エリザベス女王杯2025データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【エリザベス女王杯2025データ分析】京都芝2200mで行われるGⅠエリザベス女王杯!今年はレガレイラ、パラディレーヌ、エリカエクスプレスが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く!データでは差し有利?枠順・騎手・馬体重・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はリンクスティップ、ライラック、フェアエールング!

 

先週のアルゼンチン共和国杯は・・・

 

 

ミステリーウェイがまんまと逃げ切り!

松本、神騎乗だったなこれー!

初重賞制覇おめでとう!

 

 

2着はぶった斬ったスティンガーグラス。

3着は無印にしたディマイザキッド。

 

そして我が◎のローシャムパークはズブズブの12着。

もう私のゴザルはピクリともしなかったわけだが、

ちょっとミステリーウェイは買えなかったなあ。

まさか東京2500で大逃げ打って逃げ切ってしまうとは!

これ取った穴党の皆様はお見事でしたー!

 

さて切り変えて、

エリザベス女王杯!

 

■エリザベス女王杯2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

人気はダントツでレガレイラになりそうだねー。

まあ、この馬が実績・能力とも最上位。

昨年の有馬記念馬だし、

前走のオールカマーは57kg(牡馬換算で59kg)背負って完勝だったしね。

それは私も素直にそう思う。

 

だけんどもしかし!

 

 

この馬のこれまでの戦績は【4.1.0.5】。

決して安定して走るタイプではないのである。

実際、昨年は同世代の牝馬相手のローズSで5着に敗れているし、

昨年の当レースは直線で不利などもあったが結果は5着。

2走前の宝塚記念でも2番人気に押されていたが11着に大敗。

その末脚は確かに強烈だが、

どうしても展開や馬場やチンコの位置に左右されてしまう馬なのである。

 

そして鞍上は戸崎。

いや、戸崎をディスるつもりはない。

現在ルメールとリーディングを争ってるトップジョッキーであるし、

昨年の有馬記念、前走のオールカマーも

見事な騎乗だったと思う。

ただ、京都の戸崎に不安があるのも事実。

いや、京都って3コーナーに坂がある特殊な競馬場なんでね。

難しい競馬場だし、

得意不得意が出やすいし、

経験値も重要になってくるだろう。

特にレガレイラにとっては京都のどこから動いて行くのか?

というのは非常に重要なポイントだと思うのよ。

ちなみに今年の戸崎の京都成績は【1.5.1.16】。

すでに116勝してる騎手なのに京都では1勝しかしてないのだ。

(ちなみに昨年は3勝)

 

というわけで、

まあ馬券的には押さえが必要かもだが、

ブットビ期待!

が可能なレースだと思う!

 

戸崎はルメールとは違う!・・・はずw

 

いつも通り過去データ見てみよう!

 

■人気別成績

1番人気は・・・平均よりも弱いね。そして2番人気・4番人気はひどい成績。その代わり3番人気が異常に強い。人気馬全体で見ればそこそこ。過去10年で二桁人気馬は4頭馬券になっており、大穴狙いも不可能ではない。まあしかしこのレースの一番の特徴は2着が荒れるという点。なんと1~4番人気で馬券になったのは一頭だけ。それ以外は全て5番人気以下だ!3着は比較的堅めなんでね。三連単や馬単で狙うなら2着に穴馬を置くといいかもね。

荒れる確率は、30%!

データを信じるなら3番人気の馬を軸にして1番人気と5番人気を押さえつつ穴に流すといいかもねw

 

■年齢別成績

中心となるのは4歳、次いで3歳。5歳。6歳以上は大幅割引のデータだが、これは社台系クラブの馬が出走しない(規定により6歳春には繁殖入りのために引退する)のが大きな理由だろう。ちなみに過去10年で馬券になった30頭中、21頭が社台系の馬だ。

 

■馬体重別成績

牝馬戦なのでね。馬格はあまり気にしなくていいが、最低ラインは420kg。大きければいいというわけでもなく、理想は430~479kgくらいか。馬体の増減は互角。幅は少ない方がいい。

 

■枠番別成績

京都外回りの2200m戦。ご覧のように大外枠の成績が良いね。あとは6枠、1枠など。まあ、あまり気にしなくていいかもしれない。脚質に合った枠が欲しいね。

 

■騎手成績

ミルコが絶好の相性だが、今はアメリカで奮闘しており当然騎乗馬はなし。あとはやっぱりのルメール(ステレンボッシュ)。クリスチャンも好相性だね(リンクスティップ)。以下ほとんどが関西騎手。ちなみに戸崎はこのレース【0.0.0.4】。やはり相性悪い???

 

■種牡馬成績

オルフェーヴルの2勝はラッキーライラックによる連覇。以下ディープインパクト、ハーツクライ、マンハッタンカフェとサンデー系の中長距離種牡馬が並ぶわけだが、なによりこのレースの特徴を表しているのがディープインパクトの【1.1.5.28】という成績だろう。

 

■間隔別成績

休み明けでも問題ないが、1度使ってからの方が良く、理想は明け2戦目。次は明け3戦目。間隔詰まってる組は厳しいが、4週(中3週)だけは別でかなり良い。これはアイルランドT(府中牝馬S)と秋華賞である。

 

■前走成績

注目ローテは・・・アイルランドT※府中牝馬S(11頭)、秋華賞(5頭)、オールカマー(3頭)、札幌記念(3頭)。あとは春のGⅠからの直行組。構図としてはアイルランドT組vs秋華賞組vs他の秋GⅡ組。こうやって見ると去年はかなり異質な年だったんだねー。前走距離は1800~2200m。例外はGⅠのみ。最も馬券に絡むアイルランドT組は好走している方が好ましいが7着くらいまでOK。秋華賞組は好走必至・・・かと思いきや6着くらいまでOK。意外と負けてる馬が来る。オールカマーは5着以内、札幌記念は3着以内。

【激アツローテ馬】
・カナテープ(アイルランドT3着)
・アドマイヤマツリ(アイルランドT7着)
・エリカエクスプレス(秋華賞2着)
・パラディレーヌ(秋華賞3着)
・ケリフレッドアスク(秋華賞11着)
・レガレイラ(オールカマー1着)
・フェアエールング(オールカマー4着)
・ココナッツブラウン(札幌記念2着)

アイルランドT勝ち馬のラヴァンダはマイルCSの向かうとのこと。これで秋華賞には出走出来なかったリンクスティップが滑り込みで出走可能に。

 

■1番人気の前走成績

1番人気は前走好走しているとは限らないわけだが・・・前走で馬券圏外だった馬は本番でも圏外だねえ。この点、レガレイラは前走1着なのでクリア。しかしオールカマー組の1番人気が相性いいとは言えませんな。

 

■脚質別成績

差し馬が強い。それを裏付けるように上がり1位も強い。これはレガレイラにとってプラス材料。ただ、5~6番手位の馬が差しに分類されることもあり、上の数字ほど差しが強いわけではない。前の馬も相当残るので注意が必要。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「差し→差し」「差し→先行(逃げ)」。だいたいこのいずれか。前残りのパターンは2017年くらいしかないのでね。差し馬を中心に考えた方がいいかもしれない。時計は馬場やペースによって変わるが、上がりは33秒台の瞬発力勝負というより34秒台の持久力勝負になることが多い。逃げて馬券になったのはクロコスミアのみ。

穴馬の脚質は、差し!

逃げ先行が穴を開けることもあるが、多いのは差し。しかしこうやって見ると結構荒れてるね。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

目立った傾向はないが・・・これだけのメンツが揃ってて上がり1位はナシ。レガレイラも去年は上がり5位だったんだねえ。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・オーロラエックス
・カナテープ
・ココナッツブラウン
・パラディレーヌ
・ライラック
・レガレイラ
・リンクスティップ

この中に大穴がいるはず!

 

■厩舎・生産者・血統

圧倒的に関西馬優勢。ただ、他のGⅠ同様最近はそうでもない。上でも書いたが社台系鬼強。血統的にはサンデーサイレンスの中長距離系、ただしココ2年はキングカメハメハ系が勝ってるねー。母系はバラバラ。注意したいのはリピーター。特殊なコースで行われるタフなレースなんでね。ラッキーライラックの連覇。クロコスミアの3年連続2着。ほか、ミッキークイーン、モズカッチャン、ラヴズオンリーユーなど複数馬券になってる馬多数。今年の該当馬・・・3年越しのライラック。それから去年の4着馬シンリョクカ、5着馬レガレイラ。

 

■データケツ論。

・アイルランドT組vs秋華賞組vs他GⅡ組
・差し馬中心
・関西馬、社台系、コース適正重要。

 

レガレイラはノーザンF生産のスワーヴリチャード産駒。母系はウインドインハーヘアに連なるディープブラッド。近親には活躍馬多数。兄にドゥラドーレス、従兄弟にアーバンシック、ステレンボッシュなどがいる。去年の有馬記念馬。この馬については詳しい解説は必要あるまい。上述した通りピンパータイプで格下相手にもコロッと負ける馬。意外と怪しい人気馬だと思っている。雨が降ればさらに怪しさ増す感じだが・・・現時点では晴れ予報。

パラディレーヌは岡田スタッド生産のキズナ産駒。栗東・千田厩舎。鞍上は丹内から岩田望来にチェンジ。このチェンジも丹内の京都成績が理由っぽいなー。ちなみに丹内の今年の京都成績は【1.6.3.28】。賞金不足でエリザベス女王杯は出られないかと思ったら出れるのは幸いですな!個人的に高く評価している馬でオークスで4着、秋華賞で3着だった馬。その秋華賞では大外枠から終始外々の競馬。4コーナーでも大外を回して進出し、上がり最速をマークしてゴール前強襲!もうちょい直線があればという内容だったし、データ的にも買いの秋華賞組。非社台である点と鞍上が気になるが・・・当然有力な一頭だろう。

エリカエクスプレスは浦河・三嶋牧場生産のエピファネイア産駒。栗東・杉山晴厩舎。鞍上は武豊。1月のフェアリーSを圧勝し、桜花賞で1番人気に支持された才媛だが、結果は1秒以上離された5着、オークスも10着に敗れ、秋緒戦の京成杯AHは11着。それでも秋華賞は5番人気に支持されたわけだが、新たなパートナー武豊を背に渾身の逃げ!最後にエンブロイダリーに交わされたもののGⅠ級の能力を持った馬であることを改めて証明。今回も人気サイドの一頭となりそうだが・・・問題は展開面だよねえ。またも武豊の単騎逃げなら魔法が掛かりそうだが、今回は前走逃げなくて怒られたケリフレッドアスクがいるし、アドマイヤマツリも行こうと思えば行ける馬。それから早めに仕掛けて行きそうな馬もいるし、そう簡単には行かない?

 

こんなチャンスは一年に一度もありません!と思った貴方に大穴候補を挙げておこう!

 

ちょっと買いたい馬が多すぎるんだが、まずもってリンクスティップ!社台・白老F生産のキタサンブラック産駒!栗東・西村厩舎。鞍上はクリスチャン。今年の桜花賞で3着、オークスは5着だった馬。いずれも能力を高く評価しており、馬券的にも厚い印を打っててね(桜花賞は▲、オークスは◯)。秋華賞での捲土重来を期待してたんだが・・・秋緒戦の紫苑Sでまさかの8着惨敗。賞金持ってない馬なんでね・・・秋華賞は出走出来ず。こりゃ自己条件からやり直しか・・・と落胆してたんだが、なんとエリザベス女王杯に出走出来るとは!そして鞍上はクリスチャン!偶然空いてたのか?それとも早くから押さえていたのかは分からんが、これは鬼に金棒だろう!今回輸送のない京都だし、きさらぎ賞の内容からしてこの舞台も合うと思う。結果的に秋華賞をスキップしたのもプラスに働きそうだし、少なくとも同じ3歳のパラディレーヌやエリカエクスプレスとは互角の評価が必要な馬だと思う。問題はオッズだねえ。クリスチャン騎乗で妙な人気にならなければいいんだけど。

次に挙げたいのは穴党のロマン砲ライラック!浦河・杵臼牧場生産のオルフェーヴル産駒。6歳。美浦・相沢厩舎。鞍上は石川・・・じゃなくて藤岡。なんでや!なんで変えるんじゃ!と思うわけだが、覚悟の後方待機といった極端な乗り方をするのであれば・・・ええかもしれんな。今まで何度も何度も狙って来た馬であるが、もう丸2年ほど馬券になっていない。しかし、いい競馬はしているのである。前走のアイルランドTも当然◎を打ったわけだが、典型的なヨーイドンの競馬でねー。アンゴラブラックとカナテープが内前で粘るところを・・・ラヴァンダと一緒に外から突っ込んで来たのがこの馬。展開・馬場に恵まれない中での僅差4着でね。全く悲観する内容じゃなかったのである。そしてこの馬、これで4年連続のエリ女出走。その着順は2着(上がり2位)、4着(同1位)、6着(同1位)。明らかにこの舞台がベストの馬であり、今回のメンバーなら十分パンチラチャンスあると思う!

それから、これも大穴になりそうなフェアエールング!新冠・ビッグレッドF生産のゴールドシップ産駒。5歳。美浦・和田厩舎。鞍上は丹内。オイ!丹内は京都苦手ちゃうんかい!というツッコミを頂きそうだが、人気薄ならいいのである(ナルホド)。去年の夏くらいから覚醒した馬でね。今年の1月には小倉牝馬Sを勝って重賞初制覇。その後も斤量を背負った福島牝馬Sで2着、クイーンSでも3着に好走し、前走は牡馬相手のGⅡオールカマーでも4着に好走してみせたのだ!確かにこの時はレガレイラに完敗の内容ではあったが、敗因は早仕掛け。残り1200mの地点から仕掛けて先頭に立っちゃったわけだが(いくら何でも早漏すぎ)、それでも残り100mまで頑張ってたからね。この馬のロンスパ性能とスタミナと色白の太ももは全く持って侮れないと思うぜー!

あと、この馬も狙ってるぜシンリョクカ!去年の4着馬という準リピーター。前走の新潟記念では直線粘りに粘ってシランケドから0.2秒差、後に菊花賞を勝つエネルジコとは0.1秒差だった馬である。しかもシランケドより1kg思い斤量背負ってたわけでね。仮にここにシランケドが出走してたら当然のごとく上位人気になってたはずだと考えれば普通にこの馬の乙パイも狙えると思う!

他にも・・・堀+レーンのカナテープ!関屋記念では上がり最速32.5をマークして鬼の差し切り!前走のアイルランドT3着も前哨戦としては全く問題なし!それから、前走は牡馬相手のGⅡ京都大賞典で上がり最速をマークして3着に突っ込んできたヴェルミセル!この時は馬場のいい内を通った分は確かにあるが、展開が向いたわけでもなんでもないし、相手は牡馬の一線級だったからねー。全く油断ならん一頭だろう!あと、距離が持たないと思われてそうなセキトバイーストサフィラといった重賞勝ち馬も面白そう。

ルメール騎乗のステレンボッシュは・・・これ人気になるよね?ならんの?あと、前走アイルランドTで1番人気だったボンドガールも人気になるよね?津村だと人気にならないのか?

 

というわけで、

なんともはや超面白そうな一戦!

馬場は・・・週末天気良さそうですな。

あとは調教と枠順見てからやね!

金曜日の調教チェックお楽しみに!

 

 

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ぜひ、ジャパンカップでよろしく頼む!こりゃ楽しみですなー!

 

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