京都2歳S2024データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【京都2歳S2024データ分析】京都芝2000mで行われる京都2歳ステークス!今年はエリキング、サラコスティ、ジョバンニが人気だが当然大穴狙いで逝く!データ分析では先行・差し互角?枠順・騎手・血統・馬体重・前走ローテ・上がり3F最速馬は?穴馬候補はクラウディアイ、スリーキングス、ウォータークラーク!

 

さて、今週土曜メインは、

京都2歳ステークス!

 

■京都2歳S2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

MAX10頭立て。

もうちょい減るかな?

そして人気はエリキングとサラコスティに集中しそう。

確かにこの2頭が強そうだが・・・

 

さすがにこれはチクビ堅いか?

 

穴党はチラケンでいい?

 

 

とりあえずデータ見てみよう。

※2020~2022年は阪神芝2000mで施行。

 

■人気別成績

1番人気は標準的な強さだが、2~3番人気も同じくらい強く・・・全体的には堅いレース。5番人気以内で馬券の8割を占める。ただ、全く荒れないかというとそうでもなく、2~3着のヒモ荒れはそこそこ期待出来る。少頭数になることが多いレースなんでね。9~10番人気くらいは超大穴と見ていいだろう。

荒れる確率は・・・20%。

今年も一見堅そうだが・・・さてどうかな?

 

■馬体重別成績

2歳秋の重賞だが・・・馬格は必要なデータ。最低ラインは460kg。馬体の増減は馬体増が優勢か。特に+10kg以上のプラスは成長分と見て良いのかも。複勝率55%とかなりいい成績になっている。

 

■枠番別成績

京都内回りの2000m戦。例年だと京都開催の最終週になるわけだが、今年は12月までのロングラン開催。今週からCコースとなるんでね。ちょっと枠の有利不利は変わってくるかもだが、過去データではフラットな印象。

 

■騎手成績

武豊無双だが、今年は乗らないのかな?川田(エリキング)は3着が3回。

 

■種牡馬成績

この時期の2歳馬にとって京都2000mはかなりタフなコース。というわけで、血統的にもややタフな感じでね。瞬発力というより持久力寄り。ハーツクライ・ハービンジャー。それからキングカメハメハ系が狙い目。

 

■間隔別成績

休み明けでも問題なしだが、間隔詰まってる馬の成績がいいのが特徴。これは先週の東スポ杯2歳Sとちょっと違うところ。3週(中2週)、4週(中3週)、1~2ヶ月間隔の馬が中心か。

 

■前走成績

注目ローテは・・・新馬戦(7頭)、未勝利戦(8頭)、萩S(5頭)、1勝クラス(5頭)、その他のオープン特別(3頭)、重賞(2頭)。構図としては、新馬・未勝利組vsオープン特別組。前走は芝1800~2000m。これはほぼ必須条件。前走着順はいずれも好走条件。馬券圏外からの巻き返しはゼロ。

【激アツローテ馬】
ほぼ該当するので・・・割愛。

 

■1番人気の前走成績

怪しいのは・・・新馬戦を快勝した良血。オープンで好走している方が信頼度は高い。

 

■脚質別成績

前後互角かな。逃げ馬に注意が必要な一方、上がり1~3位にも注意が必要。

 

■位置取り・上がり3F

※2020~2022年は阪神開催のため参考まで。

脚質パターンは・・・「差し→差し」「差し→先行」「先行→先行」。こうやって見ると意外と荒れてるねー。ココ数年も一頭は穴馬が絡んでるし。内回り戦だが、結構差し・追い込みが効くぞ。3~4コーナーでポジションを上げつつ直線押し切るような長く脚を使える持久力タイプが狙い目。

穴馬の脚質は・・・逃げ、差し。

後ろを狙いたいところだが、同時に逃げ馬にも注意が必要。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気はほとんどが差しタイプ。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・クラウディアイ
・サラコスティ
・ジョバンニ
・ルクスレゼルヴァ

 

■重馬場適性

週末の京都は曇予報。雨は降らないかもだが、予報は急変する可能性もあるので簡単に道悪適正もみておこう。道悪適正が高そうなのは、

・エリキング
・テイクイットオール

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的!過去10年で関東馬はわずか1頭しか馬券になっていない。社台系強いが・・・ここ3年ほどは連対していない。血統的には上でも書いたとおり、やや持久力・スタミナ寄り。タフなノーザンダンサー系の血に注意したい。

 

■データケツ論。

・新馬、未勝利組vsオープン組
・逃げ、差し
・持久力、スタミナ寄り

 

エリキングはノーザンF生産のキズナ産駒。栗東・中内田厩舎。鞍上は川田。馬主はウマ娘の藤田社長。セレクトセールで2.3億の値がついた超高馬だ。6月の新馬戦は重馬場の京都芝1800m。1000m64.4のスローを中団後方の外で折り合い、3~4コーナーから外を回して進出。直線あっという間に先頭に立つと、サラコスティの猛追を1馬身半押さえて快勝。次走は9月の野路菊S。中京芝2000m戦。やや出遅れて後方からの競馬。これも1000m64.1の超スロー。3~4コーナーから早めに仕掛けて並びかけて行き、直線力強く抜け出して先頭。最後はジョバンニの猛追で半馬身まで詰められるもラスト33.4でまとめて快勝。現在2戦2勝。折り合いに不安がなく、追ってシッカリ伸びる優等生。懸念材料はスタートが下手なこと。それからスローの経験しかない点。まあ、しかし当然有力だよね。

サラコスティはノーザンF生産のエピファネイア産駒。栗東・池添厩舎。鞍上はクリスチャン・デムーロ。叔母にサラキア、叔父にサリオスがいる良血。新馬戦は上記エリキングに完敗の2着であったが、使った上がりはほぼ同じで位置取りの差で負けた感じだったんだよね。続く8月中京芝2000の未勝利戦は好スタートからスピードの違いで逃げ・・・1000m62.6のスローだったのだが、残り800からスパート開始!11.6-11.4-11.0-11.6のラップを刻んで後続には9馬身の差をつけた。時計は2:00.4。ペースや馬場の違いがあるからね。時計の速い遅いにあまり意味がないことは重々承知だが・・・エリキングが勝った野路菊Sの2:02.8より2.4も速い。十分逆転可能だと思う。

ジョバンニは新ひだか町・タイヘイ牧場生産のエピファネイア産駒。栗東・杉山厩舎。鞍上は松山。一つ上の姉にチューリップ賞2着のセキトバイーストがいる血統。新馬戦は7月の小倉芝1800戦。ヌラッとしたスタートだったが、二の脚で前に行って3番手。早め先頭で押し切って快勝。続く野路菊Sは好スタートから好位のイン。エリキングの早仕掛けにも動じず、これを先に行かせてから直線は外へ。手応え抜群だったのだが・・・内に何度かモタれちゃったんだよね。その度に態勢を整える羽目になり・・・最後猛追したのが、半馬身届かずの2着。これはストレスなく追えていたらもっと際どかったと思う。まあこれも有力でしょうな。

 

こ、これはなんとなくエロい!と思ったそこの貴方に穴馬候補を挙げておこう!

 

まず、現実的なところからクラウディアイ。浦河・笠松牧場生産のサートゥルナーリア産駒。栗東・橋口厩舎。鞍上は西村敦。前走は8月中京2000の新馬戦。好スタートから楽な感じでスッと3番手につけ、1000m63.8のスローでも問題なく折り合い、直線は内ラチ沿いに突っ込むとアッサリ抜け出して快勝。上がりは34.1。タイムは2:02.6。とにかくレースセンスが良い。スッと好位に付けられるスピードがあって、中盤は余計なことをせず、終いの反応も文句なし。勝ち時計も翌週に行われたエリキングの野路菊Sより速いんだよね。問題は一息入れての上昇度だが、まとめてスカートめくっても不思議ナシ。

次に、鞍上オヤジのドヤ顔が怖いスリーキングス。日高・ヤナガワ牧場生産のエピファネイア産駒。栗東・植村厩舎。鞍上は岩田康!前走は9月中京芝2000の新馬戦。稍重の時計は2:02.9。時計はまあまあだが、上がりが36.9掛かってるからね。人気になりにくいと思う。じゃあ何故こんなに上がりが掛かってるのかと言えば・・・序盤はまあまあのスローだったんだが、1000m過ぎに一気にペースが上がり、11.9-12.2という速いラップになったんだよね。これがその原因。つまり2歳新馬にとっては明らかにオーバーペースだったのだ。そんな中、この馬は中団後方からジリジリと上がって行き、3~4コーナーでは先頭に並びかけ、直線に向いたところで堂々先頭に立ったのだ。いや、さすがにこれはバテるでしょ!と誰もが思う所でね。実際、最後方に控えていたキントラダンサーが直線猛然と追い込んで来て交わされちゃったわけ。だけんどもしかし!一旦完全に交わされてから・・・ど根性で差し返して1着。つまり、相当のスタミナど根性タイプでタフなこの舞台は合うんじゃないかと思う。この時、後続には7馬身差ついていたのも付け加えておく。

それから、超マニアック血統のウォータークラーク。浦河・本巣さん生産のウォータービルド産駒!鞍上は田口貫太!いや、ウォータービルドが種牡馬になってたのにも驚きだが(2勝クラス止まりの馬。当然重賞実績もないのに種牡馬になっているのは馬主の個人的な執念だろう)、その産駒が中央の新馬戦で勝ち上がってるのも驚きだねー。その新馬戦は11月京都の芝1800m戦。好スタートから2番手に控えて流れに乗り、1000m通過は61.5と新馬戦にしてはまあまあのペース。そしてゆったり坂を下って、残り3Fからの瞬発力勝負となったわけだが、これを馬場の真ん中に出して堂々の押し切り勝ち。稍重の時計は1:48.3。上がりは34.4。新馬戦の時計としては結構優秀だと思う。ちなみに、テリオスララが勝った萩Sの時計は1:48.1(良馬場)。ビップデイジーが勝った紫菊賞は1:48.8(良馬場)。これは面白そうな馬だと思う。

 

というわけで、

一見すると上位人気の良血馬が強そうに見えるわけだが、

これは錯覚というか、

いつのまにか色眼鏡で見てるというか、

斎藤さんはパワハラ知事だと思い込んでしまうのと同じで(真偽は知らない)、

実は強い馬がいるかもしれないのである。

 

とは言っても、

堅く収まる確率の方が高いわけだが、

いつも通り大穴狙って行く!

最終予想お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

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ナミュールが回避したのは残念だが・・・今年の香港も相当面白そう!!!

 

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