【日経賞2015予想】阪神大賞典はゴールドシップが3連覇。一方、東の日経賞には天皇賞春3連覇を目指すフェノーメノ、古豪ウインバリアシオン、菊花賞2着サウンズオブアース、新鋭アドマイヤデウス、AJCC勝ちのクリールカイザーと結構役者が揃った。さてポイントは休み明けフェノーメノの取捨だが・・・
今年の日経賞は少頭数であるが、
メンバー揃った感じやね。
休み明けの実績馬vs勢いある上がり馬
の構図。
■日経賞2015予想オッズ
(netkeibaより抜粋)
今週の土曜は、
楽しみにしてる毎日杯もあるんだが・・・
馬券的には日経賞が面白そう。
なぜなら、
フェノーメノが人気になりそうだから。
この馬・・・
東京か?中山か?
今日の料理はドッチ?
と聞かれたら、間違いなく
東京!
と答える馬である。中山はセントライト記念勝ちと2013年の日経賞勝ちがあるけん惑わされやすいのだが、この時はいずれも得意のパンパンの高速馬場、そして決してレベルが高いメンバーだったわけではない。・・・時計が掛かる馬場になった場合(ホープフルS、弥生賞、2014年の日経賞、有馬記念)には惨敗しているのである。もちろんこなせないことはないが、基本中山や阪神のように力が要る馬場より、東京や京都のような軽い馬場が得意な馬なのである。
じゃあ、なんでこのレースに出てくるかというと、「叩き台」として割り切ってるだろうから!と思われる。言うまでもなく、この馬の狙いは「天皇賞春3連覇」である。この馬、京都がよほど合うんだろうね。決して長距離向きの馬じゃないと思うが・・・(3歳時菊花賞をパスして天皇賞秋に向かったことから、陣営も中距離向きだと考えている)。まあ、古馬中長距離路線の京都GⅠはこのレースしかないわけで、本気で3連覇を狙っているのだと思われる。
で、本当なら「京都記念」とか「日経新春杯」とかに出たいわけだが、本番から日程を逆算すると「日経賞」か「阪神大賞典」の二択(大阪杯だと詰まり過ぎだし距離も短すぎ)。輸送もないし、阪神の鬼もいないし、とりあえず毎年日経賞を「叩き台」に選んでる・・・ということではないだろうか?
であれば、
このレースは完全に叩き台。
もちろん、実力でねじ伏せるかもしれんが、私にはリスキーな人気馬に映る。しかも・・・昨年秋の成績はお世辞にも全盛期のものとは思えぬ(天皇賞秋14着、ジャパンカップ8着、有馬記念10着)。さらに・・・トップハンデの58kg。
人気なら・・・切り。
・・・そ、そう?
ウインバリアシオンは、パワー兼備のハーツクライ産駒なんで中山は得意。しかしこの馬も昨秋の成績はちょっと厳しいもんがあるなー。有馬記念はドスローの瞬発力勝負だったけんしょうがないが、金鯱賞の15着はちょっといただけん。なぜならこの馬、凡走が極端に少なく、馬券圏内に入れずとも一桁着順(ほとんどは掲示板)で収まって来た馬だからだ。
是非GⅠを取って種牡馬入りしたいだろうけど・・・この春がラストチャンスかもしれん。
管理人が注目しているのはアドマイヤデウス。
皐月賞、ダービーでは上位に歯が立たなかったが、秋を全休し長期休み明けの日経新春杯を抜群のキレ(上がり最速33.8)を披露して快勝。色んな仮説が成り立つと思うが、父アドマイヤドン(その母ベガ)だから力の要る中山でも走りそうな予感。距離も伸びて良しだろう。若葉Sではウインフルブルーム、サウンズオブアースを降してる馬であり、能力は疑いなし。ココを勝てば一気に天皇賞春の主役候補。世代交代出来るか?
面白そうな穴馬は、
鉄砲実績抜群のホッコーブレーヴ。
昨年2着の実績がある通り、ココでも侮れんぞ!
距離延長でフラガラッハ。
まだマイラーなイメージ抜けないが・・・(笑)。もしかしたら距離延長がプラスかもしれん。
というわけで、
人気の実績馬はバッサリで行こうと思う。
うーん。楽しみ。
今週はいよいよドバイワールドカップ!
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