【チャンピオンズC2020データ分析】中京ダート1800mで行われるダート王決定戦チャンピオンズC。国内無敵のクリソベリルが圧倒的人気になりそだが、この馬に死角はあるのか?データ分析では先行有利?追い込み馬注意?枠順・年齢・馬体重・騎手・血統・前走ローテは?穴馬候補はアルクトス・ゴールドドリーム・モズアスコット!
今週はクリソベリルか・・・
この秋の流れから言ってかなりの貴族人気になりそうだねー。
■チャンピオンズC2020予想オッズ
※netkeibaより抜粋
予想オッズでは1.2倍か・・・
昨年の当レース勝ち馬であり、国内戦無敗。
負けたのは海外のサウジCのみという怪物。
中央・地方・馬場問わず。
先行して上がり最速を繰り出すというズルいヤツだ。
「これはもう2~3着探しだよねー」
と思ってる毒者も多いと思う。
だけんどもしかし。
競馬は何が起きるか分からないのである。
私も3着を外すとは思っていないが(可能性はゼロではない)、
勝つ確率は高くても80%くらいだと思う。
・・・であれば20%の方に賭けたい。
ちなみに、単勝1.2倍の馬の成績は、
勝率65.5%、連対率84.5%、複勝率92.5%
である(過去10年、芝ダート条件問わず)。
馬は機械ではなく生きものだからね。
我々が思っているより絶対的な存在ではない。
データ見てみよう。
※2010~2013年のジャパンカップダート時代(阪神ダ1800)も含む。
■チャンピオンズC2020データ分析、人気別成績
むう、1番人気強いな。そんで1~3番人気で馬券の半数を占める。ただ、5~6番人気の小穴ゾーンもまあまあ来るし、7~9番人気あたりの中穴ゾーンもたまに来る。二桁人気の大穴は滅多に来ないが来ないこともない。結論を言うと、1番人気は強いものの・・・そこまで堅いレースではない。
■チャンピオンズC2020データ分析、年齢別成績
5~6歳が強い。3歳も有力。そして何故だが分からんが4歳がイマイチなのだ。これは珍しい傾向だねー。クリソベリルは4歳。
■チャンピオンズC2020データ分析、馬体重別成績
ダートの頂上決戦だからね。ある程度の馬格は必要。そしてデカければデカいほどいい。500kg以上だとプラス。520kg以上が理想。馬体の増減は・・・圧倒的に「馬体増」が優勢。+10kg以上でも全然OK。そして-4kg以上減ってる馬はほぼ全滅。なんでこんな極端なデータになるんだ???まあ時期的に馬体重は減りにくくなるわけだがそれにしてもねー。
■チャンピオンズC2020データ分析、枠番別成績
阪神ダ1800のデータも入ってるから一概には言えぬが、概ねフラットな印象だねー。
■チャンピオンズC2020データ分析、騎手成績
圧倒的に関西の騎手が優勢。デムルメの他は幸、和田、武豊といったダートが得意な騎手に注意。
■チャンピオンズC2020データ分析、種牡馬成績
相性がいいのはゴールドアリュール、キングカメハメハ。そしてノーザンダンサー系。サンデーサイレンス系はゴールドアリュール以外イマイチだねー。あと、意外とダート界種牡馬の新興勢力が馬券になっていない。
■チャンピオンズC2020データ分析、間隔別成績
休み明けは厳しい。4週(中3週)が猛烈に強く(JBC組、みやこS組)、1~2ヵ月間隔もいい。理想は明け2~3戦。
■チャンピオンズC2020データ分析、前走成績
注目前走は・・・JBCクラシック(11頭)、みやこS(9頭)、武蔵野S(4頭)、南部杯マイルCS(3頭)。ほぼほぼこの4つに絞られるんでね。他のローテは基本軽視でOK。JBCクラシックは3着以内、みやこSも3着以内(ただし二桁着順の馬が時々大穴を開ける)、武蔵野Sは1着条件、南部杯はここ3年馬券になってる重要ローテでこれは5着以内。
【激熱ローテ馬】
・クリソベリル(JBCクラシック1着)
・チュウワウィザード(JBCクラシック3着)
・クリンチャー(みやこS1着)
・アルクトス(南部杯1着)
・サンライズノヴァ(武蔵野S1着)
データ的にはこの5頭ボックスを勝っときゃ当たるような気がするが、問題は3歳のカフェファラオか。シリウスSからのローテで馬券になった馬はいない・・・。
■チャンピオンズC2020データ分析、脚質別成績
ジャパンカップダート(阪神ダ1800)の成績が混じってるので鵜呑みには出来ない。下を見てみよう。
■チャンピオンズC2020データ分析、位置取り・上がり3F
2010~2013年が阪神ダート1800時代、2014年以降が中京ダ1800である。チャンピオンズCになってからは追い込み馬の台頭が増えているようですな。ただ、先行馬も相当に強く、2014年と2019年は先行馬決着。他の年も先行馬が絡んでいるね。馬券パターンとしては「先行→先行」「先行→追い込み」「追い込み(差し)→先行」。コースとしては前が強いんだが、ダート最高峰のレースとあって速いペースになりやすい。
穴馬の脚質は、先行・追い込み
後ろを狙うなら思い切って後方一気系の鬼脚持ちを狙いたい。
■チャンピオンズC2020データ分析、厩舎・生産者・血統
関西馬が圧倒的に優勢。社台系イマイチなんだが、最近は強い。血統は・・・というよりこのレース、リピーターが多いんですな。トランセンドの連覇。ワンダーアキュートの3年連続2着。ホッコータルマエも3年連続で馬券になっているし、サウンドトゥルー、ゴールドドリームなども複数回馬券になっている・・・となれば、やっぱり昨年の勝ち馬クリソベリルか?面白いのは今回劇的に人気が落ちそうなゴールドドリーム。
■チャンピオンズC2020データケツ論。
・激熱ローテ馬
・先行、追い込み(鬼脚系)
・リピーター
クリソベリルはノーザンF生産のゴールドアリュール産駒。全兄にクリソライト(ダート重賞6勝)、半姉にマリアライト(エリザベス女王杯・宝塚記念)、半兄にリアファル(神戸新聞杯)などがいる超良血。3歳時に無敗でチャンピオンズCを勝ち、翌年に世界最高賞金のサウジCにチャレンジするも7着に敗れ初黒星。しかし、帰国するや帝王賞を2馬身差で快勝し、休み明けとなったJBCクラシックも2馬身半差の完勝。いずれも地方ダート王と言っても過言ではないオメガパフュームを負かしてのもので価値が高い(あ、オメガパフュームはこのレース出てこないのね。この馬との対決は避けて東京大賞典に全力か。つかこの馬に1800はちょっと短いし中央の砂も合わないか)。先行脚質の上に速い上がりが使える夜も安心タイプでリピーター・・・というわけでデータ的には死角なし。年齢くらいか(笑)。
2番人気は3歳のカフェファラオか。アメリカの三冠馬アメリカンファラオ産駒のマル外。ユニコーンSを圧巻のパフォーマンスで5馬身差大勝し、「すわ、砂の怪物か!」と言われたが、続くジャパンダートダービーでは単勝1.1倍の支持を受けるも直線失速の7着。地方の砂が合わなかったのか?それとも体調面の問題か?しかし続くシリウスSでは古馬相手に快勝。勢いある3歳馬、ルメール騎乗、未知の魅力も相まって人気になりそうだが・・・データ的にはちょっと怪しい。それにシリウスSのレベルも怪しいんだよね。僅差2着のサクラアリュールはJBCクラシック8着、3着のエイコーンはみやこSで7馬身離された3着。能力があるのは確かだが、古馬GⅠクラスに通用するかと言えば非常に怪しい。
3番人気はチュウワウィザード。オメガパフュームに次ぐダート界の実力馬。現在のダート中距離界NO3と言っていい馬だろう。ただ、ここ2戦の対クリソベリルは完敗の内容。逆転するには何かプラスアルファの材料が必要だろう。充実の5歳秋。ノーザンF生産のキングカメハメハ産駒。先行~中団前目から確実に脚を使うタイプでデータ的なマイナス要素はゼロ。2~3着候補の筆頭だ。3着固定とか面白かも(笑)。
大穴候補を上げておこう。
服の上からの方が何となく興奮するのは何でだろう。何でだろう。ななな何でだろう。というわけで、まずアルクトス。戦績的にダート1400~1600mがベストの馬で1800mは長い!・・・と多くの毒者は思っていると思う。私もそう思う(ぇ)。しかし前走の南部杯は相当に強い競馬だった。外枠からスッと先行し、4コーナーでモズアスコットに並びかけ、そのまま一騎打ちに持ち込んで最後に交わして1着。サンライズノヴァ、ワンダーリーデル、ゴールドドリームらもまとめて負かしているのであり、5歳秋にして本格化したと見る。問題は1800mへの距離延長一点。しかし、今回強烈な逃げ馬は居ないからねー。スロー目で流れれば十分チャンスあると思う。
次に、上でも挙げたがリピーターのゴールドドリーム。ノーザンF生産のゴールドアリュール産駒。実績についてはここで改める必要もないわけだが、簡単に書いておくと・・・フェブラリーS・チャンピオンズCを含むGⅠ5勝、2着5回を数えるダート大将軍。ただ、7歳と言う年齢もあり、世代交代の波にさらされているのも確か。去年のチャンピオンズCでは意地の2着であったが、今年は成績が芳しくなく、前走の南部杯も見せ場なく離された6着。だけんどもしかし!この馬は目標レースで激変する馬であり、2017年は南部杯5着→チャンピオンズC1着、2019年は南部杯3着→チャンピオンズC2着だったのである(2018年は出走していない)。中央のGⅠは【2.3.0.1】という勝負強さ。ルメールが騎乗しないのを不安に思う方もいると思うが、ルメールが乗ったら2~3番人気になるのである。和田ドラゴンで全然オッケーだ!
それから、前走武蔵野Sの大敗で人気急落しそうなモズアスコット。今年のフェブラリーSを圧勝して衝撃のバイセクぶりを見せつけられたわけだが、その後は低迷。しかし、この馬・・・元々謎だらけの馬でね。連闘で安田記念勝った時にはもうキンタマがヒリヒリしたわけだが、その後は勝てず・・・大敗したかと思えばGⅡで2着に来たりとよく分からんうちにダートに転向してGⅠ制覇。体調の問題なのか気分の問題なのかは分からんが、かなりのムラ駆けタイプなのである。ローテや距離など不安要素は沢山あるが・・・ここまで人気が落ちるなら面白し。またキンタマがヒリヒリするかもしれんぞ。
他、みやこSを快勝したクリンチャーも当然怖いよね。GⅠでどうか?という点はあるが3馬身差快勝は一皮剥けた印象。鬼脚持ちのサンライズノヴァはマイル専門だが・・・展開ハマれば面白い一頭。あと長期休み明け2戦目のエアアルマス。今回人気の盲点になりそうなタイムフライヤーも一発候補。
普通に考えればクリソベリルだが・・・
2~3着のヒモ荒れは十分有り得ると思うし、
まさかのクリソベリル2~3着もないことない(あるいは4着)!
とキンタマに刷り込みつつ週末を待ちたい。
調教チェックを待て。
→報道されぬコロナ致死率の大幅低下。それでもまったく油断できない理由
新型コロナの感染力の凄まじさは毎日報道されている通りだが、その弱毒化はあまり報道されていない。これは世界中で見られる傾向らしい。このままどんどん弱くなっていけば、普通に「インフルエンザ」と同じような扱いになるかもしれないね。競馬場やWINSが早く正常な状態に戻りますように。
★第4期モッコリ万馬券倶楽部、新入部員募集!
エアアルマス・タイムフライヤーの一発は期待しています。
リピーターならインティも面白いような気がしますがさすがにピークは過ぎたかなぁ
コロナの重症患者もインフルが流行ってたらこれ以上になってるはずと考えたら大きく報道しすぎのような気がしますねぇ
もう普通の風邪でしたぁって言ってしまえばいいのになぁって思います。
あ、インティもリピーターか!むむう。確かに面白そうな気がしますね。
インフルエンザの方が新型コロナより致死率が低いわけですが(予防接種も治療薬もある)、
それでも昨年は3000人以上の方がインフルエンザで亡くなっています。
新型コロナとインフルエンザが違うのは理解出来ますが、
極悪な新型インフルエンザがどんだけ流行ってもこうはならないっすよね・・・
なんか新型コロナ禍ってメディアのせいな気がする。
何年か前に新型インフルが猛威を振るった時も
診察場所が変わったり他の患者と接触しないようにしただけで大きなトラブルはなかったですしねぇ。
今報道するような大きなことがないからとりあえずコロナをやっとけって感じですね
ああ、インフルエンザが流行った年ありましたねえ。
浅さんこんばんはm(__)m。
今年の秋G1は2歳戦以外一番人気の勝利で終わる?と思い始めている12月1日ですが(有馬記念は荒れる気もするけど?)。
今週末は此処を逃すと秋G1未勝利がちらつく川田さんが何が何でも勝ちに来る気がしますけど(ー_ー;)。
まあ自分的に三連複ならクリソベリル、チュウワウィザードから流せば当たるけど・・安い( ̄□ ̄;)!!みたいな気がします。
私も・・・その2頭軸三連複で当たりそうな気がします(笑)