【武蔵野S2025データ分析】東京ダート1600mで行われる別定GⅢ武蔵野S!今年はコスタノヴァ、オメガギネス、ルクソールカフェが人気になりそうだが、当然大穴狙いで逝く!データでは差し・追い込み優勢!1枠は死に枠?馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はペプチドナイル、マテンロウコマンド、ロードフォンス!
今週東京の土曜メインは武蔵野S!
荒れそうな気はしてるのだが・・・
さてどうだろうね~~~!
■武蔵野S2025予想オッズ
※netkeibaより抜粋
人気はルメール騎乗のコスタノヴァか。
今年のフェブラリーSを勝った超実力馬であるが・・・
その後、かしわ記念は3着。
そして・・・さきたま杯は11着。
これ、スタートで大きく出遅れちゃってね。
もう最後方のまま直線は流すだけだったんだが、
それにしても2.6秒差の大敗。
負けすぎだし、
金玉へのダメージも心配になるところ。
ただ、今回は6戦6勝、GⅠを勝った東京が舞台。
巻き返し必至!
と見るか?
あるいは、
いやいや怪しいんじゃないの?
と見るかに分かれそうですな。
当然、
いやいや
怪しいんじゃないのー!!!

さて、データ分析行ってみよう!
■人気別成績

お!1番人気弱いねー。その代わり、2番人気が強い。全体的には平均的な感じで、8番人気・9番人気の馬が勝ってるし、2~3着も結構荒れてる。ただ、二桁人気の大穴はやや苦しいか。6~9番人気くらいの中穴狙いが現実的かも。
荒れる確率は、40%!
穴党向けのレースと言っていいだろう!
■年齢別成績

6歳の成績がいいねー。次いで4歳、3歳。何故かわからんが5歳はイマイチ。7歳以上も侮れないぞ。
■斤量別成績

格別定。GⅢだが・・・GⅠ勝ちがあれば+2kgのやつだね(1年以上前だと+1kg)。一昨年から斤量改定されてて現在の基本は57kgだが、上記の58kgは1頭(3着)を除き、斤量改定前のもの。率で言えば優秀に見えるが、これらのほとんどが実績馬なのでね。プラス斤量はまあまあ効くと思っていいだろう。今年はコスタノヴァが2kg増の59kgを背負うがさて?
■馬体重別成績

ダート重賞なのでね。ある程度の馬格は必要。480kgは欲しいところ。520kgを超える大型馬の勝率が高いね。馬体の増減は馬体増が優勢。
■枠番別成績

東京ダートマイルは外枠有利なコース。ただ、このレースはそうでもない?とはいえ・・・1枠は死に枠。これは大幅に割り引きたい。
■騎手成績

関東の騎手が強いね。戸崎・三浦注意。ルメールは・・・【1.0.1.5】。こりゃイマイチと言っていいですな。
■種牡馬成績

当然のようにダート種牡馬が並んでるねー。相性悪いのはヘニーヒューズとキングカメハメハ。
■間隔別成績

休み明けでも問題ないが、一度使って秋2戦目というのが理想。間隔が詰まってる組は劣勢。1~2ヶ月くらいのゆったりしたローテが吉。
■前走成績

注目ローテは・・・グリーンチャンネルC(7頭)、マイルCS南部杯(5頭)、その他オープン特別が5頭、地方含むGⅢ組が7頭。準オープン組は2頭だけ。これは劣勢だね。構図としては、グリーンチャンネルCを中心としたオープン特別組vs南部杯を中心とした重賞組。前走距離は1400~2100と幅広いが、1200からの臨戦はゼロ。前走オープン特別組は基本好走条件。負けてても4着くらいまで。前走重賞組は多少は負けててもいいが、それでも6~7着くらいまで。いずれも惨敗からの巻き返しはない。
【激アツローテ馬】
・オメガギネス(グリーンCC1着)
・マテンロウコマンド(グリーンCC2着)
・ロードフォンス(グリーンCC4着)
・ペプチドナイル(南部杯3着)
・ルクソールカフェ(ジャパンダートC3着)
・サンライズフレイム(テレ玉杯1着)
グリーンチャンネルCで負けた組、それから相手が強かった重賞組が狙い目か。
■1番人気の前走成績

前走重賞で好走した馬が1番人気になるかと思いきやそうじゃないんだね。ほとんどがオープン特別好走馬。
■脚質別成績

東京ダート1600mは、JRAのダートコースの中で屈指の瞬発力コース。軽い砂質で芝並みの上がりとなることもあるコースだ。故に、上がりの速さが最も重要。ご覧のように上がり1位が猛烈に強く、上がり6位以下はほぼ壊滅。脚質でも、差し・追い込みが圧倒的に強い!ただし、強い先行馬は残る。
■位置取り・上がり3F

脚質パターンは、「差し(追い込み)→差し」「差し→先行」「先行→差し」。差し・追い込みが強く、二桁番手からでもバンバン飛んでくるレース。ただ、先行馬もそこそこ来るので、後:前=2:1くらいの割合で馬券に入れるといいかもしれんね。
穴馬の脚質は・・・差し、追い込み!
穴を開けるのも後ろだぜー!あと、マレに逃げ馬が穴を開けることもある。
■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気は先行タイプの方が好走しとるな。東京巧者の鬼脚タイプは何故か1番人気になると来ない。
■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・
・オメガギネス
・サンライズフレイム
・ビダーヤ
・コスタノヴァ
・ラタフォレスト
・ルクソールカフェ
・ロードフォンス
・ヴァルツァーシャル
中でも東京1600で速い上がりをマークしている馬は要注意!
■厩舎・生産者・血統

関東の重賞だが・・・関西馬が圧倒的に強い!過去10年で関東馬は3頭しか馬券に絡んでいない。GⅠ級の馬じゃないと関東馬は来ない感じ。社台系、特にノーザンFイマイチ!社台Fの方はそこそこ来る。個人牧場にもチャンスのあるレースだが、非社台の大手牧場が強いイメージだね。血統的にはバラバラ。サンデーサイレンスの血は必ずしも必要なし。
■データケツ論。
・グリーンCC組vs重賞組
・差し、追い込み(速い上がり必須)
・関西馬、非ノーザンF、ダート血統
コスタノヴァはノーザンF生産のロードカナロア産駒。美浦・木村厩舎。鞍上はルメール。5歳の牡馬で斤量は59kg。出遅れリスクあり。今年のフェブラリーSを制したチャンピオンホースだが、このレースで言えば・・・マイナス材料ズラリ。ただし、東京は6戦全勝と無類の東京巧者でもある。出遅れてもジリっと前に行ける脚があって、直線でもしっかり上がり上位の脚が使える馬。このメンバーなら圧勝してもおかしくないが、今回は惨敗明けの休み明けだし、当然目標は次のチャンピオンズCだろうし、59kgを背負うからねー。デキ次第ではあるが、ここはバッサリ斬るのも一つ。買うとしても押さえまでかなー。出来れば最内枠を引いて欲しい。
オメガギネスは社台F生産のロゴタイプ産駒。栗東・安田厩舎。鞍上は岩田康。5歳の牡馬。これまで重賞勝ちはないが東京マイルのグリーンチャンネルCを2勝。GⅡ時代の東海S2着やGⅢシリウスSで59kgを背負っての2着があり実績十分の実力馬。何と言っても・・・前走のグリーンチャンネルCが圧巻だったんだよね。ハンデ戦につき60kgを背負う羽目になったわけだが、出遅れながらも徐々に進出して中団に付け、はち切れんばかりの手応え!直線は迷うことなくインに突っ込み、慌てることなく前が開くまで追い出しを待つ余裕。追い出したの残り300mを切ってからだったが、そこからはもうあっという間に突き抜けて4馬身差の圧勝!もうとんでもなく強かったし、60kgを背負っての勝ち時計1:35.5(良)は過去の武蔵野Sの勝ち時計と比べても全く遜色なし。今回は別定につき57kgで出走出来るわけだし、当然有力!・・・と私も思うわけだが、一つ懸念がある。
それは・・・その前走が強過ぎたこと。いや、60kgを背負ってあの競馬は尋常じゃなくね???つまり、この時は「超絶好調」の確変状態だったのではないか?という懸念だ。いや、人間も同じだが、馬にも謎の「絶好調DAY」というのがあるのだ(浅次郎説)。だってさ、この説じゃないと説明出来ない事象が競馬では沢山起きるでしょ?とんでもない超大穴の激走とか、大差勝ちした馬が次走コロッと負けたりさ。わかりやすく言うと「大谷が3本ホームラン打った翌日にノーヒットに終わる」みたいな話(ソレハチガウダロ)。

まあ、今回のオメガギネスがそうだと言ってるわけではない。大パンチ昇竜拳でガチ覚醒した可能性もある。ただ、仮に前走が絶好調DAYだったとすれば・・・色々と説明が楽だし、今回凡走しても不思議ないという話。今回人気必至だからねー。斬るのも一つだと思ったり思わなかったりしているところだ。
ルクソールカフェはマル外のアメリカンファラオ産駒。美浦・堀厩舎。鞍上はレーン。3歳の牡馬。昨年の暮れから進撃の4連勝。ケンタッキーダービーの出走権を得て勇躍アメリカへ。さすがにここは敷居が高かったが、帰国緒戦となったダート三冠最終戦・ジャパンダートクラシックで3着。注目の3歳馬だし、プロフィール的には極上だし、これだけ見れば有力なんだが、この時・・・1着のナルカミからは大差(2.4秒差)つけられちゃったんだよね。ただ、相手が半端なく強かったとも取れるし、東京は【2.0.0.0】だし、鞍上はレーンだし、ここは巻き返しても不思議ないか。しかし初の古馬相手でやれるのかどうか?春からどのくらい成長してるのか?不確定要素が多くて取捨迷う一頭。

も、もうちょっと→から・・・と思ったそこの貴方に大穴候補を挙げておこう。
まず、超実力馬からペプチドナイル。浦河・杵臼牧場生産のキングカメハメハ産駒。栗東・武英厩舎。鞍上は藤岡。7歳の牡馬だがこれまでの戦績は【8.2.3.13】。昨年のフェブラリーSを11番人気の大穴で制した馬である。その後は勝ち星こそないがGⅠで僅差の競馬を続けており、今年のフェブラリーSも4着に好走。休み明け緒戦だった前走の南部杯も3着。去年と同じローテならチャンピオンズCに直行かと思いきや今年はGⅢのココへ。その理由は定かではないが、とにかく戦って来た相手が違うし、58kgならコスタノヴァとも1kg差あるし、このメンバーならアッサリ勝ってもおかしくない実力馬。7歳という年齢さえ気にしなければ普通に買える馬だと思うー。
次に、3歳馬からマテンロウコマンド。新ひだか町・岡田牧場生産のドレフォン産駒。栗東・長谷川厩舎。鞍上は松山。勝ち上がるのに4戦を要した馬だが、勝ち上がってからは破竹の4連勝で兵庫チャンピオンシップを勝ち、夏は門別の北海道スプリントCで2着。そして前走は距離を伸ばしてグリーンチャンネルCに出走。確かに、オメガギネスにはブッちぎられた。しかしこの馬が居なかったことにして見れば(え)、完勝と言える内容だったんだよね。GⅡ勝ちがあるので+1kgとなるのはやや気になるが、安定感のある成績だし、乙パイの成長力にも期待出来ると思う。
それから、盲点になりそうなロードフォンス。新ひだか町・ケイアイ牧場生産のロードカナロア産駒。栗東・安田厩舎。鞍上は横山和。これまでの戦績は【6.3.3.5】。東京は【3.2.1.2】。今年の根岸Sではコスタノヴァに4馬身千切られて2着だった馬。一見実力差は大きいわけだが、この時は外から来たカラ馬に致命的な不利を受けてね。これがなければ逆転したとは言わんが、もっと差は小さかったと思うんだよね。その後は名古屋のかきつばた記念で重賞初制覇。続いてGⅠかしわ記念は惜しい競馬でね。勝ち馬シャマルから僅か0.2秒差。3着のコスタノヴァと併せる形で伸びてきたわけだが、この馬とも0.1秒差だったのである。というわけで、前走のグリーンチャンネルCは60kgの酷量を背負うことになりここは4着まで。同じ60kgを背負ったオメガギネスが半端ない競馬したのでこちらは話題にならないわけだが・・・5ヶ月の休み明けだったことも考えれば十分好内容だったと思うんだよね。もしこのままの人気なら激アツパンツの一頭だ!
他、川田騎乗で人気になるとは思うが、堅実な差し脚が魅力のビダーヤ。それから、前走は大敗しているが、東京ダートは【4.0.3.3】と大得意のバトルクライ。あとは控えれば切れるサンライズフレイム。マイル実績がないので人気を落としそうだがハマればぶっ飛んでくるかもよ。
というわけで、
休み明け+59kgのコスタノヴァがダントツ人気という、
穴党にとっては期待にチンコが膨らむ一戦!
そろそろ飛んでくれルメール~!
予想はデイリー杯とどっちにするか悩むなー!

【浅次郎のひとりごと】
→天皇賞・秋を制したマスカレードボールはルメールとコンビ継続でジャパンC参戦
お!マスカレードボールもジャパンカップか!クロワデュノールも参戦という話だし、これはガチの最強馬決定戦となりそう!この2頭が1番人気・2番人気かな?古馬勢の逆襲はあるか?
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