
【香港チャンピオンズデー2025予想】4月27日、香港シャティン競馬場にてGⅠチェアマンズスプリントプライズ、GⅠチャンピオンズマイル、GⅠクイーンエリザベスⅡ世カップが行われる!JRAにて馬券も発売されるわけだが、オッズはどうなってる?穴馬はストレートアロン、ギャラクシーパッチ、ラッキーウィズユー!
今週末はGⅠお休みなんだが・・・
日曜日は香港で3つGⅠが行われるんだよね。
いずれもJRAで馬券が発売されるわけだが、
さて、
面白そうな穴馬はいるかな?
■香港クイーンエリザベス2世カップ2025
※netkeibaより抜粋
日本からはタスティエーラ、リバティアイランド、プログノーシスの3頭が参戦!
これは強力!かなり強力!
タスティエーラは暮れの香港カップで3着!
リバティアイランドは更に上を行く2着!
この時の1着は香港の英雄ロマンチックウォリアー。
レースもう一回見ておこう!
うげえ。ロマンチックウォリアー強っ!
しかし今回この変態馬はいない!
(サウジ、ドバイ転戦)
この馬がいないのであれば・・・
もうタスティエーラとリバティアイランドは
普通に有力だろ!
そしてプログノーシスは去年のこのレースの2着馬!
昨秋はオーストラリアのビッグレース・コックスプレートでも2着に来ているように、
海外のビッグレースに強い傾向!
この馬も全くもって有力!
過去のデータを見ても・・・
日本馬は強いのだ!
こうやって見ると・・・
プログノーシスは全くもって運が悪かったんだねえ。
しかし、オッズ的には・・・
いずれも全く美味しくないんだよねー。
タスティエーラ 2.5倍
リバティアイランド 2.9倍
プログノーシス 5.8倍
コース的にはどうなの?
ご覧の通り、スタートしてすぐ1コーナーに入るレイアウト。
これは枠順が超重要?
ちなみに、過去10年で外の11~13番枠(MAXが13頭立て)で馬券に絡んだ馬はゼロ!
実力馬でも外枠に入ったら超危険かも。
とりあえずブックメーカーのオッズを見てみよう。
※ウィリアムヒルより抜粋。画像をタップするとリンク先に飛ぶぞ。
ふむう。
ブックメーカーだとゴリアットが1番人気か。
去年のキングジョージがベラボーに強かった馬だが、
秋はジャパンカップに参戦して6着。
馬場や展開が合わなかったところはあるだろうけど、
香港は洋芝とはいえ速い時計が出るからなあ。
距離の2000も微妙だし、
この舞台なら日本馬が強いような気がするね。
しかし日本馬も人気。
JRAで買うより多少良さそうだが・・・
やはり馬券的妙味は少ない。
じゃあ、海外馬で面白そうな穴馬がいるかというと。。。
一頭挙げるならストレートアロン(Straight Arron)。せん馬の6歳。地元香港馬でこれまで重賞を3勝しているが、GⅠでは馬券に絡んだコトないんだよね。しかし良く見ると・・・2023年の香港カップで4着。この時の1着がロマンチックウォリアーで3着がヒシイグアスだったわけだがそう差のない競馬をしているのである。さらに去年の香港カップでも5着。3着タスティエーラとは2馬身ほど差があったが、最後はジリジリ差を詰めておりオッズほどの実力差はないと思う。そして前走のGⅡチェアマンズトロフィーの内容がなかなか良かったんだよね。鬼のイン突きで差し切ったわけだが、この時負かしたのがマイル界ナンバー2と私が考えているギャラクシーパッチ(映像は下で)。これがマイル戦だったこともあり、相当評価低そうだが・・・3着候補の鬼のパンツに挙げておく。ただし、真ん中より内目の枠を引いて頂きたい。
というわけで、
枠順次第・オッズ次第なところはあるが、現時点の印は
◎ タスティエーラ
◯ リバティアイランド
▲ プログノーシス
★ ストレートアロン
枠次第だが・・・日本馬の単勝応援馬券を買うならこのレースかな。
■香港チャンピオンズマイル2025
netkeibaより抜粋
ワンターンの1600m戦。
3コーナーまでは約700mあって若干の上り、
4コーナーまでは下りで直線は約430m。
京都1600に似たコースだね。
やはりこのコースも内枠有利。外枠に入ったら割り引き材料。
日本からがガイアフォースが参戦。
安田記念で2年連続で4着。
去年はロマンチックウォリアーとも僅差の0.3秒差だっただけに、
ここでも通用する能力はあるだろう。
ただ、あくまで穴なら!という感じは否めない。
いや、ホームの香港勢はマイルも強力なのよ。
これは過去10年の結果だが、、、
過去10年、
2016年勝ち馬のモーリス以外全て香港馬。
まあこれまで日本馬はあまりこのレースに出走していない・・・
という事情はあるんだけどね。
それにしても香港馬が強いわけよ。
ローテ的にも、
前哨戦のGⅡチェアマンズトロフィー組が7勝、2着9回、3着6回。
GⅠの香港ゴールドカップ組が2勝。
と、この2つだけで連対馬のほとんどを占めるわけ。
ブックメーカーのオッズを確認すると・・・
※ウィリアムヒルより抜粋
ガイアフォースは6番人気15.0倍。
うん。この馬の応援馬券を買うならコッチ。
しかし正直、頭というより来ても3着までかな?という印象。
この馬が弱いのではなく香港勢が強いのだ。
それでもJRAではある程度人気を吸うだろう。
というわけで、
海外馬券のセオリー通り海外馬を狙う。
まずは、ヴォイッジバブル(Voyage Bubble)。人気確定だが仕方なし。地元香港の現マイル王。せん馬の6歳。これまでのGⅠ勝利は4つにとどまるが、これはゴールデンシックスティやロマンチックウォリアーといった伝説クラスの名馬が居たため。実際2023年の香港マイルではナミュールやソウルラッシュに先着の2着だったし(1着はゴールデンシックスティ)、去年の香港ゴールドカップではロマンチックウォリアーとクビ差の2着。しかしこれらが不在となったここ4戦は4連勝!GⅠ3連勝中。去年の香港マイルでは再びソウルラッシュに完勝しているのは記憶に新しいよね。これ改めて見ておくか。白地に青と黄緑のラインが入った勝負服に注目。
うーん、強い。レースセンスと先行力が武器で直線も実にしぶとい。負かしたのは後にドバイターフでロマンチックウォリアーを負かすソウルラッシュだからねー。鞍上のマクドナルドも強力。というわけで、アクシデントがない限り勝ち負けだろう。問題は相手だが・・・
香港のギャラクシーパッチ(Galaxy Patch)。この馬を狙う。せん馬の5歳。これまでGⅠ勝ちはなく、昨年の香港マイルでも7着。このメンバーに入るとやや格下感は否めない。今回もオーストラリアのマイル王ミスターブライドサイド、香港の新鋭マイウォッシュに続く4~5番人気だろう。しかし、年が明けてからメキメキと力を付けているのを証明。1月のGⅠ香港スチュワーズカップではヴォイッジバブルの2着、距離2000の香港ゴールドカップは8着に惨敗したものの、前走のGⅡ香港チェアマンズトロフィーで2着。このレースは上でも書いた通り、過去10年で7勝2着9回の最重要の前哨戦なんだが・・・レース見ておこう。水色の帽子に注目。
出遅れて後方。ポジション挙げるのに脚を使った挙げ句、3コーナー手前では手綱を引く場面あり。そして直線ではドン詰まり。内に切り替えるロスがありながら僅差の2着。これはもうほぼ勝ったも同じでね。今や、香港マイル界のナンバー2はこの馬じゃないかと思っている。ちなみに、この時1着だったストレートアロンはクイーンエリザベス2世カップの方に出走。上で穴馬候補にあげた馬。
というわけで、香港チャンピオンズマイルの印は、
◎ ヴォイッジバブル
◯ ギャラクシーパッチ
オッズ次第だが、この馬連・ワイド一点買いの予定。この1・2着固定の三連単も面白そう。
■香港チェアマンズスプリントプライズ2025
※netkeibaより抜粋
日本からは、サトノレーヴ、ルガル、エイシンフェンサー、ダノンマッキンリーの4頭が参戦!
大将格のサトノレーヴは昨年の香港スプリントで3着、
今年の高松宮記念を快勝しており、
JRAでは相当人気になると思われる。
そして、昨年のスプリンターズS勝ち馬ルガルの巻き返しも期待されそこそこ人気になるだろう!
だけんどもしかし!
香港はおつぱい天国。
じゃなかった(笑)、
香港はスプリント王国。
このレースも・・・とんでもなく香港馬が強く、
過去10年の香港馬の成績は【9.10.10.62】!
2016年にオーストラリアのシャトークアが一度勝っているが・・・
それ以外の3着以内馬はすべて香港馬なのだ。
日本馬も6頭がチャレンジしているが馬券になった例はない。
しかも今回は化け物級の馬がいるのである。
ブックメーカーのオッズ見てみよう。
※ウィリアムヒルより抜粋
カーインライジング 1.25倍。
滅多に見ることないようなオッズになっているが・・・そう、このカーインライジング(Ka Ying Rising)が香港の若きスプリント王にして正真正銘の化け物。4歳のせん馬なんだがその戦績は【12.2.0.0】。現在11連勝中。GⅠはまだ3勝だが、これからいったいGⅠいくつ勝つのだ?というレベルの馬。昨年の香港スプリントが初GⅠ制覇だったわけだが・・・もう一回見ておこうか。水色と赤の勝負服に注目。
「ん?確かに強いけど、サトノレーヴも詰め寄ってるし、そんなに差はないんじゃね?」と思うよね。しかし、この時のカーインライジングは外目の枠(11番)で序盤にかなり脚を使っていたし(他、上位は全て内目の枠)、最後はもう流してたんだよね。さらに、この時は8分のデキだったという話もある(次のレースがとんでもなく強かった)。
あ、そうそう。シャティンの1200mはこんなレイアウト。
マイルからスタート地点が400mほど前になるわけだが、その分3コーナーまでの距離も短くなって約300m。当然内枠有利で、このレースも過去10年で10番枠より外は3着が2回あるだけ。真ん中より内目の枠を引かないと勝負にならないと言っても過言ではないレースである。
で、このカーインライジングだが、香港マイルでGⅠ初制覇を飾った後も月イチでレースに使われ、全勝。特に凄まじかったのがセンテナリースプリントCというGⅠレースでね。これを1:07.2という鬼レコードで圧勝しているのである。これも見ておこうか。
つ、つよっ!しかもこの時、圧倒的に不利な大外枠!道中は内を確認しながら余裕の逃げ。最後はもう完全に流してこの時計!ちなみに香港の芝は洋芝でね。日本の馬場よりちょいと時計が掛かる・・・そんな馬場である。とにかくスタートが速い上に二の脚がこれまた猛烈に速く、直線に向いての脚も半端なし。
このレースも前哨戦のGⅡ香港スプリントカップ組が強いわけだが(過去10年で7勝、2着7回)、これも2番手からサクッと抜け出す競馬で最後は流して3馬身差の圧勝!唯一の懸念は、使い詰め(昨秋から月イチのペースで使われている)による疲労だが、前走も楽勝だったからねえ。仮に大外枠を引いたとしても・・・激怒した奥様と同じくらいこの馬には逆らえないだろう。
というわけで、問題は相手。もちろん日本馬を応援するが、馬券は別・・・というわけで相手筆頭はヘリオスエクスプレス(Helios Express)。5歳のせん馬。鞍上はボウマン。これまでの戦績は【6.6.2.1】。重賞勝ちはゼロ・・・と勝ち鞍だけ見たら地味だが、この馬が現在の香港スプリント界のナンバー2!なんせ・・・ここ4戦連続2着なんだが、負けたのは全てカーインライジングなのである。つまり、この化け物がいなければ普通にGⅠ3勝していた馬。この馬の有利な点は、後ろから行く馬であるという点。というのも・・・今回もカーインライジングがハイペースで逃げる展開になると思われるが、これを追いかける先行馬は潰れてしまう・・・というのが毎度のパターン。そこでズドンと差してくるのがこのヘリオスエクスプレス。暮れの香港スプリントでも最後にサトノレーヴを差して2着。オッズがどうなるかわからんが、おそらく3~4番人気だろう。この馬が2着候補筆頭。
以下3着候補に、前哨戦でヘリオスエクスプレスと僅差だったラッキーウィズユー。この馬は一時期低迷していたが、香港スプリント2着の実績がある実力馬。前走で復活の匂いがするし、同様の競馬が出来れば相当怖い一頭。あとは日本馬代表のサトノレーヴ。逆転までは難しいかもだが2~3着なら。鞍上モレイラも頼もしい。
というわけで印はこうだ!
◎ カーインライジング
◯ ヘリオスエクスプレス
▲ ラッキーウィズユー
△ サトノレーヴ
オッズを見てからになるが、三連単の頭固定でいいかな。
以上、参考まで!
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【浅次郎のひとりごと】
→【香港・QE2世C枠順】三冠牝馬リバティアイランドは11番ゲート
ちょうど枠番が出たんだが・・・リバティアイランド11番ゲート、タスティエーラ10番ゲート!これはきつい!きついぞ!
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