高松宮記念2017調教チェック!絶好仕上げの特A馬は?

【高松宮記念2017調教チェック】中京芝1200mで行われるスプリントGⅠ高松宮記念。混戦の今年は「調教内容」が重要?調教チェック特Aのメイチ仕上げ馬は?逆にイマイチな仕上げの馬は?調教から見る調教穴馬は、フィエロ、セイウンコウセイ、ソルヴェイグ、ヒルノデイバロー、そしてティーハーフ!レッドファルクスのデキは?

 

チェックした馬が人気に関わらず激走することで有名な

【浅次郎の調教チェック】

(走らん時もあるけどな!ってツッコミは無しの方向で)

 

何をどうチェックしているのか不思議な方もいると思うが、

その方法は至ってシンプル。

 

・過去の調教との比較

 

である。例えば栗東坂路で51秒台という好時計を出したとしても、いつも50秒台で走る馬なら「イマイチぽい」なのであり、54秒台の緩い時計でも、いつも55秒台で走っている馬なら「好調ぽい」のである(断言は出来ない)。

 

大事なのは、中島みゆきが言う所の、

縦(過去)の比較であり、

横(他馬)との比較はあまり重要ではない。

 

なぜなら、調教で「走る馬」と「走らない馬」がいるし、厩舎の方針で「バリバリ負荷を掛ける厩舎」と「馬なりメインのゆったり厩舎」があるからである(その中間もある)。これらの馬を一緒に比較することに意味があるのか?いや、ない!(反語)

 

それから乗り役の体重(一般的に調教助手はジョッキーより重い)や技量(当然だがジョッキーが乗った方が走る)も関係するし、馬場の重さ、馬場のどこを回るかも関係するし、併せた相手にもよる。なんでもそうだが、織りなす布は千差万別。運命の人なんていないのである(何の話だ)。

 

で、私が重視しているのは「過去との比較」。

 

・「坂路」なら4F時計と上がり2F。

・「CW」や「南W」なら3F時計と上がり1F。

 

これらを過去の時計を見比べるのである。見比べる際には「1週前」や「2週前」の時計を最終追い切りと同じくらい重視する。馬によってパターンがあるので、そのパターンが変わっているかどうかもチェックするのだ。

 

調教映像も見るんだけど、これは参考程度。

 

だって良く分からんし(笑)。

 

 

巨根Tシャツ欲しいし。

 

しかし、巷の競馬メディアの調教評価は

「人気馬は評価高え」の法則シュビドゥバで、

あんまりアテにならんよな。

 

時々、なんで「この馬がA評価なの?」ってことあるし。

逆に「え?人気ないからC評価なの?」ってこともある。

 

さて、高松宮記念の調教をチェッキーノ。

 

■高松宮記念2017枠順

netkeibaより抜粋

 

レッドファルクスは7番か・・・

なんだかゴチャツキそうな枠に入ったな。

展開予想は日曜日。

 

■高松宮記念2017調教チェック

毎度であるが、以下は管理人の毒断と変見と邪眼によるサラフワジャッジである。多い日も安心(何が)。尚、今回はGⅠであるからして「イマイチ」に見える馬も挙げるが、イマイチだから走らないって訳じゃないけんな。あしからず。→調教映像はこちら

【調教が良さそうな馬、メイチ仕上げの馬】

ティーハーフ
栗東坂路重【51.9-38.2-24.7-12.3】一杯 国分優
文句なし。ここ2年位で一番の仕上がり。特A評価!

フィエロ
栗東坂路重【53.0-37.9-24.5-12.1】仕掛け 岡田
一週前に坂路で49.2!月曜日にもCWで36.9を計時。メイチ仕上げ特A評価!

レッツゴードンキ
栗東坂路重【52.4-37.8-計不-12.4】G強 柴田未
絶好調。一週前に50.4!前走時もめちゃくちゃ良かったが遜色なし。

セイウンコウセイ
南W重【50.1-36.3-12.2】一杯 助手
ファッ?南Wで36.3?是非調教を見てもらいたいが、唸るようなフットワークでスピード感抜群!これは抜群メイチ仕上げ!特A評価!

シュウジ
栗東坂路重【51.0-36.4-23.4-12.0】一杯 助手
元々調教駆けする馬だから時計が良くても驚かんが、相変わらず状態良さそう。

スノードラゴン
美浦坂路重【52.2-38.4-24.9-12.3】馬なり 大野
贔屓目もあるが、順調だと思う。フットワークも相変わらず良し。

メラグラーナ
栗東坂路重【52.4-37.4-24.2-12.2】馬なり 大下
おそらく、やれば時計が出るだろうが、やり過ぎない方がいいタイプ。このくらいで十分。

ソルヴェイグ
栗東坂路重【50.9-37.4-24.1-11.5】一杯 畑端
終いキレキレやなー!前走から一変している可能性有り!メイチ仕上げ特A評価!

トーキングドラム
南W重【67.9-53.4-39.7-12.5】馬なり 助手
時計的にはイマイチであるが、この馬はいつもこんなもん。前走よりむしろ良し。

ヒルノデイバロー
栗東坂路重【51.4-37.0-24.3-12.3】馬なり 四位
前走時も良かったが、さらに上があるか!という内容。特A評価!

ナックビーナス
美浦P【66.6-51.0-36.9-11.8】馬なり 助手
順調。相変わらず調子良さそう。

ワンスインナムーン
美浦坂路重【53.2-38.8-24.4-11.7】G強 石橋
この馬も順調。いい意味で平行線。

 

【調教がイマイチぽい馬】

レッドファルクス
南W重【67.8-51.7-37.9-12.7】強め 助手
決して悪くはない。首を使ったフットワークでリズムもいい。さすがGⅠ馬である。だが・・・スプリンターズSの時と比べるとねぇ。一回使いたかったのでは?

バクシンテイオー
南W重【55.2-40.0-12.6】馬なり 助手
これは変わってないかな~~~(笑)。あ、放馬で外傷?

 

いやーーーー。さすが快速自慢が集まったスプリント戦のGⅠというべきか。秋のスプリンターズSと違ってこの後に目標がないからか。全体的に仕上がりがヒジョーに良いですな。ココに挙げなかった馬も大概仕上がり良いぞ。

 

特A評価に挙げたのはフィエロセイウンコウセイソルヴェイグヒルノデイバロー。特にフィエロは一週前に栗東坂路で49秒台という鬼時計を出しており、みっちり乗り込んでいる。1200の流れに対応できればいきなりの戴冠もあるかもよ?セイウンコウセイは最終追い切りで鬼時計。鬼気迫る動きであった。ソルヴェイグもキレッキレの動きで昨年のスプリンターズS以上のデキかも。人気薄だと思うがヒルノデイバローの動きも素晴らしかったと思うぞ!

 

シュウジレッツゴードンキあたりは毎回いいのだが、今回も良いなー。メラグラーナも残念ながら状態良さそう。実績の割に穴馬になりそうなナックビーナスワンスインナムーントーキングドラムもいいと思うぞ。爆穴ではティーハーフスノードラゴン。特にティーハーフは全く人気ないだろうが・・・昨年のスプリンターズSだって8着とはいえそう負けてないし(0.2秒差)、昨年の高松宮記念は6着。人気ほど差はないのである。そして今回、デキだけで言えば過去最高に見えるぞ。特A評価に格上げしておくか(笑)。

 

さて、

 

問題は1番人気になりそうなレッドファルクスである。決して悪くないのであるが、他の馬達の仕上がりが良いだけに見劣ってしまうな。海外遠征帰りでぶっつけ・・・実力的には押さえが必要かもしれんが、危険な人気馬になりそうなニホイがするな。

 

というわけで、

 

調教から見る調教穴馬

・フィエロ
・セイウンコウセイ
・ヒルノデイバロー
・ティーハーフ
・ナックビーナス
・ワンスインナムーン
・トーキングドラム
・スノードラゴン

という感じ。

 

調教後の馬体重見ておくか。

 

■高松宮記念2017調教後の馬体重

JRAより抜粋

 

気になるのは・・・

・シュウジ -2kg
・スノードラゴン +10kg
・ヒルノデイバロー +12kg
・メラグラーナ +18kg
・レッドファルクス +19kg

 

中京への輸送で多少は減るだろうが・・・

メラグラーナとレッドファルクスのプラスはちょっと心配やね。

シュウジはもしかしたらマイナスになるかも?

 

しかし、どの馬から入っても良さそうばーい。

 

いつも通り、爆穴狙いでぶん回すぜ!

 

結論は日曜日!

 

 

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