【阪神JF2024データ分析】京都芝1600ｍで行われる2歳牝馬GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ！今年はブラウンラチェット、メイデイレディが人気になりそうだが、当然大穴狙いで逝く！今年は京都開催！枠順・脚質・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は？穴馬候補はビップデイジー、ジャルディニエ、ミーントゥビー！
むお。
今年は・・・アメリカからの刺客！
デットーリ騎乗メイデイレディが参戦！
多分・・・初めてだよね？
記憶にないんだけど？
これは面白いことになったなー。
■阪神JF2024予想オッズ
※netkeibaより抜粋
どへー！
登録馬多いねー！
しかしこうなると・・・
賞金持ってない1勝馬は出走出来ないかな？
ああ、2/9で抽選か。
ショウナンザナドゥ、ベルビースタローンあたりは是非出てきて欲しいが・・・
かなり狭い肛門だねー。
さて、
人気はブラウンラチェットになりそうやね。
まあ、ルメールだし、
フォーエバーヤングの下だし、
絶好調のキズナ産駒だし、
最重要ローテのアルテミスS勝ち馬だし、
ルメールだしねー（2回目）。
まあ確かに能力上位の馬だと思うが、
まだ横の比較が出来ていない2歳戦！
メガネを外して化粧したら美人！
みたいな感じで、
他に強い馬がいるかもよー！
というわけで、
まずはデータ分析行ってみよう！
※例年は阪神1600ｍで行われるレースだが、今年は京都1600ｍ戦！
■人気別成績
1番人気は、勝つか圏外か。2～4番人気の馬券率も高く、基本堅いレース。ただ、全く荒れないかというとそうでもなく、特に2着はそこそこ荒れる。3着は比較的堅めなので・・・人気馬の乙パイで穴馬のナニを挟むパイ◯リ作戦がいいかもしれない。
荒れる確率は・・・20％。
穴党はケンでもいいレースやね。カペラSで勝負するのも一つだぜー！
■馬体重別成績
2歳牝馬戦というわけで、あまり馬格は意識しなくていいが、勝ち馬に関しては460kg条件となっている。最低ラインは420kg。馬体の増減を見ると・・・これは意外なことに「馬体減」が圧倒的に優勢。将来を見据えて成長を促しつつ・・・なんてレースではなく、カッチリ仕上げて来ないと厳しいわけだねー。
■枠番別成績
今年はロングラン開催の京都なので参考外。しかし阪神マイルだと枠の有利不利はあんまりない？外枠がやや不利か。
■騎手成績
ルメールですなー。あと、意外と関東の騎手が頑張ってるねー。
■種牡馬成績
ダイワメジャー、ディープインパクト産駒いずれもいないが、孫は結構いるので注意？
■間隔別成績
馬券のほとんどを5～9週ローテが占める。詳しく下で見てみよう。
■前走成績
注目ローテは・・・アルテミスS（11頭）、ファンタジーS（4頭）、京王杯2歳S（3頭）、1勝クラス（6頭）。新馬や未勝利戦からのローテは厳しい。前走距離は1400～1800ｍ。そして「前走東京」が強い！毎年2頭以上が馬券に絡んでる計算。ただ、今年は京都開催なのでその点がどうか。前走着順は重賞・オープンなら2着以内。1勝クラスなら1着限定。
【激アツローテ馬】
・ブラウンラチェット（アルテミスS1着）
・ミストレス（アルテミスS2着）
・ダンツエラン（ファンタジーS1着）
・モズナナスター（ファンタジー2着）
・テリオステラ（萩S1着）
・クリノメイ（1勝クラス1着）
・ジャルディニエ（1勝クラス1着）
・ビップデイジー（1勝クラス1着）
・ミーントゥビー（1勝クラス1着）
この中に穴馬がいる気がする～
■1番人気の前走成績
アルテミスSからのローテは確かに強いが、1番人気となると微妙。
■脚質別成績
これは阪神マイルでの傾向。今年は京都なので参考まで。
■位置取り・上がり3F
これも参考まで。
■1番人気の位置取り・上がり3F
これもね。
■上がり最速候補
上がり最速候補は多くの馬が該当するのでちょっと厳し目にチェック。2戦連続最速の馬を挙げておこう。
・カワキタマナレア
・コートアリシアン
・ジャルディニエ
・テリオスララ
・ビップデイジー
・ランフォーヴァウ
■厩舎・生産者・血統
東西互角。社台系強し。特にノーザンＦ強し。もうわからなくなったらノーザンFの馬を買っとけばいい感じ。下河辺牧場・マイネル系注意。血統的にはサンデーサイレンス系の主要血統。あるいはマイラータイプ。キンカメ系はやや劣勢。勝ち馬の多くが後のGⅠでも好走してることからもポテンシャルは非常に大事。桜花賞やオークスを勝つ馬を探すイメージで。
■データケツ論。
・今年は京都芝1600ｍ
・アルテミスSvsその他路線
・社台系、サンデー、ポテンシャル
ブラウンラチェットはノーザンF生産のキズナ産駒。美浦・手塚厩舎。鞍上はルメール。兄にダート歴代最強クラスの超大物フォーエバーヤング（父リアルスティール）がいる血統。現在2戦2勝。最重要ローテのアルテミスS勝ち馬。タイプ的には・・・テン良し・中良し・終い良しの優等生タイプ。スッと前に行ける脚があって、折り合いに不安なく、終いも反応良くキッチリ伸びる理想的な先行チョイ差し型。前走のアルテミスSは確かに枠や展開に恵まれたところはあるし、上がりも最速ではなかったが、直線は前が壁になってなかなか追い出せなかったからね。前が開いてからの脚は半端なかったし、スムーズならもっと大きな差を付けて勝っていたと思う。時計も1：33.8と優秀だしねー。ちなみに、昨年のチェルヴィニアの時計は1：33.6。一昨年のラヴェルが1：33.8である（2着はリバティアイランド）。ポテンシャル的にもこれらの馬と互角の評価が必要だろう。ただ、チクビの先をつつけば不安材料がないこともない。初の輸送、多頭数、荒れた京都の適性、それから・・・ハイペースに巻き込まれるケースも無きにしもあらずだ！
アメリカから参戦するメイデイレディはTapit産駒。血統的にはコテコテのアメリカ血統で適正もダートっぽいが、現在芝で4戦3勝。GⅡのジェサミンSというレースを勝っており、GⅠのBCジュベナイルフィリーターフで2着。このレースはアメリカの阪神JF的なレースであり・・・簡単に言えば、アメリカの2歳牝馬でNO.2の芝馬ってこと。まあ、百聞は一見に如かず。レース見てみよう。水色の勝負服に注目。
結果だけ見ると約2馬身付けられて完敗の2着ではあるが、これ1コーナーで結構ヒドイ不利を受けてるんだよね。そのせいで向こう正面で脚を使うハメになったわけだが、それでも最後まで脚色衰えず。3～4コーナーでは内を回しつつ、直線は外に出すというデットーリの神騎乗もあったが・・・不利がなければもっと際どい勝負だっただろう。そうそう。鞍上はデットーリなんだよねー。この点も恐怖を感じるところだが、一番の問題は日本の馬場に対応出来るのか？だよね。ちなみに、このレースが行われたデルマー競馬場は超小回り高速馬場でね。時計は1：34.5。さて、これをどう見るか？？？
テリオスララはノーザンF生産のシスキン産駒。美浦・田島厩舎。鞍上はミルコ・デムーロ。母系はハルーワソングの一族で近親には活躍馬多数。挙げたらキリがないが、ヴィルシーナやシュヴァルグランなどと同じ一族と言えばわかりやすいだろう。そして兄にはダートで活躍するセラフィックコールがいる。問題は父のシスキンだが、この2歳世代が初年度産駒なので・・・よく知らねー！って方が大多数だと思う。私もよく知らんかったのだが、調べてみるとこの世代でJRAに登録があるのはわずか7頭。その内5頭がデビューしており、すでに3頭が勝ち上がり。全て芝の1400～2000ｍに使われており、総じて速い上がりを使ってるんだよね。印象的には軽い瞬発力系。血統を見ると日本とかなり相性がいいアンブライドルズソング系。もしかしたら相当の当たり種牡馬かもしれん。前走の萩Sはスローのロンスパ勝負を逃げて上がり最速。この時負かしたディアナザールは次戦のベゴニア賞を好タイムで快勝しておりレースレベルも高かったんだよね。枠と調教を見てからだが、ポチンシャルはかなり高いと見ている。
2歳牝馬は・・・このくらいかな？と思った貴方に大穴候補を挙げておこう。
まずは、ビップデイジー。ノーザンF生産のサトノダイヤモンド産駒（ディープインパクト系）。栗東・松下厩舎。鞍上は幸。叔父に東京新聞杯勝ちのブラックスピネル、叔母にサウジアラビアRC2着のインフィナイトがいるなかなかの血統。現在2戦2勝。8月の中京芝1600新馬戦はハイペースの前崩れだったとはいえ、後方から大外ブン回しで全頭ぶっこ抜いての快勝。前走の紫菊賞（京都芝1800）は一転してスローの瞬発力勝負。6頭立ての少頭数だったのもあってゆったり流れたんだが、上がり11.4-11.2-11.0の流れを鮮やかに差し切ってみせた。これは瞬発力ハンパねえぞ！京都適性は全く問題なし！折り合いはつくし、速いペースでも遅いペースでも問題なし！まだ全然余力があったんでねー。これは大物乙牌の可能性アリと見ている。
次に、ジャルディニエ。ノーザンF生産のアドマイヤマーズ産駒（ダイワメジャー系）。栗東・奥村厩舎、鞍上は好調・北村友。母のヘアキティーは米ＧⅠ勝ち馬。まだ産駒から大物は出ていないが・・・そろそろ出てもおかしくないぞ。現在3戦2勝。6月京都の新馬戦は2着に負けたものの、7月小倉の未勝利戦を3馬身差で圧勝。さらに、間隔を空けて臨んだ9月中山のアスター賞で圧巻の競馬。やや行きたがるところがあったものの、内前の馬が残る高速馬場の中、3～4コーナーから大外ブン回しで仕掛けて行って鮮やかに突き抜けてみせた。まあ速い時計が出る馬場だったんでね。時計の1：33.6はそこまで高い評価は出来ないが、この後、重賞などには出走せずココ一本に絞ってるところが何とも不気味だ！
それから、超大穴になりそうなミーントゥビー。社台F生産のリアルインパクト産駒（ディープインパクト系）。美浦・堀内厩舎。鞍上は松岡。近親のほとんどは地方馬という地味な血統。新馬戦は7月の福島1200戦。これはスタートで出遅れ。出して行って掛かってしまい、3～4コーナーではオッツケオッツケ。もう普通なら惨敗のパターンだが、そこから立ち直って謎の差し切り勝ち。中1週で出走した新潟1400のダリア賞は好スタートから積極的に前に行く競馬。しかしラスト甘くなって3着まで。完敗の内容だったがこれは中1週が影響したのではないか。そして注目したのが前走の1勝クラス。東京1400ｍだったのだが、これが超スローでね。序盤は4番手で我慢してたのだが、3コーナーでもう我慢出来なくなって先頭。そのまま直線だけの究極の瞬発力勝負になったのだが・・・ラストを11.5-10.7-10.9（33.1）でまとめて圧勝。ちなみに翌週行われたアルテミスSでブラウンラチェットがマークしたラストは33.3。もちろん、距離もペースも違うので単純な比較は出来ないが、ラスト2Fの瞬発力だけ見ればココでもトップクラスだと思う。全体の時計だけ見て判断すると痛い目に遭うかもよ。
他、戸崎のコートアリシアンはこれも相当能力高そうだが人気どうなるかな？穴良のままで良かったけどなあ。ファンタジーSの勝ち馬ダンツエラン、2着モズナナスターはこれ人気にならんのか？不良馬場だったからかな？あと、アルテミスS2着のミストレスはさすがに人気になるよね？鞍上瑠星だし？あと、なんか鞍上が謹慎中の佐々木→荻野琢で人気なさそうだが2戦2勝のクリノメイ。長く脚を使うオルフェーヴル産駒で京都は合いそうな予感。他にも気になる馬はいるが・・・あとは枠と調教見てからだねー。
というわけで、
意外と面白そうな馬おるやん！
ルメールとデットーリがトンだら大変なことになるんじゃね？
・・・とチンコがドキドキして来た毒者多数だと思うｗ
調教チェック・最終予想お楽しみに！
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