オーシャンS2025データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【オーシャンS2025データ分析】中山芝1200mで行われる別定GⅢオーシャンステークス!今年はママコチャ、ステークホルダー、ヴェントヴォーチェが人気になりそうだが当然大穴狙い!データでは内枠有利?脚質は先行?年齢・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はウイングレイテスト、ペアポルックス、プルパレイ!

 

話はちょっと戻るが、

先日のサウジカップはほんといいレースだったねえ。

私の中ではステイゴールドの香港ヴァーズに次ぐ神感動レース。

涙出たよ、瑠星。

 

 

まだ見てない方はこちら。

 

 

いや、

4コーナー回って直線に向いた時はね。

「ロマンチックウォリアー強え!負けたー!」

と思ったわけよ。

なんせ手応え抜群!

外を回してあっという間に先頭に立ったからね。

そして直線半ばでは・・・

追いすがるフォーエバーヤングを突き放して約2馬身差。

こりゃ独走か・・・

相手が悪かったわ・・・

と、

思ったんだけんどもしかし!

そこから手前を変えて外に出したフォーエバーヤング!

突き放されても瑠星は諦めない!

200mを切ったところから一歩一歩ロマンチックウォリアーとの差を詰めて行く!

きっと、

いつものように、

「頑張れっ!頑張れっ!」

と声を掛けて追っていたに違いない!

その声に押されたフォーエバーヤングは・・・

最後の最後にロマンチックウォリアーを捉えて1着!

いや、

一旦突き抜けた相手を

切り換えて差し返すなんてのは、

なかなか見られるもんじゃないし、

それが世界最高峰の舞台ってんだから

漫画か映画のラストシーン。

 

 

予想は直前にブログにupしていたように、

◎ ウシュバテソーロ
◯ フォーエバーヤング
▲ ウィルソンテソーロ

この3点予想でね。馬券はウシュバテソーロの単複。それからウシュバからの馬連2点、三連単はボックスで買ってたわけだが、的中はウシュバテソーロの複勝のみ。もうロマンチックウォリアーが邪魔過ぎたわけだが・・・悔いはない。

ほんと、春風に舞うパンテラよりもいいもん見せてもらったと思う。

しかしこれ・・・

ドバイが俄然楽しみですな!

 

さて、現実に戻ろう!

今回は土曜メイン・オーシャンSのデータ分析!

 

■オーシャンS2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

人気はママコチャか。

2023年のスプリンターズS勝ち馬。

それ以来勝ち星はないが、

昨年のスプリンターズSでも0.1秒差の4着と僅差の競馬をしており、

実績・実力上位なのは明らか。

鞍上川田も強力。

問題は当然ここが目標ではない点と、

1kg増となる斤量。

つかもう6歳なんだから引退してくれよー。

もう十分稼いだろうし、

貴重なシラユキヒメの牝系なんだからさー。

一頭でも多く血を残して欲しいけどなー。

しかしこの馬、

冬場は苦手な夏馬という話もあるし、

ここでトンでくれると助かるぞー!

 

とりあえずデータ見てみるか。

 

■人気別成績

ごえ。1番人気・2番人気強いなー。ただ、過去10年で二桁人気の馬が2回勝ってるようにガチガチに堅いわけではなく、大荒れも期待出来るレース。比較的2着は堅く、3着はそこそこ荒れるイメージ。

荒れる確率は、20%。

荒れる確率は低いが、荒れる時は大荒れ!ってレースだ!

 

■年齢別成績

5歳が強いねー。穴は7歳?

 

■ハンデ別成績

別定戦なんで参考までのデータ。これまで基本が56kgだったわけだが、一昨年から57kgに変更。そして去年と一昨年は57kgの馬がワンツー。つまり斤量増の馬はかなり厳しいってこと。これは牝馬(基本54kg→55kg)にも言えることで、55kgで唯一馬券になってるのは昨年のバースクライ。つまり、+1kgの馬は全滅。ママコチャにとってや嫌~なデータだね。

 

■馬体重別成績

スピードとパワーが必要な中山1200m戦。最低ラインは460kg。500kg以上あるとプラス材料。馬体重の増減は馬体増の方が優勢か。

 

■枠番別成績

例年だと開幕2週目に行われるレース(今年は開幕馬場)。平均着順を見ても内枠有利なのは間違いなさそうだが、外枠だからといってそこまで割り引く必要はなさそう。ただ、大外枠はやはり割り引きが必要か。

 

■騎手成績

関東の騎手が優勢。

 

■種牡馬成績

ロードカナロアは出走数こそ多いものの成績はイマイチ?ダイワメジャーは2着が多いねー。明確な傾向は掴めないがマル外が強いか。

 

■間隔別成績

高松宮記念の前哨戦。休み明けでも全く問題なし。間隔詰まってる組は劣勢だねー。

 

■前走成績

注目ローテは・・・シルクロードS(8頭)、スプリンターズS(4頭)、カーバンクルS(4頭)、その他GⅠが2頭、その他重賞は5頭、その他オープン特別は5頭。別定のハイレベル重賞だけに準オープンからは厳しい(3着が2頭いるだけ)。構図としてはシルクロードS組vsGⅠ組vsその他GⅢ&オープン組といった感じ。面白いのはシルクロードS組が着順不問な点。惨敗からの巻き返し多数。これは「京都芝1200」と「中山芝1200」が真逆のベクトルであることが原因と思われる。GⅠ・GⅡ組も着順不問。スプリンターズS1着からのローテで58kgを背負ったタワーオブロンドンが3着に負けてる点にも注目。他重賞は掲示板くらいには載っておきたい。オープン特別は好走条件。前走距離はほとんどが1200。重賞なら1400でも可。

【激アツローテ馬】
・ヴェントヴォーチェ(京阪杯3着)
・プルパレイ(シルクロードS6着)
・スリーアイランド(シルクロードS8着)
・ペアポルックス(シルクロードS14着)
・ママコチャ(阪神C5着)
・レッドモンレーヴ(阪神C16着)
・ウイングレイテスト(阪神C17着)
・ウインモナーク(ラピスラズリS3着)

今年はGⅠ組が不在。阪神カップ・シルクロードS組が面白そうだねー。

 

■1番人気の前走成績

基本1番人気は強いわけだが、重賞で好成績からの1番人気は普通に信頼出来そう。

 

■脚質別成績

前傾ラップで後半我慢比べの持久力戦が基本の中山1200m。普通に前有利かと思いきや結構差しも届いてるね。詳しく下で見てみよう。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「先行(逃げ)→先行」「差し→先行(逃げ)」「先行→差し」。ご覧のように結構差し馬もくるが、やはり先行の方が優勢。差し決着となったのは2023年くらいでね。大概先行タイプが馬券に絡む。それから差しが来ると言っても・・・4角で最低でも10番手くらいにはいないと辛い。最後方からの追い込みタイプには厳しいレース。

穴馬の脚質は・・・先行、差し。

展開決め打ちで狙ってもいいかもねー。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

やはり先行タイプの方が信頼度高そう。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・オフトレイル
・ショウナンハクラク
・ペアポルックス
・レッドモンレーヴ
・ウインモナーク
・ステークホルダー
・サウザンサニー

 

■厩舎・生産者・血統

東西互角。社台系イマイチ!特にノーザンFイマイチで過去10年で2頭しか馬券になっていない!これは珍しいねー。個人零細牧場でもオッケーなレースだ!血統は基本的に短距離系パワー寄り。それからナックビーナスの4年連続2着という珍記録からも分かる通り、コース巧者のリピーター注意!今年はヴェントヴォーチェが該当。中山1200適正に注意したい。

 

■データケツ論。

・阪神C、シルクロードS組
・内枠優勢、前有利。
・中山1200適正。

 

ママコチャはノーザンF生産のクロフネ産駒。栗東・池江厩舎。鞍上は川田。白毛一族シラユキヒメの牝系で、全姉にGⅠ3勝のソダシ、近親にハヤヤッコ、メイケイエールといった重賞勝ち馬がいる活力溢れる血統。この馬は鹿毛であるが、貴重な血統であるのは間違いなく、すでにGⅠ勝ちもあるからねー。もう引退して繁殖に回った方がいいと思うけどなー。あ、金子オーナー、高松宮記念はまだ勝ってないんだっけ?もしかしてこのレースを獲るために現役続行?真相は分からんが、まあ能力・実績ともに亀頭ひとつ乳首ふたつ抜け出た存在。当然有力だが、目標は次だろうからね。ズッコケる可能性も考えておきたい。

ステークホルダーは新ひだか町・岡田スタッド生産のハービンジャー産駒。美浦・斎藤誠厩舎。鞍上は戸崎。母のワンスインナムーンは息長く活躍しスプリンターズSで3着の実績がある快速馬。明け5歳となる牡馬だが、未勝利を勝ったあとは延々と1勝クラスで燻ってたんだよね。しかし昨秋から一気に本格化した感じで2勝クラス・3勝クラスを連勝。中山1200は3戦3勝無敗という中山巧者。鞍上は絶好調の戸崎。なるほど人気になりそうな馬だが、一気の相手強化でどうなん?という疑問は当然あるわな。穴馬ならまだしも人気になるのなら買いにくい。一応調教見てから判断するが、買ってもヒモのすみっこかな。

ヴェントヴォーチェは日高・下河辺牧場生産のタートルボウル産駒。栗東・牧浦厩舎。鞍上はルメール。予想オッズ段階では5番人気想定になっているが・・・この馬にルメールが乗るなら人気必至だろう。重賞2勝の実力馬で、2023年の当レース勝ち馬。中山1200は【2.0.0.2】。全てオープン以上の成績で、圏外はいずれもスプリンターズS。去年のスプリンターズSは1年半の長期休養明け(繋靭帯痛)だったし、叩いて良くなった前走の京阪杯ではスタートで不利がありながら3着に好走しているからね。状態面に問題なければ好走確率高そうな一頭。

癒やされるなーと思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まず、実力馬のウイングレイテスト。新冠・コスモビューF生産のスクリーンヒーロー産駒。美浦・畠山厩舎。鞍上は武史。あら、松岡じゃないのか。明け8歳の牡馬。その先行力を武器に1400~1600を中心に息長く活躍していた馬でね。重賞勝ちは2023年のスワンSのみだが、その好走は多数。しかし昨年より短距離路線に切り換え・・・函館SSでは59kgを背負いながらサトノレーヴと僅差の2着。続くアイビスSDでも59kgを背負って僅差の2着とスプリント適正は間違いなく高い。ここ2走はGⅠ・GⅡで惨敗してるが、別定の57kgでこのメンバーなら十分激アツパンツだと思う!あとは武史への乗り替わりがどう出るかだねー。

次に挙げておきたいのがペアポルックス。平取町・ASKSTUD生産のキンシャサノキセキ産駒。栗東・梅田厩舎。鞍上は岩田康。明け4歳の牡馬。暮れのラピスラズリSではテン33.7のペースで逃げ、直線に向いて後続を突き放す強い競馬。ゴール前で約1馬身まで詰め寄られたが1:07.2の好時計で快勝。しかし前走のシルクロードSは直線ズブズブの14着惨敗。これは原因不明なのだが、そもそもがピンパータイプで走らない時は走らないからね。前走の大敗はノーカンで巻き返しに期待したい。予想オッズでは結構人気だが、実際はそこまで人気にならんと読む。

それから、大穴になりそうなプルパレイ。社台F生産のイスラボニータ産駒。栗東・須貝厩舎。鞍上は菅原明。明け6歳のせん馬。前走のシルクロードSは16頭立ての14番人気と全く人気なかったが・・・後方待機から3~4コーナー大外ぶん回し!比較的前目に行った馬が残る展開の中、ゴール前凄い勢いで追い込んできたんだよね。結果は6着だったが、ゴールがあと10m先だったら3着だったんじゃないかと思う。中山1200は一度だけ走って結果は10着だったわけだが、これは暗黒時代のもので気にしなくていい。展開・馬場の助けは必要だが、一夜限りのアバンチュールあるかもよー!

他、ラピスラズリSでペアポルックスと僅差の3着だったウインモナーク。この馬もおそらく中山1200巧者。いつ走るか分からんが、隠れ実力馬のテイエムスパーダ。この辺も注意しておきたい。

 

あとは調教と枠と馬場を見てからになるが、

最終予想は土曜日の予定!

お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

22年スプリンターズS覇者ジャンダルム 10歳で急死 不慮の事故で…

うあ・・・マジっすか。いや、この馬がスプリンターズS勝った時には◎打って美味しい思いさせてもらったからなあ。想い出深い一頭だが・・・これは悲しい。

 

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