CBC賞2024データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【CBC賞2024データ分析】中京芝1200mで行われるハンデGⅢCBC賞!今年はピューロマジック、アグリ、スズハロームが人気になりそうだが当然大穴狙って行く!データ分析では逃げ馬有利?差し馬?枠順・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり最速候補は?穴馬候補はカンチェンジュンガ、バースクライ、レッドヒルシューズ、カリボール!

 

やっぱり。。。

 

札幌記念よりこっちか~~~!

 

■CBC賞2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

1番人気はピューロマジック想定だが・・・

今回のハンデは55.5kg!

前走から一気に2.5kg増えてどうなる???

さらに鞍上も松山から横山和にチェンジ!

(松山は先々週の遅刻で制裁食らっており今週乗れず)

そこまでネガティブなチェンジではないが、

ここのところ松山調子良かったからなー。

 

これはかなり面白い一戦になりそうー!

早速データ見てみよう。

※例年7月1週目・中京の開幕馬場で行われる重賞だが、2020年は阪神芝1200m、2021~2022年は小倉の芝1200mで行われている。そして今年は8月の3週目、中京開幕の2週目に行われる。なんともややこしい。

 

■人気別成績

うっしっし!1番人気弱し!その代わり、2・3番人気が強いねー。頭は人気サイドが強いが・・・2着は荒れ放題。3着は比較的堅め・・・といった印象。二桁人気は過去10年で4頭馬券になっており、大穴狙いも可。

荒れる確率は・・・35%!

めちゃくちゃ荒れるわけじゃないが、十分穴党向けのレースだ!

 

■年齢別成績

注目の3歳は・・・平均人気が5.0とその多くが人気サイドなんでね。かなりイマイチと言わざるを得ない!それ以上にイマイチなのが4歳馬!なんでこうなるのか謎だが4歳馬はかなり弱い!中心は5歳馬!次いで6歳馬だねー。

 

■ハンデ別成績

さて、このデータが重要なわけだが・・・昨年から斤量改定が入ってるのでザックリ見ていこう。まず57kg以上の重ハンデは・・・馬券率こそ高いもののその多くが重賞やオープン特別で好走実績のある人気馬なんだが、1着はゼロ。

馬券に多く絡むのは55~56kgの中ハンデ。分母は多いが、このゾーンは回収率も高く、狙いやすいね。そして注目したいのは54kg以下の軽ハンデ。ご覧のように馬券率は高くないものの・・・かなりの数、1~2着に来るのである。まとめると・・・

★ハンデまとめ

・重ハンデは2~3着まで。
・中ハンデが買いやすい。
・軽ハンデは馬券率低いものの1~2着で来る。

 

■馬体重別成績

馬体重の最低ラインは440kg。馬体の増減は・・・馬体減がかなり優勢だねー。

 

■枠番別成績

例年、夏の中京の開幕馬場で行われるんだが、2020~2022年は京都競馬場改装の影響で阪神・小倉で行われてるからねー。ちょっとデータ的には信頼がおけない。ではコース的にはどうなのか?ワンターンの短距離戦なんでね。あまり枠順は関係ないかと思いきや・・・実はかなり内枠有利なコース。1~5枠と6~8枠ではかなり成績違うぞ。

 

■騎手成績

関西の上位騎手、それから若手、中堅も結構来る。なんと・・・関東の騎手は過去10年一度も馬券になっていない。まあ騎乗数が極端に少ないんだろけど、横山和・・・これはちょっと不安だねえ。

 

■種牡馬成績

ディープインパクトが3勝を上げてて相性良さそうだが・・・基本的に短距離タイプの種牡馬が多いねー。あまりメジャーではないミスプロ系。それから大穴を開けるのはナスルーラ系か。

 

■間隔別成績

今回開催時期がズレてるんで参考までのデータだが、休み明けでも全然OK。間隔詰まってる組は劣勢だねー。

 

■前走成績

例年だと7月の1週目(中京開幕週)に行われるレースでね。今年はちょっと開催時期が違うんだよね。というわけで、参考までのデータだが傾向は掴めるかもしれんので一応見てみよう。

注目ローテは・・・高松宮記念(4頭)、安土城S(4頭)、鞍馬S(4頭)、準オープン(5頭)、2勝クラス(2頭)。前走GⅢ組はわずか2頭しかおらず、GⅡ組も4頭と少ない。ただ、これは4~5月に1200のスプリント重賞がないこと影響している。今年は開催時期が違うため・・・北九州記念組やアイビスSD組が出走可能なんでややこしい。この辺はサマースプリントのポイントも絡んでくるのでその点も複雑。構図的には「重賞組」vs「オープン特別組」vs「準オープン&格下組」という感じ。最も多く馬券になってるのはオープン特別組だ。

【激アツローテ馬】
今回割愛するが・・・面白いのは北九州記念の惨敗組かなと思っている。

 

■1番人気の前走成績

なんと・・・GⅠ組(高松宮記念・桜花賞)の1番人気は全滅!その多くが惨敗!それから軽ハンデの3歳馬も51kgのヨカヨカが5着。49kgのアネゴハダが3着と微妙な成績。重ハンデ58kgのクリノガウディーは12着、58.5kgのマッドクールも9着に惨敗している・・・。

 

■脚質別成績

逃げ馬注意??これは開幕馬場で行われることが影響してるか?しかし意外と差し・追い込みも効いてるなあ。詳しく下で見てみよう。

ちなみに、中京芝1200は最初の100mこそ緩やかな上りだが、その後は直線坂下まで延々下り。坂を登ってからの200mは平坦。ハイペースになりやすいコースだ。

 

■位置取り・上がり3F

2020~2022年は他場で行われており参考外・・・って、この3年はいずれも逃げ馬が勝ってるやん!中京で行われた2019年以前+2023年で見ると、差し・追い込みが優勢だねー。逃げ・番手タイプも馬券になるが、頭は圧倒的に差し系。

馬券パターンは・・・「差し→先行」「差し(追い込み)→差し」。ほとんどがこのパターン。ただし、ジャスパークローネが勝った去年は前残り。

穴馬の脚質は、先行!

差し追い込みが優勢だが、穴を開けるのは前!

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気は弱すぎてあまり参考にならず。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・カンチェンジュンガ
・サンライズオネスト
・ショウナンハクラク
・バースクライ
・ディヴィナシオン
・ヤクシマ
・キタノエクスプレス

レースレベルは無視して挙げてるわけだが・・・やはり速いペース(PCI値が50以下)で上位の上がりを繰り出してる馬が面白そう。具体的に挙げるとカンチェンジュンガ、キタノエクスプレス、ショウナンハクラク、バースクライあたり。

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的!関東馬は過去10年で2頭しか馬券になっていない。社台系イマイチ!全く来ない年もあり!他場で行われた2020~2022年を省いて見ると・・・やはりサンデーサイレンス系が強いか。あとはミスプロ系のスピード&パワータイプ。

 

■データケツ論。

・ハンデは効く。軽ハンデ馬注意!
・重賞組vsオープン特別組vs格下組
・差し馬強いが、穴は前!

 

ピューロマジックは新冠・村田牧場生産のアジアエクスプレス産駒。栗東・安田厩舎。鞍上は横山和。母メジェルダはファンダジーS2着馬。兄に新潟直千得意のメジェルダやダート短距離で先日オープン入りしたバグラダスがいるスピード血統。父アジアエクスプレスは血統的にはバリバリのダートだが時々芝の短距離馬を出す。この馬がまさにそうでね。前走の北九州記念は前半3F32.3とハイペースでぶっ飛ばして逃げ・・・唯一追いすがったヨシノイースターを半馬身押さえての逃げ切り。3着以下には約2馬身の差を付けての快勝でね。このレースは個人的にもかなり評価しているし、相当強い競馬をしたと思うわけだが・・・・・・今回は斤量が2.5kg増えて55.5kgなんだよね。舞台は直線412mと長く坂がある中京。この馬が近走で負けてるさざんか賞・マーガレットSはいずれも直線坂のある阪神。前走からの成長次第だが・・・これは甘くないんじゃないのー!ただ、今回も「何が何でも行く」というタイプの逃げ馬は見当たらない。展開的には有利になりそうでこの辺が微妙なチクビ。

アグリはノーザンF生産のカラヴァッジオ産駒。栗東・杉山晴厩舎。鞍上は西村。実績についてはもうここで書くまでもないだろう。間違いなく短距離界の上位馬であり、トップハンデが示す通り、ここでは抜けた存在。大問題はそのハンデの58.5kg。それから、今回は半年の休み明けの上、大目標は次のスプリンターズSという点。本当は別定GⅡのセントウルSから始動したいんだろうけど、ある程度間隔を開けた方がいいタイプなんでココを選んだのだろう。ココは叩きの一戦なのは明白。あとは地力で来れるのかどうか。これまた微妙なチクビになりそう。

スズハロームは新冠・アラキファーム生産のサトノダイヤモンド産駒。栗東・牧田厩舎。鞍上は鮫島克。叔父に兵庫CSを勝ったエキマエがいる血統。目立つ血統ではないが、芝の1400~1600を使って順調に出世し、この春に準オープンを勝ってオープン入り。勢いそのままにGⅡ京王杯SCに出走すると・・・中団の外目からジリジリと脚を伸ばして見せ場タップリ!最後は上位2頭(ウインマーベル・レッドモンレーヴ)に突き離されたものの3着に激走!伸び盛りの4歳馬ということもあり、今後の成長次第で重賞にも手が届く器であることを感じさせる一戦だったんだよね。そして今回のハンデは56kg。別定GⅡ3着の実績でこれは恵まれたと見ていいだろう!問題は、今回初となる1200m戦に対応出来るかどうか。決め手はここでも通用すると思う。

 

最近は盗撮防止とやらでジャージやハーフパンツが増えてるようだけどやっぱりチアガールはこれだよねと思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まず、太ももがピチピチしてそうなカンチェンジュンガ。日高・サンバマウンテンF生産のビッグアーサー産駒。栗東・庄野厩舎。鞍上は貫太→斎藤新にスイッチ。前走の北九州記念は10番人気で4着。実はこの時の私の本命◎だった馬なんだが、一見するとピューロマジックには完敗の内容に見える。しかし良く見ると、直線で進路が狭くなり、外に切り替えるロスがあったんだよね。まあスムーズだったとしても3着までだったとは思うが、確実にもっと小差だったと思うんだよね。で、今回!ハンデは据え置きの55kg!ピューロマジックが2.5kg増えてるのを考えるともう普通に逆転可能だろう!激アツ太ももの一頭だ!

次に太ももがムッチリしてそうなバースクライ。日高・ダーレーJ生産のハーツクライ産駒。栗東・千田厩舎。鞍上は未定。前走の北九州記念は見せ場なく10着に惨敗。この敗因は良く分からんが・・・+12kgと太め残りだったぽいんでね。単純に休み明けのポカということにしておこう(調教は良かったんだけど)。注目したいのは2走前のオーシャンS。勝ったトウシンマカオが強い競馬をしたレースだったわけだが、この時、ビッグシーザーやヨシノイースターと僅差の2着争いをしたのがこの馬(結果は3着)。普通に別定GⅢでも勝負になる馬なんだが・・・今回は前走から1kg減って54kg!これはマジで恵まれたと思う!調教や馬体重は要注意だが、これまたマクラにしたい太ももである。

それから、不気味な上がり馬のレッドヒルシューズ。新ひだか町・チャンピオンズF生産のハーツクライ産駒。栗東・武英厩舎。鞍上は団野。デビューして2戦目のファンタジーSで3着に入線した才媛だが、その後は賞金を加算出来ず・・・出世街道からは外れたわけだが、4歳夏に2勝クラスと3勝クラスを連勝!特筆すべきなのが、連闘で臨んだ前走の佐世保Sでね。不良馬場だったので時計はさほどではないが、抜群のスタートから控えて好位。直線に入って逃げ馬の外に出すとアッサリ突き抜けて2馬身半差の圧勝!これは一気に本格化した可能性アリアリ!そして!今回ハンデ戦というわけで53kgで出走出来るんですな。立ち位置としては北九州記念時のピューロマジック(53kgだった)と似た感じなのだが、まあ人気にならないだろうからね。かなりピンクチクビの一頭だ!

他、北九州記念でカンチェンジュンガと僅差の5着だったショウナンハクラク。この馬、重賞でも5~6着に来れる実力馬なんだが毎回人気ないんだよね。そろそろ馬券になっても何ら不思議なし。あと、前走アイビスSDの大敗で人気急落しそうなグレイトゲイナー。56.5kgなら・・・ハナに行くのはピューロマジックではなくこの馬かもしれない。これまで重賞でもそう差のない競馬をしており、オッズほどの能力差はない馬だぞー!あと、8歳にしてピークを迎えてるカリボールも面白そうな一頭。他にも面白そうな馬はいるが枠順と調教見てからだねー。

 

というわけで、

今回人気馬いずれもかなり怪しい雰囲気!

この夏の重賞は堅い結果が続いてるが・・・

 

大暴れするならこのレース!

 

 

だと思っている!

 

anatube、最終予想お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

小牧太騎手が20年ぶりに兵庫復帰 “再デビュー”初日は1勝、3着1回

小牧のチャレンジ精神には同じ中年オヤジとして心踊るところがあるな!頑張って欲しい!と、思うと同時に・・・騎手の「セカンドキャリア」については今のままでいいのか?という思いもある。以前のように・・・条件を満たした騎手には調教師の道を拓いて上げていいと思うけどねえ。

 

★第7期モッコリ万馬券倶楽部、新入部員募集!