【ホープフルS2025データ分析】中山芝2000mで行われる2歳GⅠホープフルS!今年はアンドゥーリル、ラヴェニュー、ショウナンガルフが人気になりそうだが当然大穴狙って逝く!データでは大外枠不利?脚質は?馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はアスクエジンバラ、ノチェセラーダ、オルフセン!
今週土曜メインは2歳GⅠのホープフルS!
今年は・・・混戦になりそうだねー。
■ホープフルS2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋
今年は東スポ杯2歳S組の出走がなく、
(勝ち馬パントルナイーフ、2着ゾロアストロいずれも不在)
昨年のクロワデュノールのような・・・
確たる馬は不在。
一応アンドゥーリルが1番人気候補になっているが、
横の比較が非常に難しく、
今後の競馬メディアの報道や、
SNSの影響で大きく変わりそうな予感。
もしかしたらラヴェニューの方が人気になるかもねえ。
さて、とりあえず過去データ見ておこう!
※GⅠに昇格したのは2017年から。
■人気別成績

どへー!1番人気めちゃくちゃ強っ!それでいて2~3番人気の馬券率もそこそこ高く、基本的にはもう本命党向けのレースですな。ただ、全く荒れないわけではなく、14番人気の馬が1勝してるし、2~3着のヒモ荒れも多少なりとも期待できる。特に今年は・・・明確な主役不在なんでねー。荒れちゃうターンかもよ?
荒れる確率は・・・20%
穴党はケンでもいいかもね。
■馬体重別成績

2歳戦最後の一戦。馬格はそこまで気にしなくていいが、最低ライン440kg。500kg以上の大型馬はプラス材料。馬体の増減は互角か。数が多いのは馬体増の方だね。
■枠番別成績

皐月賞と同じ舞台、中山内回りの2000m戦。コーナー4回で小回りと来ればさぞかし内が有利と思ってしまうわけだが、実際はそうでもない。フラットな印象だね。ただし、大外枠は割引。
■騎手成績

外人無双のレースだねー。とにかく外人注意(カワーダも含む)。ってあら?ルメールもクリスチャンも騎乗馬ないのか。阪神カップの方かー。
■種牡馬成績

サンデーサイレンスの主要上位種牡馬が強いですな。特に、ディープインパクトとハーツクライ系に注意。あとはキングカメハメハ系ね。
■間隔別成績

休み明けでも問題無し。間隔が詰まってる組は劣勢。理想は明け2戦目。
■前走成績

注目ローテは・・・東スポ杯2歳S(5頭)、京都2歳S(4頭)、アイビーS(3頭)、萩S(3頭)、1勝クラスは6頭、新馬は3頭、未勝利は2頭。ただ、GⅠ昇格後の2017年以降は新馬・未勝利から馬券になる例は激減している。今年はラヴェニューが人気を集めそうだがこの点果たしてどうか?前走着順はどのローテでも1着条件。例外は京都2歳Sと東スポ杯2歳のみとする。
【激アツローテ馬】
・ジャスティンビスタ(京都2歳S1着)
・アスクエジンバラ(京都2歳S2着)
・アンドゥーリル(アイビーS1着)
・バドリナート(萩S1着)
・ノチェセラーダ(黄菊賞1着)
あれ?京都2歳S組は人気にならんのか???謎外人プーシャン騎乗のノチェセラーダも面白そうな一頭!
■1番人気の前走成績

前走は東スポ杯・京都2歳S組で1番人気だと信頼度高そうだね。
■脚質別成績

前後は互角。上がり1位は猛烈に強い。ただ、上がり6位以下も結構馬券に絡む。
■位置取り・上がり3F

脚質パターンは、「差し→差し」「先行→先行」。展開決め打ちが有効そうなレースだねー。GⅠ昇格後はレースレベルが上がったのか前有利な傾向。上がりは35.0前後、展開次第で36秒近く掛かることもあり。時計は2分0秒~2分1秒前後。基本的には淀みないミドル~ハイラップで流れてラストは底力比べとなる。こうやって見ると最近は荒れてるなー。
穴馬の脚質は、先行・マクリ。
去年のファウストラーゼンみたいな馬を見つけたいねえ。
■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気はどんな脚質でも問題なし。
■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・
・アーレムアレス
・オルフセン
・ショウナンガルフ
・ジャスティンビスタ
・フォルテアンジェロ
・マテンロウゼロ
・ロブチェン
■重馬場適性

木曜は雨予報となっているが、金曜・土曜は晴れマーク。おそらく良馬場になると思われる。重馬場実績があるのはロブチェン一頭のみ
■厩舎・生産者・血統

関西馬優勢。社台系強し。特にノーザンF注意。現在5連勝中。社台Gのために作ったGⅠだと勘繰りたくなるね。血統的には・・・上でも書いた通りサンデーサイレンスの主要血統かキングカメハメハ系。母父はノーザンダンサー系が多いねー。
■データケツ論。
・前走重賞組vsオープン組vs1勝クラス組
・前後互角だが穴は先行・追い込み
・関西馬、社台系、主要血統
アンドゥーリルは社台・白老F生産のサートゥルナーリア産駒。栗東・中内田厩舎。鞍上は川田。母アンドラステは中京記念勝ちなどマイル重賞で何度も馬券に絡んだ活躍馬、叔父にはオープンまで出世したヴァリアメンテなどがいるなかなかの良血だ。6月阪神の新馬戦は鬼脚で追い込んだもののスローと馬場に殺されての2着。8月中京マイルの未勝利戦は好スタートも中団に控えて脚を溜めることを教えつつ、直線外に出されるとあっという間に突き抜けて5馬身差。そして10月東京1800の前走アイビーSでは好スタートから控えて2番手。逃げた馬から大きく離れた形での追走でったが、直線は坂の途中まで馬也で余裕の手応え。仕掛けられるとスッと反応して突き抜けて楽勝。時計は1:46.8とかなり優秀。まだ全く底を見せていないし、母父はオルフェーヴルなんでね。距離延長も中山も問題ないのではないか。堅めのチンコだね。
ラヴェニューは社台F生産のロードカナロア産駒。栗東・友道厩舎。鞍上は戸崎。母は米GⅠ勝ち馬、兄に金鯱賞や中日新聞杯などを勝ったギベオンがいる良血。セリ取引価格は1.7億円という超高馬。まだ一戦一勝馬であるが・・・この東京1800新馬戦の勝ちっぷりが良かったんだよねー。好スタートから好位に付けて流れに乗り、早めの仕掛けで直線入口ではもう先頭に並びかけていく競馬。直線追われるとグングン伸びて5馬身差の圧勝。最後は流す余裕で勝ち時計は1:46.7。開催日が違うので何とも言えん部分はあるがアンドゥーリルのアイビーSの時計よりコンマ1秒速いのである。相当長く脚を使ってるし、これは大物感あるねえ。あとは金玉揉まれた時にどうか?中山適正がどうか?というところが気になるけど・・・有力チンコだろう。
ショウナンガルフはノーザンF生産のハービンジャー産駒。栗東・須貝厩舎。鞍上は池添。叔母にミスエルテ、ミアネーロ、ショウナンザナドゥ。いずれも2~3歳の早い時期に重賞を勝ってる早熟血統。そして、この馬にはセレクトセールで2.1億円の値がついてるんでね。陣営の期待は並々ならぬところがあるだろう。デビュー戦の函館1800はほとんど追われることなく2番手からアッサリ抜け出して7馬身差で圧勝。続く札幌2歳Sは一転して後方からの競馬。3コーナーから徐々に進出し、4コーナーでは大外ブン回し!上がりダントツを繰り出して見事な差し切り勝ち!着差はクビだったが、着差以上の強さだったと思う。この馬も大物感たっぷりだねえ。鞍上の池添も久し振りの大物若駒に出会って相当気合入ってそう。懸念材料は・・・今回3ヶ月半ぶりの一戦となるので仕上がり面がやっぱり気になるね。あとはこのメンバーで後ろから届くのかどうか?

浅次郎さん、クリスマスの夜にエロサンタ探し・・・おつかれっす!と思った貴方に大穴候補を挙げておこう!
まず、京都2歳S組からアスクエジンバラ!平取・三嶋牧場生産のリオンディーズ産駒。栗東・福永厩舎。鞍上は岩田康!叔母にGⅠ3勝のストレイトガールがいる血統。この馬スキだったんだよね~!すでにキャリア5戦。未勝利とコスモス賞を圧勝で連勝してる馬だが、サウジアラビアRCで8頭立ての7着に惨敗して株価急落。前走の京都2歳Sでは11頭立ての10番人気と全く人気なかったんだよね。しかしここで浅次郎さんは果敢にこの馬に◎を打ったわけよ。その理由は・・・2000mの距離延長、京都へのコース変わり、内目の枠、そしてリンダリンダの調教爆穴!結果は惜しい2着!しかもこれ直線は前の馬がフラフラしてまともに追えないシーンがあってのもの。スムーズに外に行ってれば勝ち負けだったと思うんだよね。データ的にも京都2歳S組は3年連続で馬券になっているし、特に1着馬より2着馬の方が来るんだよね。懸念材料は、折り合い面に不安がある点。それから中山適正が不明な点。まあしかし激アツパンツの一頭だと思う!内枠が欲しいねえ。
次に、1勝クラス組からノチェセラーダ!ノーザンF生産のドレフォン産駒。栗東・杉山佳厩舎。鞍上はプーシャン。サンデーRで外人騎手。これは怪しいんじゃないのー!血統と見ると祖母のナイトマジックはドイツオークス馬。近親にはフォイヤーヴェルク、グレートマジシャン、ゾロアストロといった馬がいる良血馬。この馬の父はドレフォンだが、母父はディープインパクトなんでね。なかなか面白い血統だと思う。函館1800の新馬戦は3着に敗れたものの札幌の未勝利戦を快勝。この時負かしたアッカンは・・・その後百日草特別を圧勝してるからねー。レベルの高い未勝利戦だったと思う。そして前走の黄菊賞では札幌2歳S4着のアーレムアレスを破って快勝。馬柱を一見すると・・・クビ差の接戦だったし、上がりもアーレムアレスの方が速いし、インパクトに欠けるわけだが、実際は違う。この馬、2コーナーから向こう正面にかけてバイーンとポジションを上げてるんだよね。つまり、道中に脚を使い、さらに直線もシッカリ伸びたわけ。相当のスタミナ能力を秘めており、この機動力は中山で大きな武器となると思う!思い返せば昨年大穴を開けたファウストラーゼンもそういう競馬してたよね。そして今年の漢字は・・・熊のプーシャン!
それから、未勝利組からオルフセンを挙げておく。浦河・笠松牧場生産のキズナ産駒。美浦・斉藤誠厩舎。鞍上は岩田望。姉に地方交流重賞を3勝したテオレーマがいる血統。まあそこそこの良血ではあるが、この馬なんと北海道セレクションセールで1億円の値がついてるんだよね。よっぽど馬が良かったのかな?当然新馬戦から期待されて1番人気に支持されたわけだが・・・3着まで。しかしこれ負けて強しの内容でね。戸崎お得意のどん詰まりだったのである。いや、内枠で馬群に包まれてたんならわからんでもないけど、9頭立ての大外枠で後方からの競馬だったのにわざわざ馬群に突っ込んで詰まってるのである。もう謎としか言いようがない。前が開いてからは凄い脚を使ったが届かず。鞍上がマーカンドに変わった未勝利戦は中団のインで脚を溜める競馬。直線はまたもどん詰まりとなったが、狭い所をこじ開け、縫って縫って突き抜けて快勝。着差は1馬身半差だったが、スムーズだったら3馬身は突き抜けていたと思う。今回未勝利組ではラヴェニューに注目が集まりそうだが、この馬も金玉高えぞー!
他、アスクエジンバラを評価するなら当然この馬を負かしてるジャスティンビスタもマークが必要だろう。あと、萩S勝ち馬のバドリナートも警戒が必要か。芙蓉Sを好時計で勝ってるウイナーズナインの逆襲も警戒しておきたい。
というわけで、
データ的には人気サイドが強いレースではあるが、
今年は確たる馬がおらずに大混浴!
枠順一つで結果も変わってきそうなんでね。
油断なく穴を狙って行きたい!
最終予想は土曜日の予定!
お楽しみに!

【浅次郎のひとりごと】
個人的にはアンドゥーリルとジーネキングが良く見えたなー(素人眼)。
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