【ジャパンカップ2025データ分析】東京芝2400mで行われる国際GⅠジャパンカップ!今年はクロワデュノール、マスカレードボールが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く!データでは内枠有利!脚質は互角!馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はシンエンペラー、ジャスティンパレス、タスティエーラ!
おおお、クロワデュノールも参戦決定!
今年は凄いメンバーになった!
■ジャパンカップ2025予想オッズ
※netkeibaより抜粋
むふー!今年のジャパンカップは凄い!
去年の勝ち馬ドウデュースこそいないものの(引退)、
2着シンエンペラー、同着ドゥレッツァ!
昨年のダービー馬にしてドバイシーマクラシックを勝ったベリベリホースのダノンデサイル!
一昨年のダービー馬にして今春香港のクイーンエリザベス2世Cを勝ったタスティエーラ!
そして今年のダービー馬クロワデュノール!
同2着にして天皇賞秋の勝ち馬マスカレードボール!
これだけでも豪華なのだが、
さらに!
今年は正真正銘・欧州最強馬カランダガンが参戦!
今年の外国馬はこの馬一頭だけだが、
久しぶりに、
国際GⅠジャパンカップ!
と言っていいかと思う!
ここ10年、いやもう20年くらいはほとんどが、
名ばかりのジャパンカップだったからねー。
そして上記馬達以外の伏兵達も豪華!
これはもう馬券から離れて・・・
見るだけでもイッちゃいそうなレースだね。
まあ馬券が当たれば尚良しというわけで、
とりあえずデータ分析行ってみよう!
■人気別成績

ぐほー!1番人気強し!過去10年で6勝!複勝率は9割!2番人気は1着こそないものの複勝率6割と優秀。3~5番人気もそこそこ強く、勝ち馬は全て5番人気以内。連対馬も8割が5番人気以内、3着は全てが6番人気以内・・・言ってしまえば、ガチガチの銀行レース。分かりやすく言うと、「1~3番人気→1~5番人気→1~5番人気」みたいなフォーメーションで8割方的中しちゃいそうなレース。穴党は・・・チラケンが正解?

いや、でも去年みたいなこともあるからね(8番人気シンエンペラーが2着、7番人気ドゥレッツァが3着)。油断なく穴馬を見つけた行きたい。
クロワデュノールの出走が未定だったため・・・現時点ではマスカレードボールが暫定1番人気だが・・・蓋を開ければクロワデュノールが1番人気になる?のか?
■年齢別成績

注目の3歳は強いっちゃ強いんだが、頭では来ない。頭は4~5歳?6歳以上は全滅のデータ。
■馬体重別成績

意外と小柄な馬でも勝負になるレース。でも440kgは最低必要。以下は全滅。馬体の増減は互角。±10kg以上の大幅変動は大幅割引き。
■枠番別成績

ぐええっ!なんだこれ!1枠神枠じゃん!全体的に見ても内枠優勢。大外枠は割引きのデータ。東京開催の最終日に行われるレースだが、基本は内がいいと思っておいて良さそう。
■騎手成績

ジャパンカップで馬券になる騎手は大概決まっている。外人ズか武豊か川田。あとはGⅠハンターの池添注意。ベリベリ戸崎は・・・来ない?
■種牡馬成績

ジャパンカップでク来る血統もだいたい決まっている。ディープインパクト系(同血ブラックタイド、キタサンブラック含む)とハーツクライ。あとはキングカメハメハ系。これで馬券のほとんどを占める。
■間隔別成績

天皇賞秋は休み明けでも問題ないが、ジャパンカップを休み明けで好走するのは難しい。4週(中3週)が滅法強いがこれは全て天皇賞秋。明け2戦目が鬼のように強い!
■前走成績

注目ローテは・・・天皇賞秋(13頭)、秋華賞(4頭)、京都大賞典(4頭)、その他秋のGⅡ(5頭)。あとは海外GⅠなど。構図としては「天皇賞秋組vs秋のGⅡ組」今年はこれに海外GⅠ組が加わる感じか。前走距離は2000~2500m。例外はヴィクトリアマイルからのローテだったスターズオンアースのみ。最も馬券になる天皇賞秋組は好走組が強い。とりわけ1着は猛烈に強い。ただ、穴を開けるのは天皇賞秋の惨敗組。秋華賞は2着以内条件。京都大賞典組は頭で来るので注意が必要。これは4着以内条件。海外GⅠは惨敗OK。
【激アツローテ馬】
・マスカレードボール(天皇賞秋1着)
・ジャスティンパレス(天皇賞秋3着)
・セイウンハーデス(天皇賞秋7着)
・タスティエーラ(天皇賞秋8着)
・ブレイディヴェーグ(天皇賞秋10着)
・ホウオウビスケッツ(天皇賞秋13着)
・ディープモンスター(京都大賞典1着)
・サンライズアース(京都大賞典2着)
・アドマイヤテラ(京都大賞典4着)
・クロワデュノール(凱旋門賞14着)
・シンエンペラー(愛チャンピオンS6着)
・ダノンデサイル(英インターナショナルS5着)
多くの馬が該当するわけだが、妙味ありそうなのは天皇賞秋の惨敗組。それから京都大賞典組。本来調整が難しいはずの海外組はやや過剰人気気味になりそう。
■1番人気の前走成績

天皇賞秋組で1番人気になれば全て馬券内。安定感半端なし。
■脚質別成績

前後は互角か。上がり1~2位はまあまあ強いね。最低でも上がり5位以内が必要なレースで瞬発力必須!上がり6位以下だと厳しい。ただし、逃げ馬には注意が必要!
■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し→先行(逃げ)」「先行→差し」「差し→差し」「先行→先行」。基本何でもありだが、後方一気の追い込みは厳しい。せめて4角10番手くらいまでにいる必要がある。上がりは良馬場なら33秒台の勝負。ペースによって時計は変わるが、最終週とは思えないような時計が出る。
穴馬の脚質は・・・逃げ、先行。
前だねえ。しかしこうやって見るとホント堅いレースだね。昔はもっと荒れるイメージだったけど最近はもう5番以内での決着がほとんど。
■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気であれば脚質不問。前でも後ろでもOK。
■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・
・アドマイヤテラ
・シュトルーヴェ
・ジャスティンパレス
・ダノンデサイル
・ダノンベルーガ
・ディープモンスター
・マスカレードボール
・ヨーホーレイク
この中に大穴開ける馬がいるような気がする~。あとデータはないが、外国馬のカランダガンは鬼脚持ちの追い込み馬だ。
■重馬場適性
今週は全国的に晴れ模様。今んとこ道悪になる可能性は低い。
■厩舎・生産者・血統

関西馬優勢。ただし、最近のGⅠでは関東馬の活躍が目立つからねえ。あまり気にしなくていいかもしれん。社台系とくにノーザンFが強い。血統的には上でも書いた通り、ディープインパクト系、ハーツクライ、キングカメハメハ系。まあ日本を代表する主要血統だね。母系はバラバラ。あと、非常に多いのがリピーター!今年の該当はシンエンペラー、ドゥレッツァ!
■データケツ論。
・天皇賞秋組vs秋のGⅡ組vs海外組!
・前後は互角。瞬発力必須!
・関西馬、社台系、主要血統!
マスカレードボールは社台F生産のドゥラメンテ産駒。美浦・手塚厩舎。鞍上はルメール。3歳の牡馬。祖母は重賞3勝した活躍馬ビハインドザマスク。2つ上の姉にマスクトディーヴァがいる良血。プロフィール的にはほぼ文句無し。そしてデータ的にもほぼパーフェクト。減点材料はほとんどなく現在の戦績は【4.1.1.1】。前走の天皇賞秋は超が3つほど付くスローだったが、これを中団から上がり32.3の脚を繰り出して快勝。東京は【3.1.0.0】と適正抜群!非凡な瞬発力タイプでここは当然有力となろう。あとはクロワデュノールを押さえて1番人気になれば完璧!
ダノンデサイルは社台F生産のエピファネイア産駒。栗東・安田厩舎。鞍上は戸崎。4歳の牡馬で昨年のダービー馬。これまでの戦績は【5.0.1.4】。どんな競馬も出来る万能型。今年のドバイシーマクラシックでは中団から差す競馬でね。今回の目玉カランダガン、ドゥレッツァ、レベルスロマンスを撃破して圧勝!戸崎が興奮してベリベリと言った気持ちもわかるレースっぷり。これは今一度見ておこうか。
これは強いレースだったねえ。ただ、8月に遠征した英インターナショナルSでは直線見せ場なく・・・6頭立ての5着に惨敗。斤量(61kg)が応えたのか、あるいはデキの問題かはわからんが、一つ言えるのはこの馬はピンパータイプということ。強い時は他馬を寄せ付けない強い競馬をするが、負ける時は負ける。今回は帰国緒戦で鞍上はジャパンカップ馬券内ゼロの戸崎。狙うなら次の有馬記念という気がしないでもないなあ。
クロワデュノールはノーザンF生産のキタサンブラック産駒。栗東・斎藤崇厩舎。鞍上は北村友。昨年のホープフルS勝ち馬にて今年のダービー馬。この時はマスカレードボールに完勝しており、ポテンシャルで言えばこの馬が最上位だと思う。問題は凱旋門賞14着大敗のあと、中7週というやや短いスパンでの帰国緒戦だという点。1週前の時点では調子が上がらず出走未定という話でね。有馬記念に目標をズラす案もあったようだが、最終追い切りの後で「これなら問題なくいける」と斎藤師がコメントを出し出走が確定。しかし「問題なく」というのがどのレベルなのか?この点はやはり調教を見てから判断したい。
それから、みんなが気になる海外馬のカランダガンについてだが・・・これは海外競馬専門チャンネルさんの動画が非常にわかりやすいので紹介しておこう。
簡単にまとめると・・・これまでの欧州馬とは全く違うタイプ。高速馬場が得意な瞬発力型という点。それでも東京で走るかどうかは分からんわけだが、今回結構人気になりそうだし馬券的には迷うところだねえ。

シャンプーと白髪染めとひげ剃りもお願いします!と思ったそこの貴方に大穴候補を挙げておこう。
まず、シンエンペラー!マル外のSiyouni産駒。栗東・矢作厩舎。鞍上は坂井。全兄に凱旋門賞馬のソットサスがいる血統。昨年のジャパンカップは凱旋門賞12着惨敗からの逆襲で2着同着。一旦沈んだかと思われるところから盛り返してのものでね。勝ったドウデュースとはわずかクビ差だったのである。その後は海を渡ってサウジでネムターフCを快勝。ドバイシーマクラシックは直線ズブズブの7着。そして秋は再び凱旋門賞を目指したが・・・愛チャンピオンS6着後に肺出血が判明して断念・・・からの今回。去年も8番人気と人気なかったわけだが、状況がそっくりだよね。当然状態面は要チェックだが、スローの東京は大得意でしぶとく長く脚を使えるのが長所!今年は歴史的偉業を成し遂げた矢作&坂井コンビだが・・・もう一発あるかもよ?
次に、ジャスティンパレス!ノーザンF生産のディープインパクト産駒。栗東・杉山晴厩舎。鞍上はクリスチャン。通算成績は【5.2.4.11】。2023年の天皇賞・春以降勝ち星がないが・・・全てGⅠに出走してのものでその多くが掲示板。春の宝塚記念ではファンから見捨てられた感じの10番人気となったが、上がり最速をマークして3着に激走!前走の天皇賞秋も8番人気と人気なかったが、好スタートから好位のインに付けるいつもとは違う競馬で3着に激走!しかもこの時・・・直線勝負所で外からルメールに蓋されちゃってねー。やり過ごしてから外に出すというロスがあってのもの(→詳しくは天皇賞秋のレース回顧にて)。今年一杯での引退が決定しており、ここはもうメイチの勝負だと思うんでね。涙のスカートめくりを期待したい。
それから、天皇賞惨敗組からタスティエーラ!ノーザンF生産のサトノクラウン産駒。美浦・堀厩舎。鞍上はレーンの黄金コンビ。2023年のダービー馬で通算成績は【4.3.1.5】。この馬もピンパータイプで負ける時はアッサリの馬だが、GⅠでの2着が3回ある通り堅実性も兼ね揃えている。昨春はスランプに陥ったが、昨秋は天皇賞秋2着→香港カップ3着に好走。今春は香港のクイーンエリザベス2世Cを制してGⅠ2勝目。その後のレースに使えなかったのは誤算だったと思われるが、6ヶ月の休み明けで出走したのが前走の天皇賞秋。2番人気に支持されたが結果は8着。直線途中で先頭に立つシーンもあったが、最後は伸びを欠いちゃったんだよね。だけんどもしかし、もともと負ける時はアッサリのタイプ。長期休み明けと考えれば上々。デキ次第ではあるが、逆襲のレーン様があるかもよ。
他、前走京都大賞典の惨敗が気になるが、昨年の2着同着馬ドゥレッツァ。昨年はビュイックが乗って穴を開けたが、今年は鞍上プーシャン。実力は確かな馬だけに非常に不気味だよね。あと、逃げ馬候補で鞍上池添のサンライズアース。京都大賞典はやや恵まれた印象だが、充実一途の7歳馬ディープモンスター。この辺の京都大賞典組も侮れないところ。あとは超スローでマイル的な瞬発力が問われる展開になった時のブレイディヴェーグ。あ、この馬はラストランみたいね。
というわけで、
今年は超豪華メンバー!
人気馬やカランダガンの取捨が難しく、
もうオツパイチラ見で馬券は買わない!
というのも一つだと思うが、
当然大穴狙って逝くんでね!
週末の調教チェック、ならびに最終予想お楽しみに!

【浅次郎のひとりごと】
→ジェンティルドンナが16歳で死亡 12年の牝馬三冠などGI・7勝
社台系クラブ牝馬の6歳春での引退ルールは早いよ・・・と思ってしまうわけだが、こういうニュースを見ると「牝馬は一頭でも多く仔を残すのが最大の仕事」だと改めて考えさせられるね。ジェンティルドンナは7頭の仔を残したらしい。その中にはジェラルディーナといったGⅠ馬もいるわけだが、これらの子孫からまた凄い馬が出てくるといいね。冥福を祈る。
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