【デイリー杯2歳S2025データ分析】京都芝1600mで行われる2歳GⅡデイリー杯2歳ステークス!今年はカヴァレリッツォ、アドマイヤクワッズ、キャンディードが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く!データでは先行有利!枠・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はガリレア、エイシンディード、マイケルバローズ!
今週土曜の京都メインは2歳戦の今後を占う一戦、
デイリー杯2歳S!
■デイリー杯2歳S2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋
週明けの登録馬は12頭いたのだが・・・
回避した馬もいるようで現時点でMAX9頭立て。
これは淋しい。
もうちょっと頭数集まらんのかな?
ダートの1勝クラスはなんぼでも頭数集まるのになんで?
(先々週のもちの木賞も先週のオキザリス賞もフルゲート)
なんで芝のレースは頭数が集まらんの?
番組構成おかしいんじゃないの?
2歳戦は芝の重賞減らして
ダートの重賞にした方がいいんじゃね?
まあ番組構成の件はさておき。
先週の京王杯2歳Sは1勝クラスと言っても過言ではないメンバーだったが、
(一頭強い馬が混じっていたが)
こちらは重賞で勝ち負けしてきた馬がおり、
また新馬戦で強烈なインパクトを残した馬もおり、
少頭数ながらなかなかレベルの高い一戦になるんじゃないかと思う。
そんな中、1番人気に支持されそうなのが
カヴァレリッツォ。
なんかもういかにも噛みそうなアナウンサー泣かせの名前だが(笑)、
イタリア語で曲馬師という意味らしい。
曲馬師って要は人馬一体となって曲芸する人のことだと思うが、
現代にもいるのかな?
youtubeで検索しても出てこないってことは少なくとも日本にはいないみたいね。
まあ危険過ぎるのでyoutubeでは掲載禁止されてるのかも。
このカヴァレリッツォだが、
兄に弥生賞勝ちのサトノフラッグがいる良血で
中京マイルの新馬戦が5馬身差の圧勝だったんだよね。
馬群から抜ける時の脚が速かったし、
折り合いも問題なさそうだし、
鞍上はクリスチャン。
ノーザンFが期待してるのがわかるし、
かなりの素質馬に見える。
だけんどもしかし!

(ところでフジテレビの中居女子アナ問題ってどうなったんだっけ?声明とか結論とか責任の所在とか今後の方針とかあった?なんかうやむやになってない?)
この新馬戦で負けた馬達はまだ一頭も勝ち上がっておらず、
レースレベルがやや怪しいのである。
また、時計の1:34.2も超高速馬場でのもので・・・
全く目立つものではないんだよね。
同日の3歳1勝クラスで1:31.3の時計が出ているし、
これも同日に行われた中京2歳Sの時計は1:19.4(1400m戦※2歳レコード)。
めちゃくちゃ速い時計が出る馬場だったのである。
まあ、新馬戦だけにペースが遅かった点は考慮が必要だし、
競馬は時計が全てじゃないのは百も承知。
しかし少なくとも乙パイのサイズを疑う余地はあるんじゃないかと思う!
というわけで、
なかなかに面白そうな一戦!
まずはいつも通りデータ見てみよう!
■人気別成績

ごへー!1番人気強いな!それでいて2~3番人気も標準的な強さ。1着は全て5番人気以内で荒れるとしても8番人気くらいまで。二桁人気の大穴は壊滅状態・・・こりゃ堅い重賞なんじゃないの?と思ってしまうが、例年10頭前後の少頭数になるレース。去年なんて7頭立てだったからね。そう考えると意外と荒れる?少なくとも2~3着ヒモ荒れは期待できるレースだ!
荒れる確率は・・・30%。
当然、荒れる方に賭ける。
■馬体重別成績

2歳秋の一戦だが、馬格はそこそこ必要なデータ。460kgは欲しいところ。馬体の増減は馬体増が優勢。
■枠番別成績

京都芝1600mの外回り戦。今週までBコース。少頭数になることが多いせいか枠順の有利不利はあまり考えなくていい。
■騎手成績

関西の騎手が強い。武豊、松山注意。
■種牡馬成績

ダイワメジャー注意。ディープインパクトは残念ながらすでに亡くなっており、この世代にはいない。
■間隔別成績

休み明けでも全く問題なし。間隔が詰まってる組も来るがこれらは2~3着まで。ゆったりしたローテの方が吉。
■前走成績

注目ローテは・・・新潟2歳S(3頭)。あとは新馬が9頭、未勝利が10頭、オープン特別が5頭。つまり中心は新馬未勝利組。構図としては新馬vs未勝利vsオープン組という感じ。前走距離は1400~1800m。1200からは一頭だけ。ダートも一頭だけ。前走着順はどんなローテであれ基本1着限定。ただし、重賞・オープン特別は負けた馬がたまに来る。これが一つの穴馬パターン。
【激アツローテ馬】
・ガリレア(サウジアラビアRC2着)
・マイケルバローズ(中京2歳S3着)
今回全ての馬が該当するため、穴パターンの2頭を挙げておく。
■1番人気の前走成績

いやー。1番人気は現在7年連続馬券圏内だね。どのローテでも1番人気は信頼度高し。こりゃカヴァレリッツォも押さえは必要か?しかしこうやって見ると後のGⅠ馬は1番人気でキッチリ勝ち上がってますな。
■脚質別成績

逃げ・先行が優勢。ただ、それとは矛盾するように上がり1~2位が猛烈に強い。これは前目に付けつつ、上がり1~2位を繰り出してる馬が多数いる!ということ。つまり、能力そのものが違うというわけだね。そういう素質馬を探すのが今回一番てっとり早いかもしれない。
■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「先行→先行(逃げ)」「先行→差し」。だいたいこの2パターン。差し馬決着となったのは2019年くらいであり、基本は前の馬を狙いたい。時計は1分34秒台が多いねえ。
穴馬の脚質は、差し。
強いのは先行タイプだが、穴を開けるのは後ろ。2023年のナムラフッカー、2021年のカワキタレブリーみたいな馬を見つけたい。
■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気の脚質は前でも後ろでもいいが、前の方が安定してる感あり。
■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・
・アドマイヤクワッズ
・エイシンディード
・カヴァレリッツォ
・キャンディード
・グッドピース
ふむふむ。
■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的に優勢。そもそも出走する馬が少ないのだが、関東馬で馬券になったのは過去10年でわずか3頭のみ。社台系が鬼強かとおもいや・・・そうでもないね。まあ強いっちゃ強いのだが、去年も一昨年も2~3着は非社台。血統的にはややパワー寄りな感じ。サンデーサイレンス×ミスタープロスペクターが多い感じあるね。ディープインパクト産駒はいないがその後継種牡馬に注意!
■データケツ論。
・新馬vs未勝利vs重賞組
・先行タイプが優勢も穴は後ろ。
・関西馬、パワー寄り
カヴァレリッツォはノーザンF生産のサートゥルナーリア産駒。栗東・吉岡厩舎。鞍上はクリスチャン・デムーロ。近親にサトノフラッグ、サトノレイナス、カラマティアノスといった活躍馬がいる良血馬。上でも書いた通り、前走の新馬戦は5馬身差で圧勝。やや進路が狭くなるシーンがあったが、そこをスパッと抜けてきた点も高評価。ただ、不安な点も上で述べた通り。ここが試金石の一戦となる。
アドマイヤクワッズはノーザンF生産のリアルスティール産駒(ディープインパクト系)。栗東・友道厩舎。鞍上は世界の坂井瑠星。血統は良く分からんがプロフィール的には完璧。この馬も1戦1勝馬。10月東京1600の新馬戦だったわけだが、お決まりのスローのヨーイドンでね。逃げた馬と2番手の馬が残るところを外から一閃!上がりダントツの33.3を繰り出してキッチリ差し切り勝ち。着差は1馬身程度だったのでカヴァレリッツォほどのインパクトはないが、相当のポテンシャルを感じる馬だねー。
キャンディードは社台F生産のトーセンラー産駒(ディープインパクト系)。栗東・松下厩舎。鞍上は北村友。母はダート短距離で3勝を挙げた馬だが、この馬は芝で切れるタイプに出たみたいね。新馬戦は小倉の1200mだったのだが、これがまず強い内容でね。快調に逃げた馬が直線後続を引き離し、残り100を切ってもなかなか差が縮まらず、まだ3馬身くらい差があったのだが・・・これをゴール前の一瞬だけで差し切ったんだよね。こりゃ半端ねえぞこの馬!と判断し、次の中京2歳Sでは堂々◎を打ったわけだが、ダントツ人気スターアニスとの一騎打ちを制してレコードV!後続には7馬身差!中京1400の時計は1:19.4!馬券は、単勝・馬単的中。三連単はハナ差で逃したわけだが、「次は朝日杯FS直行でお願い!」と思ってたらなんとこのレースに出走するとのこと(ヤメテ)。1番人気確定かとおもいきや、予想の段階で3番人気。へー。そうなのねー。ふーん。

こういうチャンスは逃したくないです!というそこの貴方に穴馬候補を挙げておこう!
まず、挙げたいのはガリレア。日高・ヴェルサイユF生産のモズアスコット産駒。美浦・清水厩舎。鞍上は杉原。前走のサウジアラビアRCでは8頭立ての7番人気で2着に突っ込できた馬。しかし・・・勝ち馬のエコロアルバには1馬身半差つけられたし、上がりは34.0でそこまで切れる感じではないし、なにより鞍上は杉原だし・・・という感じであまり人気にならない?らしい。だけんどもしかし!よく見りゃその前走は直線どん詰まりだったのである!残り400mから残り200mくらいまでずっと前が壁でね。正味追えたのは最後の200m程度。しかもブレーキ踏んで外に出すロスがあったからね。これ、まともなら勝ち負けだったんじゃねいの?そして浅次郎注目のモズアスコット産駒。母父はステイゴールド。嵐を呼ぶ予感がするねえ。
次に、エイシンディード。浦河・山田さん生産のファインニードル産駒。栗東・大久保厩舎。鞍上は高杉。門別のJRA認定競争をクビ差の辛勝で勝ち上がり、勇躍函館2歳Sに出走したわけであるが、キング姐さん騎乗にもかかわらず12頭立て9番人気の低評価。しかし実際のレースでは、その人気を嘲笑うかのような強い競馬で逃げ切り圧勝!回りのレベルが低かったんじゃないの?と思ってしまうが、この時2馬身差の2着だったブラックチャリスがファンタジーSで0.1秒差の惜しい4着。決してレベルの低い一戦ではなかったし、キング姐さんを配してきた時点で陣営的にもそこそこ自信があったのだろう。問題は1200→1600の距離延長。これは確かに不安材料。やれるかどうか分からん。しかし人気なさそうなんでね。単騎でスイスイ行ければ・・・おかわりの逃げ切りあるかもよ!
それから、盲点となりそうなマイケルバローズ。浦河・杵臼牧場生産のロードカナロア産駒。栗東・上村厩舎。鞍上は岩田望。前走はキャンディードが勝った中京2歳Sで3着だったわけだが・・・前の2頭から7馬身離された3着。これはちょっと能力差あるんじゃね?と思ってしまうわけで。それはその通りだと思うわけだが(え)、この2頭が強すぎた・・・という可能性はあると思うわけよ。この馬とて中京1400を1:20.5で走っており、前の2頭がいなければ十分褒められていい内容。頭というイメージは湧かないが、2~3着ならあるかもよ~!
他、この馬はそこそこ人気になると思うが、グッドピース。前走は阪神マイルの新馬戦だったのだが、これまたやっぱりスローの瞬発力勝負でね。上がりは11.0-11.0-11.5という流れだったのだが、これを4番手追走から鮮やかに差し切り、さらに2馬身半突き放す見事な勝ちっぷり。時計は平凡であるが、かなりポテンシャルを感じる内容だったと思う。
というわけで、
9頭立てでもかなり面白そうな一戦!
難しいのに堅く収まりそうな武蔵野Sより
2歳戦のこっちが面白い?
予想は土曜日の予定!
お楽しみに!

【浅次郎のひとりごと】
→【ジャパンC】ゴリアットなど3頭が来日取りやめ 外国馬はG1を3連勝中のカランダガン1頭に
なんだってー!今年は久しぶりに凄いジャパンカップになると思ってたんだが・・・結局こうなるんかーい!まあしかしカランダガンが来てくれるだけでも有り難い!楽しみだね!
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