
【中京記念2025データ分析】中京芝1600mで行われる別定GⅢ中京記念!今年はエコロヴァルツ、ウォーターリヒト、エルトンバローズが人気だが当然大穴狙いで逝く!データでは1枠不利?脚質は差し・追い込み?馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はキープカルム、トランキリテ、コレペティトール!
うーん、
頭数少ないしこれはさすがに堅いかー。
せめてハンデ戦だったらなあ。
■中京記念2025予想オッズ
※netkeibaより抜粋
MAX13頭立て。
出走未定の馬もいるし・・・実際は10頭ちょい?
サマーマイル3戦目のレースであるが、
なんでこんなに登録数少ないのだ?
関屋記念からは中2週・・・
サマーマイル最終戦の京成杯AHまでも中2週。
この辺が影響してるんじゃね?
あれ?
そう言えば・・・このレースハンデ戦じゃなかったっけ?
やっぱりそうだ!
今年から別定戦になったのか!?
なんでやねーん!
ハンデ戦のままでええやんけー!
そして・・・今回、上位人気馬が強そうな一戦。
こりゃ穴党はスルーでいいかも。
まあ一応データ見ておくか。
※2020年は阪神芝1600m、2021~2022、2024年は小倉芝1800mで施行。
■人気別成績
1番人気は3着が多いな~!2~4番人気はいまいちだが、なぜか5~6番人気がかなり強い!この辺の小穴狙いが吉だね。二桁人気の大穴は過去10年で3頭のみ。今年は少頭数なんでなおさら大穴狙いは難しい。
荒れる確率は・・・40%!
1~2着は小穴狙いで1番人気の3着付けの三連単とか面白いかもね!
■年齢別成績
5歳が強いね~。7歳以上は割り引き。
■斤量別成績
去年までハンデ戦だったわけだが・・・結構軽ハンデ来てたんだねえ。
■馬体重別成績
馬体重の最低ラインは420kgだが、出来れば460kg以上欲しいところ。馬体の増減は馬体増の方が優勢。
■枠番別成績
3枠と・・・外目の枠が良い感じだね。1枠は割り引き?
■騎手成績
関西の騎手が優勢。松山・川田注意。
■種牡馬成績
ディープインパクト、エピファネイア、モーリス注意。
■間隔別成績
休み明けでも問題無し。4週(中3週)が相当馬券に絡んでるねー。
■前走成績
注目ローテは・・・米子S※しらさぎS(5頭)、パラダイスS(4頭)、安田記念(3頭)、ヴィクトリアマイル(3頭)。あとはバラバラ。構図としては、春のGⅠ~GⅡ組vs夏のオープンGⅢ組と言った感じ。前走距離は1400~1600m。前走GⅠであれば着順不問。前走オープンなら好走条件。
【激アツローテ馬】
・キープカルム(しらさぎ賞1着)
・コレペティトール(しらさぎ賞3着)
・エコロヴァルツ(安田記念7着)
・ウォーターリヒト(安田記念9着)
・マピュース(NHKマイルC7着)
まあこの辺は人気になってしまうわけだが、激アツなのは3歳馬のマピュース。あとしらさぎ賞3着のコレペティトール。
■1番人気の前走成績
やはり前走GⅠなら信頼度高くなる。
■脚質別成績
差し・追い込みが強い。特に追い込みがこんなに馬券に絡むレースも珍しい。ただし、前もまあまあ残る。
■位置取り・上がり3F
脚質パターンは・・・「先行(逃げ)→差し」「差し→差し(追い込み)」「差し→先行」。中京1600は他場のマイル戦と違い、前半下りで前傾ラップになりやすい上に直線に急坂があるタフなコースなんでね。4角二桁番手の後方からもバンバン飛んでくるぞ!しかし・・・矛盾するようだが先行タイプもまあまあ残る。前・後ろの割合としては「1:2」という感じ。逃げ馬が絡んでるのはいずれも小倉1800mで行われたもの。
穴馬の脚質は、差し・追い込み。
後ろだね。
■1番人気の位置取り・上がり3F
1番人気は差しタイプが多いねー。
■上がり最速候補
今年の上がり最速候補は・・・
・ウォーターリヒト
・キープカルム
・トランキリテ
・メイショウシンタケ
鬼脚持ちのウォーターリヒトにはピッタリの舞台だねー。ただ、キープカルムも負けてない。穴ならトランキリテ、メイショウシンタケ。
■厩舎・生産者・血統
関西馬が断然優勢。社台系、特にノーザンF強し。血統的にはもうサンデーサイレンス祭り。父系は違っても母系に必要。特にディープインパクトの血に注意。
■データケツ論。
・春のGⅠ~GⅡ組vs夏のオープンGⅢ組
・差し、追い込み
・関西馬、ノーザンF、ディープインパクト
エコロヴァルツは、日高町・下河辺牧場生産のブラックタイド産駒。栗東・牧浦厩舎。鞍上は坂井。2歳時に朝日杯FSでジャンタルマンタルの2着だった素質馬だが、クラシック3冠は皆勤したものの7着・8着・9着と結果出ず。しかし4歳になって覚醒した感じで・・・中山記念2着、大阪杯4着、安田記念7着。このメンバーなら当然実績上位だろう。重賞勝ちがないので57kgで出走出来るのもプラス。脚質的には幅がある馬だが、さて坂井がどう乗るか。前に行くかな・・・
ウォーターリヒトは浦河・伏木田牧場生産のドレフォン産駒。栗東・石橋厩舎。鞍上は菅原明。鬼脚が武器の追い込み馬で今年に入ってからの成績は京都金杯2着、東京新聞杯1着、安田記念9着。特に素晴らしかったのが東京新聞杯でね。この時負かしたのはボンドガール。上がり最速33.2で並ぶ間もなく差し切ってみせた。今回の舞台は京都新聞杯2着の舞台でもあるし、脚質的にもピッタリ。懸念材料としては少頭数で超超スローになった場合か。あと血統的には微妙な感じもある。まあしかし有力ですな。
エルトンバローズは浦河・桑田牧場生産のディープブリランテ産駒。栗東・杉山晴厩舎。鞍上は川田。昨年のマイルCS2着馬であり、実績で言うならもう間違いなくこの馬が一番である。チンコ二つ抜けてると言っていい。ただ・・・今回そのマイルCS以来9ヶ月ぶりの骨折明けなんだよねー。当然目標はマイルCSだろうし・・・まあ、この点については調教見てからやね。
どこ見てんのよ?と言われて困りたい貴方に穴馬候補を挙げておこう。
まず、小穴候補としてキープカルム。社台F生産のロードカナロア産駒。栗東・中竹厩舎。母系はダンスパートナーの一族でね。1つ下の妹に今年のオークスを勝ったカムニャックがいる血統。2~3歳時はクラシックを意識した使われ方をしていたが、中々結果が出ず・・・距離をマイルに縮めてから進撃開始。4月にはダービー卿CTで僅差の3着に食い込み、前走のしらさぎSで重賞初制覇。この時負かしたのがチェルヴィニアであるからして当然高い評価が必要だろう。エコロヴァルツやウォーターリヒトと比べても遜色ないと思う。ココを勝てばほぼほぼサマーマイル優勝というのも強調材料。上記人気馬の目標は秋だろうけど、この馬はココが目標だろう!頭固定の三連単とか面白そうですな。
次に、中穴候補トランキリテ。社台・白老F生産のルーラーシップ産駒。栗東・松永厩舎。鞍上は小沢。6歳の牡馬だが、これまでの戦績は【4.3.2.19】。オープン特別や重賞勝ちがなく、馬券率もさほど高くないタイプ。ただ、良く見ると異様に4着が多く数字以上に堅実なタイプ。オープンに上がってからも大崩れすることなく、毎回堅実に追い込んでるんだよね。ココ3走を見ても、六甲S3着(上がり1位)、都大路S3着(上がり3位)、そして前走の関屋記念が4着(上がり2位)。仮に、今回のレースに関屋記念上位のカナテープやボンドガールやオフトレイルが出走していれば人気確実だったと思うわけだが、これらの馬とひそかに0.2秒差だったのがこの馬。オッズほどの差はないと思うぞ!ただ、重賞でこの鞍上はちと不安。
それから・・・大穴候補にコレペティトール!社台F生産のジャスタウェイ産駒。栗東・中竹厩舎。鞍上は井上!これは騎手で消す人が増えそうですな。かういう私も「なんで井上?」と思ってるわけだが、前走のしらさぎ賞は着順以上に強い内容だったのよ。終始外々を回らされる競馬でね。3~4コーナーから大外ぶん回しで捲ってポジションを上げて行った時には「こりゃさすがに強引早仕掛けだろ」と思ったのよ。案の定直線ではフラフラして鞭を右に左に持ち換えて後続に飲まれそうになったわけだが、坂を登ってからもう一回バイーンと伸びてまさかの3着。ちょっとこれは驚いたわけだが、この競馬が出来ればタフな中京マイルで大きな武器になると思う。逆に・・・この時の勝ち馬キープカルムは終始内々の競馬。直線だけ外に持って行ってスパッと切れたが、コレペティトールとは対象的に全てが上手く行った(騎手が上手く乗った)と言っていい競馬。さらに言えば、キープカルムは1kg増えて58kgとなるんでね。ガチでそんなに差はないぞ!ちなみに、井上はココ数年障害で頑張っており、今年は障害で1勝。平地競走は0勝だ(ぇぇぇ)。
他、オッズ次第ではあるが、3歳牝馬マピュースを狙うのも有りだと思う。今年の桜花賞4着馬。関東馬だし、休み明けだし、中京マイル適性がどうかだが、52kgの斤量はやっぱり魅力だよね~。あとは一発あるならバデルが神騎乗した時のセブンマジシャン。
というわけで、
少頭数の上に堅く収まりそうな一戦だが、
こんな時に荒れたりするのが競馬なんでね。
いつも通り大穴狙って逝こうと思う。
ちょっと予想はどうするか分からんが、
週末お楽しみに!
【浅次郎のひとりごと】
私の中で「怪物」と言えばこの馬である。現在グラスワンダーの血は、スクリーンヒーロー、モーリスと途切れずに繋がっており、グラスワンダー世代としてはこれは嬉しい限り。願わくば・・・子孫からまた「怪物」の名を継ぐ馬が出てきて欲しい。
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