京都記念2025データ分析!週末は雨?重馬場適性は?

【京都記念2025データ分析】京都芝2200mで行われる別定GⅡ京都記念。今年はチェルヴィニア、ソールオリエンス、プラダリアが人気になりそうだが当然大穴狙いで逝く!週末は雨?道悪得意なのは?年齢・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はバビット、エヒト、セイウンハーデス、ヨーホーレイク!

 

十頭ちょいになりそうな別定GⅡの京都記念。

さて、このレースも堅いのか??

 

■京都記念2025予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

一応MAX12頭立てとなっているが・・・

実質6~7頭立てと言えそうな一戦。

さらに、チェルヴィニアが55kgで出てくるならもう・・・

 

「穴党はチラケンでいいんじゃね?」

 

 

と、私はスケスケチラ見したわけだが、

 

じゃなかった(笑)、

 

私もそう思っていたわけだが、

こちらの記事によると・・・

チェルヴィニアは前走から20kg前後増えているという話。

当然目標は先(ドバイ?大阪杯?)!

ここは叩きの一戦なのが

スケチクビ。

それでも格好は付けてくるだろうが・・・

2着、いや3着、いやいや4着くらいに負けても不思議ナス!

 

さらに、日曜日の京都は雨模様???

 

というわけで、データを見ておこう。

※2021~2023年は阪神芝2200で施行。

 

■人気別成績

1番人気の強さはほぼ平均的。2番人気は激弱だが、その代わり3番人気が強い。あと、何故か6番人気が強いね。6番人気までで馬券の9割を占めており、基本本命党向けの堅いレースだと言えるだろう。ただ、大穴が全く来ないわけではないし、5~6番人気くらいの小穴狙いは普通に行けそう。

荒れる確率は、25%。

例年10~12頭立てくらいになるレースと考えれば、そんなに堅いわけじゃないか。

 

■年齢別成績

明け4歳、5歳が強いねー。注意したいのは7歳。8歳以上は割引き。

 

■斤量別成績

基本57kgの格別定。GⅠ勝ちがあると2kg増、GⅡ勝ちだと1kg増のやつね。じゃあGⅠ秋華賞勝ちのあるチェルヴィニアはなんで55kg(牡馬換算57kg)かというと、まず牝馬GⅠはGⅡと同じ扱いで+1kgなんですな。そして2200m以上のレースにおける明け4歳馬はこの時期(3月まで)1kg貰えちゃうのである。これで相殺されて55kgってわけ。

なんかもう・・・牝馬の2kg減とか、牝馬GⅠの+1kgとか、もう再考した方が良いと思うけどね。いや、だって、最近はもうほんとに牝馬が強いじゃんね。あきらかに昔より牝馬が強くなってるのよ。去年の有馬記念も3歳牝馬のレガレイラが勝ったわけだが、あれもやっぱり斤量が大きかったと思う。

いや、この馬だけじゃなく、最近はホント牡馬GⅠでも活躍する女傑が多いっしょ。クロノジェネシスとかリスグラシューとかアーモンドアイとかリバティアイランドとかさ。マイルだとソングラインとかね。しかし最近の牡馬でたくさんGⅠを勝った馬って・・・コントレイル、イクイノックス、ドウデュースくらいじゃね?牝馬の方が活躍馬多くね?

思うのは、馬の世界において牡馬と牝馬の差ってそんなにないんじゃね?ってこと。それなのに2kg差はデカいんじゃね?と思ってしまうわけよ。これはキレが必要な日本の芝における話かもしれんが、GⅠは牡馬にとっては「種牡馬選定レース」という一面もあるからねー。軽い斤量の3歳牝馬とかに勝たれると・・・それってどうなの?と思ったり思わなかったりするわけよ。

まあ、凱旋門賞も3歳牝馬が強かったりするんで、これは日本だけの問題じゃないのかもしれんが、世界的に牝馬のアローワンスを考える時期に来てるんじゃないかと思う。

まとめると、チェルヴィニアの55kgはズルいんじゃね?って話w

 

■馬体重別成績

馬体重の最低ラインは460kg。馬体の増減は・・・馬体増が優勢。+20kg以上は【0.0.1.2】だねえ。もう思い切ってチェルヴィニアの3着固定とかおもろいかも。

 

■枠番別成績

少頭数になることが多いからかもだが、全体的にはフラットな印象。勝ち馬に関してはやや外の方が優勢か。

 

■騎手成績

関西の騎手が強い。藤岡佑、川田、池添あたり注意。

 

■種牡馬成績

ディープインパクト。それからステイゴールド系、キングカメハメハ系に注意。

 

■間隔別成績

大阪杯、あるいはドバイ遠征の前の一叩きに使われることが多いレース。休み明けでも全く問題ナシ。使い詰めの馬も結構来てるね。

 

■前走成績

注目ローテは・・・有馬記念(4頭)、ジャパンカップ(3頭)、AJCC(3頭)、中山金杯(4頭)、海外含むその他のGⅠ(9頭)、その他のGⅡ(5頭)。構図としてはGⅠ組vsGⅡ~Ⅲ組という感じ。ここ10年ではオープン特別や準オープンからのローテで馬券になった馬はいない。非常にハイレベルなGⅡである。前走GⅠであれば着順不問。GⅡ~GⅢは好走条件とする。

【激アツローテ馬】
・チェルヴィニア(ジャパンカップ4着)
・ソールオリエンス(ジャパンカップ14着)
・プラダリア(香港ヴァーズ11着)
・ヨーホーレイク(毎日王冠7着)
・セイウンハーデス(チャレンジC5着)

うーむ。これらが上位人気になりそうだねー。

 

■1番人気の前走成績

んんん?前走ジャパンカップからの1番人気は成績イマイチ?ユーバーレーベンが5着、レイデオロが3着、ハープスターが5着。

 

■脚質別成績

先行馬強いな。穴は逃げ?

 

■位置取り・上がり3F

※2021~2023年は阪神芝2200(内回り)で行われたため参考外。脚質パターンは・・・「先行→先行」「先行→差し」。4角で3~4番手ってタイプが異常に強い。軸は先行タイプが吉。中団・後方から追い込んでくる馬も馬券にはなるが、その多くは2~3着までだねー。

穴馬の脚質は・・・逃げ、先行。

と言ってもほとんど荒れないのだが・・・去年のバビットみたいな馬を探したい。ってバビット今年もおるやんけー!

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

先行タイプの1番人気が吉。差し・追い込みタイプは危ない。この点、チェルヴィニアは微妙だねー。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・リビアングラス
・チェルヴィニア
・マコトヴェリーキー
・ソールオリエンス
・セイウンハーデス
・ブレイヴロッカー
・ヨーホーレイク

理想は、ある程度前の位置を取り、かつ速い上がりを使えるタイプ。

 

■重馬場適性

現時点で日曜日は「曇一時雨」の予報となっており、馬場は渋る可能性アリ。というわけで簡単に道悪適正も見ておこう。【かっこ】内の数字は重馬場以上+馬場指数6以上の馬場での成績。

セイウンハーデス【0.1.0.0】
シルバーステート×マンハッタンカフェ。ドロドロ不良馬場の新潟大賞典で僅差2着の実績アリ。

ソールオリエンス【1.1.0.1】
キタサンブラック×Motivator。重の皐月賞で1着。これも重だった去年の宝塚記念でも2着。重馬場は間違いなく得意。

プラダリア【2.0.1.1】
ディープインパクト×クロフネ。圏外だったのは宝塚記念の4着。重馬場の京都大賞典勝ちがあり、血統的にも重馬場は得意なタイプだろう。

ヨーホーレイク【2.0.1.0】
ディープインパクト×フレンチデピュティ。良馬場発表だがかなり重い馬場だったホープフルSで3着。これも重い馬場だった皐月賞は上がり最速で5着。まず間違いなく道悪は歓迎。

チェルヴィニアの巧拙は不明。

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的。関東馬はここ10年で4頭しか馬券になってないわけだが・・・今年の人気は関東馬だねえ。社台系強いが、ここ3年はそうでもないね。血統的にはサンデーサイレンス系キングカメハメハ系などの主要血統。注意したいのはステイゴールド系。それから母父クロフネ(フレンチデピュティ)にも注意したい(プラダリア、ヨーホーレイクが該当)。

 

■データケツ論。

・GⅠ組vsGⅡ~Ⅲ組。
・先行馬強し
・関西馬、社台系、主要血統。

 

チェルヴィニアはノーザンF生産のハービンジャー産駒。美浦・木村厩舎。鞍上はルメール。母はオークス2着のチェッキーノ。叔父にコディーノ、兄にノッキングポイントなど近親に活躍馬多数。自身は昨年のオークス、秋華賞を制してGⅠ2勝。その後は勇躍ジャパンカップに挑み、2番人気に押されたものの結果は4着。ただ、前の3頭には離されたものの一線級の古馬牡馬とも互して戦えることを証明。今回ダントツ人気になりそうだね。気になるのは上述した馬体重の問題(+20kg)、それから目標は先である点(ドバイ?)、あと・・・ジャパンカップ時は4kgだった斤量差が今回2kgになるのはやっぱり気になるところ。

ソールオリエンスは社台F生産のキタサンブラック産駒。美浦・手塚厩舎。鞍上は川田。あら?武史じゃないのか。ふーん。ってことは前付けする気か?この馬、前半に脚を使うと味が無くなると思うがなあ。兄にドバイターフ2着のヴァンドギャルドがいる血統。一作年の皐月賞以来勝ち星がないわけだが、昨年の宝塚記念では外から豪快に追い込んで2着に好走。復権なるかと思われたが、秋は天皇賞秋7着、ジャパンカップ14着と結果出なかったんだよね。で、今回の舞台は、昨年の宝塚記念と同じ舞台。雨が降って馬場が渋れば久々の勝利チャンス到来だろう。気になるのは微妙に1kg背負う点。それからやっぱり位置取りだよねえ。個人的には後ろで脚を溜めた方がいいと思うが・・・川田がどう乗るか?

プラダリアは新冠・オリエント牧場生産のディープインパクト産駒。栗東・池添厩舎。鞍上は池添兄。去年の当レース勝ち馬であり、一昨年前は3着。完全なるリピーターだね。京都は【2.0.0.2】。このレースの他に京都大賞典勝ちもあり、昨年の宝塚記念は4着。間違いなく京都巧者であり、前に行ける脚質もピッタリ。問題は1kg重い58kg。それから香港惨敗からのローテで状態面がどうか?普通に考えれば目標は次(大阪杯?)だろうけどねー。この馬は押さえが必要か。

 

んんん?と二度見した貴方に大穴候補を挙げておこう!

 

まず、京都の中長距離は逃げ馬!というわけで逃げ馬候補バビット。浦河・大北牧場生産のナカヤマフェスタ産駒(ステイゴールド系)。栗東・浜田厩舎。鞍上は高杉!去年3着だった団野じゃないんかい!と思ってしまうがこれは意外と面白いかもしれない。明け8歳となる高齢馬だがステイゴールド系は年齢は気にしなくていい(え?)。近走は惨敗続きだが・・・去年のこのレースで粘りに粘ってあわやたわわの3着。ストロングポイントは何と言っても先行力。とは言っても瞬発力皆無のタイプなんでスローだとダメ。是非ともタフな上がりのかかる一戦に持ち込みたいところ。そして今回のメンバーを見渡すにこの馬以外に逃げ馬候補はおらんのでね。気持ち良く単騎で行って上がりのかかる持久力戦に持ち込めば・・・もう一回だけ乙パイ揉めるかもしれない。

次に、これも先行タイプのエヒト。いやー今回は超爆穴になりそうだねー。日高・白井牧場生産のルーラーシップ産駒。栗東・森厩舎。鞍上は岩田康。おお、良くも悪くも一発タイプの岩田パパ。これはおもろいんじゃないの?これまで七夕賞と小倉記念で重賞2勝。明け8歳でもう全盛期は過ぎたんじゃないの?という点は確かに気になる(キニナルンカイ)。気になるが・・・前走は直線で狭くなる不利があったし、4着以下はそんなに差がなかったしね。こういうタフなタイプはもう一発アリそうな気がするんだよねえ。今回10ヶ月の休み明けから叩き3戦目。他の有力馬はほとんどが一息入れての一戦なのに対し、この馬はココが目標のようなローテ。びっくりパンツの激走あるかもよー!

それから、やや現実的な所でセイウンハーデス。浦河・鮫川さん生産のシルバーステート産駒。栗東・橋口厩舎。鞍上は幸。一昨年の七夕賞で重賞を初めて勝ったんだが、その後・・・右前脚の屈腱炎を発症。約1年4ヶ月の休養を余儀なくされたわけだが、復帰戦となったのが暮れのチャレンジC。数字だけ見ると0.9秒差の5着・・・と着順はそこそこだが完敗と言っていい時計の差。しかし実際はちょっと違ってね。このレースは1000m通過58.4のハイペースで、前に行った馬は総崩れ。中団から後ろにいた馬が上位を独占したわけだが・・・そんな中、好位から早仕掛け4角先頭の競馬で残り100mまで粘りに粘ったのがこの馬。最後はバテて差がついたが、相当強い競馬してたんだよね。同じく長欠明けだったボルドグフーシュとハナ差だったと言えばわかりやすいか。今回はそこまで速いペースにはならんだろうからね。灼熱パンツになりうる一頭。

あとは人気になるだろうけどヨーホーレイクは有力だと思うなー。データ的にはほぼ完璧。前走の毎日王冠も着順ほど負けてないし、条件も今回の方が良さそうだしねー。人気なければこの馬から逝くのもアリか。

 

というわけで、

意外と面白そうな一戦!

まあ、穴党はケンが正解かもだが、

それでも馬券を買いたくなるのが馬券オヤジの哀しいサガ。

共同通信杯はどうやら9頭立てみたいなんでね。

ナニか起きるならこっち?

予想は日曜日の予定!

お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

調教師8名が3月4日、騎手3名が2月28日をもって引退 JRAが発表

音無調教師をはじめ8名の調教師が定年引退。またひとつ時代に幕が降りますなあ。あら、大塚くんも引退か・・・。

 

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