京都2歳S2025データ分析!大穴はこの馬じゃー!

【京都2歳S2025データ分析】京都芝2000mで行われる2歳GⅢ京都2歳ステークス!今年はバルせシート、ウイナーズナイン、サトノアイボリーが人気だが当然大穴狙って逝く!データでは堅い?枠順はフラット?馬体重・騎手・血統・脚質・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はからペルソナ、メイショウソラリス、アスクエジンバラ!

 

今週土曜メインは西の2歳戦GⅢ、

京都2歳ステークス!

 

■京都2歳S2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

東京で行われる東スポ杯2歳Sに比べると

クラシックとの関連がやや薄いと言われるレースだが、

昨年の勝ち馬はエリキング。

一昨年はシンエンペラー。

年々重要度が上がってる感じあるよね。

 

さて、今年は大物がいるかな?

早速データ見てみよう!

※2020~2023年は阪神2000で施行。

 

■人気別成績

どへー!東スポ杯ほどではないが・・1番人気強いねー。2~3番人気も強く、勝ち馬は全て5番人気以内。少頭数で行われることが多いのを考慮しても堅いレースと言えるだろう。ただ、頭は堅いものの・・・9番人気、10番人気の馬が2着に来ており、ヒモは荒れないこともない。

荒れる確率は・・・20%

基本的には本命党向けのレース。これといった穴馬が見つからなければスルーでいいかも。

 

■馬体重別成績

2歳秋の重賞だが・・・ある程度の馬格は必要。460kgは欲しいところ。馬体の増減では馬体増が優勢。特に二桁増の馬は好成績。

 

■枠番別成績

秋の京都最終週に行われるレース。内外はフラットな印象。外枠でも割り引く必要はない。

 

■騎手成績

関西の上位騎手が強い。武豊、松山、川田注意。

 

■種牡馬成績

2歳馬にとって京都芝2000mは非常にタフな条件。しかも馬場が荒れてきた最終週というわけで、血統的にはややパワー寄りのイメージですな。切れる馬は東スポ杯に回るという事情もあるのかも。

 

■間隔別成績

休み明けでも問題はないが、間隔詰まってる組・・・特に4週(中3週)は要注意。

 

■前走成績

注目ローテは・・・萩S(5頭)、野路菊S(3頭)、1勝クラス(4頭)、新馬(8頭)、未勝利(7頭)。構図としてはオープン特別組vs新馬・未勝利組。重賞からのローテや1勝クラスはやや劣勢。新馬と未勝利は互角。前走着順は基本1着条件。オープン特別・1勝クラスは3着以内とする。前走距離は1800~2000m。例外はビーアストニッシド一頭のみ。

【激アツローテ馬】
ほとんどが該当するので割愛。今年は萩S・野路菊S組はいない。

 

■1番人気の前走成績

1番人気は強いのだが・・・前走新馬戦だと途端に信頼度落ちる。オープンや重賞で勝ち負けしてる場合は信頼度高し。予想オッズ段階ではバルセシートが1番人気だが・・・前走新馬戦に該当。これ、怪しいかもよ~!

 

■脚質別成績

逃げ馬要注意だねー!前後は互角かな。後方待機・マクリが3勝挙げてるのに注目。これを裏付けるように上がり1位が7勝。上がり2位が2着6回、上がり3位が3着5回。なんか上がりの順番そのまま着順になっとる感じだな。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し→差し(追い込み)」「差し→先行」「先行(逃げ)→先行」。前残りになる年もあるが基本は差し系。特に3~4コーナーからポジション上げて行けるような持久力タイプがよく馬券になってるねー。馬場や展開にもよるが、上がりは35秒前後のイメージ。東京のように上がり33秒台の決着になることはまずない。時計は2分1~2秒前後。

穴馬の脚質は、逃げ・差し。

堅めのレースであるが、最近は結構荒れてるねー。ビーアストニッシドのような逃げ馬か、あるいはプレリュードシチーのような差しタイプを見つけたい。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

危険な1番人気の脚質は・・・差し・追い込み。バルセシートはこれも該当。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・ウイナーズナイン
・カラペルソナ
・サトノアイボリー
・バルセシート
・ブラックハヤテ

この中に大穴が隠れてる気がする~。

 

■重馬場適性

今週の京都は晴れ予報となっており、道悪になる可能性は低そうだねー。

 

■厩舎・生産者・血統

圧倒的に関西馬優勢!関東馬はよほどの事情がない限り東スポ杯に使うだろうからねー。そして毎度ながら社台系強しなのだが・・・ここ数年はそうでもないね。去年エリキングが勝つまで3年連続連対なし。血統的には、上でもちょっと触れたようにパワー寄り。特に改修後のここ2年は重めのノーザンダンサー系の血を持ってる馬が馬券に絡んでる印象。

 

■データケツ論。

・オープン特別組vs新馬・未勝利
・逃げ、差し
・関西馬、非社台?パワー寄り

 

バルセシートはノーザンF生産のキズナ産駒。栗東・松下厩舎。鞍上クリスチャン・デムーロ。姉に阪神JF1着、桜花賞2着、高松宮記念2着、スプリンターズS2着のレシステンシアがいる良血。というわけで距離を考慮されたのか、初戦は10月京都の芝1600m戦。スタートはダッシュ出来ずに中団の位置取り。新馬戦らしからぬハイラップで縦長の展開。直線外に出されると一頭だけ違う脚色で鋭く差し切って3馬身差の圧勝!時計は1:33.6!重賞みたいな時計でもう能力が高いのは間違いない。今回ノーザンFの馬はこの馬だけ。鞍上にクリスチャンを配してきたことからも勝負気配はプンプンするね。しかし懸念材料もある。まず、今回1600m→2000の距離延長である点。上でもちょっと触れたが、1600mからの距離延長で馬券になったのはここ10年でビーアストニッシドのみ。そもそも初戦を1600mに使った時点で陣営は「マイラー」と見ていたハズ。なぜココに出走してくるのか謎(ノーザンFの使い分けかな)だが、距離の不安は少なからずあると思われる。あと、出遅れの懸念もあるし、今回はスローになるだろうからね。折り合いにも注意が必要となるだろう。データ的にも新馬戦組の1番人気は不安アリ。まあ、全てを飲み込むクラシック候補である可能性もあるけどね。

ウイナーズナインは新ひだか町・高橋F生産のエピファネイア産駒。栗東・小栗厩舎、鞍上は西村。叔父に皐月賞2着、ダービー3着のヴェロックスがいるなかなかの良血。今回2頭しかいない2勝馬であり、前走の芙蓉Sも終始外々を回す競馬でゴール前キッチリ差し切る快勝。気になるのは武史からの乗り替わり。事情は知らんが、武史が「重賞級」「クラシック級」と考えてるなら継続騎乗になりそうなもんだけどなあ。まあ、普通に有力。

サトノアイボリーは新ひだか町・千代田牧場生産のエピファネイア産駒。栗東・杉山晴厩舎。鞍上は団野。ヴィクトリアマイルを勝ちを含め、長らく一線級で活躍したホエールキャプチャの9番仔。これまで兄姉達はなかなか結果が出なかったわけだが、さてこのサトノアイボリーはどうか?8月中京2000の新馬戦を勝ち、2戦目に選んだのは1勝クラス京都芝2000の紫菊賞。これが2着には敗れたものの凄まじい競馬だったんだよね。終始ハロン12秒を切るようなハイラップ。これを離れた3番手で追走し、4コーナーで差を詰めると、直線はロードラヴォールとの一騎打ち!最後はクビ差で振り切られたが、時計は1:59.3の2歳レコード。ちなみに、過去10年の京都2歳Sの最速タイムはシンエンペラーが記録した1:59.8。だいたい2分1秒台となるレースで、いかにこの時計が速いかわかると思う。ただし!この日の京都は相当速い時計が出る馬場だったんでね(2歳新馬戦でもレコードが出てた)。過剰に評価するのもどうかと思う。まあ、この馬も能力が高いのは間違いないだろう。

も、もうちょっと(ナニガ)!と思った貴方に大穴候補を挙げておこう!

 

まず、未勝利組からカラペルソナ。社台F生産のエピファネイア産駒。栗東・斉藤崇厩舎。鞍上はプーシャン。血統的にはよく分からんが、母カリーナミアは米GⅠの勝ち馬。他、近親にも活躍馬多数なので相当な良血なのだろう。中京2000の新馬戦は5着に敗れたが、これは直線で挟まれて躓く(危なかった)という致命的な不利があったのでノーカンでオッケー。そして2戦目となった未勝利戦が非常に強い内容だったんだよね。外枠発走から終始外々の競馬。道中はかなり緩んだが、掛かることもなく中団を追走し、3コーナーから徐々に進出。直線入口では3~4番手のところまで取り付き、直線は豪快に脚を伸ばして圧勝。速い時計の出る馬場だったとはいえ、中京2000で上がり33.1は出色。京都で同じ競馬が出来るかどうか分からんが、ピンクチクビの可能性ある一頭だと思う!

次に、これも未勝利組のメイショウソラリス。新冠・大狩部牧場生産のシスキン産駒。栗東・角田厩舎。鞍上は武豊。近親には芝ダートの短距離で4勝を挙げたルチェカリーナがいるものの他ほとんどは地方馬。母系はダートの短距離血統かもね。ただ、この馬の父は注目の新種牡馬シスキン(→ちょうどシスキンについて調べた)。芝の中距離が滅法得意でこの馬もその点は期待出来ると思う。初戦の新馬戦は5着に負けたものの、次走は武豊を背に逃げて一変。引き付けて突き放す競馬で3馬身半差の圧勝。見渡せば、逃げるのはおそらくこの馬。またもや武豊のマジックストームが炸裂するかもよ~!

それから、今回唯一の重賞組アスクエジンバラ。平取町・三嶋牧場生産のリオンディーズ産駒。栗東・福永厩舎。鞍上は岩田康。叔母にGⅠ3勝のストレイトガールがいる血統。今回2勝している馬は2頭しかいないわけだが、そのうちの一頭。しかし前走のサウジアラビアRCでは8頭中7頭に惨敗。これで人気大暴落となってるわけだが、そもそも札幌1800で連勝しているこの馬に東京マイルの瞬発力戦が合うはずもなく、しかも道中ガッツリ掛かってたんでね。もう完全スルーでいいと思う。注目したいのは2走前のコスモス賞でね。これは外々を回して2番手につけつつ早め先頭で後続を突き放す非常に強い内容だったんだよね。このレース内容からして京都の2000mは合うんじゃないかと思う。パワー寄りの血統でこの点もピッタリだと思う。

他、関東馬なのが気になるが、ゴーイントゥスカイ。それから新馬組からはジャスティンビスタが気になるかな。

 

というわけで、

堅く収まるかもしれんけどね。

意外と人気馬にもスキがありそうだし、

この秋の2歳戦はだいたい大穴が馬券に絡んでるからね。

油断なく穴を狙って逝きたい!

最終予想は土曜日の予定。

お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

有馬記念第1回中間発表 エリザベス女王杯制したレガレイラが28万7909票でトップ

ほう、レガレイラがトップか。まあ・・・クロワデュノールもマスカレードボールもおそらく有馬記念には出ないだろうからねえ。で、2位はメイショウタバルか。ってことはこの馬も人気になるんだね。締め切りは12月7日まで。投票まだの方はこちらからどうぞ(→有馬記念ファン投票)。

 

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