アイルランドトロフィー2025データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【アイルランドT2025データ分析】東京芝1800mで行われる牝馬限定の別定GⅡアイルランドトロフィー!今年はアドマイヤマツリ、ボンドガール、カナテープが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く!枠順はフラット?大外でも問題なし!脚質・馬体重・騎手・前走ローテ・上がり最速は?穴馬候補はラヴァンダ、サフィラ、ライラック!

 

今週は3日間開催。

日曜のメインがこのレース。

 

■アイルランドトロフィー2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

どうでもいい話かもだが、

今年からレース名が変わったんだよね。

 

以前は府中牝馬Sだったのだが、

いつからか「アイルランドT府中牝馬S」なんて謎なレース名になり(なんで?)、

今年から「府中牝馬S」が取れて(6月に移動して)、

「アイルランドT」になったんだよね。

 

どんな事情があってレース名を変更したのか知らんが、

ファンにとっては要らん世話。

だってこれ違和感アリアリじゃね?

このレースに思い入れがある人は沢山いると思うし、

普通に「府中牝馬S」ってかっこいいじゃんね。

地元のファンや東京競馬場が主戦場のファンにとっては、

誇らしいレース名だと思うのよ。

歴史も結構古いし。

なにゆえ外国名を冠したレース名にするのか謎。

もし何か致し方ない理由があってその必要性があるのなら、

今年新設した6月の重賞の名称をアイルランドTにすればいいじゃんね。

なんでそっちが府中牝馬Sなのよ?意味がわからん。

 

先々・・・

偶然座った席の隣に長澤まさみが居た場合に、

 

 

「クロコスミアが逃げ切ったように府中牝馬Sは意外と逃げ馬が来るんだよね・・・良かったらパンツ見せてください。ヨホホホー!」

なんて話もしにくくなるよね(ナイナイ)。

 

JRAには変える点は変えて頂きたいが、

変える必要のない点はそのまま変えないで頂きたいと思う。

 

さて、データ見てみよう!

 

■人気別成績

1番人気はそこそこ強く、2番人気もまあまあだが、3番人気が弱く、全体的には平均的。過去10年で7番人気、11番人気、12番人気の馬が勝っており、大穴狙いもOK。

荒れる確率は・・・35%

堅い時は堅いが、荒れる時は荒れる感じで本命党も穴党も楽しめる一戦だね。

 

■年齢別成績

中心は4歳と5歳。6歳以上は壊滅的だが、だからこそ盲点になったりするので注意。

 

■斤量別成績

格別定。GⅠ勝ちがあれば2kg増、GⅡ勝ちがあれば1kg増のやつね。以前は基本54kgだったが、一昨年から55kgに改定。57kgで走ったのは去年のブレイディヴェーグ。56kgのほとんどがGⅠ馬。その成績は【1.2.2.4】。馬券には絡むが勝ち切れていない。斤量は結構効くと見ていい。・・・って今年はサフィラを除いてみんな55kgやん。例年よりレベルが低い感じあるね。

 

■馬体重別成績

馬体重の最低ラインは420kg。馬格がなくても気にする必要なし。むしろ小さい方が好成績だし、500kgオーバーの大型馬の成績は悪し。馬体の増減は馬体増が優勢。

 

■枠番別成績

4枠が突出してるが、全体的にはフラット。外枠を嫌う必要なし。

 

■騎手成績

ルメール(ボンドガール)、岩田康注意。

 

■種牡馬成績

結構バラバラだねー。条件的に合いそうなディープインパクトはイマイチな成績。普通にサンデー系中距離タイプが優勢。あとは一見合わなそうなノーザンダンサー系のパワータイプも面白い。

 

■間隔別成績

エリザベス女王杯の前哨戦という位置付けだけに、休み明けでも全く問題なし。間隔が詰まってる組は全滅。

 

■前走成績

注目ローテは・・・クイーンS(7頭)、関屋記念(5頭)、ヴィクトリアマイル(4頭)。その他のGⅠが4頭。オープン特別4頭。準オープン3頭。構図としては春のGⅠ組vs夏の上がり馬といった感じ。前走距離はほとんどが1600~1800m。例外はGⅠ。しかし今年は・・・去年のブレイディヴェーグやマスクトディーヴァといったGⅠクラスの馬がおらず・・・混戦模様と見て良さそうだね。クイーンS組は9着以内くらいに走ってればOK。関屋記念も着順はあまり気にしなくていい。ヴィクトリアマイル組の方がむしろ好走条件と言える。

【激アツローテ馬】
・ライラック(クイーンS4着)
・カナテープ(関屋記念1着)
・ボンドガール(関屋記念2着)
・アドマイヤマツリ(ヴィクトリアマイル7着)
・サフィラ(ヴィクトリアマイル13着)

関屋記念組は人気になりそう。今年はレベルが低いのだとすれば・・・準オープン組への軽快が必要かもね。

 

■1番人気の前走成績

1番人気の多くがGⅠクラスの馬。それでも勝ち切れないケースが多い。

 

■脚質別成績

やはり、差し・追い込み優勢。上がり1位は猛烈に強く・・・特に追い込み馬注意。上がり2位も強く・・・もう瞬発力必須だね。矛盾するようだが逃げ馬にも注意が必要。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し(追い込み)→差し」「逃げ→差し」「追い込み→先行」。馬場が良ければ上がりは33秒台。32秒台になるケースもアリ。東京向きの瞬発力タイプを狙いたい。しかしこうやって見ると結構荒れてんなあ。

穴馬の脚質は、差し・追い込み。

穴は後ろだね。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

二桁着順に惨敗している2頭はいずれも後ろのポジションだったが、これは位置取り云々が敗因じゃなさそうだね。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・アンリーロード
・カナテープ
・セフィロ
・ホウオウラスカーズ
・ライラック
・リラボニート

最有力はカナテープか。ホウオウラスカーズも魅力的だが、前走52kgだったんだよなあ。

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬優勢だが、最近は関東馬が盛り返している。社台系特にノーザンF強し。血統的にはサンデー系を中心にリーディング上位の種牡馬が強い。上でディープインパクトは相性悪いと書いたが、母父では存在感を放っており、ここ2年はいずれも母父ディープインパクト。

 

■データケツ論。

・春のGⅠ組vs夏の上がり馬
・差し、追い込み。瞬発力必須
・社台系、主要血統

 

アドマイヤマツリは日高町・スマイルF生産のキタサンブラック産駒。美浦・宮田厩舎。鞍上は武豊。近親にこれといった活躍馬はいないが、母アドマイヤナイトは芝の短距離で準オープンまで出世し、引退間際まで堅実に走った活躍馬。この馬も未勝利を脱出するまで4戦を要したものの・・・その後はトントン拍子に出世して4歳春には準オープンを卒業。勢い駆って福島牝馬Sに出走するとこれも快勝して晴れの舞台GⅠヴィクトリアマイルへ!これはさすがに相手が強かったが、離れた2番手追走から直線は堂々馬場の真ん中に持って行って見せ場十分の競馬。最後は伸びを欠いたが勝ち馬アスコリピチェーノからわずか0.3秒差の7着。十分な休養を取って5ヶ月ぶりの実戦となるが、当然この秋の飛躍が期待される一頭だよね。それから、仮にこの馬に逃げるとすると(他に逃げ馬不在)、またまた豊のマジック逃げが発動しそうな予感。しかし逆に言えばマークはキツくなるだろうし、例年の1番人気馬と比べればやや劣るからね。買うとしても押さえまでかな。

ボンドガールはノーザンF生産のダイワメジャー産駒。美浦・手塚厩舎。鞍上はルメール。兄にGⅠ常連のダノンベルーガがいる超良血。これまでの戦績は【1.6.1.3】。まだ1勝しかしてないわけだが、2着は全て重賞。今年のヴィクトリアマイルでは2番人気に支持された馬でね(結果は16着)。前走の関屋記念も実質トップハンデを背負ってのクビ差2着。ここではポテンシャル最上位なのは間違いないだろう。ただ、スタートはあまり速くないタイプだし、目標は次だろうからね。後ろから上がり最速をマークして2着・・・とか普通にありそう。

セキトバイーストは新ひだか町・タイヘイ牧場生産のデクラレーションウォー産駒。栗東・四位厩舎。鞍上は浜中。一つ下の弟に今年のクラシック戦線で活躍したジョバンニがいる血統。3歳事にチューリップ賞で2着、ローズSで3着に来た馬だが、何故かあまり人気にならないタイプでね。ここ2戦も都大路Sでは8番人気(1着)、前走の府中牝馬Sでは5番人気(1着)とあまり人気になってなかったんだよね。しかしこの時は55.5kgを背負ってカナテープやラヴァンダに快勝。今回はさすがに人気になりそうやね。しかしこの馬・・・戦績からしてピンパータイプ。買うなら人気薄の時に買いたいパンツ。

 

ボインの誘惑に出来心を起こしたいと思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

まず、挙げたいのはラヴァンダ。新冠・森永さん生産のシルバーステート産駒。栗東・中村厩舎。鞍上は岩田望。古い毒者は覚えてるかもしれんが、これまで度々◎を打って来た馬である。12番人気だったオークスでも◎打って狙ったし(結果は11着)、今年の阪神牝馬Sでも◎打って狙ったんだがこれは惜しくも3着まで。つまり、早くからこの馬の能力を見抜いていたのであり、今回は絶好のチャンスだと思う。単純に前走だけ見ると準オープン組で格下ということになるわけだが、これまで何度も重賞で好走しているように全く格負けはしないぞ!フローラS2着、府中牝馬S3着の実績があるように東京は合うし、阪神牝馬Sで上がり最速をマークしているように瞬発力勝負もドントコイだ!問題は人気とデキ。もしかしたら穴人気しちゃうかも。

次に、阪神牝馬S勝ち馬のサフィラ。ノーザンF生産のハーツクライ産駒。栗東・池添厩舎。鞍上は松山。母は名牝サロミナで・・・姉に当レース勝ち馬で有馬記念でも2着に来たサラキア、兄に朝日杯FS勝ちや皐月賞・ダービー2着のサリオス、他にもローズS2着のサリエラなど兄弟に活躍馬多数!これら兄弟に共通しているのが東京や阪神の瞬発力コースにめっぽう強い点。この馬も阪神マイルのGⅡを勝っているように、おそらく東京の瞬発力勝負は合っていると思う。あと距離もマイルより1800の方がいいと思う!問題は仕上がり。どうも戦績からして叩き良化型っぽいし、目標も次だろうからね。調教はシッカリチェックしたい。

それから、大穴扱いになりそうなライラック。浦河・杵臼牧場生産のオルフェーヴル産駒。美浦・相沢厩舎。鞍上は石川。これまたいつも見てくれる毒者は知っていると思うが・・・これまで度々◎を打ってきた馬である。もう昔のことは割愛するが、前走のクイーンSでも◎を打ってたんだよね。しかし結果はゴール前猛然と外から強襲するも4着・・・という結果(10番人気)。もう丸2年ほど馬券に絡んでいないが、GⅠエリザベス女王杯でも僅差の競馬をしているようにGⅠでも勝負になる馬なのである。密かに2023年の当レース3着馬でもあり、乗り方やポジション次第で一発あると思う。この馬の問題も仕上がり。目標は次のエリザベス女王杯だろうからね。ここは叩きの可能性アリ。

他、前走で牡馬相手のGⅢ京成杯AHを勝っているホウオウラスカーズ。確かにハンデは軽かったし、馬場のいい内からスルスル抜けてきたし、全てが噛み合った感はあるが、前に行った馬が上位を占める中で上がり最速をマークして差し切ったのも事実。勢い的にも侮れない一頭。大穴の使者にフィールシンパシードゥアイズセフィロあたりもボインマーキング。

 

というわけで、

今年は絶対的なGⅠ級の馬がおらず、

やや手薄なメンバー構成!

的中したら、

ボインなアラフォー美魔女がいるお店に行って色々妄想したい。

最終予想は日曜日!

お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

先週の日曜深夜に行われた凱旋門賞は・・・これまたカスリもせずにハズレ。勝ったダリズも買えなかったし、2着の3歳牝馬ミニーホークも買えず。そして日本馬ではビザンチンドリームの5着が精一杯。枠順の不利や見た目以上に重い馬場、それからレース直前に降った雨の影響も多分にあったと思うが、日本馬にとってはまたも厳しい結果となった。しかしチャレンジしないと勝つことは出来ないからね。いつか勝てると信じて応援して行きたい。馬券は別だけどw

 

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