ4勝のリスグラシューがいるなかなかの良血でセリ取引価格は1億の値がついてる高馬。9月中山マイルの新馬戦は3～4コーナーから上がって行く競馬で危なげなく勝利。続くベゴニア賞は4着という結果でね。一見底が見えたような馬柱になっているが、このレースは前が止まらない高速馬場でね。前に行った馬を捕まえられなかったものの脚を余した印象。成長力ありそうな血統だし、もっと奥がありそうな馬。枠や調教次第だが、面白そうな一頭。

それから、新馬組からカラヴァジェスティ。マル外のカラヴァッジオ産駒。美浦・奥村厩舎。鞍上は池添。母系はよくわからんが、父カラヴァッジオ産駒では短距離戦線で活躍しているアグリが有名ですな。前走の新馬戦は11月東京の芝1400ｍ戦。時計は1：23.7と全く目立たないが・・・これは超スローで直線だけのヨーイドンだったんだよね。ラストは10.9-11.1という究極の上がり勝負だったわけだが、これを大外から上がりダントツで差し切っているのである。もちろん、スプリンターの可能性はあるし、速いペースに対応出来るかといった課題はあるわけだが、少なくとも瞬発力性能はここでも上位だと思う。これも激アツパンツの一頭。

他、前走未勝利戦は重馬場ではあったが、5馬身差の圧勝だったリカントロポ。それから前走新馬戦を勝ったばかりだが、センス抜群だったリラエンブレム。あと、逃げ馬候補のラージギャラリー。前走逃げて勝ってるのはこの馬のみ。展開や馬場が向いた感はあるが、それにしても鮮やかな逃げ切りだったんでね。ノーマーク単騎で行けるようなら面白そう。

他にも気になる馬はいるが・・・

あとは枠順と調教見てからだねー。

最終予想は月曜日の予定！

お楽しみに！

【浅次郎のひとりごと】

最近良く聞いてる変な頭のおっさん三人組ロックバンド。中学校の時にブルーハーツの「未来は僕らの手の中」を聞いて衝撃を受けて・・・って私と同じやないかい！馬券がハズレた時にどうぞ。