ケンタッキーダービー2025予想!海外の穴馬はこれだ!

【ケンタッキーダービー2025予想】5月4日7:57スタート!アメリカチャーチルダウンズ競馬場ダート2000mで行われるアメリカ三冠第一戦ケンタッキーダービー!今年は日本からルクソールカフェ、アドマイヤデイトナが参戦!今年のアメリカ勢はどの馬が強い?海外の穴馬はバーナムスクエア、イーストアベニュー、ティズタスティック!

 

今週はアメリカで競馬の祭典!

ケンタッキーダービー!

 

 

芝では世界中で大活躍を見せる日本馬も・・・

ダートでは通用しない。

と言われた時代も今や昔。

サウジやドバイはおろか、

ダートの本場アメリカでも活躍する馬が現れ始めたのである。

2023年のケンタッキーダービーではデルマソトガケが6着!

これも大健闘と言われたわけだが、

この馬がなんとその年のブリーダーズCクラシックで2着に激走!

これに勇気をもらったのが・・・

一つ年下のフォーエバーヤング!

UAEダービーを圧勝してケンタッキーダービーへの道を切り開き、

勇躍ケンタッキーダービーに出走し、

あわやたわわの3着に激走!

 

 

その後のフォーエバーヤングの活躍は周知の通りだが、

(ブリーダーズCクラシック3着、サウジC1着など)

今年はこの馬に勇気をもらった馬が2頭ケンタッキーダービーに参戦!

 

ちなみにケンタッキーダービーの1着賞金は310万ドル。

日本円にすると約4.4億円。

日本ダービーより賞金高え!

 

さて歴史を変える事ができるか!?

馬券的にも楽しみ!

 

■ケンタッキーダービー2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

日本から参戦するのはまず、アドマイヤデイトナ。ノーザンF生産のドレフォン産駒。美浦・加藤征厩舎。鞍上はルメール。フォーエバーヤングと同じくGⅡUAEダービーを勝って臨む。このレース見ておこうか。

 

枠順に恵まれた点や鞍上ルメールの好騎乗もあったわけだが、直線長い長い追い比べを制して逃げ切り!しぶといし根性半端ナシ!ただ、この時負かしたのはイギリス産で現地ドバイで活躍していたハートオブオナー。アメリカの馬じゃないんだよね。そして3着は日本のドンインザムード、4着も日本のシンフォーエバー。つまりレースレベルとしては日本国内のレースとそう変わらないかも。タイムの1:59.3(ダート1900)も昨年のフォーエバーヤングの時計(1:57.8)と比べるとやや物足りない感有り。ただ、初勝利に4戦を要した馬だし、今回はヒヤシンスS4着からの巻き返し。成長力は半端ないし、逃げて開眼した感もある。一発の魅力は十分だ。

 

それから日本国内で圧倒的連勝中のルクソールカフェ。マル外のアメリカンファラオ産駒。全兄にフェブラリーS連覇のカフェファラオがいる超良血。ちなみにこの父は37年ぶりに米三冠馬となった名馬にしてわずか1年3ヶ月の現役生活でGⅠ8勝した化け物である。美浦・堀厩舎。鞍上はモレイラ。札幌の新馬戦、未勝利戦は人気を裏切って敗けたが・・・3ヶ月の休養を挟んで立て直した11月の未勝利戦から破竹の4連勝。2月のヒヤシンスSでは上述アドマイヤデイトナ、ドンインザムードらを負かしており、前走の伏竜Sは衝撃の圧勝。これ見ておくか。

全く金玉のサイズが違う感じで最後は流して楽勝。直線に向いたときの加速半端なし!これは大物感タップリだねえ。鞍上がモレイラというのも超強力!ちなみに、ヒヤシンスSと伏竜Sは「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBYシリーズ」指定のレースとなっており、これを勝つことでケンタッキーダービーへの道が拓ける(優先出走権ではなくポイント制なので確定ではない)。

 

さて・・・

問題はこの2頭がアメリカ3歳最強決定戦のGⅠで通用するのかどうか?

これは状態面、馬場適性、環境面(アウェー)といった問題もあるので正直走ってみないと分からんわけだが、

JRAの馬券発売では2頭とも

相当売れるだろう。

なぜなら私を含め多くの日本ファンはアメリカ競馬について無知であり、

期待感で先ばしり汁になるからである。

特にルクソールカフェはかなり売れるのではないか。

 

というわけで、

心の底から日本の2頭を応援するが・・・

馬券は別!

狙いは現地アメリカの馬だ!

とりあえずレースの特徴を押さえておこう。

 

■ケンタッキーダービーの特徴

まずチャーチルダウンズ競馬場ダート2000mの特徴はというと、

・ほぼ平坦。左回りでコーナー4つ。
・直線距離は約380m。
・フルゲート20頭。
・基本ハイペースの消耗戦。
・結構荒れる。

ハイペースと言ってもどのくらい速いのかといえば・・・1000m通過59秒台がデフォルトと言えば分かりやすいか。ちなみに、昨年のチャンピオンズCの1000m通過が60.8。この時はレモンポップが結構飛ばして逃げたわけだが・・・これよりもさらに1秒ほど速い流れ。上がりは62~63秒かかる感じの消耗戦だ。

そして、このレース・・・結構荒れるのである。昨年2024年の勝ち馬ミスティックダンは10番人気、2023年は4番人気のメイジが勝ったが2着は9番人気。そして・・・事件と言って良かったのだが2022年のリッチストライク。この馬は19番人気だったのよ。今年も何があるか分からんぞー!

 

そして、重要なローテとなるのがこの6つ。

・フロリダダービー【3.1.1】
・アーカンソーダービー【3.1.1】
・ルイジアナダービー【1.2.1】
・サンタアニタダービー【1.1.2】
・ジェフルビーS【1.1.0】
・ブルーグラスS【0.2.3】

この6つのローテで馬券のほとんどを占める。もちろん他路線から馬券に絡むこともあるわけだが、アメリカの馬を狙うならこのいずれかのローテから探すと手っ取り早いだろう。

 

ブックメーカーのオッズ見てみようかね。

 

■ケンタッキーダービー2025ブックメーカーオッズ

※ウィリアムヒルより抜粋

 

ルクソールカフェ 8.0倍。

アドマイヤデイトナ 41.0倍。

こっちは日本馬のオッズ美味しいねえ。

 

さて、1番人気はジャーナリズムJournalism)で4.0倍。現在の戦績は【4.0.1.0】。緒戦は1200m戦で3着に敗れたものの距離を伸ばして1600~1800mで4連勝中。重要ローテの一つサンタアニタダービーの勝ち馬。これレース見ておこうかね。赤と緑の勝負服。

ダート1800mの時計は1:49.56と速く、勝ちっぷりも鮮やか。3着以下には8馬身差つけており、相当強く見えるが、負かした相手は未勝利を勝ったばかりの馬。5頭立てと少頭数だし、なんか怪しい匂いするなあ。1番人気なら買っても押さえまでかな。

2番人気はソヴリンティSovereignty)で7.0倍。日本でも活躍中のIntoMischief産駒。これも重要ローテのフロリダダービー2着馬。1着のタッパンストリートは回避したみたいね。これもレース見ておこう。青い勝負服10番に注目。

ハイペースを中団後方待機。3コーナーから押して押して上がって行き、外から力強く脚を伸ばして2着。勝ち馬には完敗だったが良い競馬してるね。時計も1:49.27と速いし、この馬は相当有力と見る。

4番人気タイがサンドマンSandman)で11.0倍。これも日本でおなじみTapit産駒。これまでの戦績は【3.1.2.2】。堅実に走るタイプ。重要ローテのアーカンソーダービー勝ち馬。芦毛で赤い勝負服に注目。

うへー!前の2頭がぶっ飛ばすハイペースの展開を後方待機で脚を溜め、3コーナーから仕掛けて行って4角先頭。そのまま豪快に突き抜け、直線は大きく外にヨレるシーンがありながらも2馬身半差の圧勝。時計は1:50.08。これはマクリ好きにはたまらん馬だねえ。

同じく4番人気タイにバーナムスクエアBurnham Square)。Liam’s Map産駒。これまでの戦績は【3.1.1.1】。これも重要ローテのブルーグラスS勝ち馬。最後方待機3番の馬に注目。

これもハイペースで流れたレース。これを最後方待機から大外ぶん回しでグイグイと迫り、最後はキッチリ差し切っての快勝。時計は1:51.3。他のレースとの比較だと遅いわけだが、この日は速い時計が出にくい鈍足馬場だったらしいんでね。時計で判断する人が多いであろうJRAのオッズではかなり盲点になるのではないか!(netkeibaの予想オッズでは127倍)

 

さて、ここらへんで穴党助平毒者のために大穴候補を挙げておこう。先日の香港チャンピオンズデーでもとんでもない大穴が来てたしね。海外競馬ではちょっとでも認知度が落ちるとすぐ単勝100倍以上になるからね。今回も大穴の爆走を期待したいと思う。

まず、イーストアベニューEast Avenue)。Medaglia D’oro産駒。現在の戦績は【2.1.0.2】。上記ブルーグラスSでぶっ飛ばして逃げ、直線粘りに粘ってバーナムスクエアと僅差の2着だった馬。この馬ね。2走前と3走前は大敗してるわけだが、おそらく「逃げないとダメ」なタイプ。前走のGⅡ戦は2番手からの競馬だったが外から来られた途端に手応えが失くなってチン没。3走前のブリーダーズCジュベナイルは後方からの競馬で全然ダメだったんだよね。しかし4走前のブリーダーズフューチュリティSは単騎でぶっ飛ばして逃げ・・・そのまま4~5馬身差を付けて圧勝。前走の粘り腰も相当だったし、気分良く逃げた時は強い!かもしれない。これまで人気馬を見てきたわけだが・・・その多くが差し、追い込みタイプなんでね。真逆の逃げ馬を狙うのも一興だろう。

次に、ティズタスティックTiztastic)。Tapit系のTiz the Law産駒。戦績は【3.1.2.2】。GⅡ~GⅢではなかなか結果が出なかった馬だが、距離を伸ばして1900m戦となったGⅡルイジアナダービーを快勝!このレースも重要ローテの一つなんでね。人気がなければぜひとも狙いたい。ええと、白い帽子に紫の勝負服。

このレースもやっぱりハイペース。後方待機から向こう正面でジワッと進出し、3コーナーくらいからスパート!直線では外に出して豪快に差し切り。とんでもなく長く脚を使う馬。さらに距離が伸びて2000mになるのもプラスだろう!ただ、もしかしたらまあまあ人気になるかな?

後はアーカンソーダービー3着のコールバトルも気になるかなあ。

 

印も打っておきたいところだが、

JRAのオッズがどうなるかさっぱり分からんし、

正直自信は全然ないのでね(え)。

この中から何頭か選んで小銭ボックスで遊びたいと思う。

 

以上参考まで!

 

 

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